【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 5冊目 (775レス)
【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 5冊目 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/
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595: 名無しさん@ピンキー [] 2015/05/10(日) 01:28:19.77 ID:XOCQ2ktg 真九郎の年相応の激しい欲求は彼に紫をまさしく貪らせた。 幼い紫は息が続かず、一瞬二人の唇が離れると舌を垂らして喘ぐ。 だが、真九郎の左手が紫の後ろ髪を掻き揚げるように差し込まれ、 小さな後頭部を五本の指でつかむと、紫は下腹部がふわりと浮きあがるような感覚に、 無心で下半身を真九郎にこすり付けた。 紫の上に覆いかぶさっていた真九郎は上半身を起こし、 荒々しく紫の寝間着を脱がし始めた。 普段から着替えを手伝っているためか、意外と手早い。 自らの寝間着も脱ぎ捨ててしまう。 紫は真九郎の一物の初めて見る屹立した姿に 驚きと好奇と期待を併せ持った熱視線を送った。 翌朝、紅香からの電話で、まさか本当にやるとは思わなかったと、 半ば呆れられながら冷やかされ、真九郎は昨晩、騎馬が消えた理由に思い当り、頭を抱えた。 闇絵や環も気が付いているのかもしれない。何しろボロアパート、壁は薄い。 それなら銀子や夕乃が知るのも時間の問題だ。真九郎はさらに頭を抱える。 だが、いまだ布団の中で静かな寝息を立てる少女の笑みを見ていると全てがうまくいくような気がした。 十年後も二十年後もこうして彼女の幸せそうな寝顔を見ることができる予感がしたのだった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/595
596: 名無しさん@ピンキー [sage] 2015/05/10(日) 21:43:24.44 ID:ut1Jw/ct 乙です 紫prpr http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/596
597: 名無しさん@ピンキー [sage] 2015/05/13(水) 16:50:43.30 ID:08t3KTXv 山本ヤマトはすっかりセラフに馴染んだなあ 片山がさっさと新刊出ねえからだぞ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/597
598: 名無しさん@ピンキー [sage] 2015/07/31(金) 10:57:10.85 ID:L01QoYoL 絶奈の同人誌が出て欲しいな。久々にこの人の絵見た ttps://pbs.twimg.com/media/CLEb1sGUYAEiEM2.jpg:large http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/598
599: sage [] 2015/08/27(木) 00:25:22.22 ID:3rHMwS8Y 今更だろうが乙 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/599
600: 名無しさん@ピンキー [] 2016/01/23(土) 15:39:40.08 ID:VwaTu39b 結局、一年待っても出なかったな http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/600
601: 名無しさん@ピンキー [] 2016/03/03(木) 09:31:37.92 ID:sPCUsvqs 全く・・・・・・ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/601
602: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/06/13(月) 22:21:20.54 ID:S0AR3c1g あのクソペースじゃSS職人も近寄らんよなあ…悲しい http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/602
603: 名無しさん@ピンキー [sage] 2016/09/11(日) 18:58:11.08 ID:blNrGfPv 全ては編集共が醜悪だから http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/603
604: 名無しさん@ピンキー [age] 2016/09/14(水) 06:10:09.97 ID:LtSaVDxl age http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/604
605: 名無しさん@ピンキー [] 2016/10/21(金) 23:48:09.81 ID:X3kHExaA rodでさえ出たのに http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/605
606: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/25(火) 22:27:14.45 ID:HyeWxnIc みんなどうしたんだよ?ここはエロパロスレなんだろ?もっと弾けようぜ? http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/606
607: 名無しさん@ピンキー [] 2016/10/26(水) 13:39:18.97 ID:lJq2OAkr 原作が出ないからだろ!あげ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/607
