[過去ログ]
奴隷・ペット・家畜にされる女の子 4匹目 (623レス)
奴隷・ペット・家畜にされる女の子 4匹目 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
138: ◆7XmV7vgkDY [sage] 2014/12/23(火) 23:34:50.30 ID:26eFiMcf ご無沙汰してます。 前スレ673から1年ぶりの再開、また縄―◆―第7章・優奈編―◆― お届けします。 華やかなイルミネーションが飾られた12月の街並み。 通りがかったランジェリーショップに、かわいい下着がいっぱい並んでる。 女子高生から20代ぐらいの女のコが、みんな楽しそうに下着を選んでる。 それを横目に見ながら、私はまた泣きそうになった。 私は… もうあの下着を着けることが許されないの。 今日も、私の体には、ごつごつした麻縄が堅く縛られている…。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/138
139: ◆7XmV7vgkDY [sage] 2014/12/23(火) 23:38:48.74 ID:26eFiMcf ※時系列的には6章の最後(前スレ671)から繋がっています。 「つぼみも、お前を見て自ら鞭を求めてきた」 「つぼみ…あのコったら…」 「優奈も同じだったな。ルミを見て、お前もこの道を選んだ…」 「ええ…」 そう。 私は半年前…初めてここに連れてこられ、ルミがちょうど今の私と同じ責めを受けてるのを見てしまった。 そして、ルミが一人で苦しんでるのを見ていられなくなって… 私自身も、同じ調教を受ける決心をした。 「親友のためにも、後輩のためにも…優奈、早く一人前の奴隷になるんだ」 「…」 「あさってから股縄8時間だ。夜勤が明けたら、すぐここに来い」 「…はい…」 私は正直、自信を失いかけていた。 調教がどんどんエスカレートしていくのに、だんだん耐えきれなくなっていたのだ。 「私、ルミのようにはなれない…」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/139
140: また縄また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/23(火) 23:41:04.09 ID:26eFiMcf 私が初めて見たときルミが受けていた責めは、本当は今の私と同じではなかった。 股縄は72時間…つまり丸々3日間もされてからのだった。 今の私の10倍以上…。 当然、ルミの体は、今の私なんか比べものにならないほど酷く傷ついていた。 皮膚をえぐり込むほど深く刻まれた縄の痕… そこに赤く灼けた蝋燭が垂らされる。 ルミは悲鳴を上げながら、それでも必死ですべての苦痛を受け入れていた。 「あぁッ!ご主人様!もっと!もっと罰を下さい!」 ルミの女の部分に、何百もの鞭が打ち据えられ… そのたびに飛び散る真っ赤な飛沫は、はたき落とされる蝋の破片だけじゃなかった…。 しかも、ルミはその調教が終わるとすぐまた元のように縄で縛られた。 直視できないほど酷く傷つき、すっかり赤黒く爛れてるあそこにも、ご主人様はきっちり股縄を締めつけられる。 「これからがまた地獄よ…。このままさらに72時間…三日三晩、家の中でも仕事中でも、この縄を絶対外さずに過ごすの。…もう変態でしょ私?」 股縄の間から血を滲ませながら、ルミが自虐的にそう言う。 「そしてね、3日経ったら、またここに来て今日みたいなことしていただくの。それが今週の調教メニュー」 「『今週』って…?」 「私ね…こうやって毎週いろんなご調教を受けに来てるの」 「こんなの毎週?」 「そうよ。もう1年ぐらいやってて、すっかり習慣になってるわ。 来週も再来週も、来月も来年もその先もずーっと…たぶん死ぬまでやめられないと思う」 「何でよ…ルミ、何でそんなことされてるの?」 「されてるんじゃないの。私が、自分からお願いしてるの。 蝋燭も道具も全部私が自分で買って来て。 何でって言われても…もう分かんない。毎日死ぬほど痛いのにね。 体が本能的に求めちゃうっていうか…やった女じゃなきゃ分かんないわよ」 「…」 「だからって優奈まで真似しなくってもいいのよ。私そんなつもりで見せたんじゃないんだから。 ちょ…ちょっと優奈、何脱いでるの!」 何だか分からないけど、私はその場で服を全部脱ぎ捨てた。 「ご主人様、お願いです! 私も…優奈も、縄で縛って責めて下さい!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/140
