☆★東海vs専修vs國學院vs駒澤vs獨協vs東洋★☆279 (640レス)
上下前次1-新
167: 09/07(土)09:34 ID:X2YiwpPl(4/10) AAS
私の名作品よ。お読みなさい。
日曜日の朝、いつもと変わらぬ静かな日だった。目を覚ましたのは午前8時過ぎ。朝食に何を食べるか考えながら、ベッドの上でぼんやりと天井を見つめていた。特に予定のない日だったので、何をして過ごすか決めかねていたが、とりあえず冷蔵庫にあったパンをトースターに放り込み、コーヒーを淹れた。
パンが焼けるまでの時間が、なぜかやけに長く感じた。時計を見ると、たったの3分しか経っていない。それでも、なぜだかその3分間は、永遠にも思えるほど退屈だった。窓から外を見れば、曇り空。近くの公園には、いつも散歩している犬すらいない。すべてが灰色で、色彩を失ったかのようだった。
パンが焼き上がり、ぼんやりと食べ始める。味は特にどうということもなく、いつも通りのパンだった。食べ終わると同時に、ふとトイレに行きたくなった。特に急いでいたわけではなかったが、食後のルーティンとして、毎朝のようにトイレに行くのが習慣だった。
トイレに入り、用を足す。これもいつもと変わらぬ日常の一部だった。しかし、その瞬間、異変が起こった。あまりにも強烈な臭気が、まるで世界そのものを歪ませるかのように、トイレの空間を支配し始めた。まさか、これほどまでの臭いが自分から発生するとは、想像もしていなかった。思わず鼻をつまむが、その臭いはただ単に「臭い」という言葉で表せるものではなかった。
省3
168: 09/07(土)09:34 ID:X2YiwpPl(5/10) AAS
続き
そして、時間が経つごとに、その臭いにすら慣れてきた自分が怖かった。臭いというのは、慣れると鈍感になるものなのかもしれない。そう思いつつも、トイレの中で考えることといえば、今日の予定も何もない、ただの退屈な一日が過ぎていくことだけだった。
その後、ようやく臭いが少しずつ薄れてきた頃、私はようやくトイレから出た。しかし、その時点で午前中はほぼ終わっていた。何も得ることもなく、ただ臭いに苦しめられ、退屈な時間を過ごしただけだった。部屋に戻り、またコーヒーを淹れ、何をするかを再び考えた。だが、特にしたいことは何も浮かばず、またソファに座ってぼんやりと過ごすしかなかった。
その一日が、特に何の変哲もない、ただ臭いと退屈にまみれた日だったことを思い返すたびに、「人生とは時にこんなにもつまらなく、苦しいものか」とため息をつかずにはいられなかった?
169: 09/07(土)09:41 ID:X2YiwpPl(6/10) AAS
ある土曜日の午後、特にすることもなく、家のソファに座ってぼんやりしていた。空はどんよりと曇り、外に出る気分にもならない。時間はゆっくりと流れているが、その流れが何かの拍子で止まってしまったような、変な空気が部屋を満たしていた。
「トイレに行こうか…」そう思い立ったのは、何も考えることがなく、ただ身体が自然に要求したからだ。ただの習慣の一部として、いつも通りトイレに向かった。ドアを開け、無意識に便座に腰を下ろす。その時、ふと違和感があった。
「ん?」便器の底を覗くと、何かが異様に輝いていた。いつもなら、うんこがあるべき場所に、変に光を反射する物体がちらりと見えた。目を細めてさらに確認してみると、それはどう見ても普通のうんこではなかった。それは、まるで生きているかのように、ゆっくりとうねりを見せ、泡立っている。そして、その瞬間、鼻を突く臭いが襲いかかった。だが、それはただの悪臭ではなかった。
その臭いは、鼻から脳に直撃するような鋭さを持ち、まるで腐った魚と古びた泥、そして何日も放置された生ゴミが混ざり合ったようなものだった。それ以上に、気持ち悪いのはその臭いが呼吸するたびに喉を這い回り、口の中にまで広がってくることだ。吐き気が一気にこみ上げてくるが、それを抑えながら、便器の中にうごめくものを注視した。
