☆新自由主義VS所得再分配・政策議論 (665レス)
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248
(1): 2013/04/22(月)08:41 ID:oO9WHUEn(1) AAS
経済が発展すると仕事が淘汰されるのは昔からある。
例えば、人力車の車夫が鉄道の開発によって仕事を
奪われたことも安定した雇用を奪ったことなのか?

転職支援を充実させるには国家の財政負担が必要。
→何がいけないのか分らない。別に負担を増やさなくても、
社会保障給付の7割以上が高齢者福祉に回されているのを改めて、
将来のある子どもや若者に投資すれば、十分にペイ出来る。
249
(1): 2013/04/22(月)10:27 ID:tNRm2YOs(2/2) AAS
>>248
それは経済の発展ではなく、技術の革新によるもの。
経済社会上の政策と混同してはいけない。

日本の場合、社会保障は保険制度によりまかなわれている部分も大きい。
必ずしも国庫負担ではない。

基本的に若年層への投資というのは、企業に使いやすい人間の育成への投資として語られるが、それは人間にとっては二次的なことだ。
そのうえ、企業に使いやすい人間の育成ですら、時代や地域によって、さらには企業ごとにもかなりの違いがある。
そうしたことは企業の役割であって国家財政の負担を求めることではない。
事実、かつては企業内での労働者の育成が日本企業の躍進を支えていた。

国家として大切なのは、総合的な教育費の低減も含め、より広い人格を持った人間をより多く育てることであり、企業に都合のいい知識を蓄えた人間を育成することじゃない。
省3
250: 2013/04/23(火)07:01 ID:h3K547L/(1) AAS
>>249
基本的に同意
企業は粉骨砕身して働き、ムダ金を使いまくるような人材だけを求めるからね
251: 2013/04/23(火)23:41 ID:kdlVpUPi(1) AAS
経済成長しているときなら雇用の流動化はありだが 停滞している時に
流動化を促進したら受け皿が無くて最悪の状態になる 馬鹿でも分かること
じゃないのかね?
経済はその時々で柔軟に考え方を変えないとだめでしょ 定理を考えようと
しても無理
252
(1): 2013/04/27(土)20:06 ID:Je3lkT9L(1/3) AAS
しかし、言っては悪いが、ゾンビ企業ために
税金を使ってまで延命させるのは問題だとは思う。

先進国で日本ほど年齢で硬直している労働市場はないだろう。
マトモに就職できるのは、新卒ぐらいなのは典型例。
253
(1): 2013/04/27(土)21:32 ID:i2lVvNZm(1) AAS
>>252
年齢で硬直できる労働市場なら健全だよ。

問題は、流動化なんかさせると、ほぼ全員が新入社員扱い、つまり最低賃金になること。
もともとそれが目的なんだからw

ステップアップなんてのは、経営側の嘘と一部の労働者の妄想。

能力が必要とされる労働者なんて1%もいるかどうか。
大半はただの歯車要員。

年齢で賃金のバランスをはかっていかないと、消費環境が崩れる。
結婚、子供、住宅、教育、老後。
それぞれの対象世代に必要な賃金を供給することで、現代資本主義が成り立つ。
254: 2013/04/27(土)22:58 ID:Je3lkT9L(2/3) AAS
そうかもしれないが、新卒ぐらいしか
マトモな就職が出来ないというのも問題だろ?

新卒というカードのためにわざと留年するのは、
欧米人がいうには滑稽。
255
(1): 2013/04/27(土)23:00 ID:HZiWNBZH(1) AAS
>>253

こいつは終身雇用が全労働人口の何%に当てはまるか知ってるのだろうか
256
(1): 2013/04/27(土)23:19 ID:50vj+p0O(1/2) AAS
結局、現状維持と雇用の流動化、どちらでもメリット、デメリットはあるんだよね。
だから、それぞれの便益を比較することが大事。
俺は、仮に全員が新卒扱いで最低賃金になる状況になっても、新卒で若者が就職出来ない状況よりはいいと思う。
それに、株価を買えば、みんな資本家となるんだから、労働分配率が下がって労働者が不利になっても、家計は資産投資をすればいい。
労働者が投資する資本がない場合にも、政府が労働者向けに融資を公的に行えばいい話
また、雇用の流動化による労働市場の買い手独占の可能性も理論的に考えられるが、それは企業から税を取って労働者、失業者に給付すれば厚生は改善するだろう。
さらに雇用の流動化を政治経済学的に分析すると、現時点の労働者と労働市場に出てない若者
の利害対立になるが、選挙権、人口、資産の面でどうしても若者側の方が不利になってしまう。
マルクス経済学のアナロジーで考えると、これは、現時点の労働者と労働市場に出てない
若者の階級闘争なので、皮肉にも労働市場の流動化には、暴力革命が必要だという結論が導かれる。
257
(1): 2013/04/27(土)23:37 ID:Je3lkT9L(3/3) AAS
個人的には256の言う通りだと思う。

