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733: 2015/12/19(土)03:40 ID:0(697/962) AAS
アイヌ語3万500語収録、登別・寺口さんが辞典出版
外部リンク[html]:www.muromin.mnw.jp

アイヌ語地名研究会員で山岳ガイドの寺口一孝さん(69)=登別市新生町在住=は、
アイヌ語から日本語の意味を調べる辞典「イランカラプテ」を発行した。
これまで日本語からアイヌ語を引く方式の辞典や北海道の山辞典を発行しており3冊目。
約4年間かけて執筆、編集作業を全て1人でこなした。アイヌ語の単語、熟語、地名約3万500語を収録。
寺口さんは「北海道の地名、山名に触れて、アイヌ民族の美しい表現力を自分のものにしてほしい」と活用を期待している。

A4判、512ページ。100部印刷した。専門的ではなく「初歩のアイヌ語」を知るための辞典との意味合いを持たせた。
「ローマ字表記」「読み」「日本語解釈」「地域等」の表別に50音順に並べた。
動物、地名、植物の索引を付け「見やすさ」の工夫も施した。発音が異なり同じ意味を表す単語も載せた。

「北海道蝦夷(えぞ)語地名解」(永田方正著)や「地名アイヌ語小辞典」(知里真志保著)、
「アイヌ語地名の研究」(山田秀三著)など10冊の文献調査のほか、昼は自ら山に登り、
夜にはパソコンにデータを打ち込む生活を続け、同研究会がある札幌市に何度も出向き丹念に調べ上げた。

2014年(平成26年)9月に自費出版した、日本語の意味からアイヌ語をまとめた同名辞典と共通点を持つ。
「2冊を使い分けることで本当の意味でのアイヌ語辞典となる」と説明する。

寺口さんは、03年から北海道アウトドアガイドを務める一方、10年前からライフワークとして「北海道にいくつの山があるか」調査を開始。
道路地図に記されている三角点約5千カ所や地形図名称、山岳名、アイヌ語とその訳、標高などをまとめた「山辞典」を発行。
山が文献により名称が異なることに疑問を持ったことをきっかけにアイヌ語辞典をまとめた。

今回の調査結果から、「幌別(大川)」が登別や浦河、枝幸、様似にあるなど「一つの地名が道内各地方に点在することが分かった」という。

現在4冊目となる「カムイミンタラの山々」の発行に向け山の調査を継続する寺口さん。
「山に付けられているアイヌ語とその意味をいろいろな専門家が発表しているが、足りないところを埋めたい」と情熱を燃やす。
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