琵琶を語りましょう2 (147レス)
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44: 2021/12/27(月)08:06 ID:Nb5i/g0V(1/2) AAS
壇ノ浦

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
奢れる者久しからず ただ春の夜の夢のごとし
散り残りたる花もまた やがて散りゆく運命なり

屋島を捨てて志度の浦 平家の水軍千余艘
からくも逃れ さらに西 引き退きてその果ては
長門の國の「ひく島 」にやうやう辿り着きにけり

源氏の大将義経の率いる軍船三千艘
平家の勢に追い迫り「追い津」に至るも不思議なり
45: 2021/12/27(月)09:38 ID:Nb5i/g0V(2/2) AAS
せいじゃ と 読んじゃ だめよ
じょうしゃ と 読んでね
生者 なんてのも あるけど

せいじゃ ひつめつ
えしゃ じょうり
46: 2021/12/29(水)10:08 ID:9XYLafuF(1/3) AAS
時こそ来たれ 元暦二年 乙巳(きのとのみ)
弥生二十四日の卯の刻に 源平互いに船出して
門司・赤間に合い向かい 海の面三十余町を隔たりて
ここに矢合わせと定めけり

壇ノ浦 
ここは名高き早瀬戸の たぎりて落つる潮なれば
射る矢如き早潮に 押されて進む源氏方
満珠・干珠の島間に 進軍太鼓轟かせ 
白地に黒の笹竜胆 打ちたる旗を樹て連ね
瞬くうちに敵陣の真っ只中を突き破る
47: 2021/12/29(水)10:26 ID:9XYLafuF(2/3) AAS
琵琶の作詞家では 土屋大夢が一番だと思うんだよね
どこで切っても 前後がつながって 辻褄があうんだよね
48: 2021/12/29(水)10:28 ID:9XYLafuF(3/3) AAS
誰かいないの
ツッコミ処 いくつかあるんだけどー−−−−
wwwwwwwwwwwwwww
草原負荷壁
49: 2022/01/03(月)20:27 ID:EDqTtIk/(1) AAS
両軍千々に入り乱れ さしもに広き瀬戸浦も
数多の船に覆われて 落ち葉浮かぶる川波の
網代に寄する如くなり

源氏の兵もろともに 雨の如く矢を射掛け
波の如くに押し寄せて 平家の船に躍り入り
薙ぎつ払いつ攻め尽くす
50: 2022/01/05(水)18:31 ID:6fnFk421(1) AAS
頼みがたきは人心 阿波の民部重能ら
頼む味方も裏切りて 四面は楚歌の勢いに
平家は全軍押し崩れ 復た盛り返す色もなし

水手・舵取り(かこ・かんどり)も射殺され 斬り倒されて
今は早 船を直すに人手無く 行方も知らぬ平家船
かつは漂い かつは沈みて 
寄る方なみの間に消ゆる
51: 2022/01/12(水)03:46 ID:Mhd+NX+T(1) AAS
去るほどに
御所の御船の船端に二位の尼殿(清盛の妻)歩み出で
「戦も最早これまでぞ わが身は女なりけれど
敵の手にはかかるまじ 君の御供に参るなり
御心ざし同じき人々には 急ぎ我に続きたまえ」と
稚(いとけな)き主上の君の御手を牽き奉る
君は御年八歳にならせ給えども 御容(おすがた)さらに麗しく

「尼ぜ われをばいずちへ具して往かんとするぞ」
尼殿の涙抑えて申されけるは
「この界は 心憂きさかいにてそうらえば
省2
52: 2022/01/15(土)21:38 ID:KUXSFUPb(1) AAS
君は御涙に濡れたる小さき御手を合わせ給い
しばし御念仏ありしかど やがて尼殿抱き上げ奉り

「いざ 弥陀の浄土へ」とて 千尋の底にぞ入りたまふ

哀れなるかや 落つべき人はみな落ちぬ
無常の春の花嵐 死すべき者はみな死しぬ
平家の赤旗・赤幟 龍田の川に浮き沈む
紅葉の錦さながらに 汀に寄する白波も
薄紅にぞなりにける

汐の引島・小戸の瀬戸 今は主無き戦船
潮に引かれ 風に漂う行く末は
省1
53: 2022/01/19(水)12:30 ID:1rj88oDE(1) AAS
吉岡? 林? 丸山? 林月? 勝田? 盛市? 兼熊? ?(ここ大事)
どーして薩摩の連中は福寿の裏をいらうの 大抵こすって分からなくしている
林月以外いないのかよー 
〇〇作撥 入手 それまでの価値観変わる 本体より価値あるんじゃねー
・・・・・・・・・−−−−−−−−
人がいないのかねー−−  
若い人(次世代)いないのかねー−−−
54: 2022/01/23(日)07:27 ID:sT8qv0U2(1) AAS
ちなみに林月と書いてある琵琶は昭和2年の作を見たことがあります
55: 2022/01/24(月)18:18 ID:u7ZPM8mf(1) AAS
誰かいないのー−−
本当にいないのー−
見た見ない位書いて
見てないよー−−−
ってかいてよー−−
56: 2022/01/26(水)02:37 ID:AyJC9uq8(1) AAS
みてるぞーーー

