【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 5冊目 (775レス)
上
下
前
次
1-
新
705
: [sage saga] 2016/11/24(木)23:19
ID:V3Gh3kBt(25/34)
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
705: [sage saga] 2016/11/24(木) 23:19:56.51 ID:V3Gh3kBt 午後7時 五月雨荘 一時間近く泣き続けた真九郎は、泣き疲れてそのまま紫の胸に 抱きつきながら眠りに落ちてしまった。 「うんしょ、うんしょ。ううむ重いな、真九郎の体は」 布団を敷き、その上に真九郎の体を引きずりながら乗せ、学生服を 剥ぎとりパジャマに着替えさせる。 (しかし、どうして真九郎はあんなに泣いていたというのだ?) 九鳳院紫にとって紅真九郎は相思相愛の相手といえる。 紫には真九郎が必要で、真九郎には紫が必要である。 紫が困っているときに真九郎は手を差し伸べてくれたし、また真九郎が 困っているときには紫が手を差し伸べて今まで上手くやってきた。 どんな窮地に陥っても決して諦めずに、弱さを見せることなく悪漢や 変えられない宿命と戦ってきたあの真九郎が感情を露わにして、TVに 出てくる女のように泣きわめいたことに紫は内心驚いていた。 (そう言えば環が言っていたな。真九郎は女に弱い男だと) (そして、真九郎より強い女は...うう、一杯いるではないか...) 小さな頭をひねりながら、紫は真九郎が泣きわめいていた理由を 探っていた。 もし、環の発言が正しいとすれば紫には真九郎を泣かせた相手の見当が いくつもつく。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308289584/705
午後時 五月雨荘 一時間近く泣き続けた真九郎は泣き疲れてそのまま紫の胸に 抱きつきながら眠りに落ちてしまった うんしょうんしょううむ重いな真九郎の体は 布団を敷きその上に真九郎の体を引きずりながら乗せ学生服を 剥ぎとりパジャマに着替えさせる しかしどうして真九郎はあんなに泣いていたというのだ? 九鳳院紫にとって紅真九郎は相思相愛の相手といえる 紫には真九郎が必要で真九郎には紫が必要である 紫が困っているときに真九郎は手を差し伸べてくれたしまた真九郎が 困っているときには紫が手を差し伸べて今まで上手くやってきた どんな窮地に陥っても決して諦めずに弱さを見せることなく悪漢や 変えられない宿命と戦ってきたあの真九郎が感情を露わにしてに 出てくる女のように泣きわめいたことに紫は内心驚いていた そう言えば環が言っていたな真九郎は女に弱い男だと そして真九郎より強い女はうう一杯いるではないか 小さな頭をひねりながら紫は真九郎が泣きわめいていた理由を 探っていた もし環の発言が正しいとすれば紫には真九郎を泣かせた相手の見当が いくつもつく
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 70 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.039s