141: また縄また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/23(火) 23:42:40.92 ID:26eFiMcf 全裸の体を初めて縄で縛られた瞬間…私の全身に電気が走った。 上半身と両脚をきっちり縛られ、大きく広げられた女の部分をきれいに脱毛処理され… ご主人様が呼んできた何人もの男に囲まれ、時間をかけて夜通したっぷりと可愛がっていただいた。 たくさんの手で、舌で、いろんな道具で、そしてもちろん男性自身で… 甘く優しく、激しく逞しく…緩急自在に翻弄され、私は何度も何度も登り詰めた。 腰の高さにピンと張り渡された縄を跨ぐと、結び目の堅い瘤が股間にギュッと深く強く食い込む。 その感触を一つ一つかみしめ、さらに高い絶頂へと誘われるまま、私は無我夢中で縄を歩き続けた。20回、30回…いやもっと。 痛いのに気持ちいい…いえ、むしろ痛ければ痛いほどより気持ち良くなる。 私はたちまち縄の虜になった。 「気に入ったのなら、月イチでもいいからここに来い。いつでも縄を味わわせてやる」 そう言われて…ひと月も待てないまま、2週間足らずでまたお屋敷を訪れた私。 そして、3度目に来たのはその1週間後。 4度目に来たのはその3日後。 時間さえ許せば毎日でも来たくなるほど、股縄の誘惑は中毒的なまでに激しかった。 足枷で開脚されたまま3時間も4時間も股縄の上に縛られると、あそこが擦り剥けて血が出て泣き叫びたいほど痛いのに、それが気持ち良くてたまらない。 「どうだ?…その股縄を、一日中身に纏ってみたくないか?」 ご主人様のその一言は、私にとってまさに悪魔の誘惑…いえ天使の誘惑だった。 「来週から、股縄をしたまま外で過ごすんだ。最初は1時間…それから徐々に延ばしていく」 「はい! ご主人様、喜んでやらせていただきます」 期待と不安が入り交じりながら、それでも私は心ときめいていた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/141
142: また縄また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/23(火) 23:44:12.44 ID:26eFiMcf 全裸の体を初めて縄で縛られた瞬間…私の全身に電気が走った。 上半身と両脚をきっちり縛られ、大きく広げられた女の部分をきれいに脱毛処理され… ご主人様が呼んできた何人もの男に囲まれ、時間をかけて夜通したっぷりと可愛がっていただいた。 たくさんの手で、舌で、いろんな道具で、そしてもちろん男性自身で… 甘く優しく、激しく逞しく…緩急自在に翻弄され、私は何度も何度も登り詰めた。 腰の高さにピンと張り渡された縄を跨ぐと、結び目の堅い瘤が股間にギュッと深く強く食い込む。 その感触を一つ一つかみしめ、さらに高い絶頂へと誘われるまま、私は無我夢中で縄を歩き続けた。20回、30回…いやもっと。 痛いのに気持ちいい…いえ、むしろ痛ければ痛いほどより気持ち良くなる。 私はたちまち縄の虜になった。 「気に入ったのなら、月イチでもいいからここに来い。いつでも縄を味わわせてやる」 そう言われて…ひと月も待てないまま、2週間足らずでまたお屋敷を訪れた私。 そして、3度目に来たのはその1週間後。 4度目に来たのはその3日後。 時間さえ許せば毎日でも来たくなるほど、股縄の誘惑は中毒的なまでに激しかった。 足枷で開脚されたまま3時間も4時間も股縄の上に縛られると、あそこが擦り剥けて血が出て泣き叫びたいほど痛いのに、それが気持ち良くてたまらない。 「どうだ?…その股縄を、一日中身に纏ってみたくないか?」 ご主人様のその一言は、私にとってまさに悪魔の誘惑…いえ天使の誘惑だった。 「来週から、股縄をしたまま外で過ごすんだ。最初は1時間…それから徐々に延ばしていく」 「はい! ご主人様、喜んでやらせていただきます」 期待と不安が入り交じりながら、それでも私は心ときめいていた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/142
