[過去ログ] 硝酸塩除去スレpart.3 (1002レス)
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(6): 2022/03/19(土)18:13 ID:jSikLrK3(1/8) AAS
>>234
脱窒バクテリアは「酸素のある環境が好ましいが、不足する環境でも硝酸塩で代用する」
市販の脱窒を行う製品は、総じて通常の水槽内・フィルター内に設置する構造である通り、
酸素の不足にも限度がある為「酸素の無い環境を目指す」などでは、脱窒どころか全滅です。

アンモニア
 ↓
亜硝酸→窒素(脱窒)α
 ↓
硝酸塩→窒素(脱窒)β
 ↓
省20
248: 2022/03/19(土)18:43 ID:jSikLrK3(2/8) AAS
>>245
少なからず通水性があり、有機炭素・酸素・亜硝酸 or 硝酸塩が届く場所であれば、いかなる場所でも脱窒は起きる。
ただし、それらが不足してると、その場で脱窒が起きるのは一過性(全滅してしまう)し、バイオフィルムを何らかの方法で削がないと、
つまり、一般の濾過であればエアレーション、水槽であれば水流などでバイオフィルムの厚みを適切に維持しないと、
バクテリアは頭よわよわなので、自分らの身を守るはずのバイオフィルムが網戸から壁になって、人生ならぬ菌生が詰む。

なんで、ろ材を洗うにしても、本当はエーハイムとかによくあるコンテナ状のものであれば、一般の濾過と同じように、
下からエアレーションでうまいこと、余分なバイオフィルムを剥げるので、脱窒を目的にするならあーいうの使い易い。
ネットに詰まったろ材とか、持ち上げた時点で言うまでもなくバイオフィルムが無作為にズタズタになるのでお察し^^;

ただ、硝酸塩の除去は植物の利用という、もっと簡単で手軽で理に叶ったものがあるし、ドクターバイオとかの炭素源はともかく、
普通に炭素源をぶち込むと、量とか、逆にバクテリア側の調子とかによって、とんでも酸欠で水槽一撃崩壊とかもあるのでぇ…
省3
253
(1): 2022/03/19(土)19:00 ID:jSikLrK3(3/8) AAS
>>240
お菓子にありそうな形してるのはさておき、多くの濾材は中心部まで水が通れないか、通っても流石に嫌気なんでない?
ただ、その場合…その場には何も供給されないので、何も起きることなく、もちろん脱窒は出来ないことになるけどもね。
260
(2): 2022/03/19(土)20:35 ID:jSikLrK3(4/8) AAS
>>246
我々は偏性好気性であり、時に「空気がうまい!」とか抜かすけど、所詮は自然界のハイオクである酸素(猛毒)に、それなりの耐性あるだけ。
余談ですが、それなりの耐性こと即死しないだけの話なので「酸素のせいで寿命がある」と言っても過言でないくらい、我々とて本当は嫌気よ?

なので、嫌気性をベースに、我々みたいな酸素でしか呼吸が出来ない「いや、嫌気なのは分かるけど、窒息するよ?」だけ、好気性に分類される。
それ以外は「酸素うめー!でも他のでも大丈夫よ」ですら、彼らとてサラダ油のみで増殖まで可能なら、酸素なんて本当は吸いたくない嫌気性よ。
でも、酸素に耐性が無い「酸素とかマジもう無理;;」とは区別する必要があるので、脱窒バクテリアなどは通性嫌気性とカテゴリされるんです。

基本的にアクアリウム絡みは「酸素とかマジもう無理;;」改め、偏性嫌気性は頭から存在を消しといて大丈夫だと思います。
…というか、消しといた方が変な誤解をしなくて済むので「酸素たっぷりで、エロモナスも、脱窒バクテリアもみんな元気!」と。

また、アクアリウム界隈では、一般的に脱窒バクテリアといえば硝酸塩→窒素で認識されてるけど、亜硝酸→窒素もあるし、
硝酸塩→亜硝酸→窒素という、つまり亜硝酸に還元する別のバクテリアを経由して窒素のルートを辿ることもあるわけです。
264
(2): 2022/03/19(土)21:15 ID:jSikLrK3(5/8) AAS
>>259
その辺はニュアンスの問題よ。

