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巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その十 [無断転載禁止]©bbspink.com (118レス)
巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その十 [無断転載禁止]©bbspink.com http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/
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8: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:19:57.88 ID:MhPQbRqB その延長線上としてグルメかつ凝り性で、特に食べ合わせには非常に詳しい。 「さて、次はウィスパーんとこ…」 「ねえ、パパ。4年生は修学旅行だよ?」 「ああ、忘れてた」 ウィスパーと呼ばれる少女、ウィステリア=エルディムーアも圭治と七緒の子供である。 彼女は女の子…なのだが、ある特異体質のせいで実の両親から忌み嫌われ虐待され、その両親が逮捕され 施設に預けられるも、その施設でも特異体質ゆえにいじめにあい 孤立してひとりブランコをこいでいたところを、尚巳が発見し、かつての自分と重ねて通報し 圭治と七緒に相談し、二人とも彼女も子供にしようと決めた…という事情がある。 ウィスパーという渾名はウィステリアという名前と、囁くような小さな声から圭治が名付けたもので、ウィスパー本人も気に入っている。 そんなウィスパーは年こそ10歳、と尚巳と同い年だが ヶ月違いで学年は一個下の4年生だ。その4年生は 重要文化財が多数存在するストーム・スパイラル・ユナイテッドへ修学旅行に行っている。 で、8月に夏休みに入り、10月まで休みなのだ。 「ウィスパーのヤツ、お泊まり大丈夫かな?」 「大丈夫よ、ケイジ。ウィスパーを信じましょ♪」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/8
9: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:20:31.64 ID:MhPQbRqB 「うんうん、パパは考えすぎだよ!」 親バカ気味になっている圭治を七緒と尚巳がなだめる。 「…そうだな。もしかすると、きっとスパイラルタワーの絵でも描いてくるかもしれないしな」 「もしかしたら、サイクロンチャーチかもしれないわよ?」 「うんうん、もしかすると天空の鐘、描くのかなー?」 それぞれ、ウィスパーが何を描くのか想像する。ウィスパーは美術学科の生徒で 彼女の描くイラストは 雄大ながらも風情があって心をなごませると評判で 自身も将来は画家になると言ってる程、腕に自信がある。 ちなみに、スパイラルタワーとは、ストーム・スパイラル・ユナイテッドにある、その名の通り螺旋状にねじれた形をした巨大発電塔で そことカーネルシティのアイリスタワーの二大発電塔で、ここジェネラルの電力の全てを賄っているのである。 そしてサイクロンチャーチは、ジェネラルに住むキリスト教徒たちのメッカとも言うべき教会で、天空の鐘は サイクロンチャーチの屋根の上にある時計台にある大きな鐘で、この教会で結婚式をあげるカップルは、その鐘の音とともに祝福されるのだ。 「サイクロンチャーチかあ…ナオ、将来そこで式をあげられるように僕、頑張るよ」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/9
10: 名無しさん@ピンキー [sage] 2018/09/12(水) 09:21:03.40 ID:MhPQbRqB 無論、みんなの憧れの教会、だが… 「うーん、私はウィンタース家が好きだから、ウィンタース家直轄のミーア・ナーサン教会で挙げたいわ〜」 と、七緒がうっとりしながら言う。彼女は夫を愛していると同時に家も愛しているのだ。 ちなみに、ミーア・ナーサン教会も、美しく澄んだスティングレイ湖が見えることで有名で サイクロンチャーチとは別の道を行く人気がある。 「ごめんね、ケイジ♪」 「あ、うん、いいよ。ナオが望むなら」 不意に七緒に抱き寄せられ、肩に大きな乳房の感触があたり、圭治は赤面しつつ答える。 