現代では資本家と労働者が極めて曖昧だから。
零細企業の経営者が搾取する側の『資本家』で
御用組合に守られた労働貴族が搾取される側の『労働者』な
訳がない。
258
(1): 2013/04/27(土)23:52 ID:50vj+p0O(2/2) AAS
労働者対資本家っていう発想は公共選択論の実証研究で有名なように世界各国で見られるんだけど、
特に日本に強く根付いてるのは、日本が間接金融優位であるために、個人投資家が少ないっていうのもあるんだろうね。
逆に直接金融が優位なアメリカでは、個人投資家の数が多い。
MM定理が成り立たない理由には、よく情報の非対称が挙げられるけど、公共選択論や政治経済学を踏まえれば、その国の制度面、
文化面によっても間接金融や直接金融に対する人々の政治行動や経済活動は非対称が見られると思う。
259
(2): 2013/04/28(日)00:11 ID:OiL5eNl2(1/2) AAS
ブラック企業の酷い実態も終身雇用や新卒採用と深く関係している。
労働環境が劣悪なら、労働者は他の企業へ転職するから、その企業は慢性な人手不足になり、
労働環境を改善しざるを得ないが、終身雇用、新卒採用で、安易に転職がしにくい状況だと、
企業は労働者が簡単に転職出来ない状況を逆手にとって、労働者の足元を見て劣悪な労働環境で働かせることが可能となってしまう。
260: 2013/04/28(日)09:51 ID:9yVeyCxi(1/3) AAS
>>255
終身雇用が縮小したのは小泉政権以降のことだ。
つまり、新自由主義政策の導入から。

現状肯定にばかり目が行くと事実が見えなくなる。
現状を批判的に見ることも大切だし、そうしないと事実が見えてこない。
261: 2013/04/28(日)10:00 ID:9yVeyCxi(2/3) AAS
>>256>>257>>258
労働者が自分の企業の経営権を持つほどの株主となるのは、共産主義の一形態だ。
それは悪くない。

一般市場での株の売買は、個別の損益は当然あるが、総体としては価値を生み出さないから、必ずある段階で破綻する。
ネズミ講と同じだ。
世界的に見れば、それが現在の資本主義の状況だ。

個人投資を煽ったところで、どこかで限界が来る。
金融取引だけでは実体経済につながらない以上、当然の帰結だ。
262: 2013/04/28(日)10:23 ID:9yVeyCxi(3/3) AAS
>>259
終身雇用と新卒採用は一体ではない。
事実、終身雇用の縮小と新卒採用への偏りは、むしろ近年になって併行して出てきたとも言える。

終身雇用が常態であったときは、中途採用も常態的にあった。
終身雇用であっても、中途退職者はいるし企業の成長があれば、それは当然だ。
今で言うニートが少なかったこともある。

現在は、新卒であろうと、中途であろうと、経営側はより賃金を安くすることにしか関心が無い。
それは、ITの発達で労働が単純になってキャリアが不要となり、誰でも同じ労働の質になったことが大きな要因だ。

だからこそ、日本の労働組合が実質的には無力となってしまった現状では、政策的な年功序列を採用しないと、社会経済そのものが成立しなくなる。
もちろん、教育費も住宅も老後も国家で保証すると言うことなら、年功序列賃金は必要ない。
省2
263
(1): 2013/04/28(日)11:42 ID:h6Fv9oWc(1) AAS
>>259
そもそもブラック企業が台頭した原因は、90年代初頭のバブル崩壊
以後、日銀が大胆な金融緩和を行わないで実質的なデフレ政策を続けて
不景気が常態化したせい。
高度経済成長期の景気が良い頃は、ブラックは存在できなかった。
なぜか?
社会全体が慢性的な労働力不足のため、ブラック企業は人手が集まらず
にすぐに消滅したから。
・・・と、経済評論家の上念司氏が述べておられました。
264
(1): 2013/04/28(日)12:22 ID:uvAK6pbc(1/2) AAS
年功序列は理想ではあるが、年功序列が出来たのは
日本が今の東南アジア諸国並みに人件費が安かったことや
ピラミッド型に人口構成だったからだ。

国内市場は成熟している上に人口構成がビア樽型になっている。
おまけに、新興国の台頭や技術革新によるオートメーション化の時代に。
年功序列制度を無理に維持しようとすれば今の若者はもっと犠牲になる。

後、日本企業の労働分配率は業種により大きく異なるが、平均で7割ぐらいあっで、
下がっているとはいえ、他の先進国に比べれば高い。
また、上場企業でもオーナー企業を除けば役員報酬は諸外国に比べれば低い。
ただ、日本は過去最高益でも大赤字でも役員報酬に大きな変動はないが、
省1
265: 2013/04/28(日)14:55 ID:EoJYqhJv(1) AAS
>>264
人件費総体と年功序列は無関係。
当然、若者が犠牲に、なんて言うのは経営と資本側の嘘。

分配率云々がどういう根拠でどういう計算方法か知らないが、近年の企業利益と株主配当を勘案すれば、とてもその数字とも思えない。
他の先進国との比較というのも、どういう基準での比較か不明だ。

役員報酬は、資本主義の根幹ではない。
企業内の分配率だから、年功序列であるか、役職による賃金体系であるか、の違いに過ぎない。
経営と資本の分離は、近代資本主義の原則。

年功序列の賃金体系というのは、理想とか空想とかいうことじゃなくて、社会保障が希薄な国では、経済発展のための必須の政策、ということ。
266: 2013/04/28(日)15:53 ID:uvAK6pbc(2/2) AAS
良いか悪いかは別として、日本企業の経営陣は
出世レースを勝ち抜いた人が多い。
だから、経営と資本の分離は行われているけど
経営と労働者の分離は殆ど行われてない。

労働分配率は、会社の利益に占める人件費の割合を
表す数字なので、御用組合に守られた労働貴族が沢山貰っていれば
非正規雇用者が虐げられていても統計上は高くなってしまうからね。
267: 風神レイン ◆AmrxKrymxGfh 2013/04/28(日)19:14 ID:/Ou4oHBI(1) AAS
>>2
Abcd Efgh!
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