[過去ログ] 生徒からも保護者からも教師からも嫌われる部活5 [無断転載禁止]©2ch.net (852レス)
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108: 2016/04/13(水)15:07 ID:orsjEn8a(8/12) AAS
しかし、甲子園OBにも数少ない批判者もいます。その代表的な存在がPL学園・巨人出身の桑田真澄さんです。桑田さんは8月26日にもTBS『ニュース23』に出演し、現状の高校野球について批判を繰り広げました。
そこで桑田氏からなされた提案は、球数制限です。現在のプロ野球では、ほとんどのチームが先発投手を100〜120球に制限し、登板間隔も中5〜6日をもうけています(メジャーリーグでは、100球・中4日が一般的です)。こうした状況を踏まえて桑田氏も球数制限を主張し、
ダルビッシュ有投手など他にも類似の提案をするひとは見受けられます(註4)。
私も、これには強く賛成します。しかし、もちろんこの球数制限によって別の問題も生じます。『ニュース23』では、帝京高校の前田三夫監督がそうなると球数稼ぎの攻撃をすると明言しています。
桑田氏はこうした意見に対して、学生野球憲章の「フェアプレー精神の理念」を持ちだして反論します。
たしかに、前田監督が述べる狡猾な戦略は、「教育の一環」を掲げる学生野球憲章に反しているように思えます。
これ以外の対策も、私ごとき素人でも十分に考案できます。たとえば、「打者ひとりあたりの投球が10球に達したら三振」というルールを思いつきます。つまり、ファールで粘れるのは4〜7球までということです。
さらに、今回の軟式野球の終わりなき延長戦も、球数が増えるリスクがあります。これはすでに議論されているように、タイブレーク制の導入などがあってもいいように思えます。¥¥・¥
109: 2016/04/13(水)15:08 ID:orsjEn8a(9/12) AAS
解決の可能性がある投手の連投
ただ、こうしたことだけでは、連投は止められません。そもそも高校野球の全国大会は短い日程で、連日試合が行われます。数年前、高野連は連投に対する批判を受けて、甲子園では準々決勝と準決勝の間に1日だけ休養日を設けました。しかし、たった1日です。
準決勝を勝ち上がって決勝に出たチームの投手が、2試合とも完投すれば、2日間で18イニング300球近くを投げることになります。
これを改善する策は、大きく分けるとふたつ挙げられます。これにはそれぞれクリアしなければならない課題もありますので、それも付記しておきます。
●1:試合日程の間隔を最低中3日空ける
⇒課題:選手の甲子園滞在費用、甲子園の貸出スケジュール、各地区予選のスケジュール調整
省6
110: 2016/04/13(水)15:08 ID:orsjEn8a(10/12) AAS
リアリティショーとしての高校野球
ここで、高校野球の「残酷ショー」としての側面について触れておきます。
実は、こうした残酷ショーは世界中のテレビ番組で見られます。それらは「リアリティショー(番組)」と呼ばれるもので、素人や芸能人が台本のない状況に身を置いて、さまざまな体験をするといった番組です。
日本では、1996年に放映された日本テレビ『進め!電波少年』での猿岩石による「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」が代表的なものでしょう。現在だと、フジテレビの『テラスハウス』やテレビ朝日の『よゐこの無人島0円生活』シリーズなどが挙げられます。
日本テレビ編『猿岩石裏日記:ユーラシア大陸横断ヒッチハイク』(1996年)日本テレビ編『猿岩石裏日記:ユーラシア大陸横断ヒッチハイク』(1996年)
猿岩石のヒッチハイクが典型ですが、あれはわかりやすい「残酷ショー」でした。無名の芸人ふたりが異国で飢えに苦しみ、ときには入院までしながら半年かけて香港からロンドンまで渡りました。視聴者はときにそれを笑い、ときには涙して、彼らの行く末を観ていたのです。
しかし、現在の日本ではリアリティ番組はアメリカや韓国などと比較すると、それほど多くありません。これにはさまざまな理由が考えられますが、やはり大きいのはリアリティ番組と似た魅力を持つエンタテインメントが他にもあるからだと思われます。
私はそのひとつがAKB48であり、もうひとつが高校野球だと考えています。
AKB48がリアリティショーとしての性質を強く持っていることは過去にもここで書いたとおりです。そしてそのときにも触れましたが、プロデューサーの秋元康さんも認めるとおり、AKB48は高校野球をヒントにしています。
つまり、高校野球の残酷ショーとしての性質が、AKB48へ移植されているのです。
省1
111: 2016/04/13(水)15:10 ID:orsjEn8a(11/12) AAS
「残酷ショー」はいつまで続く?