そして、奇妙なことに気づいた。それはただのうんこではなかった。形は崩れ、ねじれた肉片のように見えるが、よく見ると小さな触手のようなものが便器の水の中で揺れている。かすかに音が聞こえる。チチチ…と湿った音が便器の中から漏れ出していた。
省1
170: 09/07(土)09:41 ID:X2YiwpPl(7/10) AAS
さらに時間が過ぎるにつれ、そのうんこは異様に膨れ上がり始めた。水が揺れ、ぶくぶくと泡立ち、臭気は部屋中に拡散していく。まるで腐敗する死骸が放つ最後の呼吸のように、濃密な悪臭が私の周りを包み込んだ。もう窓を開けることすらできない。息をするたびにその臭いが胸の中で増幅し、ついに我慢できなくなってトイレのドアを蹴り開けた。
「何でこんなことになってるんだ…?」ただの退屈な土曜日が、こんな異常な状況になるなんて夢にも思わなかった。頭がぼんやりし、臭いで意識が遠のきそうになる。
そして、ふと床に転がっていた新聞が目に入った。そこには、先週のニュースが載っていた。大した内容ではない。「新しいレストランオープン」「天気は曇り」…そんなつまらないことが、今さらながら脳裏をよぎった。「どうでもいい、こんなくだらない情報なんて…」と思った瞬間、突然気づいた。
「そうだ、あの日の夕食が…」先週、新しくオープンしたレストランで食べた料理だ。何の変哲もないメニューで、特に印象にも残らなかった。ただ、少し変わった風味があった気がした。「あれが…原因か?」思わず首をかしげるが、すでに遅い。便器の中のそれは、もはやうんこを超えた存在になりつつあった。
トイレに戻り、恐る恐る中を覗き込む。すると、便器の中で膨れ上がった物体が、ゆっくりと収縮を始めた。まるで息を吸うかのように動き、音も静かに消え去っていった。だが、臭いだけは消えなかった。私の周りに、そして部屋全体に、その異様な臭気がしっかりと残っていた。
省2
171: 09/07(土)09:54 ID:uI+uaudg(1/7) AAS
何も特別なことが起きない小さな公園があった。そこには、何の変哲もないベンチと、普通の木が立っていた。ある日、そこに一人の男性が座っていた。彼は特に何をするでもなく、ただベンチに座っていた。時折、通り過ぎる人々は彼を見たが、誰も彼に話しかけることはなかった。
その後、彼は立ち上がり、近くの道を歩き始めた。歩きながら、彼は何も考えていないようで、ただ歩いているだけだった。周りの景色も、何の変わりもなく、ただ通り過ぎるだけだった。
次の日も彼は同じように公園に来て、ベンチに座り、また立ち上がって歩き始めた。日が経つにつれて、彼は何も変わらない毎日を送っていた。何の出来事もなく、ただ時間が過ぎていった。
あるとき、彼はそのまま道を歩いていると、気づくと元の公園に戻ってきていた。彼はまたベンチに座り、何もせずに過ごすだけだった。何が起こったのか、何をしているのかもわからないまま、ただ時間が流れていった。
結局、彼が何をしていたのか、誰もわからず、その公園もまた何も変わらずに存在していた。読んでいる人も、何が良かったのか、どこに向かっていたのか、まったく理解できないまま、ただ終わりを迎えた。
172: 09/07(土)09:57 ID:uI+uaudg(2/7) AAS
ある日、町の人々の間で噂が立った。「あの公園に行くと、誰もが驚くようなことが起こる」と。公園には、いわくつきのベンチと謎めいた木があり、その場所に行けば何か特別な体験ができるというのだ。興奮した住人たちは、好奇心に駆られて公園に向かった。
その日の午後、多くの人々が公園に集まり、期待に胸を膨らませながらベンチに座ったり、木を観察したりしていた。みんなの顔には期待感が漂っていた。誰もが、「ここで何が起こるのか?」とわくわくしながら時間を過ごしていた。
