[過去ログ] 日蓮って ver.30 (737レス)
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645: 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/02/28(土)19:10 ID:iVhQRRwz(1/2) AAS
>>644 さん
長くなるのでキモの部分だけ紹介しておきます。
> 江のしまのかたより月のごとく ひかりたる物まりのやうにて 辰巳のかたより戌亥のかたへひかりわたる
> 十二日の夜のあけぐれ 人の面もみへざりしが 物のひかり月よのやうにて 人人の面もみなみゆ
> 太刀取目くらみ たふれ臥し 兵共おぢ怖れ けうさめて一町計りはせのき 或は馬よりをりてかしこまり
> 或は馬の上にてうずくまれるもあり (種種御振舞御書)
前後を含めて読むとより分かりやすいのですが、平家物語よりも更に講談調に盛った表現が続きます。
646(1): 627 2015/02/28(土)19:25 ID:qXQ7YGN9(1/4) AAS
>>639
お馴染み寿量品での“久遠実成”の件を用いって考えれば、
権実相対論など考えられないのですね。
蓮の実や幹も開花した蓮華も、また水中や泥中の根も一つに等しい姿だったと法華経は説いていたと思ったのですがね。
例えば、義務教育9年は権であって、それを破折するというのは変な話だと思うのです。
『ここにお集まりの方々は爾前の教えに執着することなく、欲がある故か何かしらを私に求めていらっしゃる。・・・善哉、善哉。』
と、極端に言えば法華経物語がこのような内容から始まるのですね。
そこで、某日蓮宗教の方々は「正直に方便を捨てよ!」と解釈しているようですが、実際のくだりは「大学に入られた君達には基本はあえて話さないね。」
、という趣旨なのであろうと思います。・・・(と言いつつ、爾前の釈明を長々と話す釈迦wほとんどがこれ。)
天台の釈が貴殿の言う通りであるならば、法華折伏破権門理とは「爾前教に執着しないで、これから話す法華経を聞いてね」って言っていませんか?
省14
647(1): 627 2015/02/28(土)20:34 ID:qXQ7YGN9(2/4) AAS
>江のしまのかたより月のごとく ひかりたる物まりのやうにて 辰巳のかたより戌亥のかたへひかりわたる
法難があったという龍の口から江の島を見れば、南から少し西寄りではないだろうか。
“辰巳のかたより” というよりも“午未”にも思えるですが、違うんでしょうか?
648(3): 2015/02/28(土)21:31 ID:8OPSW6pp(1) AAS
話に割って入ってすみません。
ここで日蓮を批判している人たちは、蒙古襲来が密教その他の加持祈祷によって
撃退されたと考えている人達ですか?
それとも、元軍を撃退したのは、鎌倉武士団の奮戦と偶然の気候現象によるもの
という考えの人達でしょうか?
皆さまのスタンスをお教えいただけたらと思います。
649(2): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/02/28(土)21:56 ID:iVhQRRwz(2/2) AAS
>>647 さん
龍ノ口の正確な場所なんて、本当は分からないんですよね、という身も蓋も無い話はおいといて。
該当部分は、「江ノ島=辰巳の方」でなく「江ノ島より葉山よりの辰巳の方」と読んで欲しいようです。
室町期成立の(虚飾多めの)伝記「日蓮上人註画讃」に「江ノ島のたつみより」とあるそうですので。
好意的に見るなら、当日は闇夜ですし、江ノ島の他に目印も無いし、と言ったところでしょうか。
おそらくは、ひかりもの初出の「法華本門宗要抄」は富士近辺で作成された偽書ですから、筆者があまり
土地勘の無いままに「自江島方大光物出現」と大嘘を書いてしまい、しかもそれは、頸の座を通った上に、
暴風雨を起こし、雷を鳴らし、刀まで折らなければなりませんから、上記のように追加修正されたのでしょう。
以前にも書きましたが、内容云々を抜きにしても、とても日蓮の文体とは思えません。
650(1): 627 2015/02/28(土)22:54 ID:qXQ7YGN9(3/4) AAS
>>649山椒島さん
>江のしまのかたより月のごとく ひかりたる物まりのやうにて 辰巳のかたより戌亥のかたへひかりわたる
1 江の島よりも辰巳(東南)のかた光たる物まりのやうにて戌亥(北西)のかたへ光わたる。
~~
2江の島よりも 葉山の方角から光たるまりのやうな物茅ヶ方角に光わたる。
~~
3 江ノ島よりも 左の方角から、太刀取り経由で、光物右にわたる。
~~
と読んでほしかったんですね。なるほど!