「ウェディングケーキもいいけど、お母様、今日は誕生日おめでとっ!ボク、すんごいケーキ作ったからね!」 「まあ、それは楽しみにしてるわ♪」 「そしてごちそうもボクたちが腕によりをかけて作るからねっ!!」 「ほほう、ナオミが言うなら味は確実だね」 自信満々の尚巳に、本日のパーティーの主役の七緒はもちろん、パートナーたる圭治も心をおどらせる。 三人は改造バイパーに乗り込み、七緒がエンジンをかけると、力強く重厚感あふれるサウンドとともに車体は一気に加速し 瞬く間にレオシティからスパイダーシティまで駆け巡っていった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/10
11: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:21:59.97 ID:MhPQbRqB 間もなく、大きな屋敷が見えてくる。その屋敷こそが七緒・ミッチェル・ウィンタースの家である。 門を通過し、ガレージにバイパーを停め、3人は車から降りる。 「おかえりなさいませ、お嬢様、だんな様」 「おかえりー、ナオミちゃん、今日はごちそう一緒に作ろうね♪」 二人のメイドが3人を出迎える。口調が丁寧でCカップくらいのヘアバンドをつけた 亜麻色のマッシュショートなのは米礼八千代(べれい やちよ)、彼女は家事万能で、七緒の教育係であり 七緒だけでなく圭治や尚巳、ウィスパーの面倒もよく見てくれてるのだが、丁寧な言葉遣いとは裏腹に いかんせん下ネタ大好きで 事あるごとに七緒にえっちなことを吹き込んでは、七緒が圭治で試すこともしばしばで 彼女には度々困らされている。 もう一人のフランクな口調のニット帽をかぶった 黒のツーブロックのベリーショートでEカップくらいの方は 米礼美鎖(べれい みさ)、彼女は八千代の姉で、口調からわかる通り 七緒らとは半ば気の合う友達のように 付き合っている。 そして八千代に負けない料理の腕を持つが、料理以外の家事はさっぱりだ。 その代わり、メカに強い。バイパーを5人乗りに改造したメカニックとは彼女のことである。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/11
12: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:22:43.40 ID:MhPQbRqB ちなみに二人とも見た目こそ若々しいが、美鎖は30歳、八千代は27歳であり 他のメイドや従僕からはたびたび姉妹の年齢を知っては驚かれる。 「とはいっても夕飯にするにはまだ早い時間帯ですね」 「うん、ボクはパパっと宿題やっちゃうねー」 一瞬「パパ」っという言葉に反応してしまった圭治だが 宿題をさっさと済ましてしまう尚巳のいい子っぷりに思わず感心してしまう。 前述の通り、スラッシャー学院は夏休みは8月1日から9月末までだが 尚巳なら夏休みの宿題は8月中盤ごろには全て終わらせているであろう。 ウィスパーも、尚巳程ではないが早く手をつけるタイプで、8月末には片付くはずだ。 「じゃ、僕たちも宿題やっておこうか」 「うふふっそうね。英語でわからないところがあったら任せてね♪手取り足取り教えてあげる♪」 「じゃあ僕は日本語をナオに教えるよ。とはいっても満点じゃないからあんま期待しないでね」 「謙遜しなくても。毎度赤点ギリギリな私からすれば90点も取れたら立派よケイジ♪」 「わかったから抱きつかないで…胸があたってる…」 そんなアツアツな圭治と七緒を美鎖はヒューヒューと冷やかし、八千代はデジカメで連写しまくった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/12
13: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:23:13.83 ID:MhPQbRqB 「ナオの教え方、相変わらずわかりやすいねー。ありがとう」 「どういたしまして、ケイジも相変わらず字が綺麗よね。 他の男子とは違うんですって字が主張してるようだわ」 「あはは、照れるな〜…ああっ、当たっちゃったか!」 夏休みの宿題のドリルを3割ほど、全教科バランスよく手を付けた圭治と七緒は ひとまず今日の分は終わったとして、テレビゲームに興じている。 プレイしているゲームはモンスターファーム2。