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【スカトロ】排泄系妄想廃棄所7【汚物】 (511レス)
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所7【汚物】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/
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273: H [sage] 2010/10/18(月) 22:27:39 ID:G8JQ4Vfu 「おつかれ」 左手を軽く上げて応えた。 そうこうしている間にも日は落ちて行き、辺りは次第に夜へ近付いていく。 ぽつぽつと水銀灯の明りが灯り始める中、彼女は友達と別れ、陸上部のプレハブ部室へ 駆けていった。そして自分の荷物を抱えると、すぐに反対方向、自転車置場の方へと急ぐ。 昇降口の前を通ると、中はすでに真っ暗だった。非常灯のさびしい明かりだけが、 ぼんやりと浮かんで見える。文化部もほとんど帰ってしまったようだ。逆に講堂の方、 ブラスバンドの第二音楽室はまだ騒がしかったが。 同じく練習上がりの運動部員たちとすれ違いながら、プール横の自転車置き場に入る。 留めてある自転車の数も、もうまばらだ。 ぐ…ぎゅ……ぐるるっ…… 「あ、やばい……! 急がなきゃ……!!」 鍵を開け、サドルを跨ごうとしたところで――嫌な音が自分の下腹部から響いてきた。 腹の虫、ではない。 音と一緒に突き上がってきたのは、直腸から発せられた、強烈な便意だ。 昨日と今日、二日分の大便が今まさに体外へ出てこようとしているのだ。 (ああもう、タイミング最悪……! なんであと10分、持ってくれないのよ!?) 乱暴に自転車を発進させ、彼女は脳内で悪態を突いた。 部活前から軽い便意はあったのだが、ひたすら走ってばかりの練習中は鳴りを潜めていて、 まだまだ余裕があると思っていた。が、状況はかなり良くないらしい。急いで家に帰らないと、 そう長い時間は我慢できなさそうだ。 人気の少なくなった校内の自転車路を、肛門の締め付けに注意しつつ自転車で疾走する。 短い髪と、シャツが風を受けて揺れた。 (早く……はやくうんちしたい……!) 片手運転で、不気味な音を立て続ける下腹部を軽くさする。 そして彼女は、校門のすぐ横の、生徒用トイレを無視して、外の道路へと走り出したのだった。 (ていうか……うんちしたいから家に帰るって……小学生の男子?) 風邪を受けながら、自嘲気味に笑った。 サドルが直腸の内容物を押し上げる感覚が、たまらなく嫌だった。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/273
274: H [sage] 2010/10/18(月) 22:28:46 ID:G8JQ4Vfu 「あ〜……よかった。間に合ったぁ……」 暗闇に包まれた部屋に、ぱっと電気の火が灯る。 小さめのベッドに雑然とノート類が置かれた勉強机、隅の方にはディズニーなどのぬいぐるみが置かれた、 典型的な女の子の部屋だ。 彼女――堀江 美緒の自室である。 あれから10分、途中何度か漏らしそうになるほどの急激な便意に襲われたが、どうにか我慢し切ることができた。 とりあえずほっとする。 ベッドの横、出窓に置いた目覚まし時計の針は、19時少し前。 だがまだ、両親はどちらも帰宅していない。玄関と廊下、そしてこの部屋以外、家の中は真っ暗だ。 ぐ……ぐるるるるるっ…… 「くぅ……あ……あああぁ……!」 ほっとしたところで、再びあの嫌な音が響き、彼女はその顔を苦悶に歪めた。 まだ、便意はおさまらない。 当然だ。トイレに行っていないのだから。 家の玄関のすぐ隣に、トイレはあった。だが彼女はそこも無視して、二階の自室に上がってきていたのだ。 付け加えると、帰り道の途中にあった公園の公衆トイレすら、素通りしている。 彼女が排便をするべき場所は――トイレではないのだ。 (おかーさんが帰ってくる前に……出して片付けて……終わらせないと……) 震える下半身で、きゅっ……と、きつくおしりを締め上げる。 すでに、肛門に痛みを感じるレベルまで、便意は高まっていたが、ここまで耐えたのだ、暴発は絶対にさせたくない。 がまんがまん、と呪文のように頭で唱えながら、学校指定の運動着を脱いで彼女は私服に着替え始めた。 シャツの下、ひかえめなふくらみを包むスポーツブラが、彼女がまだ発展途上の女の子であることを物語る。 その日焼けした肌、そして額にはじっとりとした脂汗。 全力で自転車を漕いできたから、だけではない。腹を壊したときのような、剣山で腸内を刺されている ような痛みこそないが――見えない手がおなかを押さえ付けているような、強い圧力が直腸に常に 加えられている。 それが文字通りのプレッシャーを彼女に与えていた。 人の身体が、本能が、いらないもの――腸内に溜まった大便の塊を、排出したがっているのだ。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/274