しかし、時が経つにつれて、誰もが気づくようになった。公園には何も起こらない。ただ、ただのベンチと木がそこにあるだけだった。人々は次第に興奮が冷め、無言でその場に座り続けるようになった。ベンチの座り心地や木の葉の揺れについて、誰も話さなくなり、ただ黙々と時間が過ぎていった。
そして数日後、最初の興奮はすっかり消え去り、誰もが公園の存在自体を忘れ始めた。公園に来る理由もなく、ただ日常が淡々と続いていくばかりだった。公園はただの無駄な場所となり、誰もそのことを気にかけることはなかった。
最後には、期待していた体験もなく、ただ無意味な時間が過ぎるだけで、誰もがその場所を不快に思いながら去っていった。結局、公園の神秘的な噂はただの幻想であり、誰もその場に残された不愉快な記憶だけが残った。
省2
173: 09/07(土)10:00 ID:uI+uaudg(3/7) AAS
名作を一つ。
昨日の夜、夕食に何を食べようか少し迷いました。冷蔵庫を開けると、少し残ったキャベツと、買ったばかりの鶏肉が入っていました。キャベツは少ししなびてきていたので、使い切らないといけないなと思い、キャベツと鶏肉を使った料理にしようと決めました。
ただ、どんな料理にするかでまた悩みました。炒め物にするか、煮物にするか、それともキャベツをサラダにして、鶏肉は焼くだけにするか。料理本を取り出してパラパラとめくり、キャベツと鶏肉のレシピを探しましたが、どれも少し手間がかかりそうでした。疲れていたので、あまり時間がかかる料理はしたくなかったんです。
結局、最も簡単な方法で、キャベツをざく切りにして、鶏肉と一緒にフライパンで炒めることにしました。塩コショウだけでは物足りないかなと思い、醤油を少し垂らし、最後にポン酢をかけました。味付けはシンプルですが、それで十分だろうと思っていました。
フライパンで鶏肉を焼く際、火加減に気をつけて中まで火が通るように注意しました。以前、一度鶏肉を焼いたときに中がまだ生だったことがあり、その時の食感が非常に不快だったのを思い出しました。だから今回も慎重に火加減を見ながら、何度も鶏肉をひっくり返していました。
キャベツも加え、全体がしんなりしてきたところで、味を見てみると、少し味が薄いように感じました。もう少し醤油を足した方が良いかもしれないと思い、ほんの少しだけ追加して再び炒めました。再度味見をすると、今度は塩辛くなってしまったので、水を少し足して調整しました。
省2
174: 09/07(土)10:01 ID:uI+uaudg(4/7) AAS
ある日、私は朝から雨が降っていることに気づき、今日は傘を持って行かないといけないと思いました。玄関に置いてある傘の中から、どれを持っていくかしばらく迷いました。黒い傘は少し小さめで、雨が強いと濡れてしまうことがありましたが、持ち運びが便利です。一方、青い傘は大きめでしっかりしているのですが、少し重くて、電車の中で持つのが不便かもしれないと考えました。
結局、どちらにするか悩んだ結果、黒い傘を選びました。電車に乗ることを考えると、やはり軽い方がいいだろうと思ったからです。家を出る前に、念のため傘がしっかり閉じるかどうかも確認しました。以前、一度開閉ボタンが壊れてしまって傘が閉じなくなり、駅までの道中ずっと傘を広げたまま歩いたことがあったので、今日はそれが起きないようにしたいと思いました。
駅に着いたとき、少し雨が弱まっていたので、「ああ、こんなに悩んだのに、傘を使わなくてもよかったかも」と思いましたが、結局駅を出た後、雨がまた強くなったので黒い傘を使いました。電車に乗るときは、やはり傘を閉じるのが簡単で、黒い傘にしてよかったなと少し思いました。
そして、会社に着くと、雨はやんでいました。
175: 09/07(土)10:32 ID:uI+uaudg(5/7) AAS
(タイトル:素晴らしい朝)
朝、目が覚めた。いつもの部屋、いつもの天井。時計を見たら、6時34分だった。6時34分だ。特に早すぎるわけでもなく、遅すぎるわけでもない。私はベッドから起き上がるのをためらった。いや、起きたほうがいいのかどうかはわからない。しばらくぼんやりしていた。寝返りを打ったけれど、特に意味はなかった。まるで空気と同じように、ただそこにいた。