143: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/23(火) 23:47:13.13 ID:26eFiMcf 142は重複しました。スミマセンm(_ _)m タイトルも修正します。 そして始まった「実習」。 自分ではすっかり股縄なんて大丈夫な体になってたつもりだったけど… 室内で一人で過ごすのと、外で人前で過ごすのは、体への負担が全然違った。 地下室に張り渡された20m足らずの縄をいくら歩けたって、外で一日中動き回るような生活はとてもすぐにはできない。 普通に通勤して立ち仕事やってるだけでも、1日に1万歩以上は歩くんだから… つまり、昼間の数時間でも、私の股間はぴったり張り付いた縄に何千回とこすられちゃうってこと。 階段を上ったり下りたり、立ったり座ったり… そんな普段何気なくやってる動作の一つ一つにも、きつく縛られた股縄が私の体を強く擦り続ける。 街の人混みの中なのに…満員電車の中なのに…私の服の下は…。 (私どんだけ恥ずかしいカッコしてんのよ!) ちょっと気を抜くと、人前なのに軽くイってしまいそう。 なんか、顔がすごいヤラシイ表情になってたらどうしよう。鏡で顔を見るのが怖い…。 そんな状態を週に何度も、昼や夜いろんな時間に体験していく。 最初の1〜2時間ぐらいは、ちょっと痛くても平気だったし、とっても気持ち良かった。 けど… 同じ所を何度も縛られていくうち、あそこだけじゃなく全身の肌が擦り剥けて炎症を起こしてくる。 縛られる頻度も時間もだんだん増えていき…治る暇もない生傷の上をさらに縄がこする。 その痛みは、性的な快感なんかとはとても程遠いものだった。 そんなのが5時間も6時間も続くともう体が持たない。 最後はいつも「もうやめて!」って気分しか残らない。 「実習」が始まって1ヶ月。 体中傷だらけになった私は、もう前みたいなときめきもなくなり、縛られるのもだんだん嫌になってきてた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/143
144: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/23(火) 23:50:01.47 ID:26eFiMcf そんな矢先のある日… 私の恥ずかしい姿を見せてしまったつぼみから、夜にメールが来た。 「ゆうなさん、私感動して泣いちゃったよ(T_T) 私も頑張って、縄もムチも一生懸命耐えるからね!」 (つぼみったら…あなた、本当の苦しみをまだ知らないでしょ!そんな簡単なもんじゃないのよ! …いやダメダメ。つぼみに八つ当たりしてどうすんのよね) なんて考えながら、ちょっと彼女と話したくなった。 「つぼみ、ありがとう。どう、調子は?」 「あのね優奈さん!私、家で毎晩、股縄して寝ることにしたの!早く昼間も外でできるようになりたいし」 「そう、つぼみ…その調子よ。そうやって自分から縄に馴染んでいくの。あなたならきっとやれるから。頑張ってね」 「はい! ありがとう、優奈さん!」 (私ったら…つぼみの前でばっかりエラソーなこと言っちゃって。 本当は今すぐ縄なんてやめてしまいたいのに…) …でも、なぜか私は縄をやめる事ができなかった。 サボったらご主人様のお仕置きが怖いから? ううん、そんな事ない。 だって、ちゃんとしててもお仕置きはたくさん受けるんだし。 けど… 本当にこのまま私、体ボロボロになりながら、何がしたいんだろう? http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/144
145: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/23(火) 23:53:46.31 ID:26eFiMcf 縄をしたまま外で過ごす「実習」が始まって3ヶ月。 朝から縄をして12時間過ごし、夜お屋敷で一通りのご調教を受けて帰る。 翌朝もまた縄をして、そのまま次の朝まで24時間過ごす。 3日目の朝、縄を解いたら1日だけ間を置いて、4日目はまた12時間… ほぼそういう3日のローテーションを私は繰り返していた。 縄を外すのを許されるのはトイレとお風呂、あとどうしても仕事に差し支える時だけ。 夜勤のナースステーションでは、基本的に白衣の下は縄着用。 股縄で病棟の廊下を巡回し、ナースコールがかかったらそのまま応対する。 しかも… 私がこんな恥ずかしい格好をさせられている事は、ほとんどの同僚が知ってる。 というより… ここのナースは、ほとんど全員が何らかの調教を受けている。 