琵琶はようわからん
57: 2022/01/27(木)07:09 ID:EKij9he9(1) AAS
おっ 見てる人がいらっしゃった ということで長いですが

敦盛 (長 完)
生田(いくた)の杜に咲き匂う 香りも深き梅の花 激しき東風(こち)に吹き破られ 
散るも無残や一ノ谷

敦盛その日の出で立ちは いつに勝れて華やかに 萌黄縅しの鎧着て 
連銭葦毛の駒に乗り さも由々しくぞ見えにける

戦に破れ逃げ惑う あはれ平家の御一門 船にて落ち行くその時に
無冠の大夫(たいふ)敦盛の 御運の末の悲しさは 浜に下らせ給いしところ
「小枝」(さえだ)と言える笛一管 
内裏の内に置き忘れ 取りに戻らせ給いしが 時刻を移すその暇に 
省4
58: 2022/01/29(土)12:17 ID:VoTE0Np9(1) AAS
「それに落ちさせ給うは 平家方の公達と見奉る 某は 武蔵の国の住人 篠党の旗頭
・熊谷次郎直実にて候 正のうも敵に後ろを見せ給うな 取って返して御勝負候え 
いざ見参せん」と 重藤の弓に柳葉(やないば)の征矢(そや)をつがえ 
漫(そぞろ)ろに引き絞りてぞ待ち受ける

「此処を逃れ落ちんとせしに 若しや源氏の錆矢に射止められては 末代までの恥辱なり」と 駒引き止めて向きを変え 直実めがけて打ちかかる

直実しっかと受け止めて 受けつ流しつ 追われつ追いつ 面も振らず切り結ぶ
未だ勝負も見えざるに 敦盛太刀を投げ捨てて いざ組打たんと駆け寄ると 
直実同じく太刀を投げ 馬上ながらむずと組み 互いに交わす声のうち
痛はしや敦盛は 心は弥猛にはやれども 鬼を欺く直実の物の数とも思われず
59: 2022/01/31(月)05:04 ID:Szh55GOy(1) AAS
取りたる太刀を弾き納め 差しうつむいて公達の面を拝し奉る

さては 如何なる御公達にて渡らせ給う 御名を名乗らせ給へやな

「我を誰とか思うらん 葛原親王の後胤 参議経盛が末の子 無冠の大夫敦盛なり  
年は十六歳にして 戦は今日が初めなり さのみ物を尋ね給うな 早首を取れ」

直実心に思えらく 我が子小次郎直家も今年歳は十六歳 今度 一ノ谷へ先駆けし 
弓手の腕に矢を射られ 我に助けを求めしが 旗頭の名を汚すなと 
諫める父を振り返り敵の陣所に駆け入りし後ろ姿を見し計り 
ついに二目とは見ざりけり
御父経盛卿とても 花に染めたる若君を磯辺に一人取り残し 
さぞや歎かせ候わん
省4
60: 2022/02/01(火)18:53 ID:HwgOOj4J(1) AAS
「如何に若君あれを御覧候へ 助け参らせたくは候へども 味方の兵共雲霞の如くに候へば 
よも逃し参らせ候らわじ いずれ討たれんものならば 直実が 手にかかりて果て給え」

ここに敦盛 涙を流し
「斯程に義理ある武士(もののふ)の手にかかりて 討たれなば 死する命は惜しからず 
早首取れや熊谷」と 西に向かいて手を合わす

さしもに猛き直実も 蕾みのままの若枝を 打つべき運命(さだめ)嘆きつつ 
泣く泣く頸をぞ搔き落とし 心も乱れ気も絶えて 涙に咽びつ名告りける

「平家方一族 参議経盛が末子(ばっし) 敦盛殿を 武蔵の国の住人 
篠党の旗頭 熊谷次郎直実ここに打ち取ったり」

寿永三年如月の 春まだ浅き須磨の浦 源氏平家の戦いに 咲くを待たずに散り逝きし
省1
61: 2022/02/03(木)05:27 ID:jtasoB0g(1/2) AAS
需要がなければ供給が無くなり
又 供給が無ければ需要もなくなります
双方研鑽していければいいのですが 暗澹たるものが・・・

敦盛 (短い 完)

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
驕れる者久しからず ただ春の夢のごとし
散り残りたる花もまた やがて散り往く運命なり

寿永三年如月の 春まだ浅き須磨の関
戦に破れ逃げ惑う あわれ平家の御一門
省14
62: 2022/02/03(木)09:28 ID:jtasoB0g(2/2) AAS
太夫 たゆう と読むのは 間違いではないとおもいますが 
如何せん 山椒太夫(さんしょうたゆう)につながり 軽く感じすぎます
たいふ もしくは だいぶ のほうがふさわしく感じます
63: 2022/02/04(金)00:09 ID:SlY2xoC6(1) AAS
ヤフオクで 筑前琵琶5弦5柱 銘鎮助 が22万ぐらいで落札されました
脇が割れているとはいえ 安すぎませんか いくら何でも

需要が無いのかなー 非常に寂しい・・・
私用の鎮助なんか 出せないなー 原価割れ凄い・・・
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