[過去ログ] ウィザードリイのエロパロ2 (452レス)
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123: 2005/06/07(火)20:53 ID:KggzXg6Q(1) AAS
>>121
でなければハリケンジャーがエロイ戦隊と言う事になりかねない。
124: 2005/06/10(金)12:59 ID:2wSg916l(1) AAS
隠語ってのは普通元々の意味がある所に被せるものなわけだし、
一々全部気にしてたらそれこそスーパーで貝を買わせる描写も
できなくなるぞ。
125: 2005/06/12(日)05:26 ID:L+EKtw2d(1) AAS
まあ文脈だわな
たとえば、この板で
「オレの持ち物」
って文があったとして…
126: 2005/06/15(水)12:23 ID:zVDyv+97(1) AAS
127: 2005/06/17(金)23:03 ID:BgR/1PaG(1) AAS
保守
128: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:33 ID:AAVQSlo3(1/10) AAS
AA省
129: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:33 ID:AAVQSlo3(2/10) AAS
<コズミックキューブ 地下2階・2>
ワードナは、古くからの下僕たちの会話(もっとも喋っているのはフラックだけだったが)に参加せず、グラスを見つめていた。
当然のことながら、血をイメージして作られた紅色のカクテルは、本物の血液を連想させる。
そして、リルガミンにはマルグダよりも、もっと血がふさわしい女王がいた。
<血まみれ王妃>よりもはるかに美しく、はるかに強力で、はるかに血にまみれた生涯を送った女──<狂王トレボー>。
悪の大魔術師は、はじめて彼/彼女に会った日の事を思い出した。
──リルガミン王からの召集に答えたのは、気まぐれだった。
先代の王とはそれなりの付き合いもあったし、研究中の<アミュレット>に関しての援助や相互協力もあった。
新王が、どうやら父親を謀殺したらしい、という裏の噂もそれほど気にならなかった。
むしろ、即位と同時に近隣の反抗的な都市を二つも滅ぼしたやり手の王がどんなものか、顔を見ておくのも一興だとさえ思った。
省13
130: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:34 ID:AAVQSlo3(3/10) AAS
<コズミックキューブ 地下2階・3>
「跪け、下賎の者」
「断る」
間髪いれずに答えた悪の大魔術師に、トレボーは一瞬言葉を失った。
まわりの奴隷たちが二人の間の空気におびえた表情になったが、遅滞は一瞬で、また主人への奉仕を再開した。
トレボーは全裸で玉座に腰掛け、その巨大な<サックス>を少年と少女が二人ずつでかわるがわる愛撫していた。
「……今、なんと言った?」
数瞬の後、<狂王>は無礼極まりない相手に地の底から湧き上がるような声で質問した。
ワードナは答えもせずに指を鳴らした。
謁見の間の中央に、巨大な玉座が出現した。
省17
131: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:35 ID:AAVQSlo3(4/10) AAS
<コズミックキューブ 地下2階・4>
<狂王>が何を考えたのかは分からないが、結局、その場はそれで済んだ。
どころか、トレボーはワードナを歓待する胸を付け加え、宴席すら張った。
隣国の大使の首を、謁見するや否や跳ね飛ばして城門に飾った王にしては、あまりにも珍しい対応だった。
もっとも歓待の宴に<狂王>は出ることはなく、その高官(これも短期間で粛清による入れ替わりが激しい)たちと
もっぱら酌婦によって歓迎が成り立っていたが。
芸術性と淫らさを両立させた異国風の踊りを披露した踊り子は、一流の酌婦であり、しかも超一流の公娼でもあるようだった。
夜がふけると、当然のように客人の寝台にもぐりこんできた酌婦を、魔術師は拒むことはなかった。
乳腺と筋肉と脂肪がたっぷりと女の重量感を生み出している乳房。
蜂の化身のごとく引き締まった腰。
省18
132: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:35 ID:AAVQSlo3(5/10) AAS
AA省
133: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:36 ID:AAVQSlo3(6/10) AAS
