[過去ログ] さよなら紀元前!そしてようこそ、地球世紀! (17レス)
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1: 地球連邦 リカルド・シュレイド首相 2022/05/19(木)19:18 ID:CGQWNvop(1) AAS
地球に住む全てのみなさん、こんにちは。
私は地球連邦政府首相、リカルド・シュレイドです。
間もなく紀元前の時代が終わり、我々は"地球世紀"という未知の世界に踏み出そうとしています。
この記念すべき瞬間に、地球連邦政府初代首相として”みなさん”に語りかけることができる幸福に、まずは感謝を捧げたいと思います。
わたしが子供の頃、大統領や国王が語りかけるのは自国の国民と決まっていました。
国家とは国民と領土の統治機構であり、究極的には自国の安全保障のためにのみ存在するものでした。
いま、人型種族の宿願であった統一政権を現実のものとした我々は、旧来の定義における国家の過ちを指摘することができます。
動画リンク[YouTube]
2: 2022/05/19(木)19:59 ID:bp9qK3zL(1/9) AAS
人型種族がひとりでは生きていけないように、国家もそれ単独では機能し得ないことを知っています。
地球の危機という課題に対して、旧来の国家はなんら有効な解決策を示せませんでした。
地球統一戦争時代以前から指摘され始めた人口問題、他人種他個体他種族への迫害差別、資源の枯渇、環境破壊による熱汚染……。
いまや後戻りの許されないこれらの問題を解決するには、我々ひとりひとりの意識改革が不可欠だったのです。
一国家、一民族、一種族に帰属する“我”ではなく、生物という存在に帰属する“我”。
この観点に立たない限り、我々は今日という日を迎えられなかったでしょう。
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
3: 2022/05/19(木)20:01 ID:bp9qK3zL(2/9) AAS
一国家、一民族、一種族に帰属する“我”ではなく、生物という存在に帰属する“我”。
この観点に立たない限り、我々は今日という日を迎えられなかったでしょう。
前身機関の設立から五十年あまり、歩んできた地球連邦政府の歴史は、決して平坦なものではありませんでした。
国家、民族、宗教、種族……これらの壁を取り払い、生物が本当にひとつになるためには、まだまだ多くの試練を乗り越えなければならないことも事実です。
しかし今、我々は世界平和という最高の宝物を手に入れました。
間もなく始まる地球世紀とともに地球再生計画も本格化し、多くの種族が分かち合う事を当たり前とする時代が来るでしょう。
これは人の重さに押しつぶされそうな地球を救うべく、人型種族が一丸となったことの輝かしい成果です。
4: 2022/05/19(木)20:12 ID:bp9qK3zL(3/9) AAS
紀元前と呼ばれた時期が、生物が生物たるアイデンティティを確立した揺籃期とするなら、地球世紀はその次を目指す時間となることでしょう。
小さくなった"揺り籠"から這い出した赤子は、成長をしなければなりません。
我々は地球再生計画を実現する過程で、共通の目的のためならひとつに結束できると世界に証明しました。
では、その次は?
