【日本史】GHQに焚書された書籍 (542レス)
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435: ブログ転載 2024/11/10(日)07:58 AAS
p270
学習参考

(1)挿絵解説

「旅順の要塞陥落する」絵は英国の画家ウービル筆によったものという。旅順開城の議、彼の国に決したのは明治三十八年一月一日、この日午後五時我が国に使いをして開城条件を議定されるだろうことを申し込んだので、二日正午水師営を会場として談判を始め、終ったのが午後四時三十五分、調印が済んだのは午後九時四十五分であった。有名な両将軍水師営の会見は一月五日に行われたもの、この日ステッセルは午前十時三十分ここに着き、乃木将軍は十一時十五分来着された。この絵は両将軍会見の想像画とみるべきである。

(2)指導要領

三月十日や五月二十七日というような暦日環境・戦利品・奉公碑・記章勲章・当時の新聞雑誌、思い出話など環境になるものが多い。
特に郷土の戦傷者調査などの作業より独自学習をすすめ、地図や時表学習などの作業に導き、「明治三十七八年戦役をやった我が国の精神はどこにあったか」または「この戦いを避けることはできなかったか」などを中心として、相互学習をやった方がよかろう。
この教材は尋小においても学習しているのであるから、ここでは既習の事項を想起させ、その足りないのを補い、かつこの事件の体系を把握させ、その中に潜んでいる意味すなわち国家的発展について、十分な認識をさせたいものと思う。
その間、関係図も多いし、関係人物も多い。適評を下して進んでいく。
この教材は完全に現在の生活に関係を持っている。特に満洲国の成立とも関係がある。それに照応するよう取り扱わねばならない。
結局は国際国家の文化発展を展望させることはいうまでもない。

※両将軍のような両○○は、現代では結婚式で使われる両家で残っている。
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