275: H [sage] 2010/10/18(月) 22:29:39 ID:G8JQ4Vfu (もうちょっと…! ここまで間に合ったんだから……トイレには行きたくない!) やっとTシャツの袖を通せた。 ピンクのカーペットの床の上、本能に逆らい続けて、ただひたすらに便意を我慢する。 例えるなら、生クリームを絞り器で押し出そうとしているのに、別の手がその口を無理やり塞いでいる ような状態である。これ以上、そうそう長くは持たせられない。 だが、まだ終わりではなかった。 上は黒のシンプルなTシャツ、下半身はショートパンツを脱いだだけの、ショーツが丸見えの格好で―― 今度は、部屋の押入れを開ける。 中から引きずり出したのは、大きなダンボール箱である。 「……結構、重くなってきた……」 前から引っ張るようにして、彼女は箱を部屋の真ん中まで動かした。 箱の上には油性マジックで大きく「冬物」とある。しかし、蓋をあけて一番上の、白いダウンジャケットを 取り除くと、奇妙な物体が姿を現した。 「早く……早くっ……!」 便意の苦痛に後押しされるようにして、中から彼女が取り出したのは、大きな透明の――いや、なにか 茶色い内容物が入った透明の容器、だった。 容器の内側が湿気で曇っているので、それが何なのか、外から見ただけではよくわからない。 大きな、瓶。 スーパーやホームセンターに行けば置いてある、梅酒などを作るための、巨大なガラス瓶に それはよく似ていた。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/275
276: H [sage] 2010/10/18(月) 22:31:36 ID:G8JQ4Vfu 「ふ……んんっ!」 きつく、厳重に封がしてあるその蓋を、力いっぱい左にひねる。 ――と。 むあぁ…… 「ん……く、うぁあっ……」 ある程度は慣れたつもりだったが、それでも思わず、声が出てしまった。 蓋が開いた瞬間、鼻が曲がるのを通り越して、脳がしびれるような……凄まじい臭いが中から 吹き上がってきた。 口で息をしてもなお、鼻腔に侵入してくるその臭気を止めることはできない。 彼女の臭覚を突き刺すもの、その正体は、アンモニア。 紛うことなき、人間の排泄物――大便の臭いである。 (うう……なんか……前よりも酷くなってる……?) 丸い蓋を取り払ったその中をのぞき見て、涙が滲んだ。 これが自分の出したものの臭いだという情けなさと、そして強烈過ぎる臭いの分子が、彼女の眼まで 刺激していたのだ。 瓶の中に入っているのは、大量の……茶色い大便であった。 直径30cmはあるその瓶の底。 その底いっぱいに裾野を広げるようにして、文字通り山と盛られたそれは、もちろん全部、 彼女が排泄したものである。 棒状だったもの、硬い便秘便、ゆるゆるの軟便。いったい何回分あるのか、それらは折り重なって 自重で一体化し、なんとも形容しがたい――漫画に出てくる、とぐろを巻いた大便を髣髴とさせるような 威容を誇っている。 曇ったアクリルのその表面を触ると、ほのかに暖かい。 前回から2日、それでもまだ熱を持っているということは、すでに下の方では発酵が始まっているようだ。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/276
277: H [sage] 2010/10/18(月) 22:32:56 ID:G8JQ4Vfu しかし今は、悠長に眺めている時間も泣いている暇もない。 ここにまた、うんちを足さなければならないのだ。 (あとはカメラ……あ? あ、だめ! もう……間に合わない!) 勉強机の引き出しに手をかけようとしたところで、背筋に、今までとは異質な寒気が走った。 その直後には、下腹部にも何か、妙に冷たい感覚が生まれる。 ――もう耐えられない。 限界だ、許してくれ。 自分の身体が発した……今までも何度か体験したことのある、我慢の度が越した時に現れる感覚だった。 つまり、数秒後に、肛門がせき止められない超特大の便意が襲ってくるという前触れである。 「や、やばい……! 出る……!」 さっと、血の気が引いた。 前の時の失敗を、大惨事を繰り返したくはない。 蒼い顔で、あわてて瓶の上へもどると、両手で一気に、白いショーツをずりおろした。 そのまま膝を折り、中途半端なガニまたで瓶の口に、ぴったりとちいさなおしりを押しつけて、そして。 (んっ……あ、来た、来た……き……あっ! 出るっ! うんち……出ちゃうぅっ!!) ぷしー……… ぶっ! むりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっ! むぶっ… ぶぶっぶりゅぅ……!! 「くぅううう……ん、ふぅん……んっ! んんんんんっ!!」 歯を食いしばり、左手を口元に、彼女は声が出そうになるのを必死にこらえていた。 極太の大便が肛門を擦り上げる刺激に、幼い顔立ちが妖しくゆがんでいく。 まるでお腹の中で、何かが爆発したようだった。 もう、わざわざ押し出す必要もない。括約筋の力を緩めただけで腸の中身が――大量の大便が、 元の何倍の大きさにも広がった肛門から、次々に生まれ、落ちて行く。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/277