今夜一緒の勤務に入ってる私達3人もそう… 一人は激しい鞭責めを受けてて、毎日お尻を真っ赤に腫らしてる。 「いつも椅子に座るのがとってもつらいの…。でも優奈や真理の縄はもっと大変よね。私なら耐えきれない」 「私だって…こんな縄なんて今すぐ外して捨てちゃいたいっていつも思うわよ。 でも…どうしても外せないの」 「そうよね。私だって…毎日こんなに痛いのに、それでもやっぱり鞭が好きなの」 「真理はどうなの?」 「私も… 最初は、ご主人様が許すまで『外しちゃいけない』ってのが強かったんだけど、 長いこと続けてると、自分でも『外したくない』って気持ちの方が強くなっちゃうのよね」 「ほんと、不思議な気持ち…」 「優奈もだんだん分かってきたでしょ?私が言ってたこと」 真理はインターンの頃から調教を受けていたので、今は毎日ほとんど股縄で過ごしていた。 同期で入った私は、調教なんてもちろん何も知らなかった。 麻美さんって先輩の話を聞くまでは。 私達みたいな股縄を毎日したまま、オペの助手までこなしてたという伝説の先輩…。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/145
146: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/23(火) 23:57:17.50 ID:26eFiMcf そうやってまた一月が過ぎ、いよいよ私は大事な「決心」を迫られる事になった。 「明日からは、外にいる時間は必ず縄で過ごしてもらう」 ご主人様が続けた。 「もう、お前が下着を着けて外に出る日はない…」 そして… 私達が必ず通らねばならない、あのご命令が下された。 「…明日、お前が持ってる下着を全部持って来い。ここで処分する」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/146
147: ◆7XmV7vgkDY [sage] 2014/12/24(水) 00:00:42.01 ID:TLJkjCtC ひとまず第7章前半ここまで。 麻美のエピソードは番外編として別の機会に書きます。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/147
148: ◆7XmV7vgkDY [sage] 2014/12/26(金) 05:34:20.87 ID:JYX8BNUd また縄―◆―第7章・優奈―◆―後編 いつか、この日が来るとは覚悟してたけど… 「…そう、優奈もとうとう決心する日が来たのね」 私はルミを訪ねていた。 「私はね…ご主人様に家まで来ていただいて、その場で部屋中の下着を全部差し出したわ」 「え!何それ…家まで来て下着取り上げられちゃったの?」 「ううん。そうじゃなくて、私からご主人様に頼んで家に来ていただいたの。 だって…そうしないと、自分一人じゃ不安だったのよ。 自分だけじゃ、どうしても捨てきれないって思ったから… だから、ご主人様に私の部屋中全部開けて見ていただいて、ここにある下着を1枚残らず全部捨てた事をしっかり見届けていただいたの。 それから、この家の鍵を1つお預けして… 『今日からは、お屋敷の外でも、私のすべてはご主人様のものです』って誓いを立てて… ご主人様がいつ抜き打ちで来られても、私は他の下着を隠し持ったりしてない、毎日毎晩いつだって縄を外してないって事を確かめていただけるように… そうやって、自分を追い込むようにして、縄を体から離さない決心をしたの」 「…そんなに徹底してるんだ…」 「私達の先輩はみんなそうだったらしいわよ。昔はもっとひどかったって。 調教なんて何にも経験したことないコの家にいきなり知らない男が来て、部屋中引っかき回して下着全部取り上げられて、その日から強制的に縄を教え込まれたり…」 「犯罪じゃないそんなの!」 「そうよね。 …けど、それでもみんな最後は従順な奴隷になっていって、自分から縄を求めるような…ホントに毎日縄がなきゃ生きていけないって体になっちゃうんだって」 「なんかそれ、変なクスリとか使ってんじゃ?」 「さぁ…どうなんだろうね」 「不思議よねぇ、女って…。」 「優奈、無理と思うならやらなくていいのよ… 見つかんない場所で下着付けてたって、縄外してたって、誰も怒らないんだから。 これは、あなた自身が自分で本当にやりたいのかどうか…それだけよ」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/148