圭治はブラックロードのすみかを 七緒はマグナビートルのDOLOTABOを使っている。 ふたりともフルモンではなく、それぞれ成長適性のまま育て上げ 圭治のすみかは丈夫さが750ジャストであること以外はだいたい600台の能力 七緒のDOLOTABOはちからとライフ、丈夫さが800オーバーなのに対し かしこさは500程度、あとのふたつはそれ未満といったところで 二匹ともレジェンド杯のポリトカを撃破している。 バトルは序盤こそDOLOTABOのでこぴんが直撃するも 堅実にすみかが技を確実に当てていき、ライフを削っていったが あと5秒のところでDOLOTABOの竜巻アタックが直撃し、すみかをKOしてしまった。 「うふふっ、これで6勝4敗ね」 「ああ、ナオ単純な力押しなのに強いねー」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/13
14: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:24:10.21 ID:MhPQbRqB 「ふふっ、じゃあ次は純血のグジラにしようかしら♪」 「ナオ、ホントパワー型大好きだよね」 七緒は他にもドン・クラウンや純血ジール、ガリエルなどの重量級やペブリーやブロックンなど自爆キャラなど 基本的に一撃に特化したパワータイプのキャラを好む傾向がある。 愛車もボディがヘビーで暴力的なトルクを誇るバイパーであるのもそんな好みの延長線上のものだ。 だったら圭治などではなくもっと頼り甲斐のあるタフガイの方がお似合いなんじゃないのか?と圭治本人が思い 七緒に「本当に僕が婚約者でよかったの?」と一度訪ねたことがある。 しかし七緒は「圭治の優しさ、そして心の大きさはどんなパワーをも超えるのよ」と微笑んで答えた。 「じゃあ僕はジルで…」 「お嬢様、だんな様。もうご馳走が出来上がりました」 「ナナオちゃーん、今日はみんなで楽しめるごちそうだよー♪ケイジくーん、パパさんとママさん、シイちゃんも来てるよー♪」 「志易(しい)は普通に嬉しいけど、父さんと母さんが来るのはちょっと気まずいなー…まあごちそうというかタダ飯目当てなんだろうけど」 「目的がなんであれ、料理を美味しく食べてもらうのはメイド冥利に尽きるというものでございます」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/14
15: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:25:18.33 ID:MhPQbRqB 苦笑いする圭治に、八千代は大真面目に答える。八千代は少しずれているけど 自身の仕事に誇りをもっていて、ウィンタース家に恩義を感じている。 一方美鎖の方は恩義というよりは自身の欲求を満たせる快感を満たしているという感が強い。 PS oneの電源を切り、ふたりはダイニングルームへ向かっていった。 「それにしても、相変わらず広いよねー」 「うふっ、照れるわ」 いつ見ても見慣れないくらい広いダイニング… 圭治が抱いた正直な感想を言って、キョロキョロ見回すと… 「おにいちゃーん!!」 どんっ 「うわっ!!…とと、志易か。よしよーし、あんまおどかすもんじゃないぞー」 サイドテールの圭治よりひとまわり小柄な少女が後ろから圭治に抱きついてきて、圭治は抱きしめ返し 背中をなでなでしてあげる。彼女は大宇宙志易、圭治の愛する妹である。 圭治はシスコンのけがあり、志易には割と甘い。 「それはそうと、父さん、母さん、またタダ飯目当てでしょー」 「がっはっは、そうだ!とーさんもりもり食べるぞー!」 「そうだねあんた!圭治、カタいことは言いっこなしだよ!」 豪快な夫婦が清々しいくらい素直に自分の欲望を雄弁に語り、妻に至ってはいっそ開き直る。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/15
