【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 5冊目 (775ﾚｽ)
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123: 2012/01/23(月)17:30:27.71 ID:iYXUJJgT(2/5) AAS
「あら、柔沢くん」
「円堂か」
休日ということで、柔沢ジュウは街をぶらぶらしていた。
本当は雨を誘ったのだが、雨は雪姫と出かけるとのことで、都合が合わなかったのだ。
かと言って家で一人でやることもなく、なにかいい暇つぶしはないかとふらふらしていたところで、雨の友人、円堂円と遭遇したのだった。
「今日は雨は一緒じゃないのね」
「こっちのセリフだ。今日は一人なのか？」
「ええ、まあ。用事をちょっと片付けたところ」
円はそこで嘆息した。少しお疲れのようだ。
円は空手の道場に通っており、さらに学校でも女子空手部に所属しているため体力がないはずはないが、おそらく精神的な疲れなのだろう。
省8
209: 2012/07/14(土)19:35:12.71 ID:C92Xn3PD(1) AAS
暇だし原作読むか
249: 2012/09/05(水)21:06:31.71 ID:puh9RAvT(2/2) AAS
>>247>>248
サンクス
何かもやもやする
335: 2012/11/05(月)11:09:05.71 ID:eZrlwJWP(1) AAS
チィッ…！や、闇絵さ〜ん
572: 2015/01/07(水)14:43:30.71 ID:a18pNshf(1) AAS
このスレ2011年からあるのか！？
長寿だねぇ
594: 2015/05/10(日)01:27:30.71 ID:XOCQ2ktg(3/4) AAS
騎馬はいなかった。
五月雨荘の前の通りには野良猫が一匹座っているだけ。
部屋に戻り電話をかけるがつながらない。
「紫、泊まって…いくか？」
幸い今日は土曜日、翌日に学校はない。
紫は黙って小さくうなずいた。
来客用の布団を自分の布団の隣に敷きながら真九郎は初めて
紫の左手の薬指にはまった指輪に気が付いた。
紫色の小さなガラス玉でかたどられた花の飾られた指輪。
真九郎の小指にさえはまらないような小さな指輪。
省30
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