こうしたリアリティショーは、小説やマンガ、そして映画ではたびたび批判的に描写されています。たとえば、手塚治虫『火の鳥 生命編』(1980年)、スティーブン・キングの小説『死のロングウォーク』(1979)や『バトルランナー』(1982年)、
キングの影響を受けた高見広春の小説『バトル・ロワイアル』(1999年)に、アメリカ版『バトル・ロワイアル』とも言われたスーザン・コリンズの小説『ハンガー・ゲーム』シリーズ(2008年〜)、
そして、ジム・キャリー主演の映画『トゥルーマン・ショー』(1998年)などがあります。
これらの小説には映画化されている作品もあるので、知っている方も多いでしょう。
2012年に公開された映画『ハンガー・ゲーム』2012年に公開された映画『ハンガー・ゲーム』
これらの作品では、おしなべてリアリティショーを楽しむ視聴者に対してアイロニカルな視線が投げかけられています。登場する視聴者は、残酷ショーの参加者たちの必死な状況を安全な場所から観て、勝手に感動して楽しんでいます。
そのとき、視聴者の感動のために、参加者が殺し合いをさせられていることについては、顧みられることはありません。無責任なのです。
私が高校野球から連想してしまうのは、やはりこれらの作品で描かれるゲームの参加者と無責任な視聴者の関係です。先日、私は夏の甲子園で話題となった「おにぎりマネージャー」について書きましたが
、このときも「本人が決めたことだ」というご意見が散見されました。
省4
112: 2016/04/13(水)15:11 ID:orsjEn8a(12/12) AAS
そして視聴者も、いつまで無責任に高校野球を楽しむのでしょうか?
大手マスコミが意図的に議論を避けるのであれば、インターネットなどでわれわれがもっと考えていかなければならないと思います。
●関連
・「『おにぎりマネージャー』の生きる道」
・「リアリティショーとしてのAKB48:峯岸みなみ丸坊主騒動の論点〈1〉」
省12
113: 2016/04/14(木)11:19 ID:qLiR5URB(1) AAS
なんだこれ
114: 2016/04/16(土)10:56 ID:oN/6vrEy(1/16) AAS
教師も苦しむ「ブラック部活」 部活の“外部委託”の動き
外部リンク[html]:dot.asahi.com
体罰や理不尽な練習。子どもにとっての「ブラック部活」をアエラ本誌は報じた。だが、ブラックな状況は教師とて同じ。土日もなく無給で働かされている。
公立中学校に勤務する30代の男性は、新任の年にソフトテニス部の顧問になった。部活は素人ゆえ専門書を読みながら懸命に指導法を研究する一方で、普段の学校生活では学習プリント作りや授業準備に研修、
さらにどう生かされるかもわからないさまざまな報告書の作成に追いたてられる。平日は部活終了後の夜7時過ぎから職員室や自宅で残務整理をし、就寝時刻は午前2時。マイカー通勤の途中、信号待ちの数秒間でハンドルに頭を押しつけ眠ってしまったこともある。
そんな状況を受けて、首都圏や中部地方などで公立中学校に勤める教員ら5人と「部活問題対策プロジェクト」を結成し、
オンライン署名サービス「Change. org」で署名集めを始めた。「部活がブラックすぎて倒れそう…顧問をする・しないの選択権を下さい!」の呼び掛けに、わずか2カ月で集まった署名は2万2千人超(2月19日現在)。
ネット上で「真由子」と名乗る対策プロジェクトのメンバーは、部活のない小学校教諭への転向を考えたことも。
省3
115: 2016/04/16(土)10:57 ID:oN/6vrEy(2/16) AAS
「もう以前のようなゆったりした教育現場、部活環境じゃない。家庭環境が複雑化した生徒への対応、授業や行事の増加で教師は疲弊している。このままでは子どもと共倒れになる」
そんな実態に対応すべく、部活指導の外部委託を推進している地域もある。東京都杉並区が顧問教員の負担軽減を目的に13年度から始めた「部活動活性化モデル事業」だ。民間からスポーツ指導者を外部コーチとして受け入れるもので
、区の担当者によると今年度は12校24部活、16年度は16校に広げる計画だという。
受け入れ先はすべて運動部。サッカー、バスケットボール、テニス、卓球など多岐にわたる。外部コーチは原則的に技術指導のみで、生徒指導は従来通り顧問教員が行う。16年度は予算約3千万円を投入し、週末だけでなく平日の委託も視野に入れる。
「生徒、教員、保護者の部活にかかわる三者全員に良い変化があった」
そう話すのは、杉並区立和田中学校で立ち上げにかかわり、今年度から同区立井荻中学校で五つの部活に外部コーチを受け入れた森徹副校長だ。
省5
116: 2016/04/16(土)10:58 ID:oN/6vrEy(3/16) AAS
78日連続勤務 部活動は教師にとっても「ブラック」だ
.
