【日本史】GHQに焚書された書籍 (542レス)
上
下
前
次
1-
新
461
:
ブログ転載
2024/11/14(木)16:20
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
461: ブログ転載 [sage] 2024/11/14(木) 16:20:26.57 p295 小説の方では明治十八年坪内逍遙の「小説神髄」によって写実を主とする小説が現れた。逍遙の「当世書生気質」はいうまでもなく、二十年に出した長谷川二葉亭の「浮雲」もそれである。二葉亭は言文一致の先祖といってもよい。 この新気運に乗って頭角を表した者に、尾崎紅葉・幸田露伴がいる。紅葉は東京の人、文章は西鶴に基づき、描写の態度は写実の脈を追ったものが多かった。二十六年の「伽羅枕」及び「心の闇」は代表作である。晩年には「金色夜叉」をも出した。露伴も東京の人、紅葉と同じく文章は西鶴に基づき、描写の態度も写実であったが、紅葉の客観的であったのに対してこれは主観的で、その構想の内には余程理想を加えたところがあったようである。明治二十五年に「五重塔」を出している。これらの人の態度には、固有のものに基づきながら新しいものを摂取し、己において融合して、独自の創作を出したところがあらわれている。明治における自覚期の作として相応しいものである。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1725662547/461
小説の方では明治十八年坪内の小説神髄によって写実を主とする小説が現れたの当世書生気質はいうまでもなく二十年に出した長谷川二葉亭の浮雲もそれである二葉亭は言文一致の先祖といってもよい この新気運に乗って頭角を表した者に尾崎紅葉幸田露伴がいる紅葉は東京の人文章は西鶴に基づき描写の態度は写実の脈を追ったものが多かった二十六年の伽羅枕及び心の闇は代表作である晩年には金色夜叉をも出した露伴も東京の人紅葉と同じく文章は西鶴に基づき描写の態度も写実であったが紅葉の客観的であったのに対してこれは主観的でその構想の内には余程理想を加えたところがあったようである明治二十五年に五重塔を出しているこれらの人の態度には固有のものに基づきながら新しいものを摂取し己において融合して独自の創作を出したところがあらわれている明治における自覚期の作として相応しいものである
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 81 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.030s