[過去ログ] ´_ゝ`)流石だよな俺ら@801板>(´<_` (892レス)
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497: 494@発熱中 02/11/07 04:01 ID:kbuC7DcA(1/7) AAS
AA省
498: 494@発熱中 02/11/07 04:02 ID:kbuC7DcA(2/7) AAS
温泉エチー 1/5
今更家族で温泉もないだろうと言いつつ、来たら来たでそれなりに
楽しんでしまった。
奮発したらしい豪勢な夕食と往路の疲れからか、父と母はすでに寝息を
たてている。窓辺には雪が積もり、仄白く明るい。
寝付かれずにいた兄はそっと起き上がり、周囲を見回した。
母の布団の向こうで、弟も静かな寝息を立てている。
暖房はきいていたが、それでも布団から出ると躰に震えが走る。
三人を起こさないようにタオルを取ると、24時間開いているとかいう
露天風呂へ行くことにした。
省10
499: 494@発熱中 02/11/07 04:03 ID:kbuC7DcA(3/7) AAS
温泉エチー 2/5
「……そんなに驚くなよ」
いつの間に入ってきたのか、弟が呆れ顔で言った。
「弟者!! こ、こんなところで急に触られたら、誰だって……」
「風呂で痴漢に触られたことでもあんの」
飄々と抗議を受け流した弟は、兄の隣で長々とその足を延ばした。
「そういう意味じゃないっ」
「じゃあどういう意味だよ。殺されるかもとか? 湯煙殺人事件・
雪に潜む殺意とか?」
「あのなあ……」
省11
500: 494@発熱中 02/11/07 04:03 ID:kbuC7DcA(4/7) AAS
温泉エチー 3/5
意図を悟ってもがくと、バランスを崩して片足が湯の上に跳ね上がって
しまった。次の瞬間、大きな飛沫が上がる。
背中を抱きとめられて水没を免れたのはいいが、本当に逃れたかった
場所はもう弟者の手の中に納まってしまっていた。
「やめ…っ……、誰か……来たら……」
「来ないよ」
弟者は耳元でくくっと笑った。
白く肌理の細かい兄の肌を好きだという。触れると敏感に薄紅色に
染まるのも。感じることを丁寧に教えたのは、弟の指だった。
省19
501: 494@発熱中 02/11/07 04:04 ID:kbuC7DcA(5/7) AAS
温泉エチー 4/5
「風呂に行くなら、……起こして誘ってくれたら、良かったのに」
少し不機嫌そうな声で、弟は兄に押し入った。
「だっ…て……弟者…よく寝て……っ」
「兄者が行くならどこでもついてくから」
そんな子供のようなことを言って。だが、リズミカルに腰を突き上げる
それは、兄の弱い箇所を執拗に擦っていた。
「ひ……んっ……」
堪えきれずに首を振ると、波立つ湯船に涙の雫が落ちる。弟は頬から
涙を舐め取り、熱い息を首筋に吹きつけた。
省18
502: 494@発熱中 02/11/07 04:05 ID:kbuC7DcA(6/7) AAS
温泉エチー 5/5
「兄者。ビール」
割高な缶ビールを浴衣姿でふてくされている兄の頬に押し当て、弟者は
向かいのソファに座った。
天井近くに据えられた扇風機が涼しい風を送ってくる。
「信じられん。あんなとこで」
「拗ねるなよ」
「うちの風呂じゃないんだぞ! ほ、他の人だって来るかもしれないし、
それに……」
「だから湯の中で出してないじゃん」
省5
503(2): 02/11/07 04:08 ID:kbuC7DcA(7/7) AAS
AA省
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