群像新人評論賞 (926レス)
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322
(77): 2021/09/04(土)06:01 AAS
3,11関連で今回投稿した者としては、これまでの投稿(すばるクリティークも含め)に「批評」の立場から、震災やコロナを取り上げた
受賞作が全く無いのが悲しい。私のものが「稚拙」と判断されて落ちるのはやむを得ないとしても、誰かこうした問題を「政治」でない立場から論じたものが(佳作としてでも)入選して欲しい。
323
(7): 2021/09/04(土)14:28 AAS
>>322
現役作家が様々な文芸誌でそれらのテーマにお手軽に言及しては
当事者には届かない小論を大量に生産した結果、真剣な論考でさえ
ある種の既視感によって忌避されがちになっているのかもしれませんね

話が結構それますけれどどうしても義憤や公憤から自分の論考を
世に送り出したいのであれば「MyISBN」等のサービスの利用を考えられては?

例えば親しい極少数の人達にだけに読んで貰うのであれ
活字化や書籍化が気持の上でいい区切りになったりしますしね

不粋な老婆心、失礼いたしました
333
(1): 322 2021/11/06(土)14:31 AAS
330さんのいったことに関し若干
 
  私の応募したものはまとまりがないし、細かい点で(おそらくは)間違いだらけです。(純粋にここ十年抱えていた問題意識だけで勝負しました。今本屋から帰ってきたところですが、とりあえず一次だけは通ってました(○はついてません)。
 で、受かったものも見ましたが、やっぱりどうしても「前向き」なものの方が評価されがちに思えるのは、負け犬の遠吠えというべきでしょうか。私自身はある時事問題をめぐって(「出来ること」「すべきこと」ではなく)「してはならないこと」について延々と論じたつもりだったのですが、当選した2作品の内特にシールズの出てくる方は「継続的な政治運動」だの「政治的なエッセイスト」だのといった(少なくとも私には)あまりに前のめりな言葉が頻出しており、(失礼ながら)「ああ、白々しい」
「どっからみても「文芸批評」というより「(ある特定の側に立った)政治的アジびらだ」「この人の言う諸々の「運動」が、これまでどれだけ多くの「当事者」を傷つけ、激怒させてきたか、選者も含めてまるで分かってない(というより知っててとぼけてる)」としみじみ思ってしまいました。

 今のところ、来年度は「すばるクリティーク」に、今回の落選作を換骨奪胎したものを送ってみようと(無謀にも)考えているのですが、どうかクリティーク側の選者が、今回のシールズ論の「同調者」でありませんようにーー
 
334: 322 2021/11/06(土)14:39 AAS
あれれ、字体が変わっちゃってる(あっしのパソコンだけかな?)
337
(1): 322 2021/11/06(土)16:02 AAS
335さんへ
 
 スレの内容から察するにおそらくあなたは323さんと同一人物ではないかと思うのですが(間違ってたらすみません)、私にとって疑問なのは(ある意味押しつけがましいのですが)入選作が「シールズ(=政治運動の安っぽい、否若干手の込んだ礼賛)」であって「3,11」でも「コロナ」でもないことなのです。
いささか負け惜しみめいた(あるいはとても気障ったらしい)言い方になってしまいますが、本当に悲しいのは、表舞台で「当事者」の本音が聴けなくなってしまっているという、まさにそのことなのだと思っています。
339
(1): 322 2021/11/06(土)18:26 AAS
 改めて323さんへ 

 あなたがいわゆる被災者なのかどうか(失礼ながら)私には確かめる術がありませんし、また確かめようとも思いません。ただ以前別の意味での「当事者」と関わったことがあったので、323さんの言うこと自体が正論(ただし「当事者」以外は表立って言いにくいーー)ことはそれなりに理解出来るつもりです。今述べた過去の経験がな
ければ、もしかしたらボランティアやルポライターを目指していたかもしれません。あるいは(無謀にも)「評論家」を目指したこと自体が「逃げ」であり「虚無」であったのかもしれませんがーー。
 私の関わった「当事者」は(私から見ても)極めて刹那的な考えの方で、正直辟易したのも事実です(詳細な事実は差し控えますが、「屍の山の中を歩き回ったことが、この人物をこういう性格にしてしまった理由の一つなのかもしれない」と変な邪推をしたのも事実です)。
 重ねがさね非礼な言い方で恐縮ですが、「某作家の小説」(正直パラパラっとしか読んでないのですが)あれを読んで無邪気に感動出来る人も、私にはある意味羨ましく思えます。そうした「純粋な部外者」「無邪気な子供」は、根源的な「虚無」とも「刹那」と一生関わらずに済むのですからーー
341: 322 2021/11/06(土)22:17 AAS
 340さんのいってることがホントかどうか、これもまた確かめる術が私にはない。
 ただ文学的に真に問題なのは、323さんの憤っているH氏が、必ずしも純粋な見世物根性、銭ゲバ意識だけであの「剽窃小説」を書いたとは言い切れないことだろう。
その昔某ノーベル賞文学者が、ナントカノートとかいう「ハンカチ準備ルポ」で吉本隆明にこっぴどく叱られたにもかかわらず、全くはんせいしなかったことが思い出される。純粋な善意がときとして暴力(古傷への塩塗りになってしまうことが、この手の人たちにはどうしても理解できないのだ.)
346: 322 2021/11/07(日)01:19 AAS
 323,340さん両氏へ

