「なんだおめぇ」コレは東北弁 (79レス)
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64(1): 10/03(木)19:00 ID:58mi1CUn(1) AAS
>>61
東北北部の津軽と南部とでは1998年当時の十代への調査では
方言への親近感が津軽で大きく南部で少なかった。これは
方言への劣等感が津軽人より南部人が強いということか?
この差因は何によるのだろうか?
65: 10/04(金)07:29 ID:7swCG6qv(1) AAS
>>64
そこまでは分からないので、私の完全な憶測になるけど、可能性としては
鉄道網の歴史から言って、八戸などの太平洋側は弘前などの日本海側に近い地域よりも比較的早く東京との交流があったことから差異が生まれたのかもしれない。地形的にも津軽と南部の境には奥羽山脈があり、太平洋側との交流は難儀だった。両地域の学校に於ける標準語励行政策に差があったのかもしれない。それと、南部では岩手などと連続的な方言が多い一方で東は奥羽山脈、南は白神山地で孤立した津軽は文法でも独特の表現が目立つ。
とは言え、津軽でも方言は衰退していて、1996年に津軽方言の語彙「カマリ(匂い)」「フジャマ(身なり)」「アメル(腐る)」「ミジャ(台所)」「アンコ(おはじき)」などの使用状況を調べると、60歳以上では70%が使用すると答え、30〜40代では55%、中学生では26%にまで減少していた。ただし2003年の再調査では当時の中学生は大人になる頃には少し使用率を回復させる。
方言の好き嫌いと訛りが恥ずかしいかは厳密には違っていて、1996年のNHKによる調査だと、埼玉県は方言が好きでもないが恥ずかしくもない、茨城県は好きでもないしとても恥ずかしい、京都府は好きだし恥ずかしくもない、沖縄県はとても好きだがやや恥ずかしい、青森県は好きだが恥ずかしいのようになっている。東北は似たような結果で方言に対して肯定的な印象を持つ一方で訛りが出る事への恥ずかしさも同時に持っている。>>61の比較も裏を返せば南部でも80%は「方言が嫌い」以外の感情を持っている事になるからね。津軽と比べると目立つだけで。
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