[過去ログ] 【アトキンス釜池】糖質制限全般63【じゃろにます】 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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205: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:21 ID:De6YONeBa(6/13) AAS
1.高脂肪食の負荷による大腸の慢性炎症は脂肪組織より早期に生じる
高脂肪食の負荷における腸管マクロファージの病態生理学的な変化を検討するため,
高脂肪食を負荷したマウスの腸管の検体を用いて腸管マクロファージの質的および量的な変化について検討した.高脂肪食の負荷4週という早期の段階において,
炎症の指標である大腸の長さが肉眼的に有意に短縮し,リアルタイムPCR解析によりケモカイン受容体であるCcr2,
ケモカインであるCcl2,インターロイキン1β,インターロイキン18の発現の上昇が確認され,FACS解析により炎症性マクロファージの浸潤による慢性炎症が認められた.一方で,脂肪組織における炎症性マクロファー
ジの浸潤は大腸より後期の,高脂肪食の負荷12週において認められた.
以上の結果より,高脂肪食の負荷にともなう大腸の慢性炎症は脂肪組織より早期に生じ,インスリン抵抗性の発症においてなんらかの役割をはたす可能性が示唆された.
206: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:22 ID:De6YONeBa(7/13) AAS
2.マクロファージに特異的なCcr2の欠損によりマクロファージの大腸への浸潤が抑制されインスリン抵抗性が改善する
高脂肪食の負荷により大腸へと浸潤する炎症性マクロファージの病態生理学的な意義について検討するため,
高脂肪食の負荷により大腸において増加したマクロファージを炎症の部位へと誘導するのに重要なケモカイン受容体Ccr2に着目し
,マクロファージに特異的なCcr2ノックアウトマウスを作製し解析した.
このノックアウトマウスは高脂肪食の負荷12週において,対照となるマウスと比較して耐糖能およびインスリン抵抗性が有意に改善した
.高脂肪食の負荷12週においてFACS解析により脂肪組織および肝臓における炎症性マクロファージに差は認められなかった一方で,
炎症性マクロファージの大腸への浸潤は抑制されていた.これらの結果より,
マクロファージにおいて特異的にCcr2を欠損することにより炎症性マクロファージの大腸への浸潤が抑制され
,高脂肪食の負荷にともなうインスリン抵抗性が改善する可能性が示唆された.
207: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:23 ID:De6YONeBa(8/13) AAS
3.腸管上皮細胞に特異的なCcl2の欠損によりマクロファージの大腸への浸潤が抑制されインスリン抵抗性が改善する
高脂肪食の負荷4週および12週の大腸の腸管上皮細胞において発現の上昇したケモカインCcl2に着目し,
タモキシフェンの投与によりCcl2を欠損する腸管上皮細胞に特異的なCcl2ノックアウトマウスを作製し解析した.
このノックアウトマウスは高脂肪食の負荷12週において,対象となるマウスと比較してCcr2陽性の炎症性マクロファージの大腸への浸潤が抑制され,
インスリン抵抗性および耐糖能が改善した
.この結果より,腸管上皮細胞において特異的にCcl2を欠損することにより
高脂肪食の負荷にともなう腸管マクロファージの浸潤が抑制され,全身のインスリン抵抗性が改善する可能性が示唆された.
208: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:24 ID:De6YONeBa(9/13) AAS
4.腸管上皮細胞におけるCcl2の欠損により脂肪組織における慢性炎症が改善する
腸管上皮細胞に特異的なCcl2ノックアウトマウスにおいて全身のインスリン抵抗性が改善した機序について検討するため,
インスリン感受性三大臓器である脂肪組織,肝臓,骨格筋における表現型を検討したところ,脂肪組織において顕著な変化が認められた
.このノックアウトマウスの脂肪組織においては,対照となるマウスと比較して脂肪の重量や脂肪細胞の大きさに差はなかった一方で,
リアルタイムPCR解析においてCcl2およびインターロイキン1βの発現が有意に低下し,
FACS解析においてM1マクロファージの割合が有意に減少しており,
これら脂肪組織の表現型の改善がインスリン抵抗性の改善に寄与すると考えられた.
以上の結果より,腸管上皮細胞においてCcl2を欠損させ高脂肪食の負荷にともなう炎症性マクロファージの浸潤を抑制することにより脂肪組織の慢性炎症が改善する可能性が示唆された.