(更新 2016/2/23 11:30)
外部リンク[html]:dot.asahi.com
平日の勤務に加え、放課後の指導、土日返上での練習……「ブラック部活」は、子どもだけでなく教師にも大きな負担となっている。そんな現状を変えるべく、動き出す教師たちもいる。
九州地方で公立中学校に勤務する30代の男性は、新任の年にソフトテニス部の顧問になった。競技は未経験なうえ興味も薄い。自分の受け持つ授業をきちんとやりたかったが、ほかの教員も全員どこかの部の顧問を務めている。「顧問をやるのは当然」と受け止めた。
疑問を持ち始めたのは1年目が終わるころ。部活保護者会で「試合に出る選手の決め方がおかしい」とか「もっと上達させて」と責められた。
省4
117: 2016/04/16(土)10:58 ID:oN/6vrEy(4/16) AAS
「この学校は全員顧問制だよ。教員は教職調整額をもらってるんだから顧問はやるべき。なんで中学の教員になったの?」
教職調整額とは、時間外勤務手当代わりに支払われる「給料月額の4%」を指す。一日20分程度で換算された教師の「残業代」だ。「残業代があるんだから働け、部活やらないなら教師になるなってこと。ブラック企業と一緒じゃないかと思った」
体罰や理不尽な練習が横行する部活が子どもにとってブラックだと注目されたが、実は教師にとってもブラックだ。
顧問を拒否し続けるこの男性はその後、ツイッターなどで部活問題を発信、仲間と出会う。首都圏や中部地方などで公立中学校に勤める教員ら5人と「部活問題対策プロジェクト」を結成した。昨年末にオンライン署名サービス「Change. org」で署名集めを始めた。
「部活がブラックすぎて倒れそう…顧問をする・しないの選択権を下さい!」の呼び掛けに、わずか2カ月で集まった署名は2万2千人超(2月19日現在)。馳浩・文科相宛てに提出、全国の教育委員会への指導を求めるという。
省2
118: 2016/04/16(土)11:13 ID:oN/6vrEy(5/16) AAS
「やる気がないなら帰れ!」で帰った部下に、坂上忍が噛みつく 「何があっても仕事中に帰ったらダメ」
2016.3.3
外部リンク:news.careerconnection.jp
「やる気がないなら帰れ」で本当に帰る若者はダメなのか? 「面倒くさい茶番を要求するからやる気がなくなる」の声も
2016.1.25
外部リンク:news.careerconnection.jp
「そういう七面倒臭い茶番をいちいち要求されるからやる気無くすんだろうよ」
「古い人はバカにされた反発でナニクソと奮起することを期待するんだってね。頭悪すぎるんで全滅してほしいね」
高校時代の部活で、実際にこれを言われたという人もいた。謝って残ろうとしても監督が「帰れって言ってるんだから帰れ!」というので、ある日みんなで本当に帰ってみた。すると、今度は「帰れって言われて帰る奴がいるか!」と言われたため、
「要は怒りたいだけなんだよ」と振り返っている。監督はその後、部員への暴力で謹慎処分になったという。
省5
119: 2016/04/16(土)11:20 ID:oN/6vrEy(6/16) AAS
運動部活動に全国大会がなかった頃
内田良 | 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授 2015年5月6日 5時30分配信
外部リンク:bylines.news.yahoo.co.jp
文部省は「教育」のために、全国大会を「なし」にした
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■部活動の最盛期
5月といえば部活動の最盛期。「こどもの日」だろうが、大型「連休」だろうが、生徒は朝早くから出かけていく。
省7
120: 2016/04/16(土)11:20 ID:oN/6vrEy(7/16) AAS
■子どもの教育のために
運動部活動研究の専門家である中澤篤史氏(一橋大学)によると、終戦後の民主主義にもとづく学校教育改革は、生徒の自発的なスポーツ活動に大きな価値を置き、運動部活動に積極的な役割を期待したという。