16: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:26:03.10 ID:MhPQbRqB その夫婦こそ圭治の両親で、豪快な態度からは意外に平凡な体格をしたレイヤーショートの… というか圭治をふたまわり程大きくしたような男性は大宇宙満治(まんじ)。態度からわかるように 金遣い自体は荒いが、意外なことにギャンブルだけには手を出さない。 あくまでも金の使い道は確実に実を結ぶものに限るというマイルールがあるのだ。 一方、日焼けした黒髪のポニーテールの女性は大宇宙永良(えいら) 彼女も細かいことは気にしない豪快な性格である。 そんなふたりの出会いも、あるステーキハウスで食べ放題フェアを開催していたところ そこで出会って どっちが多く食べられるか、お互い張り合って芽生えたという豪快なものであった。 つまり、間違いなく、このご両親は果てしなく喰う。 「安心なさいませ。量も質も満足することをワタクシがしっかり保証します」 「それはいいけど、八千代さん。ごちそうってなんなの?」 「手巻き寿司だよ〜♪」 代わりに美鎖が答えた。テーブルには新鮮な魚介類がたくさん並んでいる。 「す、すごい…!!」 圭治が目を輝かせるのも無理はない。インドマグロの赤身にネギトロ、スモークサーモン、タコ、イカ、赤貝、甘海老、ブリ、シマアジ…。 果てはサーモン腹身の炙り、ヒラメ、車海老、いくら、ウニ、中トロ、そして極めつけに大トロまである。 魚介類以外のネタとしては定番の玉子焼にキュウリ、アボカドをはじめ、馬刺に生ハム、ローストビーフと、肉のネタも充実している。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/16
17: ID:Y90JDNCtだった人 ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:26:19.45 ID:MhPQbRqB 「ちなみに玉子焼と酢飯はボクが作ったんだよ!」 「見事な手際でしたよ、尚巳坊ちゃま」 と、自慢げに尚巳が言い、八千代が尚巳の腕前を賞賛する。寿司の味を左右する酢飯と、寿司職人の腕が試されるという玉子焼を作ったことを自信満々に語り 料理番を任されるメイドの片割れである八千代が太鼓判を押すのだから、味は確実に保証されることが伺える。 「やあやあ、圭治くんのご両親殿、いつも娘が世話になってるね」 フランクな態度で満治と永良に挨拶する小太りなオールバックの壮年はハローム・ブラス・ウィンタース、七緒の実父にして圭治の両親に圭治と七緒の縁談を持ちかけた張本人である。 ハロームは巨大テーマパーク・ウィンタース・プレイ・アリーナ、通称ウィンタースを展開しており、そのテーマパークはジェネラル以外にも日本にひとつ、アメリカに三つほどあり どこも休日になると客が殺到しまくり、年商にして軽く5000億は越えるという。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/17
18: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:26:52.21 ID:MhPQbRqB 「ホント、娘にはもったいないいい息子さんを持ったもんだよあんたら」 黒髪であること以外七緒そっくりでラフな服装の女性は百(もも)・ウィンタース、七緒の実母、つまりハロームの妻である。 「いやいや、百こそ、うちの圭治にはもったいない娘さんもったもんさ。なんてったって年の割にスタイル抜群で気立てが良くて…」 と、永良も百に返す。永良とは細かいことは気にしない大ざっぱな者同士意気投合し、今ではすっかり親友という間柄である。 「ただ、うちの娘は家事は全くダメでなあ…」 七緒は一度だけカレーを作ろうとしたことがあるが、途中で鍋の中身が銀色に変色したり、鼻を刺すような刺激臭が漂い始めたりと 料理という名のダークマターができあがってしまった一件以来、七緒が台所に立ったことはない。掃除も通り道から破壊されていく有様である。 「いやいやいいんだよ、それこそ我々の孫にあたる尚巳に任せておけば」 と、ハロームも満治も男同士話に花を咲かせていく。 「はいはい、話はそこら辺にしておいて、レッツ寿司パーティーといきましょうよ!」 と、美鎖の一声で全員テーブルに集まり、一斉に「いただきます」のかけ声とともに思い思いに寿司を巻き始めた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/18