言われればそのようにも思えてきた。w
省1
651: 627 2015/02/28(土)23:02 ID:qXQ7YGN9(4/4) AAS
あれっ、2と3の【〜】←こうゆうのズレちゃっている。すみません。
慣れないことはするもんじゃないねw
652(2): 2015/03/01(日)02:23 ID:D4mgRKSP(1/2) AAS
>>649
横から、すみません。
この経緯についての記述、本物なのか作り事なのかはさておき、どちらも創作だった
としても、平家物語の長門本(20巻本)にしかないとのこともあり、時間的にはどちらが
先でどちらが後かの決定は確実としてよいかどうか、これについてはどうでしょう?
どちらにしても真実性の証拠にはならないですが、万が一平家物語の方が後だったと
なったら状況が変わってきてしまうのでその辺知っておきたく思います。よろしくです。
653: 2015/03/01(日)04:52 ID:JKARA46/(1) AAS
>>648
私は後者の方です。鎌倉武士団の奮闘が無ければ、台風が来る前に上陸されていた訳ですし。
654: 2015/03/01(日)05:47 ID:rQ6mhfCl(1) AAS
>>648
>蒙古襲来が密教その他の加持祈祷によって
>撃退された
鎌倉時代ならいざ知らず21世紀の今、
本気でそう考えている奴がいたら、
相当危ないぞ。
日蓮レベルのオカルト気違いだろw
655: 2015/03/01(日)07:47 ID:bZlHdx+p(1) AAS
質問に対する回答の選択肢にそれを入れる時点で創価系池沼臭がするな
656(1): 2015/03/01(日)08:29 ID:HIC2vC+P(1/3) AAS
>>643
天台大師の権は、権実がセットでないと、
仏のイメージが壊れてしまうと言ってるだけ。
建立謗也、の建立は仏のイメージ、謗はそれを否定すること。
それだけわかったから、もういいよ。
だから、権が仮で爾前経というのは、どこから引用したの?
とも思うけど、たぶん日蓮さまの思い付きの電球が出典元よ。
天台大師が権実相対と言ってないなら、
ローカルな田舎仏教の日蓮という人のカン違い解釈てことで、
べつにいーと思うが・・。
省10
657(1): 2015/03/01(日)08:31 ID:g7XdBJg3(1/4) AAS
だからね、日蓮嫌いでもなんでもいいんだけど(私も大嫌いだ)、
「権」の読みをそういうふうに無理やりこじつけても意味無いでしょ。
658: 2015/03/01(日)08:47 ID:HIC2vC+P(2/3) AAS
>>648
いまどき、加持祈祷に効き目があると思ってる時代遅れは、
日蓮教の信者さんぐらいのもんでしょ。
文永の役の初日の博多湾の海岸は、午前中は蒙古のロケット花火に面喰った
御家人勢が劣勢だったけど、午後になって体勢を立て直し、
一進一退となり、夜になると蒙古勢は沖の船に引き上げて、
そのままなぜか国に帰ってしまう。
最近の研究ではこんな経過らしく、一説には弓矢と花火の弾切れと
士気が低かったことが原因とされてるみたい。
ところが、昔の定説では、蒙古軍が海岸を越えて内陸の
省5
659: 2015/03/01(日)08:50 ID:NvNbkPpY(1) AAS
>>643さん
657さん
私も643の内容はやや疑問です。神仏習合は日本独自だと思っています。
日本天台と中国天台の違い考慮しつつ、単純に中国天台仏教と日蓮の思想の違いを
明確にすればいいのでは?
天台にかぎらず、他宗の法華経の解釈も参考になると思います。日蓮の言う権実は
あるのでしょうか?
