【本スレJAL】日航ジャンボ機墜落事故 137 【123便】 (437レス)
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(1): はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)12:28 ID:fgz7EKg4(13/20) AAS
軍事評論家=佐藤守のブログ日記
2007-03-11
日航機墜落事故・余談

1、この事故に対する陸・空自衛隊の活動状況は、22日間で人員延べ約46500名、車両約4530台、航空機約290機を使用した最大規模の「作戦」であった。国防を旨とする組織である以上、軍事的装備品をそれに準用するのだが、そこには限界があった。たとえば航空自衛隊の作業服等は、基地内の整備地区で使用することを建前としている関係上、作業靴は山岳地帯で使用するには不適であり、脛当てもないため、隊員達が下半身を機体の破片で損傷する例が多かった。

2、一刻も早く、という非常呼集発令で、浜松方面から駆けつけた応援部隊は、夜間東名高速道の料金所で「料金」を請求され立ち往生した例があった。運転手が財布を持参しなかったため、また乗車した隊員も制服で部隊に駆けつけ、作業服に着替えた隊員達の多くが財布を携行しなかったため、金集めをするのに手間取ったところ、後方に並んだ一般車両から警笛を鳴らされ、罵声を浴びた例もあった。
 これなどは「笑い話」で済んだが、自衛隊の行動を制約することに熱心すぎて、肝心の行動が大きく制約されていたという例である。以後、国会で問題になり、災害派遣という「公務」出動中は、その表示を掲げて行動し、道路公団などは自動的に通行を許可することになったはずである。どこの国でも、軍隊が有料道路を通行するのは原則無料である。中国などでは、一般人民が、軍用車両を真似て、迷彩服を着て運転し、通行料金を騙していた例が報告されているくらいである。
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(1): はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)12:28 ID:fgz7EKg4(14/20) AAS
>>334

3、警察との連携はまったくと言ってよいほど取れなかった。現場でヘリコプターからパトカーへ直接連絡しようにも、無線周波数が異なるため通じない。パトカー上空まで行っても、夜間だから上空から見ると点滅灯が確認できず、どれがパトカーか判別できない。当時は上空からパトカーを誘導しようにも方策がなかったのである。以後、無線は解決された筈だし、パトカーの点滅灯も上空から見ても点滅状態が分かるように改善された筈である。勿論パトカーの車体番号も大きく屋根に書かれる様になった。

4、これら、一般国民にはとても信じられないような実例が、大幅に改善されたのは、12月10日の衆議院内閣委員会での、田中慶秋議員(当事民社党)の質問によるものが多い。思い出すままに列挙すると、
「空自のスクランブルについては領空侵犯の場合だけに規定されているが(実は今回の発令はまさに司令官が首を賭けた異例事態であった)今回の事故にかんがみ災害派遣の要請がなくともスクランブル発進できるように法改正し、必要な人員、器材の整備を急ぐべき」(国家機関として、各省庁が縦割りでなければ…、最も民間航空が営利目的を強調しすぎて社内秘密?を重視し、カンパニーラジオを優先するようでは、航空交通管制官も打つ手はない。空地一体となって救援活動にまい進出来る体制ができていたら、123便が緊急事態を宣言した時点で、中空司令官は直ちに百里からスクランブルさせ、富士山周辺空域で近づいたファントムからジャンボ機の損傷を機長に通報し、スロットル使用法による何らかの対処は可能であったかもしれない。このとき駆けつけた編隊長、式地3佐は、私が305飛行隊長時代の教え子で、優秀な技量が認められ、その後T-2ブルーインパルスのメンバーになったが、訓練中、金華山沖で殉職した)
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(1): はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)12:29 ID:fgz7EKg4(15/20) AAS
>>335