149: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/26(金) 05:37:08.63 ID:JYX8BNUd 部屋に戻った私は、下着の入った引き出しを開けた。 カラフルで可愛い、たくさんの私の下着がきれいに並んでる。 「これを全部…捨てなきゃいけないの…」 引き出しの中を見つめながら、私は何十分も考えた。 そして… ブティックの大きな紙袋を足元に広げ、1つずつ下着を入れていった。 「かわいいお気に入りの下着さん…みんな、みんなさよなら…」 私の手はだんだん震え、涙がポロポロこぼれてきた。 もう… 毎朝のお出かけ前や夜のお風呂上がり、この引き出しを眺めて下着を選ぶ楽しみも許されない…。 最後の1枚を手にとり、からっぽの引き出しが目に入った時… 私はたまらなくなって、ブラを握りしめたままその場に泣き崩れてしまった。 …どれくらい時間がたっただろう。 別の棚に、まだ包みを開けてない新品の下着が一組あるのを私は思い出した。 それは、友達が勤めてたお店でオーダーメイドした特別な一品だった。 「いつか、大切な人が現れた時…その人に永遠の愛を誓う時、これを着けるのよ」 ウェディングドレスの下に着けるはずだった、丹念なフリルに飾られた純白のシルクの上下。 「今の私にとって、一番大切な人…」 ご主人様の顔が浮かぶ。 「こんな暴力的な男、大嫌い!」 それが第一印象だった。 なのに今は… 私の全ては、ご主人様に支配されている。 外はもう夜が明けかけていた。 私は、時間を掛けてゆっくりとお風呂に入った。 全身を念入りに洗い清め… そして、とっておきの真っ白い下着を体に通した。 メイクも今までで一番丁寧にして… 上に着ていく服も、ここ一番のとっておきの勝負着にした。 「分かってるわよ…お屋敷では服なんていらないって! でも、今日は…私の一番特別な日なの!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/149
150: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/26(金) 05:38:31.32 ID:JYX8BNUd 私の下着が全部入った、大きな2つの紙袋。 昨夜、何度も何度も最後まで迷って、泣きながらガムテープで封印をした紙袋。 それを旅行用トランクに詰め、私は家を出た。 お屋敷の玄関に入った私は、最後の気持ちの整理をした。 ゆっくりと深呼吸をして、服を脱いでいく。 最後の白い下着だけを身につけたままクローゼットを閉め、鍵をボックスに落とし込んだ。 「これで…もう後には引けないわ」 私はトランクを引きながら、廊下の股縄を歩き始めた。 今日はいつになく下着を着けてるからスムーズに歩ける。 「下を着たまま歩くって、初めての時以来だな…」 今までいろんな思いで歩いたこの縄。 気持ち良くって大好きだった股縄。 でも…「実習」が始まると、そんな甘い事も言ってられなくなった。 特に実習がハードになってきた最近は、嫌々ながら歩く方が多かった。 血を流しながら、泣きながら必死で歩く日も少なくなかった。 「でも…それでも…私、もう股縄が離せないの… 下着を全部捨ててでも、ずっと股縄をしていたいの…」 私はそうやって、自分の気持ちを何度も確かめながら股縄を歩いていった。 2本目の縄を歩ききり、地下への階段を降りる前、私はふと股間を確かめた。 真っ白な布に、縄でこすれた跡が鮮明に赤黒く染まっていた。 その色は紛れもなく、ここを渡ってきたたくさんの女達のしるしだった…。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/150
151: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/26(金) 05:40:03.71 ID:JYX8BNUd 「ご主人様…お約束の品、お持ち致しました…」 私はご主人様に、下着の詰まったトランクを差し出した。 「何だ、その着てるやつは?」 「これは…私の最後の下着です。特別な1枚なんです。だから…最後にどうしても」 ご主人様は背中を向け、黙ってトランクを開けている。 紙袋の口を破ると、私が昨日お別れをした下着たちが目に入った。 私は思わず目を背けた。 「これから…儀式を始める」 ご主人様が、私のブラの脇にハサミを当てた。 