[過去ログ] 【従者】 主従でエロ小説 第七章 【お嬢様】 (497レス)
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216(1): 2011/11/14(月)01:13 ID:ot2Saqns(1/3) AAS
>>213-214の設定でやってみました。
もはやこれまでかと親久は自室で深いため息をついた。
平安の時代より続く武田家も、信長の攻勢の前に居城陥落も時間の問題であった。
兄と父亡き後、鬼神のような采配で幾度となく戦場を切り抜け、勝頼を守り抜いた親久であるが、次の出陣が己の最期となるであろうことは覚悟せざるを得なかった。
「湯殿の用意ができてございます」
後ろから親久を小姓の三郎太が呼んだ。
三郎太の表情にも死期を悟るものがあった。
湯殿で三郎太に帯を解かせ、親久はすらりと美しい裸身を剥き出しにした。
それは若い女そのものであった。
秋山家を継いだ兄、昌詮は駿河侵攻で名を上げた俊傑であったが、蒲柳の質で若くして病死した。
省15
217: 2011/11/14(月)01:14 ID:ot2Saqns(2/3) AAS
その夜の月はあまりにも冴え冴えと親久の屋敷を照らしていた。
──眠れぬ。
何度も親久は寝返りを打ち、滅びゆく武田一党のことだけを案じていた。
「三郎太。寝たか」
控えの間の三郎太を親久は呼んだ。
「お呼びでしょうか」
襖を隔てて三郎太が返事をする。
「目が冴えてしまった。久々におまえの笛が聞きたい」
「お望みとあれば」
三郎太は親久の枕元で静かに蘭陵王を奏じた。
省32
218: 2011/11/14(月)01:15 ID:ot2Saqns(3/3) AAS
今まで数えきれぬほど、三郎太は親久の帯を解いてきた。
しかし、今日ほど手が震えたことはない。
決して触れてはならぬものとしてだけ存在してきた裸身が、彼の思うままにしてよいものとして差し出された。
どうしたら良いのか分からぬまま、彼は自分も夜着を脱ぎ、素裸になって親久と抱き合った。
親久の肌は白く、肌理が細かく滑らかだった。
形の良い乳房はほどよい弾力を持ちながらも三郎太の手の中で自在に形を変えた。
男を知らぬ親久は、三郎太の手がそこかしこに伸びるたびに小さく息を呑み、身体をぴくりとさせた。
そのさまがあまりにも愛しく、三郎太は乳房の尖りに舌を這わせ甘噛みしながら吸った。
とうとう親久の唇から「ああ」という声が漏れた。
それが歓びからくるものだと三郎太の本能は直感した。
省31
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