19: ID:Y90JDNCtだった人 ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:27:22.75 ID:MhPQbRqB 「さて、満治さんいっぱいやろうか?」 「あ、いいね百さん。ちなみにこのビールは?」 「シュヴァルツのラガービールだよ、グーッといきなグーッと」 「ああ、そうだな。永良、いっしょにいこう」 「そうだね、あんた」 「「せーのっ」」グビッグビッ 「ははは、満治殿も永良殿もいい飲みっぷりですなあ」 と、お酒がまったくダメなハロームが炙りサーモンと 生ハムとキュウリを巻いた寿司をかぶりつきながら大宇宙家の両親をはやし立てる。 「全く、父さんも母さんも調子いいんだから…」 と、赤身とシソだけを巻いたシンプルな巻きずしを食べながら圭治はひとりごちる。 「おにいちゃーん、これあげるーっ♪」 ご機嫌な志易が、玉子焼とアボカド、ネギトロを巻いた寿司を圭治に差し出す。 「はい、あーん♪」 「あーん…」 志易に差し出されるまま、圭治も口を開け、黙々と食べる… 「ん゛っごほっごほっ」 「あっおにいちゃんごめん、大丈夫ー?」 「ああ、大丈夫だ、ちょっとワサビキツかったかな…」 志易は辛いものが大好きで、ワサビを多めに盛ってしまうのだ。 悪気はなかったことは圭治もわかっている。 「ちょっと待ってね…はい、どーぞ」 「ああ、ありがとう」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/19
20: ID:Y90JDNCtだった人 ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:27:54.63 ID:MhPQbRqB 志易が注いでくれた100%グレープジュースを無糖ソーダで1:2で割ったものをストローで啜った。 「ケイジ、お互いに寿司を交換しよっ♪」 「まあ、いいけど…」 ジュースを飲み終わったところで、七緒が突然提案し、圭治も断る理由などないので承諾する。 尚巳のもとに駆け寄り、楽しく会話している志易を尻目に、赤身、玉子焼、キュウリを巻いた物を七緒に渡す。 「相変わらずシンプルなものが好きなのね」 「まあ、シンプル・イズ・ベストって言うし」 「そう、ケイジらしいわね♪はい、私からはコレ♪」 「ありがと…って相変わらずヘビィだね…」 七緒が渡したのは炙りサーモン、馬刺、ローストビーフという重たい巻物だった。 醤油につけただけで脂が浮いてくるあたり、いかにヘビィかは推して知るべしだろう。 このように、七緒は高カロリー・高たんぱく・高脂質と3拍子揃ったものが大好物で 食事の量もハンパない健啖家なのだが それがどこにいくのかは、小学5年生にしてFカップものバストとそれに追従するかのような 大きなヒップから察していただけるであろう。 それに、野菜や果物、海藻もバランスよく食べるのも、美しいスタイルを維持できる秘訣なのだろう。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/20
21: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:28:41.99 ID:MhPQbRqB 「やあ婿殿!七緒はきっと丈夫な子を産むよ!何人子供が欲しいかい?」 「あ、あの百さん?養子とはいえ既に二人いるんですけど…」 「これ、百。その辺にしておけ。それにしても小学生の身分で父親やってる圭治くんは本当に立派だよ。ほらっウニとイクラだ、食べなされ」 「は、ハロームさん、恐縮ですぅ…」 既に出来上がった百を諫め、圭治の頭を撫でるハローム そんな義理の親達に圭治は緊張し、ぎこちなく応対する。 「でもウニはすみませんが嫌いなんで…」 「そうか、残念だ。じゃあ大トロとアボカドをやろう」 「あ、ありがとうございます!」 大トロは喜んで食べる圭治。 「大丈夫よケイジ、パパとママはとって食べたりしないわ…あら、八千代と美鎖はお酒飲まないの?」 「お嬢様、あいにくですが、既に出来上がってらっしゃるだんな様のご両親を送らなければなりませんので」 「あたしもその八千代を連れ帰らなきゃいけないしねー」 と、本来はむしろ飲兵衛に類される米礼姉妹が答える。 目先の快楽に溺れないあたり使用人としての風格を感じさせる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/21