これは、現行の学習指導要領における規定「(部活動は)生徒の自主的、
自発的な参加により行われる」(中学校学習指導要領、第1章総則)にまで続く重要な考え方である。
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1948年3月のこと、文部省(現在の文部科学省)は「学徒の対外試合について」という通達を発出した。当時、全国的に頻繁に開催されていた対外試合を受けてのことである。通達からは、自発的な運動部活動の確立を目指そうとした文部省側の危機感が読み取れる。
(スポーツ)が真に教育的に企画・運営されるならば、学徒の身体的発達及び社会的育成のよい機会としてその教育的効果はきわめて大きい。しかしながらその運用の如何によっては、ややもすれば勝敗にとらわれ、
身体の正常な発達を阻害し限られた施設や用具が特定の選手に独占され、非教育的な動機によって教育の自主性がそこなわれ、練習や試合のために、不当に多額の経費があてられたりする等、教育上望ましくない結果を招来するおそれがある。
出典:(関 1970: 134)
121: 2016/04/16(土)11:21 ID:oN/6vrEy(8/16) AAS
対外試合に通底するいわゆる勝利至上主義が、生徒の発達を妨げ、その自主的な活動を阻害し、さらには経済的な負担をも生み出す。簡単に言ってしまえば、子どもの<教育>にとって、勝敗を競う対外試合の拡大は望ましくないということが主張された。
■「中学校では宿泊を要しない小範囲にとどめる」
同通達で、文部省は各学校段階の対外試合のあり方を、次のように定めた。
1. 小学校では校内競技にとどめる。
2. 中学校では宿泊を要しない小範囲にとどめる。但し、この年齢では校内競技に重点をおく方が望ましい。
省5
122: 2016/04/16(土)11:21 ID:oN/6vrEy(9/16) AAS
■フランス柔道の取り組み
ここで、フランスの例を紹介したい。
フランス柔道連盟の副会長であるミッシェル・ブルース氏は、2013年12月に日本で開かれた講演会にて、フランス柔道の取り組みを次のように紹介した。なお、フランスでは幼児から大人まで、柔道は大人気のスポーツであり、競技人口は日本の3倍の60万人に達する。
かつて、1970年代には子どもたちのナショナルチャンピオンシップを開催していました。そこで気付いたのは、勝つためにコーチたちが、大人と同じ指導を子どもたちにしていたということでした。これでは、子どもたちのモチベーションが長く続かないし、
あまりにも激しい稽古のため、すぐに辞めてしまう。それではダメだということで、連盟が方針を変えるきっかけになりました。
ですから、15歳以下のナショナルチャンピオンシップはもう実施していません。勝つことも大事ではありますが、あまり早い時期からそればかりを考えるのは良くない。レクリエーションとしての大会として、乱取りを一つの競技にしたり、
指導者も一緒に準備体操をしたりするなど勝ち負けだけでなく、みんなが勝者になる、参加することに意義がある試合形式にしています。
省3
123: 2016/04/16(土)11:22 ID:oN/6vrEy(10/16) AAS
■<競技>と<教育>から今日の部活動を再考する
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フィギュアスケートや体操など一部の競技を除けば、今日の学校における運動部活動は、オリンピック選手育成の重要な下位組織として機能している。
学習指導要領では「部活動は生徒の自主的な活動」という<教育>の論理が掲げられながらも、実態は<競技>の論理に組み込まれている。
はたして、今日の学校現場において、<競技>の論理に抗するかたちで<教育>の論理を立てて、部活動のあり方を論じようという姿勢はあるだろうか。
いやそれどころか、<競技>の論理に沿うかたちで、<教育>の論理を立てることに一生懸命ではないだろうか。たとえば「部活動は生徒指導の要だ!」と、部活動の<教育>的意義を強調しながら、
