ヤマト王権なんだわ (826レス)
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406: 04/08(月)07:36 AAS
>>401
>縄文前期からあるストーンサークルが祭祀場と(季節を読む)天体観測を兼ねていた。

「加茂宮ノ前遺跡(縄文時代)」 令和元年 6月30日 徳島新聞朝刊
阿南市加茂町にある加茂宮ノ前遺跡のは発掘調査では注目すべき成果がいくつもあった。
その一つに縄文時代後期(約4千~3千年前)の集落跡の発見を挙げることが出来る。
集落跡からは、竪穴住居2軒のほか、屋外炉(火を燃やした跡)、土坑などが見つかった。
注目されるのは、県内で初めて確認された円形配石遺構16基だ。
1基の円形配石遺構は、直径が1~3m。
人の頭よりやや大きい砂岩の河原石を円形に並べたもので、円の内部には小石や、
白色の小円礫(砂利)が敷き詰められていた。
また、16基あるサークルが一部重なり合っていることや出土した地層に高低差があることから、
全ての円形配石遺構が同時期に作られたのではなく、長期間にわたって順に造られたと考えられる。
配石遺構は、主に祭祀施設として利用されたと考えられる。
縄文時代前期から中期(約7千~4千年前)ごろ、
中部地方を中心として直径が50mを超えるような環状列石(ストーンサークル)が造られるようになった。
後期に入ると、その分布は東北地方にまで広がる。
一方、西日本では、こうした大型の環状列石は造られることはなく、代わりに小型の円形配石遺構が造られた。
しかし、発見された遺構は極めて少ない。
円形配石遺構が竪穴住居に近接している加茂宮ノ前遺跡の場合、
日常生活と祭祀をした場所が一体として発見された稀な例として、全国的に注目されている。 
(県埋蔵文化財センター事業課長・氏家敏行)   @阿波  
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