 一番の問題は文学や運動に垣間見える「善意の暴力」への無自覚、それに比べれば「ウソ」も「剽窃」も、実のところ大したことじゃないと個人的には思います。今日は土曜なので夜更かししてしまいました(笑)なお今までの文のあちこちに誤字脱字を見つけてしまいました。お恥ずかしい限りです。
347: 322 2021/11/07(日)01:25 AAS
344・345さんへ

 ご同意下さり有難うございます。書き込み中にあなたの文章が先に入っているのを見つけました。
350: 322 2021/11/07(日)06:44 AAS
 もし万一この新人賞で入選することがあれば、何らかの形で賞金の半額を福島に寄付することが私の(若干の売名行為を含んだ)ささやかかつ愚かな夢でした。「すばる」の編集長および担当者の方、どうも申し訳ありません(笑)。願わくは、今後のクリティークが批評の立場から時事問題に目を向けた応募作に目を向けていただけると幸いです。たとえ受賞作が私以外のものになるとしても。
351: 322 2021/11/08(月)07:33 AAS
323、349両氏へ

 もう発表の日が終わってるにもかかわらず、何度も立て続けにスレして恐縮ですが、現実問題として「私=筆者」の公式が全く意味をなさない場合のあることを改めて補足しておきたい。憶測だけでものをいうのは良くないと思って今まで黙ってたけど、323さんは多分この問題で深い挫折を味わった人なんじゃないだろうか? H氏の問題にしても、本当はあの作品はそこそこ出来がいい、でも根本的なところは大嘘(単なる「ウソ」ではない)なのが問題なのに、剽窃の有無(というか過失でやっちゃったかどうか)ばかりが騒がれてる。当事者が「当事者」としてあの作品を非難している内容の本質は、全く顧みられてないーー
353: 322 2021/11/09(火)03:59 AAS
 349さんへ

 もう遅いので寝ますが、349さんのおっしゃっていることを「全」否定したつもりはありません。ただそれは基本的にあくまでイデアだと思っています。
355
(1): 322 2021/11/09(火)07:57 AAS
349さんへ

 問題は3つに分かれると思います。
 第一に、349さんの論理を教条的に突き詰めてゆくと番号やペンネームでのやりとりが不可能になってしまうと思うのですが、番号やペンネームだからこそ語り合えるということも現実にはあるってことです(今の私達です)。
 第二に(これは323さんとの関係で申し上げているのですが)当事者が「当事者」として語っても、事実上無視・黙殺されてしまうという忌むべき事実があることです。
 そして第三に、これは私の今回の落選した作品と関わることなのですが、その中で私の取り上げた小説は、(そこで善玉役の院生と悪玉役の指導教官が対立し、互いに傷をつけあって終わるという内容の作品なのですが)個人的には悪玉役の方が(その主張に同一性・一貫性がないにもかかわらず)善玉より魅力的に思えたという個人的な経験によっています。ただその小説は、その悪玉の一貫性の無さによって実質的に「失敗作」になってしまっているように思われたのも、また事実でした。私は今回その点を若干批判的に取り上げたのですが、必ずしも上手くいかなかったことは(落選した理由が何だったかという問題とは別に)認めざるを得ません。
 ご不明な点があれば、また改めてお答えするつもりです。
359
(1): 322 2021/11/10(水)00:15 AAS
改めて349さんへ

 上手く伝達出来なかったら申し訳ないのですが、ある小説の中に盛り込まれた葛藤や矛盾(それが個人的なものであれ社会的なものであれ)に評論家が向き合うとき、評論家自体の「私」「個性」もまた、しばしばブレざるを得ないケースがままあるというのが、私自身の正直な実感です。「そんなのは言い訳だ!」と反問されれば、正直返す言葉が見つかりません。
361
(1): 322 2021/11/10(水)05:50 AAS
今一度349さんへ