平日の早朝や夕刻さらには土日祝日に、生徒を教員の管理下に置くことが正当化される。それは同時に、勝つための練習でもあり、対外試合への参加にもつながっている。生徒指導という<教育>の論理が、<競技>の論理と同じベクトルをもちながら、
年中無休の部活動が維持されている。
<教育>の論理とは、いったいどうあるべきなのか。そして、<競技>の論理もまた、それでよいのだろうか。さらには、学校の運動部活動と学校外のスポーツクラブは、いかなる機能をもつべきか。
これから先の部活動のあり方は、意外にも70年前に、答えが出ているのかもしれない。
省8
124: 2016/04/16(土)12:04 ID:KCzsOkPQ(1) AAS
質問 中学校の部活動についてどう思いますか[募集期間]2016年4月7日〜21日14時 現在1664回答
※多くの方から回答をいただいています。
第1回アンケートの締め切りを19日から21日に延長させていただきました[募集期間]2016年4月7日〜21日14時
外部リンク:www.asahi.com
途中結果
今の中学校の部活動についてどう感じていますか
大いに不満だ 671票 40.3%
どちらかと言うと不満だ 560票 33.7%
省2
125: 2016/04/16(土)12:22 ID:oN/6vrEy(11/16) AAS
なぜ中高の「部活動」は"強制"になったのか?
子どもたちも先生も疲弊している!
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大塚 玲子 :編集者、ライター
2015年09月22日
外部リンク:toyokeizai.net
省9
126: 2016/04/16(土)12:22 ID:oN/6vrEy(12/16) AAS
――そもそもの位置付けがはっきりしないことが、原因なのですね。
あともうひとつ背景があって、1980年代に「子どもをペーパーテストだけで評価していいのか?」という問いから「もっと多様な能力で評価しよう」という流れが出てきました。そ
れで入試のとき、「勉強だけではない」基準として、スポーツや芸術活動を行う“部活動”が評価されるようになった。
つまり、部活動が“成績”として受験に響くものになったわけですね。部活動をやっていると、人物像として高く評価されるので、子どもにとっても保護者にとっても部活動が重みを増してきた。
今は部活動を義務付けている学校も多いですし、義務付けていないところでも、9割ぐらいの子どもが部活動に入っちゃっている。
それはやっぱり、成績にかかわってくるから「(部活動は)やるもんだ」という意識になっているし、「やらなきゃいけない」と勘違いされていたりもする状況ですね。
→次ページ先生の負担がどんどん大きくなる
127: 2016/04/16(土)12:23 ID:oN/6vrEy(13/16) AAS
――ご著書(『教育という病』光文社新書)に書かれていましたが、部活動の顧問をする先生たちの負担も、大変なことになっているようですね。平日の残業だけでなく、毎週の土日も潰れてしまうという。月に一度も休めない先生もいるのだとか。
内田 良氏(撮影 : 梅谷 秀司)
非常に過酷です。僕のところにも、そういった先生たちからたくさんの悲鳴が届いています。
もちろん、なかには「部活動をやるために先生になった!」というような人もいるにはいますけれど、「やりたくないのに、やらされて」という先生たちの声は、本当にたくさん聞きます。
先生たちに話を聞くと、わりと最初はのめりこむことが多いんですって。初めの2、3年は、みんな「やったことないけど、頑張ろう!」みたいな感じなんだけれど、結婚したり、30代にさしかかったりしてくると、
土日もない、デートする時間もない、「これはなんか、おかしいぞ」と気づき始めるんだそうです。
省9
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