【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 5冊目 (775レス)
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: [sage saga] 2016/11/24(木)23:19
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703: [sage saga] 2016/11/24(木) 23:19:08.41 ID:V3Gh3kBt 「真九郎。今日はどうしたというのだ?」 「なにか良いことでもあったのか?」 「いや、むしろ逆...かな。だから、紫に...それを、忘れさせて欲しい」 紫の笑顔に、銀子の泣き顔が重なり真九郎は声を詰まらせた。 紫も今まで笑顔だった真九郎が泣き出しそうになるのを見ていられず、 とっさにその涙をハンカチでぬぐい始めた。 「銀子ぉ...銀子......」 もう二度と取り返しのつかないことをしてしまった罪悪感に耐えきれず、 真九郎は遂に泣き出してしまった。 「ごめん...。ごめん、ごめんなぁ...」 「ううむ、こ、困った。おい、真九郎。泣くな」 「私は泣いている真九郎よりも、笑っている真九郎の方が好きなのだ」 「...でも、泣きたいほど辛いなら、いくらでも私が受け止めてやる」 「さぁ真九郎。好きなだけ私の胸で泣くが良い」 「そして、泣き止んだら私にお前の悩みを聞かせてくれ」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/703
真九郎今日はどうしたというのだ? なにか良いことでもあったのか? いやむしろ逆かなだから紫にそれを忘れさせて欲しい 紫の笑顔に銀子の泣き顔が重なり真九郎は声を詰まらせた 紫も今まで笑顔だった真九郎が泣き出しそうになるのを見ていられず とっさにその涙をハンカチでぬぐい始めた 銀子ぉ銀子 もう二度と取り返しのつかないことをしてしまった罪悪感に耐えきれず 真九郎は遂に泣き出してしまった ごめんごめんごめんなぁ ううむこ困ったおい真九郎泣くな 私は泣いている真九郎よりも笑っている真九郎の方が好きなのだ でも泣きたいほど辛いならいくらでも私が受け止めてやる さぁ真九郎好きなだけ私の胸で泣くが良い そして泣き止んだら私にお前の悩みを聞かせてくれ
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