[過去ﾛｸﾞ] 皇室御一行様★part3195©2ch.net (1002ﾚｽ)
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439(1): ＠無断転載は禁止 2017/02/02(木)16:59 ID:tnBo1YFK0(2/2) AAS
「天皇の公務〜」有識者会議（１月23日）の議事概要が発表された。
外部ﾘﾝｸ[pdf]:www.kantei.go.jp
４-（２）今後の見当に向けた論点の整理（案）について（by 安倍総理）
の部分を読むと、先走りするマスコミより遥かに「象徴天皇」についての
考察を与えている。
これを読む限りでは、陛下と安倍首相の間に対立があるとは思えない。
・制度のみを単体として考えるのではなく、国民とのかかわりの中で
天皇制を考えるべき。
・陛下のビデオメッセージ後、国民の大多数が退位されてもよいと思たのは、
今上陛下が今までいろいろ国民のためになさってくださったことへの
感謝の気持ちが大きかったためなのではないか。
・象徴とは非常に深い概念だ。天皇陛下そのものがまさに文化であり、
価値観、歴史観、あるいは家族のあり方、あるいは高齢化社会のあり方、
情報社会のあり方、様々なものを象徴していらっしゃるのではないか。
等々。
殊に「旧憲法下の天皇」においても「象徴」としての要素はあったことを
原首相の言葉を引用しつつ言及しているのは評価出来ると思う。
その部分を転記するね。
大正９年、政友会の原敬首相が述べた「政府は皇室に累の及ばざる様に
全責任の衝い当るは即ち憲政の主旨にて、又皇室の御為めと思う。
皇室は政治に直接御関係なく、慈善恩賞等の府たる事とならば
安泰なりと思ふて其奉仕を取りつつある」という内容は、「慈善」を
国民に寄り添うと考えるならなおの事、時空を超えて参考になる
指摘なのではないか。
国事行為、公的行為、私的行為に分類される天皇の行為を調和的に
考える際に、原首相という政党政治家の先人の重要な金言は、
大事な手がかりとなるだろう。
導き出した結論には賛成しかねるものの、石川健治論文も
旧憲法と現憲法下の天皇に連続性を指摘していて興味深かった。
（『法律時報』2016年12月号の巻頭文）
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