一般的な呼吸は酸素を吸って二酸化炭素を吐くもので、脱窒とて硝酸塩などを吸って窒素を吐く呼吸。
それが同時に行われることあれど、酸素で呼吸してるのに脱窒なんてことは、もちろん起こり得ない。

しかし、通性嫌気性の生物の呼吸の割合が酸素100%、硝酸塩など0%という比率になることも無いです。
よって、僅かな脱窒であれば、如何なる酸素濃度でも行われてることになり、×物量をもって、
好気的な領域と言える酸素濃度の環境において、脱窒を行うことは、もちろん可能になります。

ただし、一般の水槽環境でそれをやると、硝化バクテリアの居住スペースを遥かに逸脱した過剰濾過の環境になり、
その居住スペースを脱窒バクテリアのみで埋めてくれるなんて、そんな虫の良い話はなく、水槽が不安定になりがち。

また、例えばドクターバイオなんかは何処に設置しても脱窒するけど、もちろんバイオフィルムの内側は溶存酸素が低めなので脱窒する。
省9
273: 2022/03/19(土)22:12 ID:jSikLrK3(6/8) AAS
>>266
エロモナスはそう、通性嫌気性だし、ほぼ酸素のみで呼吸が難しい酸素濃度になると活性は落ちますし、潤沢な酸素濃度の環境では逆に幸せでしょう!
これもまた"嫌気性"という部分だけ拾って、"通性"が抜けることで、渦中の彼みたいに大きな勘違いをした結果として生まれたデマということでもあるね。

ただ、厚敷きの時点で「過剰濾過」or「底床が濾材の比率を増やす」ということになるので、エロモナスが酸素で活発になるからと言って、
逆に厚敷きが推奨されるわけではなく、底床の厚みは必要最低限に、濾過は出来るだけ水槽外のフィルターに頑張ってもらうことで"遠ざける"のが良い。

あと、硫化還元バクテリアなどは、酸素で呼吸させてるうちは「カルキ抜きの余りで呼吸しまー…あ、硫化水素出ちゃった^^;」なんてしないので、
結局、底床の溶存酸素が重要であることに変わらず、ただ、エロモナスとかの病原菌はそう言う対処ではダメで遠ざける・ストレス軽減などが重要てこと。
281
(1): 2022/03/19(土)23:40 ID:jSikLrK3(7/8) AAS
>>275
前述の通り、脱窒バクテリアは普段「酸素うめー!」してるわけで、思ったような脱窒効果が得られなくても「どの程度いるのか分からない」よね?
でも、通性嫌気性であることを理解してない人達は、時に「脱窒バクテリアいないのかー。んじゃ、炭素源として"みりん"を少量」とやって、

なんじゃこりゃー!(白濁した水槽を見ながら

この時に起きてることは、お察しの通り「元気に酸素うめー!して過ごしてる脱窒バクテリアが沢山いた…が故に、お腹いっぱいになった彼らが爆殖」である。
なんせ、彼らは増殖で酸素を思いっきり使っても硝酸塩などを使えば呼吸可能なので、何の躊躇もなく酸素を使い倒し、濾過バクテリアは酸欠で死んで流れる。
あの白さは数多の濾過バクテリアなどの死骸であり、濾過崩壊を示す一方で、皮肉にも「多量の脱窒バクテリアの存在と、彼らが全力で脱窒中」を証明する。
更に「炭素源はあるゆる生物に必要なご飯」と知れば「じゃあ、水槽の立ち上げとか"みりん"入れたら立ち上がりがめちゃ早くならん!?」って思わない?

答えは「みりんは食べられません」

これもまた、アクアリウム界の嫌気性という言葉の扱い方に語弊しかない状態に近い問題であり、炭素源とは言っても、
省18
283: 2022/03/19(土)23:56 ID:jSikLrK3(8/8) AAS
>>278
単に生物分解可能なプラスチックでは「植えるくらいなら雑草でも食べますか」くらいの炭素源で、無いよりマシですけども…くらいのもの。
ドクターバイオとかナイトレイトとか、他にもあった気がするけど、あの辺は炭素源を盛ってるもので、本格的に餌なんですね。

なので、割と目に見えて小さくなってく。

ただ、ドクターバイオとか小型水槽とかなら、適性数で飼育してる場合700円くらいで年単位の脱窒が出来るし、これでもう良いんじゃないかな?ともなる。
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