22: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:29:30.27 ID:MhPQbRqB 美鎖の愛車はマツダ・アテンザ。アメ車ばりの低回転域での極太のトルクに反して 燃費は街乗りで大体リッター16km前後で環境にも優しい2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンを マウントしたステキなマシンだ。 さらに美鎖はディーゼルでアメ車ライクなドリフトを楽しみたいという理由で 元々4WDだったところ敢えてFRに改造している。 圭治の両親を家まで送ったあと、アテンザで帰るのだろう。 ちなみに八千代の愛車はホンダ・インテグラ・タイプR。トルクフルなマシンを好む七緒や美鎖に対し 八千代はトルクは細いが高回転域で威力を発揮するタイプの車が好みなのだ。 街乗りでリッターあたり10km程度と、スポーツカーの割に燃費もそこそこで、小回りも効く使いやすく マニュアル初心者にも優しいクルマだ。 しかし、今回八千代が運転するのは圭治の両親が乗ってきた三菱・ランサーエボリューションXである。 それは満治のクルマで、七緒のバイパーには及ばないものの、かなりの高出力を発生し トルクもそこそこで、気持ちのいい加速性能で、さらに4WD、しかも元々ラリーを想定して作られたので悪路に強いが 街乗りで燃費は8くらいという、金遣いが豪快な彼らしいチョイスといえるだろう。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/22
23: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:31:06.78 ID:MhPQbRqB 八千代の好みからは少し外れるクルマだが、使用人として文句は言ってられない、そう割り切る八千代だった。 「さ〜て、寿司もみんな間食したみたいだね!」 と、美鎖が周りを見て寿司ネタもシャリも海苔も無くなってきたことを確認したところで、尚巳と八千代がデザートのケーキをそれぞれひとつずつ運んでいく。 「わあっ、二種類もあるのね!」 と、七緒が目を輝かせる。尚巳が持っているのはスタンダードな生クリームイチゴケーキで、八千代が持っているのはチョコレートがコーティングされたガトーショコラだ。 「どっちもナオミが作ったの?」 「うん、特にチョコはこだわったんだから!」 「ありがとう、ナオミ!」 「わぷっ、く、苦しいよ、お母様…!!」 「ははは、よかったな、ナオ!」 歓喜のあまり七緒は尚巳を抱きしめ、尚巳の顔に七緒の豊満な胸が押し付けられる。 そんな七緒を圭治は肩を叩いて喜びを分かち合う。 「それでは、みなさま、歌いましょう」 と、八千代の号令のもと… \Happy Birthday to you〜♪/ \Happy Birthday to you〜♪/ \Happy Birthday dear Nanao〜♪/ \Happy Birthday to you〜♪/ と、七緒の誕生日を祝う合唱が木霊する。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/23
24: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:31:35.69 ID:MhPQbRqB 「みんな、ありがとう!!」 と、七緒が答える。 「さてお嬢様、だんな様から渡したいものがあるとのことです」 「はっ、もうその時が…!!」 八千代の声でハッとして、見る見る顔が紅潮していく…!! 「もう覚悟決めちゃいなよ、ケイジくん!」 「パパ、ガンバって!」 と、美鎖と尚巳がぐいと背中を押す発言をする。 周囲からも期待の眼差しが圭治に集中する。 圭治はもう覚悟を決めた。 「こ、これ!!」 「…まあっ!」 圭治が七緒に手渡したのは、指輪だった。 「今はまだおもちゃのものしか買えないけど、将来はちゃんとしたものを買うから… だから、そんな頼りない僕でも…ずっと一緒にいてほしい…!!」 …言ってて自分の頬がますます熱くなっていくことに気づくも… 「ありがとう、ケイジ」 ちゅっ …それは、不意討ちだった。確かに圭治の熱くなった頬には七緒の柔らかく 甘い香り漂う唇が確実に接触していた…!! 「ひゃー!ウィスパーにも見せてあげたかったー!!」 「うんうん、きっとウィスパーちゃんならコレも素敵な絵にしてたよねー!!」 「ご安心を、尚巳坊ちゃま、姉さん。しっかり撮りましたので」 八千代の手には高性能なデジカメが握られていた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/24