ジョキ… ストラップレスのブラは、真っ二つになって私の足元に落ちた。 次に、ご主人様のハサミが右の腰に差し込まれる。 パチン… 続けて左の腰にも。 パチン… 私は思わず脚を窄め、落ちようとする下着を股間で押さえた。 (これが…これが、本当に私の最後の一枚…!お願い、落ちないで!) 覚悟を決めていたはずの私の決心がかすかに揺らいだ。 ご主人様が、私の股間に挟まったパンツを引っ張る。 「いや…お願い!捨てないで!」 この期に及んで、最後の悪あがきをしてしまう私。 もちろん、そんなのみんな無駄な抵抗だって分かってるんだけど…。 ご主人様は、私の股間の最後の一枚を引き毟るように奪い取った。 そして… 「いいか、よーく見るんだ」 ライターを取り出したご主人様が、その手にある白い布に火を点けた。 「あぁッ…!」 一瞬で燃え上がった白い絹を、ご主人様は紙袋の上に落とした。 紙袋の中の下着は…次々と燃えていった。 「ウワァァァァ〜〜〜〜ン!!」 私はまたその場に泣き崩れた。 燃え盛る炎を見ながら、私は号泣した。 そして…私の下着は、全部燃えてなくなった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/151
152: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/26(金) 05:41:02.90 ID:JYX8BNUd 嗚咽の収まらない私の両腕を、ご主人様が引っ張り上げた。 「いやッ!離して!」 ご主人様は強引に、天井に吊られた手枷に私の両手を固定した。 「さあ…縄を跨ぐんだ」 「イヤですぅ!」 私はちょっとしたパニックに陥っていた。 ご主人様は棒付きの足枷で私の両脚を開き、股縄を通してピンと張った。 「あぁッ…」 それはもう…私の躰に染みついた条件反射だった。 この股縄をされると、私はどんなに頭が拒否してても、体の方が求めてしまうのだった…。 「お前は…今日から完全な縄奴隷だ。 この縄の味を、その体にしっかり叩き込め!」 ご主人様の鞭がお尻に飛んだ。 私はもう…股縄を歩くしかなかった。 いつものように…女の部分に堅い瘤縄をこすりつけながら… 胸を強力クリップで挟まれては、鞭で叩き落とされながら… 私は泣きながら、何十回も股縄を歩き続けた。 そして、股縄の感触に支配される中で… さっきまでの悲しみの涙は…やがて歓喜の涙に変わっていった。 最後に私は、ご主人様に全身を縛られた。 股縄はいつもより特にきっちりと締められた。 「今日から…この縄がお前の下着だ」 「…はい」 私は気を取り直していた。 「今から36時間…いいか、明日の夜またここに来るまで…縄を絶対に外すな」 「…はい」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/152
153: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/26(金) 05:41:42.26 ID:JYX8BNUd 「これが…この縄が…今日から私の下着…ずっと…」 こうして私は、縄を1昼夜以上連続着用する生活が始まった。 間のインターバルは勤務シフトによって変わった。 外にいる時は必ず縄着用。 仕事中でも、それはきっちり続けられた。 三交代のナースはそうでなくても激務なのに、私は全身に爆弾を抱えていた。 今までとは比較にならない痛みが、私の躰を支配した。 連続着用の日は、家に帰ってもお風呂とトイレ以外で縄を外す事は許されない。 湯船に浸かると、縄に擦り剥かれた肌が染みて飛び上がるほど痛い。 「これを…ずっと続けなきゃいけないの?」 風呂上がり…下着を選ぶ楽しみと引き替えに得られたのは、傷ついた全身を再び縄で縛らねばならない苦痛だった。 「痛い…股縄が痛い…もう体中が裂けちゃう!」 私はベッドに入っても泣き続けた。 次の朝を迎えても… 痛みはちっともおさまらないどころか、ますますひどくなっていく。 たまらなくなった私は、少しだけ縄を緩めた。 「何だ、この緩い縛り方は!」 その夜、お屋敷の調教部屋で、私はご主人様にひどく叱られた。 「だって…縄がこすれて…がまんできないんです」 「許さん!それを耐えるのが調教だ!」 そうやって私は、またご主人様に激しく鞭打たれた。 私の肌はみるみる、麻縄に蝕まれ疲弊していった…。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/153
