司馬遼太郎をあれこれ語る 39巻目 (649レス)
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535(1): 2024/05/27(月)06:35 AAS
新説坂本龍馬 町田明広
キンドルだと最初のほうにあるからサンプルでも読めるかもね。
536: 2024/05/27(月)07:03 AAS
>>535
それ読んだよ
タイトルから司馬史観龍馬や過大評価されてる龍馬像への否定かと勝手に思ってたら
普通に龍馬マンセー本だったって感じ
龍馬ってより亀山社中に対する龍馬の関わり方を含めた再定義がメインだけど
慶応二年以前にも龍馬のかかわりがある部分に言及してなかったり割と粗が目立つ
537: 2024/05/27(月)15:55 AAS
木戸の回顧録より薩摩藩家老の日記の方が正しいという前提から推測してるだけの新説龍馬か
538: 2024/05/27(月)19:38 AAS
『新説 坂本龍馬』 町田明広のおかしなところ
『竜馬がゆく』は小説というよりドキュメンタリーとして町田は捉えてたという嘘臭い話、
司馬読者は皆そうであろうという印象操作か。
「明治100年」(1968年)は国家行事でトップダウン型で明治は賛美されていて
それを司馬が担っていたというトンデモ説。
『竜馬がゆく』連載開始は1962年、しかも当時の司馬は有名で大家でもない。
539: 2024/05/30(木)14:07 AAS
今全集で街道をゆくを読んでるけど、文章が緻密だなぁ。
小説読んでたときは楽しく読んでたんだが、街道をゆくを読んでると細部まで調べていていかにも日本人作家って感じだ。
540: 2024/05/30(木)15:58 AAS
司馬遼太郎のあの大部な小説がこの先本当に読み継がれていくか正直疑問だけど、街道をゆくは最後まで生き残りそう
541(1): 2024/05/31(金)13:09 AAS
作品のほとんどが高度経済成長期に書かれたものだから、戦国や幕末が舞台でも実際は高度計長期の日本を描いている。
あの時代の考えを継承しているなら、これからも読まれていくだろう。
あと、組織の中の個人がテーマの作品が多いから、組織の中の不満分子が読者になるみたいだから、
組織の外で働きたい人には嫌われるかも。非正規やフリーランスが増えているから、そうした階層の気が変わるかで違ってくる。
でも、海音寺潮五郎に比べたら恵まれている。海音寺も有名作家だったけど、今では忘れられて鹿児島の記念館も閉鎖した。
542: 2024/05/31(金)13:16 AAS
沖縄とか会津とか島原とかが印象強い
543(1): 2024/06/09(日)21:42 AAS
峠の主人公、河井継之助のどこに司馬がほれ込んだのがいまいちわからんな
まるで昭和の東条英機みたいなやつだろ
544: 2024/06/09(日)21:44 AAS
じっさい小説の中でもかなり批判めいた描写があるが
545: 2024/06/09(日)21:48 AAS
>>477
評価はともかく司馬は敗者の視点で描いた作品が多いな
城塞なんて滅びの美学を描いた最高傑作
546: 2024/06/09(日)21:54 AAS
夏草の賦と戦雲の夢なんて個人的に長曾我部家に興味持ちました以外の執筆動機無いよね多分
547: 2024/06/09(日)21:57 AAS
>>541
海音寺潮五郎の「平将門」や「新太閤記」なんて今読んでもむちゃくちゃおもしろいがな
司馬にとって海音寺はある意味手本となった小説家
二人が対談した本もおもしろい
548: 2024/06/09(日)22:14 AAS
>>543
いつもの知ったか馬鹿は福井雄三とかいうアホの本でも読んでろ
549: 2024/06/12(水)05:59 AAS
しかも峠の上巻では河合継之助が幕府や藩に思い入れがあるような人物ではなく
むしろ批判的な考えの持ち主のように描いてたのに
なぜ下巻では急に幕府や藩に忠義を持つようになったのかいまいちよくわからんな
550: 2024/06/12(水)06:02 AAS
>>530
むしろ司馬は主人公目線で書く作家じゃないから
なりきるのは無理だな
551: 2024/06/12(水)06:48 AAS
高杉晋作なんかもそうだけど上士の連中は結局土壇場になったら藩公第一!忠義!
が優先されるんじゃないっすかね
しかもお小姓組に就いたり、抜擢されて呼び戻されたりして徴用されたら・・・
長岡藩は特に佐幕の度合いが強かった訳で
552: 2024/06/12(水)12:48 AAS
河井は峠でしか読んでないけど、
尊皇っていう考えはほとんど出てこないね。
水戸にしろ尾張にしろ会津にしろ尊皇思想が
強烈に出てくる
553: 2024/06/19(水)23:48 AAS
河井は幕府がどうとか新政府がどうとかそんな考えてないだろ。
長岡藩をどうするかで、新政府側との交渉が決裂したから仕方なく戦った感じ。
554: 2024/06/20(木)02:00 AAS
そもそも藩主(仙台含め)に抜擢されるきっかけになった建言書の内容は要約すれば
「富国強兵して幕府に従い外国をぶっ潰せ!」って感じで、継之助以外の筆頭家老や
大目付、中老なんかは解明派と中立派と恭順派で河井の言を「時勢に沿わない」
「過激すぎる」「幕府のために長岡藩が犠牲になる事は無い」って反対してるのを
超佐幕の藩主が抑えて河井を採用した、って流れだったし、実際恭順派の筆頭家老
稲垣平助と中立派の大目付の三間安右衛門は藩主から解任されてる。
大政奉還の時の上京についても徳川家に不義理になるからって理由で中立派などの意見を
抑え込んで上京(しかも幕府側がわざわざ長岡藩の為に軍艦を提供してる)、
朝廷に出した建白書も峠(下)で司馬が描写したように薩長や朝廷を批判するような内容。
だからもともと超佐幕でそれをずっと押し通して藩主に信任されてた訳で
省6
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