25: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:32:02.28 ID:MhPQbRqB 「他の皆様も、パソコンに移してコピーしたあと一斉にメールに添付して送信しますので」 「おお!よくやった八千代君!娘の時折見せる大胆な行為には度肝を抜かされるな」 「そうですね、ハロームさん。息子が嫁にキスされる瞬間がずっと見れるなんて、とーさん幸せ者だー」 「あんた!その写真、額縁に飾るよ!」 「尚巳ちゃん、明日の夕飯は赤飯作ってあげて」 「はーい、おばあさま」 「も、もう恥ずかしいからみんなやめてよー!!」 一斉にはやし立てる大人たちに圭治は途端に居心地が悪くなる。 ちなみに百も料理はヘタクソだ。娘のメシマズっぷりは間違いなく遺伝によるものだろう。 そんなこんなで、ケーキを切り分ける作業に入り、予め美鎖が淹れたアイスコーヒーと 八千代が淹れたアイスティーが注がれる。美鎖はコーヒーに、八千代は紅茶にうるさいのだ。 生クリームイチゴケーキには紅茶が、ガトーショコラにはコーヒーが良くあう。 「あら、このチョコケーキ、バナナが入ってるのね!」 「えっへっへー♪お母様、こないだの夏祭りの時、チョコバナナ大好きだったでしょ!だからそれ参考にしたの!」 「ええ、うれしいわ!ウィスパーもチョコバナナ好きだったからますます残念ね」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/25
26: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:32:33.25 ID:MhPQbRqB 「だからウィスパーにはチョコバナナのエクレア作ってあげるの!」 「まあ、それはいいわね。きっとウィスパー喜ぶわ!」 同い年の親子は話に花を咲かせ、圭治もふたりのやりとりに父親として温かい微笑みを浮かべる。 ハロームを除く大人たちはワインやウイスキーを飲み、ケーキを酒の肴として食べている。そんな大人たち、特に満治や永良を見て圭治は 百を見てハロームは、「明日は二日酔いになったりしないだろうか?」と不安になるのであった。 ぺろっ。 カシャッ! ほっぺに七緒の舌の感触が走ったのと八千代がスマホのカメラで撮ったのは同時だった。 「うふふっ、クリームついてたから♪」 「あ、ありがとうナオ…八千代さん、撮らないでよ…」 「いいえ、思い出という名のメモリアルは写真に収める権利があります」 八千代の圧力ある言葉に圭治はたじたじ、米礼姉妹にはなにかとかなわないのだ。 無論、七緒が圭治のほっぺをなめた決定的瞬間を収めた写真も大人たちに拡散され 圭治はますます恥ずかしい思いをしたのは言うまでもない。 ケーキも食べ終わって、大人たちも七緒にプレゼントやらQUOカードやらを渡し終えたあとで各自解散となる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/26
27: 小学生家族! ◆I2fNGMXk/nAi [] 2018/09/12(水) 09:33:07.32 ID:MhPQbRqB 尚巳とウィスパーは圭治の家と七緒の家を、それぞれの気分次第で行ったり来たりしている。 二人とも大宇宙家にて志易のいい遊び相手になり、ウィンタース家でも尚巳はフードコートの ウィスパーは看板デザインを任せられるので、お互いにウィンウィンといえる状況だ。 そんな尚巳は今日は七緒宅にいることにした。 「では、だんな様のご主人様を送って参ります」 と、八千代が一礼してランサーエボリューションXのエンジンをかける。 「とーさんはもう帰るぞ、圭治!いい夜過ごせよ!」 「あんた、もう圭治は何度も七緒ちゃんちに泊まってるんだ、いつまでも子供じゃないんだよ!」 茶化す満治と、そんな満治の背中を叩く永良。永良はまだ酔いが回りきってないか…とそう安堵していたが… 「圭治、あたしもそろそろ孫の顔が見たいよ」 「か、母さん、い、一応尚巳とウィスパーが」 「だから実の孫をさ…」 と、圭治に絡んでくる。やはり油断はできなかった。 満治は助手席に、永良は後部座席に座り、ドアを閉めるとランサーの力強く気持ちいい エンジン音が高鳴り、ウィンタース家を後にする。 「じゃああたしも行ってくるねー!ナオミちゃん、今日はあたしたちとお風呂入ろうねー!」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536705896/27
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