<コズミックキューブ 地下2階・6>
「──いつから気付いていた?」
公娼が暗殺者であることを、だ。
「貴様は、いつからだ?」
<狂王>の質問に、質問で返す者は、この大魔術師しかいないであろう。
「──最初からだ。我は、何者も信用せん。数年前、どころか数十年も前、この女が生まれる前から
リルガミンに隣国のスパイが送り込まれ暗殺者として育てられていたとしても驚くべきことではないわ」
「少しは利口なようだが、──まだまだだ」
ワードナの視線が暗殺者の死体に注がれていることに気がつき、トレボーはすらりと美しい眉根を寄せた。
次の瞬間、驚くべき瞬発力を発揮して、死体から飛び離れた。
省18
134: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:36 ID:AAVQSlo3(7/10) AAS
<コズミックキューブ 地下2階・7>
夜更けの風は冷たく、爽やかだった。
今ばかりは血なまぐさい支配者の君臨する都にも、涼しげな空気が流れている。
たとえ、夜明けとともに、今、目の前の女の号令で地上の地獄が再開するとしても。
<天守閣>上層のテラスで、トレボーは長らく無言だった。
「──貴様は、どういう人間なのだ?」
やがて、半陰陽の独裁者が口を開いた。
「知らんな。貴様が勝手に判断するがいい。──貴様に同じ質問をしたとして、どう答える気だ?」
「……今の貴様のように返答するだろう」
<狂王>は、<魔道王>を睨みつけながら答えた。
省19
135: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:37 ID:AAVQSlo3(8/10) AAS
<コズミックキューブ 地下2階・8>
「わしとともに何処へ行こう、と言うのだ?」
ワードナは、トレボーの変貌に戸惑いながら言った。
質問を質問で返すのは、挑発の場合のほかに、こうした対処しづらい状況を切り抜ける場合もある。
「まずは、世界征服だ」
あまりに古典的な答えに、<魔道王>は声を上げて笑った。
それには失望も多分に含まれていた。
「おろかな答えだな、傲慢な君主よ。どれだけの王がその陳腐な野望を抱いたと思う?」
「我以外の者はそれを実行する力がなかった。ゆえに、ただの妄想で終わった」
あくまでも驕慢に言い切ったことばに含まれる事実を悟って、ワードナの嘲笑が止まった。
省15
136: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:38 ID:AAVQSlo3(9/10) AAS
<コズミックキューブ 地下2階・9>
トレボーはかまわず、身のうちの欲望を舌に乗せて声にした。
「女を殺し尽くそう、ワードナよ、トレボーのために。貴様の抱く女は我ひとりでよい。
男を殺し尽くそう、トレボーよ、ワードナのために。我を抱く男は貴様ひとりでよい。
全てが終わったら、我はこの<サックス>を切り落として貴様に捧げ、他に生きるもののない荒野で貴様の花嫁になろう」
曙光の中での告白を終えると、<狂王>は微笑を浮かべた。
生まれて初めて自分と同格の相手を得た少女の微笑みは、天使よりも邪気のないものだった。
ワードナは無言でその場を去り、そしてリルガミンの地下に篭城した。
自分を拒絶した<魔道王>に対して、トレボーは激怒した。
世界征服の手を休めてまで突如として創造された地下迷宮への攻撃を行い、
省17
137: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/06/19(日)23:42 ID:AAVQSlo3(10/10) AAS
地下2階の分はまだ半分くらいですが、とりあえず、切りのいいところまで書けたので。
138: 2005/06/20(月)00:04 ID:ZXckl8Qj(1/2) AAS
おおおおおお!
寝る前に素晴らしいものを見せていただきました!
139: 2005/06/20(月)00:13 ID:fEIjMdhq(1) AAS
職人さん毎回毎回GJです!
ワードナかっこよすぎ
140: 2005/06/20(月)07:21 ID:eokjDEcC(1) AAS
この渋いのと>>102の最後の行のが同じ人物とは・・・結婚コワス
141: 2005/06/20(月)11:08 ID:oxwqk/ab(1) AAS
いやいやそれよりもこれが無邪気な少女の初恋とは…異形コワス
142: 2005/06/20(月)12:19 ID:kCIRAARr(1) AAS
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