608: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/26(水) 23:15:23.04 ID:gJgv6h30 これは、真九郎以外の五月雨荘の住人が所用で出払っている時のお話。 環は空手の全国大会の出場者として、闇絵は旅に、紫は九鳳院での職務を 全うするために日本各地へと飛び立っていた。 「真九郎さん。真九郎さん」 肌寒い秋の朝、真九郎の耳に優しい声が雨のようにしみこむ。 「もう、仕方がないんだから」 ほほえみを浮かべた崩月夕乃は、未だに眠りこける世界で一番大切な 弟分の布団の中に躊躇いもなく、その身体を滑り込ませる。 現在六時二十分。真九郎の起床時間は午前七時ジャストである。 「よいしょっと...」 自分とは逆の方向に寝返りを打とうとした真九郎の身体をころりと 自分の向きへと転がし直した夕乃は、自分の胸を押さえ込む窮屈な 制服のボタンを全て空け、その柔らかな胸に真九郎の頭を抱え込んだ。 「んぅ〜...むにゃむにゃ...」 「か、可愛い...///」 明日の命さえ危うい裏社会の荒浪に揉まれながらも、真九郎も自分も 奇跡的に今日まで生きてこられた。 九鳳院の一人娘から端を発した最近の出来事はより大きなうねりを伴い、 かつての兄弟子との再会からの悪宇商会との小競り合いを経て、真九郎は より強くなった。 だけどその分、危うくなったとも夕乃は思う。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/608
609: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/26(水) 23:16:01.76 ID:gJgv6h30 「真九郎さん真九郎さん。ああ、真九郎さん」 そう、真九郎の命は勿論だが、自分が真九郎を想う気持ちに歯止めがかけられない。 真九郎の全てが愛おしく、夕乃の全てを知ったその上で自分と一生を添い遂げて欲しい。 鉄火場を潜り抜ける度に凜々しく、激しさを増す少年の輝きに夕乃は既に骨抜き、 いや、メロメロになっていた。 「んー...なんだ、これ?」 強く抱きしめた頭の圧迫感に違和感を覚えた真九郎が目を覚ましかける。 無論、自分の許可なく起きるなんてことを夕乃が許すわけもなく... 「んっ...はむっ...ちゅっ」 さも当然のように真九郎の唇を普通に貪り始めたのだった。 「ん〜...すぅ...ん、むっ...すう〜」 「ちゅうぅうっ...ぷはぁっ、ちゅるるっ...」 真九郎の呼吸のリズムを見切り、かつ目を覚まさない程度のキスの嵐を 夕乃は自分の持てる限りの技術を尽くして真九郎に施す。 それと同時に、夕乃の利き手は真九郎の股間をまさぐり始める。 八年前とは比較にならないほど大きくなった逸物をデリケートに 扱いながらも、その根元と先端を巧みに動かす手つきは既に熟練の域。 あっという間に真九郎の愚息はパンパンに張り詰めた。 「イケない子ですね...真九郎さんは」 イケないことだと分かっている。分かっているのだが... 真九郎が悦んでいるのだ。眠っているとは言え自分のキスで感じている。 変態じみた倒錯感が夕乃の身体を稲妻のように駆け巡り、自制心という名の ブレーキを瞬く間に全て粉砕していく。 首筋に紅い痕跡を残しながら、夕乃は更に真九郎の耳を舐め始める。 首筋から耳朶にかけ、白く透明な唾液の跡が線を引く。 紅くかぶれる首筋に軽く歯を立て、真九郎を刺激する。 その間も軽い愛撫で焦らされた彼の愚息は、もどかしさのあまり ピクピクと動きながら、窮屈なズボンの中で愚図りだした。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/609
610: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/26(水) 23:16:29.58 ID:gJgv6h30 ぴゅっ、ぴゅっ。 パジャマにじわりと滲む、粘り気のある染みは徐々に大きく広がり始めた。 布団の中にたちまち立ちこめる青臭い臭いの正体は言うまでもない。 女の子のように喘いだ真九郎は射精の快楽に抗えず、遂には夕乃の前で今まで 処理しきれなかった白い欲望を、無意識のうちに吐き出し始めた。 「んんっ...あっ...ああ...ふぁあ...///」 「イッっちゃったんだ...」 女のように喘ぎ、腰がかくかくと震える真九郎の痴態はこの上なく夕乃の 性欲に火をつけてしまう魅力を放っていた。 理性に歯止めが効かなくなる状態に陥りそうな自分を無理矢理押さえつける。 このまま腕力に物を言わせ、真九郎を強姦したい衝動に駆られる。 しかし、そんなことをしてしまえば間違いなく真九郎は自分と絶交し、 あの忌々しい柔沢や眼鏡、そして彼が本当に好きな... 「!!」 少女の顔がその脳裏に浮かんだとき、夕乃は真九郎の身体から自分の身体を 素早く剥がした。 制服のボタンを全て留めたと同時に、真九郎が目を覚ます。この間僅か一分である。 「んん〜。よく寝た、って夕乃さん?」 「おはようございます。真九郎さん」 「ご飯、持ってきました。よかったらどうです?」 何も知らない風を装いながら、夕乃は食器を取り出しちゃぶ台の上に置く。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/610