660(1): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)08:55 ID:80MzXnBB(1/6) AAS
>>652 さん
成立の時期については、どちらの書も確定はしていないはずですし、今後もしないのではないでしょうか。
ただ、日蓮が、平家物語か、あるいはその元となった書物を読んでいたことは、より確実な複数の日蓮文書群から
分かりますし、長門本や延慶本などは、平家物語の数多あるバージョンの中でも古い方だと考えられているそうで、
仮に種種書の記述が日蓮本人のものだとしても、平家物語よりも後という可能性が高いのではないかと思います。
それ以前に、報恩抄などの「まず間違いない」とされる文書群(真蹟)では、日蓮は刑が中断された理由については
「事情は知らない」(趣意)としか述べておらず、その場にいたはずの四条頼基や、事後に頻繁に書簡の往来があった
富木常忍らとも言及された形跡はありません。あるのはいずれも「写本」と称する後世の文書、しかも矛盾ありです。
別に日蓮批判者でなくとも、(私はド素人ですが)むしろ客観的・専門的な人ほど、日蓮筆とは見做さないでしょうね。
661(1): 2015/03/01(日)09:02 ID:HIC2vC+P(3/3) AAS
>>652
長門本の成立年はよくわからないし、後世の口伝が混じってるから、
そこをついて逃げ切ろうとしてんのか、なんか往生際が・・。
でも由比が浜に史跡が建ってる歴史的事実だからね。
記述が酷似してるんであれば、種々御書が長門本をパクッたと見るのが、
一般的で、長門本が御書をパクるのは、当時の日蓮教団の
知名度から言ってありえない話と思う。
長門本が後年成立したんであれば逆に、山椒島さんの龍の口が後世の加筆、
という話を裏付けるだけのような感じもするし。
それと、龍の口のあと、相模の庄屋の家にお預けになるんだけど、
省4
662(3): 山椒島 ◆AUtVVr2znk 2015/03/01(日)09:07 ID:80MzXnBB(2/6) AAS
>>650 627 さん
そういうことです。多分、当時も同じように気付いた人がいたんでしょうね。「これはマズい」と。
直撃コースであってこその話ですから、いくら大きな光体でも、西南から北西に流れたのでは困ります。
一連の日蓮伝説は・・・と言いますか、歴史的な人物には、こういった話はもれなくついて回りますね。
話を創作して、モリモリと盛って、辻褄合わせを繰り返して。別に日蓮に限ったことではありません。
ですから、伝承は伝承として弁えた上で信仰に励むなりすれば良いのに、それを「厳然たる事実!」と教え、
人様にもそう主張するから、虚飾も矛盾もすべて日蓮がかぶってしまうという、本末転倒なことになります。
>>578なんかもその一例ですが、いちいち書き出したら、また速攻でスレが埋まりますよ(笑
663(2): 2015/03/01(日)10:01 ID:nz0U9AeM(1/2) AAS
>>662
山椒島さん、
>ですから、伝承は伝承として弁えた上で信仰に励むなりすれば良いのに、それを「厳然たる事実!」と教え、
>人様にもそう主張するから、虚飾も矛盾もすべて日蓮がかぶってしまうという、本末転倒なことになります。
ここが大事ですよね。
日蓮宗辺りは、そういうスタンスに傾いて信仰は信仰、伝承は伝承という感じになってきていると思うのですが、
日蓮正宗並びにそこから派生した創価学会や顕正会などは、いまだに「厳然たる事実」として主張するものだから、
所謂カルト教団化してしまい、そして最終的に日蓮に糾弾が及んでしまうわけですね。
開祖や高僧の霊験譚はどの教団にもあると思いますが、やはりどこの新宗教も、信者さん達は霊験譚を史実として
受け止めておられるようです。新宗教は信仰の歴史が浅い分、思い込みでその浅さを補わなくてはならない
省1
664(1): 2015/03/01(日)11:41 ID:7UYF2m8S(1) AAS
>>662>>663
>ですから、伝承は伝承として弁えた上で信仰に励むなりすれば良いのに、それを「厳然たる事実!」と教え、
>人様にもそう主張するから、虚飾も矛盾もすべて日蓮がかぶってしまうという、本末転倒なことになります。
たしかにそういう面はあるが、それだけでもないのではないか。やはり日蓮本人の誇張癖や虚言癖にも起因するところもあると思う。
そして、そのどこまでが意図的な営業話法か、どこからが一種の精神疾患による妄想性のものか、画然と判じがたいところがある。
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