 お早うございます。
 私は本スレッドで、323さんと若干のやり取りをしてきました。その中で323さんは自分が東日本大震災の被災者であることを告白した上で、「(被災経験の無い)某作家の小説」について「稚拙で読むに堪えない」と憤っていました。この方が本当に被災者なのかどうか確認することは出来ませんが、文面から察するに少なくとも近しい親族・知人が何らかのご不幸に会われたのは確かなように思われました。そして仮にもしもこの323さんが実名を出して「某作家」を批判したとしても、現実問題としてあまり有効性を持たないーー実際の被災者にとっての生々しい事実よりも、根本的なところを「加工」したシロップの方が、多くの人に受け入れられるだろうーーそんなことを考えていたら349さんのどストライクな正論がのったので、もしもあなたのその正論が私の前述した考えに対する批判を含むものなら、一応「釈明」しておかねばなるまいと思い失礼ながら嚙みつかせて頂きました。
363
(1): 322 2021/11/10(水)21:29 AAS
349さんへ

 個人的には「部落」も「朝鮮人」も○(ただ韓国では歴史的事象に関わること以外は、「朝鮮」は「北韓(=北朝鮮)」を意味すると聞いたことがあります。「びっこ」はやはりちょっと不味い(少なくとも私のパソコンでは漢字変換出来ないしーー))。ただここでこういう問いをなされたのは、もっと本質的なことを聞かれているのだろうと推測しております。
 性懲りもなく私の落選作を持ち出して恐縮ですが、そこで私が全体として問題にしたことは、ある長崎での被爆者と、その弟子と孫弟子の対立をテーマにした小説をモチーフに「実際には(広島・長崎の)被爆者のほとんどは反核運動に参加していない。理由は色々あるがその一つとして「ノーモア・ヒロシマ(ナガサキ)」「ノーモア・ヒバクシャ」という、当事者から見れば決して愉快ではないスローガンの使用が考えられるだろう。今後福島では「ノーモア・フクシマ」なるスローガンを叫ぶ脱原発運動が行なわれることになるのだろうか?」というものでした。無論こうしたことに過剰にこだわると単なる「言葉狩り」にしかならないのですが、今回の評論新人賞受賞作がシールズ運動を基本的に肯定したものだということが分かった時、「ああ、結局俺は落ちる運命だったんだな。まあ一次審査を通過しただけでも「奇跡」というべきなのかな。」と(嘆息しつつ)思ったのでした(笑)。
 毎回愚痴っぽくなってすいません。ただ現実問題としてどんなに言論の自由が保障されてる国でも、「私=筆者」を貫くことは(その「私」がどういう立場を採ろうと)なかなか難しい面があるというのが、負け犬としての実感です(笑)。
 それとところで、349さんって小学生なの? だとしたら随分しっかりしてるなぁ
365: 322 2021/11/11(木)05:08 AAS
 一時期(大分前足の手術後)松部杖をついてたことと、幼稚園時代びっこだった先生がいてとにもかくにもとても怖がってたこととが思い出される。あと(多分)「あそどっぐ」が嫌いなんですねーー(僕は単純に笑ってるけど)。
 このスレッド今後はどうなるのかな? もう打ち止めになるのか、それとも「すばるクリティーク」スレになるのか。
370: 322 2021/11/21(日)15:38 AAS
杉田氏といえばやはり「弱者男性」が思い浮かぶ。先日この件でとても嫌な事件があったが、(こんなことをいうと氏から怒られそうだが)ホンマモンの「弱者」男性にはもう「男尊女卑」「ジェンダー平等」についてあれこれ考える余裕はない。バラエティで「男を格付けするオンナ」を見て苦笑いするのが精一杯だ(苦笑)
373: 322 2021/12/09(木)21:30 AAS
 (同じ集英社とはいえ)まさか「呪術」の特集するとは思わなんだ(個人的には「約束」の方が推しなのだが)。ついでにいうといま「すばる」で連載されているものでは「世界99」の、あのヒリヒリした感じが好き。あの世界観を実写ドラマで描くのはムズイと思うが、出来れば深夜枠でアニメ化して欲しい。
 あと一か月で発表かーー
378
(1): 322 2022/01/05(水)18:57 AAS
 いま「批評の手帖」を見た 「すばるクリティーク」もまた、今回でどうやら終わりを迎えるらしい 329さんの言ってた「それこそ馬鹿」な、否悲しむべき事態がとうとう現実になった訳だ 正直私も悔しいが329さん(そして326さん)も文字通り断腸の思いだろう
 こういうことを言うと一部からは叱られそうだが、「小説」の場合は映画やテレビドラマ(や深夜枠アニメ)に「変換」させられ得る しかし「批評」「評論」はそうはいかない クリティークは活字媒体から離れることのできない、その意味では厄介な代物なのだ
 やや逆恨み的ないい方ともとられかねないが、もう文芸誌に明日はないのではないか? このままだと(無論5年先10年先ならともかく、長期的には)漫画とラノベとSF小説に、完全にとって代わられてしまうのではないだろうか
 
 個人的には3,11(正確には8,6から3,11に至る経緯)に関する批評を発表する機会を完全に失ってしまったのが、本当に無念だ 誰かこの問題に鋭く切り込んでいる既存の評論家がいれば、それはそれで諦めもつくのだけれども
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