5、「今回出動した自衛官の災害派遣手当は1日につき660円支給されたのに対して、警察官は1日6000円以上支給されている。両者の違いが大きすぎると思うが防衛庁の見解は?」(出動に関わる経費は約3000万円、食費推計約5600万円。それに対して警察庁=群馬県警は延べ約38000名出動、出動経費約2億5600万円、食費約7300万円であった、と朝日新聞が報じた)

6、「文春86年1月号の『ある自衛官の涙と殺意』の記事を防衛庁長官ないし防衛庁は承知しているか。この記事によるとA社のT記者は過去に自衛官人事に介入した事例があるように受け止められるが、そのようなことが実際にあったのか?」
 田中慶秋議員の質問によってその後かなり改善に反映されたが、同じく質問に立った社会党の元信尭議員の方は、「シビリアンコントロール問題」や私の論文が「防衛庁の公的見解か」などと「雫石事件発言」を中心にした“T記者ご注進”の内容に徹していた。これらの詳細は昭和60年12月10日の「衆院内閣委員会録第六号」に詳しい。
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(1): はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)12:29 ID:fgz7EKg4(16/20) AAS
>>336

7、田中議員の国会質問で、上記高速道の料金問題、災害派遣手当の改善(といっても実質さほど向上したことにはならないカラクリがあったのだが)、新聞記者たちの防衛庁内における活動にある種の制限などが検討された。
 たとえばこの事故のとき、空幕では総務課など肝心要のセクションの電話回線すべてが記者に占領されて、内局はもとより部隊、幕内との連絡が困難になったのであった。しかも、広報室内や庁内に記者たちがたむろしたため、まだ未確認の情報などが精粗合わせて記者に流れ、それがすぐに報道され、現地部隊も振り回される事態になった。また、スクランブルから帰ったパイロット、救難員たちへの取材要求が殺到し、現地で可能な限り対応するとしても、肝心の空幕が未確認の情報が流出して混乱し、報道されてしまったあとに訂正が効かないという事態も生じた。

8、勿論、このような重大で巨大な事故が、人跡未踏の山岳地帯で発生することは誰も想定していなかったこともあり、特に基本となる地図判読では、3自衛隊間で不統一だったことは影響が大きかった。統合が出来た現在も、情報など、一部でなかなか統一できない面があると報じられているが、それは職種が違うので致し方ない点がある。事故当時の時点では全く不統一であった。
338: はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)12:30 ID:fgz7EKg4(17/20) AAS
>>337

9、現場の捜索状況について、たとえばある教授(当時)から直接電話を貰い仰天したことがある。彼は「何故ヘリが夜間着陸して救出しなかったのか?」とお怒りだったのだが、「先生はどうすればいいとお考えだったのですか?」と聞くと「火災が起きている場所の近くに降りればいいじゃないか」とのこと。ヘリコプターの着陸場所としては少なくともローターの2倍以上の空き地(平坦地で直径約50m斜面5~6度以内。進入角約6度の進行方向上に障害物がないこと)が必要だが、その場所はどうするのか?」と聞くと、「近くに小学校のグランドがあるはずだ」という。「その小学校のありかをどうして知るのか?」と聞くと「村の有線放送で調べればよいじゃないか」と言うのだから話にならない。そこで「百歩譲って小学校のグラウンドを着陸場に確保できたとして、夜間照明装置をどうするか?」と聞いてまたまた驚いた。「ガソリンを入れたバケツに火をつけて、グランドの四隅に置けばいい」というのである。まさかガダルカナル・ニューギニアの闘いであるまいし、“教授”でさえもこの程度の知識なのである。「それを机上の空論というのです」と言った途端彼は激怒した。その後この教授は、電話で応対した私と、当時陸自・東部方面隊のK広報班長とのやり取りをいかにも「つっけんどん」に対応したとする会話記録(殆ど自分の都合の良いように改ざん)を「今のところ公表は差し控えている」という“脅し文句”つきで、陸・空幕僚長に対し「私信」として出している。この教授は現在も“ご活躍中”なので特に名を秘す!