地球世紀、ユニバーサル・センチュリー。
字義通りに訳せば「普遍的世紀」ということになります。
地球の世紀であるなら、アース・センチュリーとするべきでしたが、我々は敢えて用法違いと思われる「普遍的(ユニバーサル)」を選び、新しい世紀の名前としました。
わたしはかつてのウドルで生まれ、フォンロンで幼年期を過ごし、メヴィスで少年時代を過ごしました。
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
5: 2022/05/19(木)20:22 ID:bp9qK3zL(4/9) AAS
学生時代はモガで暮らし、妻は人族と獣人族のハーフです。
わたしの両親も似たようなもので、祖先を振り返ると、実に三十以上の国の血が混じり合い、いまのわたしが形作られていることがわかります。
あらゆる色の肌、あらゆる民族、あらゆる人型種族の血がわたしの中で息づいているのです。
その「普遍的」な出自から、地球連邦政府初代首相の栄誉を授かることにもなったのですが、このような背景を持つ方は他にも大勢おられるでしょう。
紀元前から本格的に始まった伝達技術の発達、相互依存経済による世界の並列化が、血と肌の混合を推し進めたのです。
連邦政府の樹立による国境の無力化と、世界標準語の制定によって、この傾向は今後ますます加速することと思います。
それはもう、なんら特殊なことではありません。
地球で生物が暮らすということ。
そのために、全人型種族が一丸となってきたことも、また然りです。
この奇跡を、特殊な事例にしてはならない。
万物はひとつになれるという事実を普遍化し、互いを拒絶することなく、憎しみ争うことなく、一個の存在として広大な宇宙と向き合ってゆく。
6: 2022/05/19(木)20:26 ID:bp9qK3zL(5/9) AAS
学生時代はモガで暮らし、妻は人族と獣人族のハーフです。
わたしの両親も似たようなもので、祖先を振り返ると、実に三十以上の国と人型種族の血が混じり合い、いまのわたしが形作られていることがわかります。
あらゆる色の肌、あらゆる民族、あらゆる人型種族の血がわたしの中で息づいているのです。
その「普遍的」な出自から、地球連邦政府初代首相の栄誉を授かることにもなったのですが、このような背景を持つ方は他にも大勢おられるでしょう。
紀元前から本格的に始まった伝達技術の発達、相互依存経済による世界の並列化が、血と肌の混合を推し進めたのです。
連邦政府の樹立による国境の無力化と、世界標準語の制定によって、この傾向は今後ますます加速することと思います。
それはもう、なんら特殊なことではありません。
地球で生物が暮らすということ。
そのために、全人型種族が一丸となってきたことも、また然りです。
この奇跡を、特殊な事例にしてはならない。
万物はひとつになれるという事実を普遍化し、互いを拒絶することなく、憎しみ争うことなく、一個の存在として広大な天地と向き合ってゆく。
ユニバーサル・センチュリーという言葉には、そんな我々の祈りが込められています。
わたしはどのような宗教にも属していませんが、無神論者ではありません。
高みを目指すため、自らの戒めとするため、己の中により高次な存在を設定するのは、生物の健康な精神活動の表れと信じています。
紀元前の時代、それは神の言葉としてさまざまに語られてきました。
7: 2022/05/19(木)20:28 ID:bp9qK3zL(6/9) AAS
生物はどのように生きるべきか。
いかにして世界と向き合うべきか。
モーサが授かった十戒の例を持ち出すまでもなく、それらに対する教えはあらゆる宗教に伝えられています。
人型種族の言葉ではなく、生物と神の契約の説話として。
いま、神の世紀に別離を告げる我々は、契約更新の時を迎えようとしています。
今度は超越者としての神ではなく、我々の内に存在する神――より高みに近づこうとする心との対話によって。
地球世紀の契約の箱は、万物がその総意から生み出したものであるべきでしょう。
この首相官邸の名前、〈ラプロス〉の語源をについてはご存じの方も多いでしょう。
紀元前のフォンロンの物理学者の名前です。