278: H [sage] 2010/10/18(月) 22:39:33 ID:G8JQ4Vfu (おしりが……あ……あついぃ……!) 最初に固めの秘結した便、そしてやわらかい粘土状の便の塊が、肛門で丸く成型され、一本の 長い棒となって排出され続ける。 右手を太ももに、柔肌に爪が食い込むほど力を入れて、彼女は濁流のごとき排便の刺激に耐え続けていた。 便が落ちていく先は、これまでに同じく産み落とされた大便の山である。 それがクッションとなって、ぼとぼとと、鈍い音を立て重なっていく……。 「はぁ、はぁ、はぁ………お、おわったぁ……」 一気に大量の大便を生みだした肛門が、ぽっかりと口をあけたまま鈍い痛みを訴える。 発酵し始めた古い大便と、今産んだばかりの、湯気を放つ新しい大便。 二重の強烈な臭気が、部屋全体を覆い尽くしていた。 ようやく溜まっていた便すべてを出し切り、肩で息をする彼女の頬には、幾筋もの透明な汗が伝う。 脳まで犯す自分の大便の臭気と、限界までの我慢を一気に開放した快感で、頭は立ちくらみを起こしたように くらくらしていたが――ともかく、やりきった。 大きな仕事はこれで終わりである。 雄々しく天を突く見事な円錐型のうんこ富士が、これでまた、一段と高くなったのだった……。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/278
279: H [sage] 2010/10/18(月) 22:40:22 ID:G8JQ4Vfu 「え〜と、22日目です。やわらかめのうんちがいっぱい出ました。昨日の晩御飯はグラタンです。 ……ごめんなさい、今日はうんち出すところを撮れませんでした。次は、気を付けます。ごめんなさい」 彼女の見つめる、小さな液晶の画面。 映っているのは――瓶の中身の一番上、たった今ひねり出した、大量の大便のクローズアップである。 少し引いて瓶全体を画面に入れると、そこに自分の声を吹き込んだ。 録画終了。 「おしっこは……もういいや。メールも明日にしよ。疲れた……」 また瓶の蓋をぎゅっ、と封印して、ダンボール箱に仕舞い直す。 当たり前だが、また少し重くなった。 そして元通りそれを押入れに放り込んで窓を全開、消臭剤をこれでもかというくらい念入りに、 部屋中に吹付けてから――ふぅ、と彼女はようやく,安堵の表情を浮かべたのだった。 そのまま、Tシャツにショーツだけのだらしない姿で、ぱたっとベッドの上に倒れ込む。 元々部活で疲れていたところだったのだ。 もう本当にくたくただった。 「あとどのくらい……何週間かかるのかな……?」 いい加減この行為に慣れてはきたが、慣れてしまったこと自体がある意味嫌だった。 うつろな瞳で、天井をじっと見つめる。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/279
280: H [sage] 2010/10/18(月) 22:41:33 ID:G8JQ4Vfu ……今までに溜まった大便は、まだもらった瓶の半分にも達していない。 満杯にするのに、あと何日かかるだろう。 アドバイスに従って、容器の隠し場所はできる限りのカムフラージュをしているが、万一、 しているところを親に見つかりでもしたら、それこそ大変どころではすまない事態になる。 そのリスクを考えると、あの契約で果たして割に合っているのか。 やはりあのとき、断わっておくべきだったのではないか? 先が見えない不安と、自分に対する叱責の念が彼女の心を不安定にする。 しかし、始めてしまった以上はもう後戻りすることはできない。 ……前金も、受け取ってしまったのだし。 「とりあえず、いっぱい食べて……いっぱいうんち出そう。それしかできないもん」 一日も早く瓶をうんちでいっぱいにして、引き取ってもらう。 それしか自分の行く道はない。 寝返りを打ち、まくらに顔を沈めて、決意を新たにする美緒であった。 ぐぅ (……おなかすいた。おかーさん、早く帰ってこないかな……) 出すものを全部出して、腹の中は空っぽだ。 そういえば今日は何もおやつを食べていない。 少しでも、準備しておこう。 へそのあたり、さっきとは別のシグナルを発したおなかをさすって、ベッドから起き上がる。 そして適当に選んだスカートをはいて、脱ぎ散らかした運動着を手に取ると、彼女は一階の台所へと 降りて行ったのだった。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/280