 それまで単純な「戦闘機パイロット」に過ぎなかった私が、この事件をきっかけに、社会の裏、人間の醜悪さの一部を目にして「目の鱗」が取れて“人生観”が大きく変化したのであったが、そう述懐したとき、ある先輩が「鱗は自生するからすぐ元に戻る。もう昔に戻っているんじゃないか?」とからかわれたことを思い出す。あれから既に22年、確かに今では“かなり分厚い鱗”が自生していると自覚している。
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(2): はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)12:31 ID:fgz7EKg4(18/20) AAS
軍事評論家=佐藤守のブログ日記
2015-08-13
航空事故絶滅は可能か?

JAL機事故はTBSでも報じられたように、隔壁修理ミスだったことは自明だろう。問題はどうして修理ミスが起きたかだが、誰もそこは追及していない。ただ単に、職工(技術者?)の技能不足だったのか?
仮にそうだったとしても、どうしてそれが見抜けなかったのか?40人もの技術者がいっしょくたになって作業したはずはないから、現場ではそこそこの人数が働いていたのだろう。とすればあくまでも発注者であるJALの監督官も現場にいたはずである。なぜ彼が気が付かなかったのか?
隔壁修理など大修理をやったことがないからか?ボーイング社の方もそんな“中途半端な修理”何ぞやったはずがなかったろう。合理主義の国である。
日本人のような「匠の技」で修理しなくとも、パッケージごと交換して済ませるのが彼らの手法だ。
仮に乗用車のダイナモが不調になったら、昔はダイナモを外して修理し、取り付けていたものだ。今、そんな悠長なことをしているところはあるまい。ただちにダイナモ交換である。これをモジュール整備方式ともいう。

隔壁についても同様な思想であり、尻もち事故で隔壁を破壊するようなパイロットが多ければ、ボーイング社も各地に技術者を派遣するか予備の隔壁を各地に保管させる体制を取っていたことだろう。
隔壁なんてそうそう破損することがなければ、定期点検は別にして修理技術はその程度だったろうし、不備があれば一体成型方式だから丸丸交換していたに違いない。そのあたりの修理要請をJALはどう考えて要求したのか?
省1
340: はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)12:32 ID:fgz7EKg4(19/20) AAS
軍事評論家=佐藤守のブログ日記
2018-07-23
習政権の“盛”は過ぎた?

御巣鷹事故の時、苦労しつつも現場に駆けつけようとしていた自衛隊をしり目に、事故現場から離れていた「後部胴体」の残骸に群がっていた日航整備関係者をヘリで現場に向かった写真家が撮影している。それは何故か?写真家はこの奇妙な写真を見せてくれたが、現場撮影からの帰途に再び見ると、初めは背中にツルのマークが見えていた「つなぎの整備服」が、まるで隠すかのように、黒めのジャンバーを羽織ってツルのマークを覆っていたのはなぜか?すでに原因の特定はできていたのだと思うがどうか?全社員を動員して現場に駆けつけなかったのは何故か?
341: はっとく ◆jJYwmxB566 10/22(火)16:14 ID:fgz7EKg4(20/20) AAS
インテルサット、ボーイング製の通信衛星を消失–米宇宙軍が約20個のデブリを追跡(UchuBiz)
外部リンク:news.yahoo.co.jp
342: はっとく ◆jJYwmxB566 10/23(水)10:34 ID:1n0jstGc(1/5) AAS
日本の(軍事的)平和は主に在日米軍によるわけで....

仮に中露と(軍事)同盟を結んだとして米軍(※アメリカ政府ではない)に勝てはしないし
国民的にはアメリカの方が良かろう(たぶん)....

