[過去ログ] プロ野球の視聴率を語る6993 (1002レス)
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(2): (ワッチョイ e33a-7hqL [210.139.235.54]) 2021/08/12(木)08:30 ID:YcGoAGX20(8/10) AAS
>>931
>一方、野球の侍ジャパンは楽しむことを封印し、ひたすら勝利を目指した。それはある意味、野球界が長らく子どもの頃から選手たちに求めてきた姿勢と重なる。

象徴的なシーンが、8月2日に行われたノックアウトラウンド初戦のアメリカ戦、タイブレークに突入した延長10回裏だった。無死1・2塁から始まり、1点奪えばサヨナラという場面で、稲葉監督は8番・村上宗隆に代打・栗原陵矢を送って犠牲バントを命じた。重圧の中で栗原は見事に決め、続く甲斐拓也がライトに弾き返してサヨナラ勝ちを飾った。

>知人の文化人類学者に率直な感想を伝えると、「個人」「犠牲」「組織」という3つのワードからひも解いてくれた。いわく、侍ジャパンは組織中心の発想が最優先され、そのためには個人の犠牲もいとわないというのである。

これはまさに、日本球界が長らく実践してきた野球といえる。前述した“高校野球”はその例えで、小学生からそうした野球をさせる指導者も珍しくない。逆にいえば、東京五輪では日本を代表するスター選手たちが自ら犠牲になることをいとわず、チームの勝利を最優先した。

そうして5連勝を飾った一因は、「日本らしい隙のない野球」だった。相手投手が足を上げる幅が大きいと見るや、積極的に仕掛けた盗塁はその一つだ。準決勝の韓国戦で1点リードの5回無死2塁で坂本勇人が試みた送りバントや、初戦のドミニカ戦で甲斐が仕掛けた“偽装スクイズ”&セーフティースクイズも含まれる。稲葉監督は2018年の日米野球第4戦でセーフティースクイズを命じて勝ち越したが、準備段階から本番まで「勝利至上主義」を貫いた。
省2
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