209: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:24 ID:De6YONeBa(10/13) AAS
5.高脂肪食の負荷にともなう炎症性マクロファージの大腸への浸潤により腸管バリアに障害をきたす
腸管上皮細胞に特異的なCcl2ノックアウトマウスの腸管において
炎症性マクロファージが減少したことにより全身のインスリン抵抗性が改善した機序について検討するため,
腸管バリアの機能について評価した.
高脂肪食の負荷にともなう腸内フローラの変化により腸管バリアに障害が起こり,腸管に存在するグラム陰性の桿菌に由来する
リポ多糖が門脈および循環血液をめぐり,Toll様受容体を介して全身のインスリン感受性の臓器においてインスリン抵抗性や慢性炎症をひき起こすことが知られている2).
腸管の炎症性マクロファージが腸管バリアの機能におよぼす影響について検討するため,腸管バリアタンパク質の代表であるClaudin-1の発現および門脈における
リポ多糖の濃度について検討した.
その結果,高脂肪食の負荷にともないClaudin-1の発現は有意に低下し,門脈におけるリポ多糖の濃度は有意に上昇しエンドトキシン中毒症をきたしたが,
マクロファージに特異的なCcr2ノックアウトマウスおよび腸管上皮細胞に特異的なCcl2ノックアウトマウスの大腸においては,
省1
210: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:25 ID:De6YONeBa(11/13) AAS
6.高脂肪食を負荷したマウスの大腸においてCcl2およびCcr2に依存してインフラマソームが活性化する
近年,高脂肪食の負荷による慢性炎症の発症の機序において,炎症シグナルを感知し伝達するためインフラマソームが重要であると認識されている.
高脂肪食の負荷4週の大腸においてインフラマソームの活性化を示唆するASCがスペックルパターンを呈して活性した細胞の有意な増加が認められたが,
マクロファージに特異的なCcr2ノックアウトマウスおよび腸管上皮細胞に特異的なCcl2ノックアウトマウスの大腸においてASCの活性化は有意に抑制された.
また,インフラマソームに制御される代表的な炎症性サイトカインとしてインターロイキン1βおよびインターロイキン18が知られているが6),
マクロファージに特異的なCcr2ノックアウトマウスおよび腸管上皮細胞に特異的なCcl2ノックアウトマウスの大腸において,
対照となるマウスと比較してそれら炎症性サイトカインの発現は低下しており
,それにともない門脈におけるインターロイキン18の濃度が有意に低下し,これがインスリン抵抗性の改善の一因になる可能性が考えられた.
以上の結果から,高脂肪食を負荷したマウスの大腸においては腸管上皮細胞のCcl2およびマクロファージのCcr2を介する経路に
よりインフラマソームの活性化が制御されることが示唆された.
211: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:26 ID:De6YONeBa(12/13) AAS
この研究により,高脂肪食の負荷により肥満したマウスにおいて,腸管のマクロファージが脂肪組織の慢性炎症を“遠隔制御”し,
全身のインスリン感受性を制御することが明らかにされた
.これまでの研究においては,肥満によるインスリン抵抗性の発症の上流には脂肪組織の慢性炎症があり,
その引き金として高脂肪食の負荷による腸内フローラの変化(dysbiosis)が重要であるといわれてきた.
この研究においては,腸内フローラそのものではなく,宿主において腸内フローラや食事の内容の変化を最初に感知する臓器である腸管,
とくにそこに存在する免疫細胞に着目し,なかでも大腸のマクロファージが高脂肪食および腸内フローラの変化をうけて比較的早期の段階で大腸に慢性炎症をひき起こし
,その変化が門脈におけるインターロイキン1β,インターロイキン18,リポ多糖などを介して脂肪組織に伝達され,インスリン抵抗性をひき起こすことが明らかにされた.
212: (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.93.72]) 2016/11/24(木)20:29 ID:De6YONeBa(13/13) AAS
この研究においては,腸内フローラそのものではなく宿主において腸内フローラや食事の内容の変化を最初に感知する臓器である腸管,
とくにそこに存在する免疫細胞に着目し,なかでも大腸のマクロファージが高脂肪食および腸内フローラの変化をうけて比較的早期の段階で大腸に慢性炎症をひき起こし
,その変化が門脈におけるインターロイキン1β,インターロイキン18,リポ多糖などを介して脂肪組織に伝達され,インスリン抵抗性をひき起こすことが明らかにされた.
