[過去ログ] 【世界大戦】自由民主党の派閥22【河破朋充】 (609レス)
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238: (ワッチョイ ad33-1JEx) 2022/11/10(木)05:02 ID:8xWbtN2j0(1/4) AAS
ハニートラップ
239: (ワッチョイ ad33-1JEx) 2022/11/10(木)05:05 ID:8xWbtN2j0(2/4) AAS
題『我嫌悪ス、故ニ我在リ』(>>6>>4【茂木内閣】自由民主党の派閥20【河破朋充】)
僕は、題名を読み上げる。ここで、これは第七識下層の例であると云う先生のコメントが入ったと思う。
そして先生に促されて、また読み続ける。
“朝起きる。カーテンの隙間から差し込む陽の中に細菌の様なホコリが舞っている、…”
それは、錯雑とした末梢神経的な苛立ち、現実への厭悪を語った文章だった。少し読み進むとまた先生のコメントが入った。
そのコメントはポツリと話し出される一語で始まり、その一語から、また次の一語が紡ぎ出される。
そして、どこで話が終ったのか判然としない。
ずっと待っていると、読めと促される。
こんな風に二、三度コメントが入る。
読み辛くてしょうが無い。一生懸命読んで、調子が出て来た頃にコメントが入る。
省8
240: (ワッチョイ ad33-1JEx) 2022/11/10(木)05:06 ID:8xWbtN2j0(3/4) AAS
その時、僕はまだ先生の『時』と云うものが理解出来ていなかった。
僕は生まれてこの方、明治以後の西欧近代の知性をモデルにした精神構造の上に戦後民主主義を乗っけると云う、
そう云う思惟の図式のみで自分の脳髄を統禦(とうぎょ)してきた。
それによれば、思考は明晰な論理展開を伴っているべきである。
そしてまた、それ故に言葉となった思想は、会話する人間の個的存在とは独立に自立した存在である。
つまり、“ピタゴラスの定理、オカ・コヒアランス定理は、発見者から独立な事実である。”
この“”を僕は全く自明のこととしていた。
しかし、その時僕は別の思惟形態、全く異質の時の経過によって紡ぎ出されてくる言葉に邂逅していたのだった。
それは、こんな風に感じられた。
先生が僕の朗読を聴いて、まずふっと一つの印象を受ける。
省9
241: (ワッチョイ ad33-1JEx) 2022/11/10(木)05:11 ID:8xWbtN2j0(4/4) AAS
その内に先生が奥様を呼んで、三上はいるか、とお尋ねになる。
僕が作文を一つ読み終える頃、庭の掃除をしていた三十位の男の人が入って来る。
先生はこの三上と云う人に
『こいつは三半規管で文章を読んでいるから聴いてもちっとも分らん。お前代われ』と云われ、僕は朗読の役を降ろされた。
三半規管で文章を読むとはどう云うことだろうか?
今考えてみると、僕はこの作文を一つの譜面の様にして何か楽器を弾く様に読むべきだったのだと思う。
先生がその演奏を聴いて、そこにある調べを検討することが出来る様に。
しかし、第七識中層以下と云う技術的な文章を先生の前でいきなり読まされて、
僕はこの作文の響きが出ない様にと一生懸命NHKのアナウンサーの様に読んでいた。
先生は、全部ぼっちと云う表現を面白がられて、
省9
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