611: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/26(水) 23:16:52.60 ID:gJgv6h30 「んんっ?!」 違和感の正体に得心してしまった真九郎が目に見えて慌てだした。 「どうしたんですか?」 「えっ、いい...いいいいいや?な、ななななんでも、ななないです」 当然だ。 真九郎の知る夕乃といえば古風な貞操観念の持ち主であり、加えて 目の前でスケベで卑猥なことをしようものなら(それがまきこまれたかどうかは この際置いておくとして)鉄拳制裁を加える優しくてスパルタなお姉さんなのだ。 ましてや、生理的な問題とは言え夢精なんて無様を頭の上がらない夕乃の 目の前で知られてしまえば、間違いなく怒られると真九郎は思っているだろう。 きっと真九郎はどうすればこの危機を乗り越えられるだろうかとめまぐるしく 頭を回転させているだろう。無論、夕乃は真九郎を逃さないが、当の本人である 真九郎はそれを知らない。 「あ...あの、夕乃さん」 「ちょっと...なんていいますか、その...後ろを向いてて貰えないで...」 「真九郎さん。なにを隠しているんですか?」 「あ、そ、いえ...別に隠しているというわけでは、なくて...その」 べったりと自分の股間にぶちまけられた精液の冷えた感触と夕乃の視線が 真九郎の股間を縮み上がらせた。 素直に夕乃に全てを打ち明けられれば何も問題はない。 だが、真九郎にも男としての面子とプライドがある。 「し〜ん〜く〜ろ〜うさ〜ん?」 「Hな本を持ってても怒りませんから。ね?こちらを向いて下さい」 「ぅぅ...む、無理なんですってばぁ!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/611
612: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/26(水) 23:17:12.93 ID:gJgv6h30 ここで真九郎を追い詰めるとかえってやり辛くなるのは分かっている。 彼のことだ、おねしょよりも恥ずかしい夢精を家族として、また一人の 尊敬できる女性である夕乃に知られた暁には死よりも酷いことになる。 下手をすれば一生崩月の敷居を跨げなくなってしまう可能性だって在る。 きっとそんなことを考えているのだろう。 (ああ...真九郎さん真九郎さん...すっごくかわいいなぁ) 自分を追い込んだ犯人はすぐそこにいるというのに、真九郎はなにもできない。 「夕乃さんっ。ごめんなさい!」 ニコニコと笑う自分の顔の前で命懸けの目眩ましをした真九郎は脱兎の如く 自分の部屋の鍵を開け、五月雨荘の洗濯機の場所へと一目散に駆けていった。 「油断しちゃいましたね...」 さて、真九郎が戻ってきたらどう説教してやろうか? そう思いながら夕乃は指にこびりついた真九郎の粘りのある濃い精液を 口に運んだ。 「そろそろ...食べ頃かな?」 「うっ、なんか凄い悪寒がする...」 紅真九郎が崩月真九郎になる日は、そう遠くないかも知れない。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/612
613: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/28(金) 01:31:41.41 ID:dOo23HN8 〜真九郎の嫁入り 前編〜 午後八時 崩月邸 夕食後、稽古の汗を流すべく真九郎と夕乃は風呂に入っていた。 旅館と同じ大きさの湯船に身体を寄せ合い暖め合う真九郎と夕乃。 隙間無くその身体を抱きしめる夕乃はいつものように真九郎と睦み合う。 「あぁ〜...稽古の後のお風呂はいいですね〜」 「痛てて...お湯が染みるなぁ...」 「よしよし...痛いの痛いの飛んでいけ〜」 「う〜...」 稽古の後に風呂に入り真九郎を全力で甘やかすのが、崩月夕乃の毎日の楽しみである。 姉のように真九郎を慈しむ夕乃と、その背中を追いながらも過去の痛みを乗り越えて 男として成長する真九郎が夕乃に子を孕ませられる歳になると同時に、互いの身体を 求め合うようになるのは当然の流れだった。 「はい。今度は真九郎さんが私の痛みを取り除いて下さい」 「え〜...まだ痛いのに...」 夕乃に甘える弟分のささやかな抗議を流した夕乃は、自分がそうしたように 今度は真九郎に自分を抱きしめさせた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/613
614: 名無しさん@ピンキー [sage saga] 2016/10/28(金) 01:32:20.34 ID:dOo23HN8 「夕乃さんの痛いの飛んでけ〜飛んでけ〜」 「ん〜。気持ちいいですよ〜真九郎さん」 「真九郎さん...聞こえますか?私の心臓の音」 「貴方に抱かれて、凄くドキドキして...イケない人ですね真九郎さんは」 「夕乃さんの方こそ、いやらしいムッツリスケベの変態の癖に...」 大腿から臀部にかけて集中的にいやらしく撫で回す真九郎の手に身を委ねながら 夕乃はゆっくりとその股に徐々に鎌首をもたげる真九郎の一部を持って行った。 全身を程良く抱きしめるその腕の強さに緩やかな快感を覚えた夕乃は 徐々に発情し始めた。 真九郎も優に20cmを超えるその逸物をいきり立たせ、もどかしげに 夕乃の股にこすりつけながら懸命に腰を振りはじめた。 「夕乃さん...夕乃さん...。キスして、ください」 「真九郎さんは私の真九郎さんなんです...だから、いいですよ」 とろけた目で夕乃を見つめる真九郎はとっくに出来上がっていた。 夕乃の教育の甲斐あって、抵抗感無く自分からキスを求めるようになった 真九郎は教えられたとおりに夕乃を愉しませ始めた。 「んっ...んふぁ...ちゅっちゅっ、夕乃さん...」 「あぅ、あっあっあっ...気持ち、いい...もっと、もっとして...」 自分の顔を掴み、唇を吸い続ける夕乃の舌が真九郎の口内を蹂躙する。 絶えず熱い唾液を送り込み、ぎこちなく絡みつく舌を弄んでは 自由になった両腕で真九郎の性感帯である乳首も器用に刺激する。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/614
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