鶴は千年、亀は万年、ラモンテヤングは永遠 (498レス)
鶴は千年、亀は万年、ラモンテヤングは永遠 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/contemporary/1116005243/
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347: 7分74秒 [sage] 2010/07/07(水) 21:24:33 ID:rrzX5uW9 うんにゃ、ケージをモダニズム以降の中心に据えて音楽を捉えたことはないよ。 ケージの面白さっていうのは、常にコンセプチュアルなアンチ・テーゼの要素と不可分だってことはわかってる。 (とはいえ「作曲家ではない」とか「音楽ではない」なんて極端な意見には与しない。 なぜなら優れた音楽家だったことはCDに真摯に耳を傾ければ決して否定しえないから) でも、だからといって、ケージの批評眼に納得することって全然次元の違うことでそ。 「インド音楽を掘る」と何か見えてくる鴨、って指摘にはハッとしたね。確かにそうかもね。 東南アジアの音楽はそれなりにかじったつもりだったけど、インドはよく知らんもんなあ。 それってアジア的擬周期性より、むしろ西欧的な確固としたリズム感を志向するものなの? というか、「偏執的」「持続」はインド由来のものだったのね。へー、へー。 あと個人的にフルクサスって頭でっかちすぎて、そんなに好きになれないんだよなあ。 せめて箸休め的にやってるぶんにはまあそれなりに面白いんだけど。 んで、ラモンテほどの人が、もし反・規範、西欧音楽史の時間概念への挑戦のみの文脈で、70分も続く音楽を発表したのだとすると何かガッカリ感じる。 (ってドリーム・ハウスで芸術生活送ってる異次元人種の作に感じることじゃないかw) でも、やっぱそれだけじゃなくって、ラモンテの耽溺したインド音楽の耳を育てると、彼の意図したことが見えてきて、面白味がわかってくるってことね。 でもその次作のチェロ・ソナタのあまりの美しさと完成度に腰を抜かした俺が 同じくらい感動できるものが出てくるものかどうかなあ。出てきたらいいなあ。 ともあれ、色々教わりました。ありがとさんです。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/contemporary/1116005243/347
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