154: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/26(金) 05:43:23.68 ID:JYX8BNUd 華やかなイルミネーションが飾られた12月の街並み。 通りがかったランジェリーショップに、かわいい下着がいっぱい並んでる。 女子高生から20代ぐらいの女のコが、みんな楽しそうに下着を選んでる。 それを横目に見ながら、私はまた泣きそうになった。 「私は…もうあの下着を着けることが許されないの?」 三日三晩、私の体に堅く縛られてる縄からは、性的な快感なんてもう何も感じられなかった。 あるのは… 歩くたびに、いえ何をしていても一日中襲いかかる耐え難い苦痛ばかり。 それはやがて苛立ちへと変わっていく。 このままじゃ私、ノイローゼになっちゃう。いや、もうとっくになってる。 「もうイヤ! 私、こんな縄漬けの生活なんて!」 私はもう、何もかもが嫌になった。 デパートのトイレに逃げ込むように入った私は、股縄を…全身を縛ってた縄も全部ほどいた。 私の赤黒い血と体液の滲みきった縄を、震えながら見つめ… 「この縄…この縄のせいで、私の体はボロボロよ…。 嫌い! もう、縄なんて大っ嫌い!」 泣きながら、私は縄を紙袋にくるんで、お手洗いのゴミ箱に捨てた。 そして、一目散に下着売り場へ走り… 目についた下着を手当たり次第に買いまくった。 店員さんが目を丸くしているのもお構いなし。 「これ、今すぐ着ますから!」 たくさん買ったうちの一組を手に、私は試着室へ飛び込んだ。 上を脱ぎ捨て、新しいブラとショーツを体に通した。 何日ぶりだろう…この柔らかな装着感。 穢された体が、優しく包まれていくみたい… 私は安堵感でいっぱいになった。 (何であんな変態みたいなことやってたんだろう… そうよ、絶対おかしいわよ!これが普通よ!) http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/154
155: また縄―◇―第7章・優奈編―◇― [sage] 2014/12/26(金) 05:45:11.26 ID:JYX8BNUd 次の日から、私は普通の生活に戻った。 同僚の真理と梨花はちゃんと理解してくれた。 「いいのよ。昔みたいにみんな強制的にされるんじゃないんだから。 私は…それでも縄が好きだからやってるんだけど」 「ごめんね。…私、どうしても耐えきれなくって」 「気にしないで。もう優奈の前で縄の話はしないから」 彼女はそう言って、私に気を遣って同じ勤務シフトの日も別々に着替えるようになった。 1ヶ月ほど過ぎ、縄の傷もすっかり消えてきた頃だった。 「おはよう」 「あっ…ごめんなさい!」 「どうしたのよ今更。優奈が縄やめたの、気にしてないから」 「真理…どうしたの!ひどい傷!」 「これ?…いつものことよ。ご・調・教。 …この変態って思ってるでしょ?いいのよ変態で。私、変態淫乱ナースだから」 こうは言いながらも、真理はキチッと仕事のできるナースだった。 私は… 縄を捨ててから、どこか生活に張りがなくなりかけていた。 といっても、仕事は手抜いてないつもりだし 新しい彼もできて、毎日それなりに充実はしてるはずなんだけど… 何かこう、刺激が足りないっていうか…。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/155
156: 名無しさん@ピンキー [sage] 2014/12/26(金) 08:56:00.60 ID:Fi+6cgRF つまらん 自サイトでやれ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/156
157: 名無しさん@ピンキー [sage] 2014/12/26(金) 13:26:15.67 ID:L9mu1vNa >>138 おつです。自分は激しい苦痛のは苦手なほうですが、 日常と非日常が混ざっているのは好きなほうです。個人的な嗜好ですが。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1402044383/157
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 466 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.007s