ラプロスは、過去に起こったすべての事象を細大もらさず――原子一個の動きに至るまで分析することで、未来は完全に予測できると考えました。
この考えは、のちに量子力学の発達によって否定され、いまでは未来を完全に予測する術はないことが証明されています。
我々は、その経緯を逆説として受け取り、この首相官邸〈ラプロス〉の名を冠しました。
「未来にはあらゆる可能性がある」という意味を込めてのことです。
ご承知の通り、地球成層圏上のステーションに首相官邸を置くことについては、さまざまな議論がありました。
交通の利便性や警備上の観点からすると、確かに望ましい選択とは言えません。
しかし、我々は地球世紀に踏み出そうとしているのです。
この地球こそがこれからも生物の生活の場となるのです。
8: 2022/05/19(木)20:31 ID:bp9qK3zL(7/9) AAS
その途上に立つ者として、地球の天辺に身を置かねばわからぬこともあると思い、わたしは首相権限でこれを押し通しました。
紀元前の最後の日、制暦セレモニーとともに地球世紀憲章を発表するのであれば、その舞台はここを置いて他にないとも考えました。
今日、ここには地球連邦政府を構成する百ヵ国あまりの代表が集い、吟味に吟味を重ねた地球世紀憲章にサインをしました。
間もなく発表されるそれは、のちにラプロス憲章と呼ばれ、生物と世界の新たな契約の箱として機能することになるでしょう。
地球連邦政府の総意のもと、そこに神の名はありません。
人型種族の原罪についても言及されていません。
これから先、もし最後の審判が訪れるとしたら、それは我々自身の心が招きよせた破局となるでしょう。
すべては我々が決めることなのです。
いま、我々の目の前には広大無辺な大地と天空があります。
あらゆる可能性を秘め、絶え間なく揺れ動く未来があります。
9: 2022/05/19(木)21:04 ID:bp9qK3zL(8/9) AAS
どのような経緯でその戸口に立ったにせよ、新しい世界に過去の宿業を持ち込むべきではありません。
我々はスタート地点にいるのです。他人の書いた筋書きに惑わされることなく、内なる神の目でこれから始まる未来を見据えてください。
現在、グリニッジ標準時二十三時五十九分。間もなくです。
この放送をお聞きのみなさん、もしその余裕があるなら、わたしと一緒に黙祷してください。去りゆく紀元前、誰もがその一部である生物の歴史に思いを馳せ、そして祈りを捧げてください。
新たな地球に暮らす生物の先行きが安らかであることを。「地球世紀」が実りある時代になることを。
我々の中に眠る、可能性という名の神を信じて
10: モンハン世界の年表 2022/05/19(木)23:29 ID:bp9qK3zL(9/9) AAS
【紀元前】
・地球誕生
祖龍によって生命が創造され、生態系が創られる
・人(人型種族)と竜(古龍含め)が誕生する
・村が誕生し、国家が誕生し、文明ができ、世界中にそれぞれ根を張る
・伝達技術や発火技術が発達していく
・弱肉強食の延長線上たる思想「帝国主義」が生まれ、国家同士の地球統一を巡った覇権争いが世界各地で当たり前のように頻発する(地球統一戦争)
省5
11: モンハン世界の年表 2022/05/20(金)07:02 ID:+Sd8UTW6(1/2) AAS
【U.C.0022年】
・ついに分離主義勢力は滅び、地球上の全ての紛争戦争は消滅した事が宣言され、地球連邦政府の支配基盤は強固なものとなる
【U.C.0023年】地球連邦からシュレイド王国へ
・シュレイド首相(2代)は、首相権限を悪用し連邦制から王制へと移行。連邦の国家システムなどはほぼそのままで、地球連邦は「シュレイド王国」へと再編される
こうして地球連邦政府は第2の統一政権となったシュレイド家を世界の中心とした中央集権独裁帝国主義国家「シュレイド王国」の前身となった
【U.C.0024年】
・シュレイド王国の初代国王となったオーレッド元地球連邦政府2代首相は人類の生活圏拡大と未開地開拓という名の更なる支配と科学兵器研究で、人型種族以外の種族である龍の乱獲捕獲を行って実験材料にしたり、龍達を生活域外へと追いやり自国の支配下とした