米中露とも仲良く出来るか?って云うと不可能ではなくても難しかろう
343
(1): はっとく ◆jJYwmxB566 10/23(水)13:04 ID:1n0jstGc(2/5) AAS
妄想しつこくて申し訳ないが
属国や植民地ではなく米軍基地なのだ
海に囲まれたこの国土に米軍意外の勢力が侵入するのはほぼ不可能だ
仮に日本から米軍を追い出したとしよう(不可能だが)
米軍がそのまま引くとは思えない
再占領されるに決まってる(たぶん)
奇跡があればUSAに「日本人よくぞ逆らってみせた!!」って独立国として認めてくれるかもしれない(どうかな)
344: はっとく ◆jJYwmxB566 10/23(水)13:04 ID:1n0jstGc(3/5) AAS
>>343
✕米軍意外
〇米軍以外
345: はっとく ◆jJYwmxB566 10/23(水)13:05 ID:1n0jstGc(4/5) AAS
純国産戦闘機出来たらいいね
346: はっとく ◆jJYwmxB566 10/23(水)16:19 ID:1n0jstGc(5/5) AAS
操縦不能に陥った123便は横田空域に侵入したのだ

だから何?

以降のおかしな話はコレのせいだ
墜落原因とは関係ない

そんなわけあるか

普通はそう思う
墜落原因とは直接関係ないが真相を明らかには出来ないのだ
347: はっとく ◆jJYwmxB566 10/26(土)16:13 ID:cOkVR5Up(1/11) AAS
事故が航空工学的におかしいのならば再調査されるはず
垂直尾翼の内部からの破壊(破裂?)も疑問はあるが概ね事故調査報告書に信憑性ありということになっている
問題は急減圧だがこれは明らかにおかしい
少なくとも破断から数秒で与圧空気の流出がほとんど止まらないとおかしい
しかしほんの数秒では垂直尾翼を破壊出来ないかというとそうでもないだろう
348: はっとく ◆jJYwmxB566 10/26(土)16:20 ID:cOkVR5Up(2/11) AAS
圧力隔壁の破断から垂直尾翼の破壊が0.5秒以内に起こり
また数秒で破断面が断熱材等で塞がって機内与圧も数秒で回復したとすればおかしくはない

圧力隔壁に2㎡の穴が開いたままだとおかしい思うが そうではないらしい
わたしにはよく分からない
349: はっとく ◆jJYwmxB566 10/26(土)16:23 ID:cOkVR5Up(3/11) AAS
だから逆に急減圧が数秒でおさまってしまうと疑問を持たれないで終わってしまうから敢えてそうしているのではないかと思う
350
(3): 10/26(土)16:57 ID:9UESCjnK(1/2) AAS
>>339
はっとく
修理ミスが起きたのは、修理工が「継ぎ板」のことを勘違いして「すきまを埋め込む板」と思い込み、継ぎ板を切ってしまったことにあると言われている。最後の証言(本)より
日本人から見ると相当簡略化された指示書で、修理工は手間をかけたという事実がある。
ずさんな指示書を思い込みでやらかしてしまったか指示ミス。こんなこと施工現場ではいつの時代もよくあること。
351
(1): 10/26(土)17:04 ID:9UESCjnK(2/2) AAS
>>339
はっとく
誰もわからなかったのは、修理した後にシール材でおおってしまっていたから。
あんなのをわざわざ外して確認する暇など無いだろう。 
352: はっとく ◆jJYwmxB566 10/26(土)18:33 ID:cOkVR5Up(4/11) AAS
>>350 はっとくの独断と偏見

♯修理ミスではなく(与圧)空気漏れ対策優先で次の空気漏れのが起きた時までに再修理する予定だった
♯あの落書き同然の指示書でも修理は完璧にこなせるチームだった
♯何年後かに破断したとしても多少の空気漏れを起こすだけに留まるはずだった
353: はっとく ◆jJYwmxB566 10/26(土)18:40 ID:cOkVR5Up(5/11) AAS
>>351 はっとくの独断と偏見

♯日本側の検査でも空気漏れは無かった
♯ボーイング社を信用して疑わなかった
♯そもそも破断してもすぐに塞がっているはず
♯圧力隔壁の修理云々よりAPUに不具合があった
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