281: H [sage] 2010/10/18(月) 22:42:12 ID:G8JQ4Vfu 以上、四分の一終了。 本編の方は10話後半の進捗率50%といったところです。 ていうか、まだ待っててくれる人いるんですかね……? http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/281
282: 名無しさん@ピンキー [sage] 2010/10/19(火) 01:30:45 ID:Isb0WuDl 楽しみにしています いつもシチュエーションが練られていて、読んでて興奮します http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/282
283: 名無しさん@ピンキー [sage] 2010/10/19(火) 16:54:27 ID:dR1SBe8G いつでも、いつまでも待ってます 確かにあの臭いは脳に直接来るな…… http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/283
284: 名無しさん@ピンキー [sage] 2010/10/19(火) 21:30:19 ID:pF6kIkFp >>281 いますよー 本編はライフワークとして書き続けて欲しいとも思っていたり http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/284
285: H [sage] 2010/10/20(水) 21:47:43 ID:7U15c3O6 そう言ってもらえるのは本当にうれしい限りです。 四分の二、投下します。 2日でこれだけ書き上げたのは新記録かな? いつもこうだと良いんですがね…… http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/285
286: H [sage] 2010/10/20(水) 21:48:33 ID:7U15c3O6 【2】 「え〜と……どこだったっけ……」 土曜日の午前10時である。 水道水の注がれたグラスを傍らに、彼女――堀江美緒は、自室の勉強机でノートパソコンを開いていた。 近所の高校に通う、女子陸上部所属の一年生、16歳である。 袖口からのぞく、夏の名残の日焼け跡が美しい。ショートカットの髪に、格好もラフなTシャツにジーンズと、 本人も自覚しているがボーイッシュな雰囲気を持つ少女だった。 二階の窓から望む外の天気は気持ちのよい秋晴れであるが、今日の部活はオフである。 老朽化したフェンスの改修工事のためグラウンドが使用禁止、構内も重機が走るため、なにも 出来なくなってしまった。 宿題は朝一番に終わらせたから、しなければならないことはない。 かといって、今日はなんかよく出そうな気がするので外に出かけるのはまずい。 両親も相変わらず仕事だ。家には自分だけしか居ない。 なので、昨日届いた 「報告ありがとう。今までの分がまとまったので、明日新着情報としてアップします」 という浅見氏からのメールを思い出し、インターネットであのサイトを久しぶりに見てみることにしたのだった。 つぶらな瞳で見つめるその先――IE8が表示したそのウェブサイトには、腐葉土、プランター、 各種植物の種やその他園芸用品の写真がずらっと並んでいた。 ガーデニングや家庭菜園を趣味とする人のための、よくある園芸用品の通販サイトである。 女性やファミリー向けを意識しているウェブデザインで、ページのところどころにはオリジナルのちびキャラが 愛想を振りまいていた。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/286
287: H [sage] 2010/10/20(水) 21:50:09 ID:7U15c3O6 (ここ来ると毎回思うけど……大人って汚いなぁ……) 普通にここで買い物をしている人たち、ひょっとしたら自分と同年代の人も居るかもしれない。 その人達が、ここ裏の顔……本当の目的を知ったら、いったいどう思うだろう。 いろいろな感情の入り混じった、重いため息が漏れた。 ……それはとりあえず置いておくとして、ここはしばらく来ないと「入口」がさっぱりわからなくなる。 見つけにくくないといけないのは理解できるが……他のメンバーの人はどう思っているのだろう。 「えーと」 ころころとマウスホイールを転がし、何度も同じページを行ったり来たりして、ようやく発見できた。 隅っこのほうに小さく、他のとは少し色の違うフォントで書かれた 「入会・販売方法・その他に関するお問い合わせは、ここをクリック」 の表示だ。 (あった、これこれ) ポインタを動かし、“ここ”ではなく“その他”をクリック。 すると、 「IDを入力して下さい」 「パスワードを入力して下さい」 「今日の日付を入力して下さい」 三つの入力欄がある、小さなウィンドウが開いた。 IDの蘭に「Horie30」と打ち込んでから、日付の欄にパスワードを入力した。 真ん中の“パスワード”そして下の“日付”の表記はダミーである。 まったく、手が込んでいると思う。ここだ、と説明されない限りよほどの偶然でないと発見できないし、 見つけても法則を知らなければログインできない。 ……そうまでして隠さなければならないものが、このサイトの奥にあるのだ。 すぐにウィンドウが白色になり、2,3秒で切り替わる。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/287
288: H [sage] 2010/10/20(水) 21:50:58 ID:7U15c3O6 ――そこは、さっき最初に見ていたトップページだった。 色とりどりの季節の花が咲き乱れる洋風庭園の画像と小鳥のさえずりのサウンドが、来訪者を出迎える。 サイト名、ウェブデザイン、商品一覧やBBS、ワンポイントアドバイスなどのコンテンツも まったく変わりがない。 初めてログインした人は、あれ? と思うはずだ。 自分もそうだった。 たった一つだけ違っているのは、メニューの下のほうに、 「当コンテンツ内の各動画をご覧になるには、abode flash playerが必要です」 という注意書きとダウンロード用のリンクが張ってあることだった。 ……園芸用品の通販で、動画? もし一般のサイト利用者が見たら、そう思うだろう。 しかし、ここでは必要なのだ。 見知った様子で、彼女は一番上、商品リストをクリックした。 出てきたのは、袋詰めされた家庭菜園向けの有機肥料である。 ここで初めて、このサイトの普通ではない部分が見えてくる。 まず、肥料以外、普通ならあるべき他の商品が見当たらない。 土も、花や野菜の種も、手入れ道具も、殺虫剤も温度計も庭のデコレーショングッズもない。 肥料しか、ないのである。 一覧に並ぶ写真も、半透明の袋につめられたこげ茶色の堆肥か――ビン入りの液肥が写っているだけ。 袋にロゴもメーカー名も、何もない。 そして極めつけに変なのが、商品名だった。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/288
289: H [sage] 2010/10/20(水) 21:52:00 ID:7U15c3O6 ・西条 みのり(19) 学生 在庫:あり ・川本 れいな(18) 看護士 在庫:あり(液肥のみ) ・木下 真奈美(25) 高校教師 在庫:些少 ・エレン=ヨシモト(22) 専業主婦 在庫:品切 ……などなど。 すべて人名、それも女性名ばかりが冠された商品が並んでいるのである。 全部で19種類……いや、19人。 また、新着情報のコメント欄も商品ごとにあって、そこには、 「まろんさん、引退されます。在庫総量は○○kg お求めはお早めに」 だとか、 「香奈子さん、次回入荷予定は○日頃の予定。現在発酵を終え、最終工程中です」 とかの表示があった。 これはいったい、何を意味しているのかというと…… 「ほんっとに……よくこんな商売考えたわ……」 呆れたように言葉を吐いた。 そして“表示切替”のアイコンをクリック。商品一覧の縮小写真が、それで一斉に別の写真に更新される。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/289
290: H [sage] 2010/10/20(水) 21:53:45 ID:7U15c3O6 現れたのは女性の写真、それも黒い帯で目の部分だけ隠された、実に怪しい顔写真だ。 口元に笑みを浮かべたもの、逆につんとそっぽを向いたようなものもある。 中でも外人さんの、目線なしのあっけらかんとした笑顔の印象が強烈だった。 それら写真の更新が終わると、商品名の下に動画再生のアイコンが追加された。 何の動画か。 ――写真の彼女らが、大きなアクリルの瓶に、ぶりぶりと茶色い大便を排泄している動画である。 インデックスは「○○さん 第1週/第2週/第3週」という風にアイコンが並んでいて、 特に重要なのが1日目と最後の映像だ。 撮影場所は様々であるが――最初に女の子はみんな必ず、カメラの前で机やテーブルに向かって 何かを書いている。それは自分の名前、年齢、職業、好きな食べ物や趣味などを書き込む プロフィール用紙で、書き終わると、彼女らはそれをはっきり分かるようにカメラの前に掲げる。 あるいは、それを読み上げる者もいる。 そしてあの瓶の底にその用紙を「書いた方を下にして」敷き込むと、衣服と下着を脱ぎ去って、 その上にまたがり――最初の大便を産み落とすのだ。 