結局、何の理由もないのに、ベッドから起きて、床に足をつけた。床は少し冷たかった。でもそれが何だっていうのか、ただ冷たいだけだ。私は、廊下に出て、台所に向かう。冷蔵庫を開けたが、特に食べたいものはなかった。いや、食べたいものが何かもよくわからない。冷蔵庫を閉じて、また開けた。変わらず何もない。ただの冷蔵庫だ。
しばらく冷蔵庫を眺めていたが、結局何も取り出さなかった。何のために開けたのか、もう忘れてしまった。椅子に座って、天井を見た。天井は白く、何も特別なものはなかった。天井をしばらく見ていると、時間が少しだけ過ぎていた。でも、過ぎたところで何も変わらない。私はそのまましばらく椅子に座っていた。
やがて時計を見たら、8時24分になっていた。何もしていないのに2時間が経っていた。いや、何もしていないからこそ、2時間が過ぎていたのかもしれない。どうでもいい。
外を見ると、曇っていた。いや、曇っているのか、晴れているのか、それすらよくわからない。空がただ、そこにあった。鳥が飛んでいるのを見たが、何も感じなかった。飛んでいる鳥も、私も、特に関係がない。ただ、鳥が飛んでいただけだ。
省1
176: 09/07(土)10:39 ID:uI+uaudg(6/7) AAS
(タイトル:幸せな食事)
彼はそれを見つめた。テーブルの上に、無骨に置かれた茶色いそのものを。太陽が薄暗い午後の空に沈みかけ、部屋の中には一種の重苦しい静けさが漂っていた。カーテンがかすかに揺れ、彼の心の中にも嫌な予感が広がっていく。目の前にあるのは、何か取り返しのつかないもののように感じられた。
「ああ、本当にこれを食するのか?」
声が頭の中で響いた。誰のものでもない、自分自身の声だった。冷や汗が額を伝い、手はかすかに震えていたが、なぜかその震えが止まらない。そして、彼は手を伸ばし、ついにそれを箸でつかんだ。
臭いがまず襲ってきた。熟成されたものと生ごみを混ぜたような、そしてどこかぬるい泥のような匂いだ。鼻腔に強く染みつき、吐き気を催すほどの不快さを感じた。しかし、後戻りはできない。手の中にあるそれは、恐ろしく重く、ぬめりとした感触を伴っていた。
彼は唇をゆっくりと開け、手に持ったそれを口元へと運ぶ。冷たい汗が背筋を走り、心臓が急速に鼓動を速めていく。口に入れた瞬間、感覚が鋭く変わった。味というより、口の中に広がるその感触がすべてを支配した。粘りつくような質感が舌にまとわりつき、噛むたびに歯の間で何かが潰れていく感覚が生まれた。
省2
177: 09/07(土)10:39 ID:uI+uaudg(7/7) AAS
続き
すべてが不自然で、すべてが異質だった。これが「食べ物」だと呼べるものではないことを彼は理解した。だが、もう遅い。彼の体の中にはすでにそれが入り込んでしまっている。
彼は一瞬、後悔の感情に襲われた。吐き出すこともできない、飲み込むこともできないその中途半端な状態に、ただ無力感が広がった。胸が苦しくなり、目の前の光景が歪んでいくように感じた。喉を通り抜けるその瞬間、彼は心の底から悔やんだ。
彼はついに、涙を流した。それは味覚だけの問題ではなかった。彼の存在そのものが、この行為によって侵されてしまったかのように感じた。あまりにも醜く、あまりにも無意味な行為だった。それでも、彼はそれを選んでしまった。後悔と、吐き気が一体となり、彼を深く苦しめた。
そして、すべてが終わった。だが、彼の口の中にはまだその茶色の後味が、いつまでもいつまでも残っていた。
178: 09/07(土)10:59 ID:X2YiwpPl(8/10) AAS
AA省
179: 09/07(土)10:59 ID:X2YiwpPl(9/10) AAS
AA省
180: 09/07(土)10:59 ID:X2YiwpPl(10/10) AAS
