不快だと感じた最近の日本語を書いていくスレ3 (987レス)
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470(5): 2023/01/20(金)04:33 ID:5BTxiIiY(1) AAS
>>446
私の立論は簡単です
フロイトが「快感原則の彼岸」で触れている「反復強迫」と、ドゥルーズが「差異と反復」の後半で「常同症」と表現している現象とでは、なんら区別する必要がない(区別しようがない)ということです(だからこそドゥルーズは反復強迫に着目したと言えるということ)
(対して、あなたは異なるものだと考える、そういうことでよろしいですかね)
実際、二人とも神経(外科)的な要因を持つような常同症を枠外に置いているに過ぎず、そこに『「反復強迫」一般』と『(ドゥルーズ的)反復強迫』との区別は見られません(逆に区別してる箇所があるなら教えてください)
ドゥルーズの場合なら「物質的で、生の、裸の反復(P281)」が区別されているだけです
(フロイトについては「反復強迫は快感原則を凌ぐ」で十分でしょう)
更にドゥルーズの記述で見ると、第二章では「反復自動症[反復強迫](P281)」という、そのものズバリのラカンの表現も導入されており、この「反復自動症[反復強迫]」は「反復を覆う偽装に対して裸の反復として仮定された反復(P282)」だとまで明記されているわけです
つまり「反復強迫」がそのまま「裸の反復」なのだとドゥルーズ自身も言っています(後半に出てくる「常同症」と区別する必要がないどころか、同義ということです)
そしてドゥルーズは、そのまま(常同症類の)症状の程度差を論じることなく反復そのものが持つことになる「(差異の)力(ピュイサンス)」に着目してゆくわけです
省2
475(2): 2023/01/20(金)05:07 ID:cQ9xg4oN(1) AAS
>>470
えっとですね、あなたが引用なさっている「反復自動症[反復強迫](p281)」が>>466ですでに述べたようにそのものずばり「裸の反復」と言われているじゃないですか?
この本では、すでに述べたように「裸の反復」と、たとえば「着衣の反復」のように区別されているんですよ
ドゥルーズ的「反復」は「着衣の反復」であって、「反復強迫」ではないんですね
引用なさった次のページに「フロイトにおける〈死の本能〉の考え方でさえ、また特にその考え方が、究極的な項の定立と、物質的で裸の反復というモデルと、生と死の葛藤の二元論とに、同時に結びつけられたままなのである」と書かれています
この文章の意味がお分かりでしょうか?
『差異と反復』を通しで読んでいれば、このフロイトの考え方になおも「表象=再現前化の諸要請に従属させられている部分」があるということは分かりそうなものですが
「裸の反復」というものを肯定的に捉えている時点で何もご理解なさっていないことが窺い知れます
p283に「精神分析における反復強迫の伝統的な理論」に「欠陥」があることが明記されております。
私の方からもこれ以上何も言うことはございません
省2
479(1): 2023/01/20(金)06:10 ID:23URobTI(1) AAS
>>475
失礼な物言いがあるのでハッキリ言わせてもらう
さすがに本題を無視して勝手に語り続けないで頂きたい
まず出発点は、あなたの、この批判です
>>434
>「反復強迫」にドゥルーズが着目?
そして、さらに失礼なこれ
>>446
>全く読めてないよ
>結論部で「常同症的な反復さえ」というときの「反復」はもはや起源を持たない「反復」として言われているのであり、「反復強迫」とは全く異なるもの
省13
486(2): 2023/01/20(金)15:32 ID:PEu6gwz9(2/3) AAS
>>482-484
ですから第二章における「裸の反復」に関する主張も、あなたは致命的な勘違いをしています
まず第一には「二種類の反復の関係に特有な、また一方の〔着衣の〕反復が他方の〔裸の〕反復の原因でありまたあり続けるプロセスに特有な"ひとつの障害"P316」だからです、つまり両義性が指摘されています
そもそも「裸の反復」に対する「着衣の反復」の優位性を強調するあなたの観点ですが、この二つは「第三の反復(永遠回帰)」によってさらに統合されてしまうので、優位性の議論自体に最終的な意味がないのです
このあたりの事情の描写は「結論」のクライマックスで、たとえば「すべては、類的差異と種的差異のあいだで生起するのだP348)」などもそれです
しかしどう論じようと、ドゥルーズの目論見の中では「常同症」も「反復強迫」も「常同症"的"」なものとして区別され得ません、ひとつの構想下に統合されてゆきます
ドゥルーズは、あれこれと、ふたつの「常同症」を提示しているわけではないのです
>>470において「症状の程度差を論じることなく」と言ったのも、そのためです
524(2): 2023/01/21(土)14:00 ID:cQOXV8iG(1) AAS
>>506-508
一切煽るつもりはございません。これ以上言うことはないので、簡単に。
・まず「反復強迫」にドゥルーズが「着目」したというのは、論外です。ドゥルーズが「反復」という概念を扱う際に、最も程度の低い「表象=再現前化の諸要請に従属させられている」「裸の反復」の一例として、「反復強迫」が取り上げられているだけのことです。あるいはすでに述べたように「着目」したというなら「快感原則の彼岸」にでしょう。
・「統合」に「同時的に」という意味はございません。二つの反復が「統合」されるということはありえません。誤りに気づき、訂正なさったようでよかったです。
・「あることで」「あってさえも」といった個人的なニュアンスに付き合う必要はございません。一つ言っておくとすれば、常同症患者の「「非意志的」反復」による「縮約」は「一方の〔着衣の〕反復が他方の〔裸の〕反復の原因でありまたあり続けるプロセスに特有なひとつの障害」であり、その一面においては(「もろもろの常同症にさえも、数々の縮約が恒常的に現前しているということに注目しなければならない)p.317)「裸の反復をまさしく不可能にする或る加速のなかで縮約自身を対象とみなす」のであり、「裸の反復」とは異なるものだと見なされているいうことです。あなたは>>470で「「反復強迫」がそのまま「裸の反復」」であるとおっしゃっていました。もし「反復強迫」が常同症患者の「「非意志的」反復」と区別がいらないのであるなら、>>470は誤りでしょう(「一冊の書物なのですから一つの全体として考えるべきです」)。
・あなたが>>486で奇妙な文脈で引用なさった「すべては、類的差異と種的差異のあいだで生起するのだ」は、端的に間違いです。訂正なさったほうがよろしいかと思います。
もう一度、一ページ目から読み返しましょう。
それでは。
以上
526(1): 2023/01/21(土)16:16 ID:q1TMXxIg(1/2) AAS
>>524
・実際に本文に書かれているのに著者が着目したわけではないと言われてもねえ
自動筆記じゃあるまいにという「お話」です、あなたの弄するようなものを詭弁と言います
誤りを認められない人間と議論すべきではなかったと痛感するばかり
・統合「複数の諸要素が一定の方式に従って相互に結合し,秩序とまとまりをもった全体を形成する作用(世界大百科事典 第2版)」
自分に都合よく言葉の厳密さを変えないで頂きたいものだ
・そこまで嫌味や揚げ足取りといった不愉快な不毛事に腐心するのなら、ここからして正確に引用して頂きたい
実際、私はあなたの文章を引用するにしても出来るだけ正確に引用してきました
私が当初、書いたのはこうです
>第二章では「反復自動症[反復強迫](P281)」という、そのものズバリのラカンの表現も導入されており、この「反復自動症[反復強迫]」は「反復を覆う偽装に対して裸の反復として仮定された反復(P282)」だとまで明記されている>>470
省10
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