つまり高脂質の糖質制限による食事の変化がインスリン抵抗性を引き起こす機序が分かったということです
213: (オッペケ Sr55-PVnu [126.161.122.129]) 2016/11/24(木)22:38 ID:m56rN/ekr(1) AAS
コピペ祭り♪
214: じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)06:42 ID:VqNfsbK60(1/17) AAS
>>174
江部センセ批判はスレ違いです。
こっちは江部センセの発言を見て始めたわけでもなく
あくまで自己責任。
215: じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)06:51 ID:VqNfsbK60(2/17) AAS
江部センセの批判がしたいだけなら
別のスレでも立ててやって下さい。
特に興味はありませんので邪魔もしませんよ。
そもそも許せないというスタンスで始まっていては
そりゃバイアスかかりますよ。
九官鳥くんこそデータをデータのまま受け入れられなくなってるわけですよ。
216(3): (アウアウウー Sa9d-rh0l [106.154.94.234]) 2016/11/25(金)07:13 ID:HngQyWjra(1) AAS
じゃろさん高脂質食によるインスリン抵抗性の増悪は脂肪組織より先に生じるそうです
あなたのいう通り腸内フローラは食事内容で変化する。
高脂肪食の負荷にともない腸内フローラが変化し(dysbiosis)腸内細菌に由来する内毒素が血液に流入して
脂肪組織や肝臓などにおいて慢性炎症を起こしインスリン抵抗性をひき起こすという概念であるそうですね
腸内フローラが全身のインスリン抵抗性に影響をおよぼすという報告の多いなか,宿主の腸管の免疫細胞も糖の代謝およびエネルギー代謝の制御に重要な役割を担うことが明らかにされてきたそうです
217(1): じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)07:35 ID:VqNfsbK60(3/17) AAS
>>216
その高脂肪食の内容が問題です。
さんざん既出のとおり、糖と脂肪の同時摂取が問題です。
そして脂肪だけの影響は糖を排除しないとわからない。
218: じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)07:36 ID:VqNfsbK60(4/17) AAS
いずれにしても、許せないなんて視点の人がまともに議論できるとは思えません。
道理で自分の都合の悪いことにはだんまりを決め込む訳だ。
219: じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)07:55 ID:VqNfsbK60(5/17) AAS
九官鳥くんはオレとは真逆のスタンスです。
オレはむしろ反対派からのマトモな反論こそを必要としているのです。
220: じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)08:01 ID:VqNfsbK60(6/17) AAS
外部リンク:gendai.ismedia.jp
九官鳥くんの信奉する学会とやらはこんな有様(笑)
221(1): (ワッチョイ 5d50-FWBh [220.211.103.99]) 2016/11/25(金)08:20 ID:RqG4eDWd0(1/2) AAS
糖質制限のデメリットは自分で調べて自分で認めるものだがw
他人に丸投げしている時点で(ry
222(1): (ワッチョイ 5d50-FWBh [220.211.103.99]) 2016/11/25(金)08:26 ID:RqG4eDWd0(2/2) AAS
>許せないなんて視点の人がまともに議論できるとは思えません
>自分の都合の悪いことにはだんまりを決め込む
それは、糖質制限のデメリットを自ら研究しようとせず、絶対認めないセイゲニストの事ですねw
炭水化物を他人が幾ら摂取しようが己の知った事ではないです。
なのに炭水化物を堂々と摂取している人間に文句を言うセイゲニストw
大体、糖質制限なんかしている人は不健康になった原因は100%糖質摂取以外にあるのですが。
自分で調べる気がない人にはそのデータは出せませんね。
九官鳥君はただのアホです。敵のバカさを手助けしているに過ぎない。自分で調べろw
223: じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)08:27 ID:VqNfsbK60(7/17) AAS
>>221
あんたのレベルの話はしていない(笑)
224: じゃろにます ◆klokDYkn/k (ワッチョイ bfa9-BkMZ [125.215.103.177]) 2016/11/25(金)08:28 ID:VqNfsbK60(8/17) AAS
>>222
>大体、糖質制限なんかしている人は不健康になった原因は100%糖質摂取以外にあるのですが。
別に不健康じゃないんだけど(笑)
なにを勘違いしてるのやら。
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