第二次世界大戦で日米戦の必要は有ったのか? (760レス)
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(2): この紋所が目に入らぬか 07/02(火)01:08 ID:zqw+J8u40(1/4) AAS
>241
>具体的にアメリカのミスってなんだろう?

それは、わしの老後の全てを賭けて解明しようとしていることだ。今ここで軽々に申し述べることはできない。カミツキ亀の諸君を相手にしている余裕は、わしにはないのでな。

なんなら、岩間弘著「大東亜解放戦争」(下)p135にある「対日敵視年表」を味わって読むことを勧める。石川信吾「真珠湾までの経緯」も良い。

一例を挙げれば、1941年の日米交渉に於いて、アメリカは何の譲歩も妥協もしようとしなかった。8月に近衛がルーズベルトに直接会って妥協案をまとめようとした際も、ルーズベルトは何のかのと理由をつけて会おうとしなかった。

この非妥協性を前にして、日本側が「これでは話しても無駄だ」と考えるに至ってもやむを得なかった。外交交渉が期限付きになってしまい。特に石油禁輸のあとは、戦う体力のあるうちに戦おうという気分になってしまった。

ハルノート交付の時点で、既に真珠湾攻撃部隊が出航しているという指摘があるようだが、ハルノートが日本側にとって受忍できるものであれば、攻撃部隊は途中で引き返すように手配されていたはず。

とどのつまりは、ルーズベルト政権が日本と和解しようとせず、日本の置かれた立場を一顧だに理解しようとせず、更には支那国民党に肩入れして日本を潰そうとしたことが大東亜戦争を誘発したアメリカ側のミスといえよう。ドイツとの戦いにアメリカを参戦させるため、日本を挑発したなら、いわゆる「裏口からの参戦Back Door to War」論になるが、これを裏付ける明確な根拠を、わしは今のところ持ち合わせていない。

そのアメリカも、日本占領下の「東京裁判」で日本の指導者を裁いている間にも、かつて膨大な経済・軍事支援で育てた蒋介石の支那国民党軍が国共内戦で毛沢東の共産党軍に敗れ、ついには支那における全拠点(教会・租界等)から追い出され、アメリカは本当に「勝者」と云えるかどうか分からなくなった。

第二次世界大戦におけるアメリカの戦争目的は、ドイツと日本の戦争遂行機構の破壊であろうが、調べていくうちに、ルーズベルト政権はそれ以上の「民族浄化」を図っていたのではないかと思える。すなわち、ドイツ民族と日本民族の地上からの抹殺ということだ。国益どうしのぶつかり合いを超えて、民族存亡の戦いとなれば、戦争は出口を失い、苛烈さを増すしかない。

ルーズベルト政権が発する様々な人種偏見と憎悪に満ちた発言・声明が戦争を誘発し、激化させ、停戦不可能なものにし、日本が制空権を失い海軍力も失い、一方的に空爆と砲撃に晒され、満身創痍の絶望的な状況に至っても戦いつづけたのではないかと思われる。但し、これはまだ推測の域にあるから、関係性はよく調べてからでないと断言はできない。

対米戦争が長引いたことを責める向きもあるが、ルーズベルトが1945年の4月に死んでくれて、日本がねばった甲斐もあることになった。こいつが戦後も生き残っていたら、占領統治に口出しをしていたら、と思うとゾッとする。
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