[過去ログ] ソ連の対独戦勝は米英のレンドリースと戦略爆撃のお陰? (969レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
396: 2015/05/09(土)23:01 ID:e9rBwb+k(6/6) AAS
レンドリース供与が実際にソ連の戦争遂行を支える上で最大の貢献をしたのは、「後方活動」の分野においでだった。
●トラック40 万台……主にアメリカ製(一部はカナダ製)の貨物トラックが大量に供与されたおかげで、戦争中期以降、
ソ連軍は兵姑能力を大幅に改善させるとともに、戦争後期においては部隊の機動性を大いに発揮させて戦車部隊を先頭に
快進撃を敢行することができるようになった。また、戦前からあった自動車工業を戦車その他の第一線兵器の開発・生産努力に
振り向けることが可能になった(主に自走砲生産)。
●高オクタン価ガソリン……航空機燃料の多くをアメリカからの供与でまかなうことができた。
●鉄道車輛多数と50 万t以上の軌道……戦前期からネックだったソ連の鉄道輸送を改善するとともに、戦争後半期には鉄道建設隊の
創設とあわせて奪回した地方に急速に鉄道輸送路を構築して、快進撃を行うソ連軍の補給路を確保することができた。
●缶詰、保存食料…… すべて軍用にまわされたアメリカ製缶詰や乾燥野菜、チョコレートなどの菓子類は、いついかなる時もソ連軍将兵1名
あたり1日lkg以上の食料補給を可能にした。アメリカ製の「ポーク・ビーンズ」缶などは戦争後期のソ連兵たちの貴重な蛋白質補給源となり、
「デドショーンカ・フタロイ・フロント(“第2 戦線” 缶詰)と呼ばれた。
● 服地、軍服類……最大時で1,100 万人を超えたソ連軍の被服補給のため、最初は服地で、後には完成品でアメリカやカナダから軍服が供給され、
本国製よりも良質な軍服を大戦後期のソ連兵たちは着ることができた。
● 各種工業機械や資金提供…… 軍需工業の大規模の東方疎開にともなう工場再建や、戦争後期における奪回地方の産業再建を急速にすすめる助けとなった。

以上のようにレンドリース供与は、戦争遂行にかかわるあらゆる分野の援助を
含めており、供与された武器数だけで推し量ることのできないくらいの意義があ
った。
1-
あと 573 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.009s