[過去ログ] 純文学5誌総合スレ 第138巻目 (1002レス)
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604: 11/29(金)01:17 ID:w37e5vZ4(1/5) AAS
「日本の小説ブーム」がイギリスで起きている、「猫」や「曖昧さ」などブームに不可欠な意外な要素とは?
GIGAZINE
2024年11月27日 05時00分
外部リンク:gigazine.net
2020年代前半のイギリスでは「日本の小説」が空前のブームとなっており、2022年にはイギリスにおける翻訳小説の売上の25%を日本小説が占め、2024年には翻訳小説の売上ランキングトップ40冊のうち40%超が日本小説でした。イギリスで日本小説がブームになっている理由や、イギリスで人気の日本小説にみられる特徴について、イギリスの日刊紙であるThe Guardianがまとめています。
Surrealism, cafes and lots (and lots) of cats: why Japanese fiction is booming | Fiction in translation | The Guardian
外部リンク:www.theguardian.com
The Guardianによると、2024年にイギリスで最も多く売れた翻訳小説は、首都圏連続不審死事件をモチーフにした柚木麻子氏の「BUTTER(英題同じ)」だったとのこと。週刊誌の記者が獄中の犯人と面会するうちに影響を受けていく様子を描いたこの作品は日本でも話題となりましたが、イギリスでも大きな人気を博しています。
イギリスにおける日本小説の人気は今に始まったことではなく、1990年代には村上春樹氏と吉本ばなな氏の2人がブレイクし、特に村上氏の「ねじまき鳥クロニクル(英題:The Wind-Up Bird Chronicle)」はカルト的ともいえるヒット作となりました。2000年代初頭にイギリスの書店チェーン「Waterstones」で購買チームを率いていたスコット・パック氏によると、当時は出版されたどの村上氏の著作も仕入れが追いつかない状態だったとのこと。村上氏の大ファンだというパック氏は村上作品の魅力について、「とても親しみやすいのに、奇妙な感じがするのです」と語りました。
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