【U.C.0026年】そして竜大戦勃発
・旧地球連邦を前身とする新たな統一国家シュレイド王国による龍達に対する虐殺や迫害や龍権侵害が相次ぎ、これに当然龍達は反発し、反人運動が活発化し、龍大戦(龍独立戦争)が勃発する
12: 訂正 2022/05/20(金)07:04 ID:+Sd8UTW6(2/2) AAS
【U.C.0024年】
・シュレイド王国の初代国王となったオーレッド元地球連邦政府2代首相は人類の生活圏拡大と未開地開拓という名の更なる支配と科学兵器研究で、人型種族以外の種族である龍の乱獲捕獲を行って実験材料にしたり、龍達を生活域外へと追いやり自国の支配下とした
【U.C.0026年】そして竜大戦勃発
・旧地球連邦を前身とする新たな統一国家シュレイド王国による龍達に対する虐殺や迫害や龍権侵害が相次ぎ、これに当然龍達は反発し、反人運動が活発化し、龍大戦(龍解放戦争)が勃発する
13: モンハン世界の年表 2022/05/20(金)08:04 ID:ddsrjMLf(1) AAS
また言い忘れてあるが、U.C.0022年で地球連邦(後のシュレイド王国)が勝利した事で分離主義勢力との戦いは終結し、紀元前から始まった地球統一戦争は本当の意味で完全終結する
【U.C.0027】狩猟捕獲業者と狩猟捕獲業者組合の誕生
シュレイドは龍狩りを専門とする国営狩猟捕獲業者組合組織を結成し、圧倒的な力を持つ龍への対抗作戦を実行した。狩猟捕獲業者らは次々と龍を狩り尽くしていった
【U.C.0053年】造龍技術の発見、龍騎兵の誕生
・この大戦にはシュレイドの支配下にある親シュレイド派傀儡国家も参戦した。大戦中、シュレイドを筆頭とした人型種族側勢力は捕獲した一匹の龍からDNAを採取し龍に凄まじいエネルギーが秘められてる事を発見する。その後、造龍技術が確立され30頭の龍を原材料とした対龍生体兵器「イコール・ドラゴン・ウェポン(龍騎兵)」が開発され、龍側勢力を更に劣勢に追い込む
14: 2022/05/20(金)12:15 ID:SmM6M0Sf(1) AAS
【U.C.0060年】龍大戦の終結とシュレイド王国の滅亡に伴う統一政権自体の終焉
・龍と人の互いの身を削り合う全面総力消耗戦は初代シュレイド国王オーレッド・シュレイドの死亡と王都の陥落と両者滅亡寸前の状態により終わり、龍と人の間に停戦和平条約が締結され、長きに渡り18年続いた龍大戦はようやく終結した。また、この大戦の影響によって国家として弱体化しきったシュレイド王国は大戦時に大本営となっていたシュレイド城がある王都を放棄し東西に分裂し、東シュレイド王国と西シュレイド王国が建国された。これにより地球連邦から続いた統一政権国家も終焉を迎える
15: 2022/05/20(金)18:02 ID:7DgRHfFm(1/2) AAS
龍大戦の影響で国内も混乱し著しい技術衰退で造龍技術も完全に失われたシュレイド王国はついに滅亡し、後の時代で唯一の古代文明として扱われるようになる
【U.C.0062年】ハンターとハンターズギルドの誕生
・シュレイド王国滅亡とその後の東西シュレイド誕生に伴い、国王の命により結成されシュレイド軍管轄下の国営龍狩り組織であった狩猟捕獲業者組合は正式に国家から独立し民営化し、以降民間狩猟請負凱旋組合「ハンターズギルド」となり、狩猟業者は「ハンター」と呼ばれるようになる
【U.C.0086年】
・龍大戦後に生まれた東シュレイドと西シュレイドの間で今や黒龍の居城となっているシュレイド城がある旧シュレイドのかつての王都を不可侵危険地帯とする事を理由に、互いに両国の領土を侵害しない「東西シュレイド不可侵平和条約」が締結される
【U.C.0100年】無印MHの時代へ
・シュレイド城跡にて黒龍の動きが再び活発になる
人類は再び大戦時代に最大の敵であった黒龍との戦いを始める事になる
16: フレイザード 2022/05/20(金)18:10 ID:7DgRHfFm(2/2) AAS
MHWとかアイスボーンとかMHXとかMHXXとかはU.C.何年の時代になるだろ?
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