彼女が産んだものだと、後で証明できるように、である。 その後の動画には毎回、固定カメラで瓶に大便を溜めて行く過程が記録されている。 時間短縮のため編集されている部分もあるが、女性たちが少しずつ、あの巨大な瓶をうんちで いっぱいに満たすまで、全部。 それぞれの動画で写っている――やっていることは全員まったく同じはずなのだが、やはり各々の性格が 反映されているのか、 「三日ぶりです。いっぱい出ましたぁ♪」 とカメラに向かって陽気に微笑むお姉さんもいれば、一切無言で表情も変えず、仕事と割り切って淡々と 生産作業に徹する人もいる。 またスカート姿で下着だけ脱いで、アソコを見せないように排便する人がいる一方で、まっ昼間の マンションのベランダで、全裸になってうんちしている主婦の人もいる。 わざと下剤を飲んでからびんの上にまたがって、我慢の限界までの過程を実況する人までいた。 外人の人たちはさらに過激で、排便前にペットボトルで肛門を拡張し、手首くらいのとんでもない 太さのうんちを平気で出したり、オナニーしながら獣のような叫び声をあげて排便したり、なんというか、 恥じらいを知らないというか……。 いや、自分にそんなことを言う資格はない。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/290
291: H [sage] 2010/10/20(水) 21:55:58 ID:7U15c3O6 ここに映っている女性たちは……ここで売られている有機肥料、その原料となる大便の提供者なのである。 このサイトの運営者は、若い女性の大便を高値で買い取り、それを園芸・家庭菜園用の肥料に 加工して「その手の愛好家」に販売しているのだ。 経営は安定していて、収益も上々、であるらしい。 ……世も末だ。馬鹿すぎる。 どう使うかは買った者の自由で、実際、農場で大規模に使った人もいるとか。 これも浅見氏から聞いた話だが、肝心の女性の集め方も様々である。 自分のようにまったくの素人女性を街中で勧誘というのはほとんどないらしいが、多いのがそれ系の 元AV嬢にオファーをかける、マニア系の成人雑誌でモニター募集と称して求人を募るなど。 普通の女性なら絶対に断るだろうが、前述のAV嬢や投稿誌に写真を送るようなマニア女性では、 良い副収入源として歓迎している人も多いらしい。 一方で顧客の方はと言うと、基本的に間口はとても狭いという。 会員制の“そういった”クラブなどで、店の方から「こんな商売がある」とメンバーに紹介して もらえるよう、依頼しているのだとか。 (まったく……考えた人の顔が見てみたい) 素直にそう思った。 買う人は……いいや、見たくない。 話によると、この計画の発案者は女性、しかも当時19歳の若さだったというから驚きである。 原料の提供者第1号でもあったらしいが、一体どんな人だったのだろう。今は、動画は削除されてしまっている。 もしも会う機会があったなら「この変態!」と一言怒りたいと彼女は思った。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/291
292: H [sage] 2010/10/20(水) 21:57:31 ID:7U15c3O6 ちなみに、原料提供の契約を交わした場合、動画の公開は必須であり、拒否することはイコール この仕事そのものを断ることになる。 当然だ。 この女の子が出したものから作りました、という証拠がなければ、こんな商売は絶対に成り立たない。 信用がすべてなのだ。本物を提供するから、客から高い金を払ってもらえるのだ。 その姿勢はどこまでも徹底している。 うんこが瓶いっぱいまで溜まったら、女の子はそれを「加工工場」へと送る。 一人分の大便の発酵は必ず一つの容器で行われ、他人のものとは混ざらないよう注意がはらわれている。 加工過程では最初に瓶の底のプロフィール用紙をカメラに大写しし、本物だという事を証明してから 蓋が開けられ、発酵容器に移される。大便がだんだんと堆肥となって行くいくつもの過程においても、 その都度日付と工程が書かれた黒板付きで記録映像が取られている。 最後の最後、発酵プラントの容器から出されて小分けの商品となり、注文を受けて出荷されるまで以外は、 全ての作業の流れを消費者がトレースできるのである。 秘密を口外しないという誓約書を交わせば、工場見学すら可能だ。 ただ、会員が仮に一定期間商品を購入しなかった場合、ログインすることは出来ても、 サンプル動画以外は見られなくなるようになっていた。 一度アカウントを作れば年会費などを要求されることはなく、動画を見るのも無料だ。 これは運営者としては当然の措置である。 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/292
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