読まれなくなった作家、読まれ続ける作家 (973レス)
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733: 08/09(金)22:30 ID:Kac7Ml8K(1/2) AAS
ノーベル賞にこだわりすぎだ
賞に関係なく面白ければ他の作品も読むし、つまらなければ読むのをやめる
それだけ
734
(1): 08/09(金)22:51 ID:whReTWv7(3/3) AAS
大江や村上春樹の作品を数冊読んでから、
谷崎の「少将滋幹の母」ただ一冊を読んでみて欲しい。
その文章の簡浄かつ流麗さ、筋の運びの軽妙さ、男の母性への情景を痛切鮮やかに描くラスト、、円熟の域に達した大作家の筆捌きに、読書の喜びを再発見させてくれる事は必至だ。
735: 08/09(金)22:51 ID:bpvxPuzf(1) AAS
>>729
挙動不審すぎ笑 ひょっとしてブラウザで書き込んでるのかな

2chスレ:book
578 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:32:19.65 ID:IfdA3f9k
>>577
まだ性懲りもなくAIバカが書き込んでるな

2chスレ:book
831 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:34:55.97 ID:IfdA3f9k
>>830
まあ、AI使った感想はそんなもんだな
省5
736
(1): 08/09(金)23:49 ID:86IYCsHK(1) AAS
何かと純文学は小難しくて取っ付きにくいモノと思われがちだが、良いものは大抵の人が読んでもちゃんと面白い。
今も読まれ続ける世界的名著の大半が結局そうなのだ。
例えばヘミングウェイの「老人と海」のシンプルさと力強さ、痛快さ、やりきれなさを見よ。
「人間は負けるようには作られていない。殺されることはあっても、負けはしない」
この老いた漁師の言葉は、結局苦しい世の中を生きなければならないほぼ全ての人間にとって、普遍的な価値がある。

知的好奇心をくすぐり、いわゆるインテリ層だけが分かった気になり、満足を得られるモノだけが高尚で有意義だとは限らない。
評論家の様な人間の間で、知的なパズルをこねくり回す様に扱われるだけの作家は読まれなくなる。
737: 08/09(金)23:59 ID:Kac7Ml8K(2/2) AAS
『老人と海』よりは『白鯨』が偉大だろ
738: 08/10(土)00:08 ID:TlbfTsA3(1) AAS
言外の意味を汲み取れよ。
一例として挙げたまでだ。文脈からして何が1番偉大か?の趣旨では無いだろうに。
そもそも、自分の言葉で何故「白鯨」が偉大なのか?述べてくれ。
そしてメルヴィルはヘミングウェイよりも今も昔も読まれ続けているのか?
739: 08/10(土)07:13 ID:aldRhlYc(1/3) AAS
>>736
ヘミングウェイが読まれているのは通俗的なのと(悪口ではない)『老人と海』は面白い、凄いという作られた伝説からだろ
740: 08/10(土)10:30 ID:10/OKZh0(1) AAS
『老人と海』は一日で読めるのに対し『白鯨』は途中挫折者の多い難関だ
『白鯨』はアメリカ文学の金字塔
741
(1): 08/10(土)11:14 ID:N3c2x3oa(1) AAS
ヘミングウェイはつまらんよ
742
(1): 08/10(土)18:37 ID:aldRhlYc(2/3) AAS
>>734
確かに『少将滋幹の母』は傑作だし俺も大好きだが大江も春樹も面白い。『同時代ゲーム』のような小説を誰が書ける?
743: 08/10(土)18:39 ID:aldRhlYc(3/3) AAS
>>741
んだ、んだその通り。ヘミングウェイは過大評価の作家の一人
744
(1): 08/10(土)18:53 ID:AjHdKkju(1) AAS
文章の完成度でいうと谷崎三島安岡志賀あたりが日本最高峰かな
作家としての評価ではなく文章の綺麗さで
745
(1): 08/10(土)20:15 ID:sAfVosyd(1/2) AAS
難解とされるフォークナーと大衆的とされるヘミングウェイ、当時の二大作家の有名な舌戦。

フォークナー
「彼は読者に辞書を引かせるような単語を使ったことが無い」
ヘミングウェイ
「馬鹿フォークナーめ。大きな感動が大仰な単語から生まれると本当に思っているのか?」

お互いにノーベル賞作家同士が高尚さ、平易さを馬鹿にし合うが、その資質の分け隔て無く、今もM・トウェインやサリンジャーの様に両者が読まれ続けているのが興味深い。
メルヴィルの『白鯨』は、死後再評価されて名作の誉れ高いが、その難解さと退屈さで有名。アメリカ人の誰もが知ってるが読破されず挫折するのが常であり、それが何かとネタになる作家。
メルヴィル、ピンチョンのような作家は読み手を選び、大衆的な受けは得られない為、マニアックな文学好きに愛好される状況が続くだろう。
カフカの様に中身は大衆的では無くとも、人を惹きつけ鮮度が落ちない作家もいる。

作品の評価と読まれ続ける事が両立するのは本当に難しい。
746: 08/10(土)20:40 ID:sAfVosyd(2/2) AAS
>>742
スレの趣旨の読まれ続ける、読まれなくなる、的に言うと、村上はともかく大江は何故に読まれなくなっているのだろう?
文学的に素晴らしいのに、読まれなくなる作家には何か共通の要素があるのだろうかね?
747: 08/11(日)12:37 ID:uufFD9mD(1/4) AAS
>>744
川端、荷風、鏡花あたりがなぜ落ちる? あと紫式部とか清少納言とか兼好法師も
748
(1): 08/11(日)15:20 ID:MmH6aZ0g(1) AAS
夏目漱石に関して、研究者とか玄人読者が傑作だというのは何?
こころは研究者も傑作というのか?自分はデビュー作から順に読んでいるがいまのところ坊っちゃんが一番おもしろいぞ
三四郎は途中まで読んで夢中にはなってる、それからは文章とかこれより進歩してる?
749: 08/11(日)17:02 ID:uufFD9mD(2/4) AAS
>>748
俺は素人読者だがそんなん読む前に聞いたら先入観が生まれて読書の楽しみを奪うようなものなのでは? 好き好き、評価のポイントはひとそれぞれであえて順番をつけることもないと思うが、個人的には『草枕』が一番で、その次は『行人』。『坊ちゃん』は一番最後。漱石の文体は『吾輩は猫である』の時からほぼ完成している。その中でこれもあえて好きな一冊をと言われれば『硝子戸の中』が一番好き
750: 08/11(日)17:28 ID:uufFD9mD(3/4) AAS
>>745
ハワード・ホークスの『脱出』ではそんな二人が原作と脚色という形でコンビを組んでいるのも面白いものだ
751
(1): 08/11(日)17:29 ID:HLySp/8Z(1/2) AAS
面白いか、面白くないか?
名作、佳作問わず、やっぱり大事。
多くの人に読まれ続けるには、多少、通俗的な要素も無いとダメだ。
示唆に富んで知的探究心をくすぐり、高尚であっても、万人受けしない難しさがある作品は評論家やインテリの専売特許になって廃れて行く。
大衆受け、通俗的であれば作品の価値が落ちるわけでは決してない。
752: 08/11(日)18:00 ID:uufFD9mD(4/4) AAS
>>751
ただ通俗性だけでは語れない。このスレでも出ていたが、颯手達治、西村寿行、それに山手樹一郎あたりは読まれなくなった
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