AA省
181: 09/07(土)11:05 ID:RjeIQH1q(1/7) AAS
名作を一つ。
昨日の夜、夕食に何を食べようか少し迷いました。冷蔵庫を開けると、少し残ったキャベツと、買ったばかりの鶏肉が入っていました。キャベツは少ししなびてきていたので、使い切らないといけないなと思い、キャベツと鶏肉を使った料理にしようと決めました。
ただ、どんな料理にするかでまた悩みました。炒め物にするか、煮物にするか、それともキャベツをサラダにして、鶏肉は焼くだけにするか。料理本を取り出してパラパラとめくり、キャベツと鶏肉のレシピを探しましたが、どれも少し手間がかかりそうでした。疲れていたので、あまり時間がかかる料理はしたくなかったんです。
結局、最も簡単な方法で、キャベツをざく切りにして、鶏肉と一緒にフライパンで炒めることにしました。塩コショウだけでは物足りないかなと思い、醤油を少し垂らし、最後にポン酢をかけました。味付けはシンプルですが、それで十分だろうと思っていました。
フライパンで鶏肉を焼く際、火加減に気をつけて中まで火が通るように注意しました。以前、一度鶏肉を焼いたときに中がまだ生だったことがあり、その時の食感が非常に不快だったのを思い出しました。だから今回も慎重に火加減を見ながら、何度も鶏肉をひっくり返していました。
キャベツも加え、全体がしんなりしてきたところで、味を見てみると、少し味が薄いように感じました。もう少し醤油を足した方が良いかもしれないと思い、ほんの少しだけ追加して再び炒めました。再度味見をすると、今度は塩辛くなってしまったので、水を少し足して調整しました。
省2
182: 09/07(土)11:06 ID:RjeIQH1q(2/7) AAS
(タイトル:素晴らしい朝)
朝、目が覚めた。いつもの部屋、いつもの天井。時計を見たら、6時34分だった。6時34分だ。特に早すぎるわけでもなく、遅すぎるわけでもない。私はベッドから起き上がるのをためらった。いや、起きたほうがいいのかどうかはわからない。しばらくぼんやりしていた。寝返りを打ったけれど、特に意味はなかった。まるで空気と同じように、ただそこにいた。
結局、何の理由もないのに、ベッドから起きて、床に足をつけた。床は少し冷たかった。でもそれが何だっていうのか、ただ冷たいだけだ。私は、廊下に出て、台所に向かう。冷蔵庫を開けたが、特に食べたいものはなかった。いや、食べたいものが何かもよくわからない。冷蔵庫を閉じて、また開けた。変わらず何もない。ただの冷蔵庫だ。
しばらく冷蔵庫を眺めていたが、結局何も取り出さなかった。何のために開けたのか、もう忘れてしまった。椅子に座って、天井を見た。天井は白く、何も特別なものはなかった。天井をしばらく見ていると、時間が少しだけ過ぎていた。でも、過ぎたところで何も変わらない。私はそのまましばらく椅子に座っていた。
やがて時計を見たら、8時24分になっていた。何もしていないのに2時間が経っていた。いや、何もしていないからこそ、2時間が過ぎていたのかもしれない。どうでもいい。
外を見ると、曇っていた。いや、曇っているのか、晴れているのか、それすらよくわからない。空がただ、そこにあった。鳥が飛んでいるのを見たが、何も感じなかった。飛んでいる鳥も、私も、特に関係がない。ただ、鳥が飛んでいただけだ。
省1
183: 09/07(土)14:33 ID:RjeIQH1q(3/7) AAS
【幸せな1日の終わりを作りました】
一日の終わり、陽が沈みかけた時、街の片隅に小さなゴミ捨て場があった。そこには、誰にも気にされることなく積み上がったゴミ袋が無造作に置かれていた。その中でもひときわ目立つものがあった。それは、腐った食べ物や紙くずに混じった物だった。
汚物という存在は、我々の日常にあって当たり前のものだが、誰もそれに触れたがらない。それを見た瞬間、自然と顔をしかめ、鼻をつまむ。何かが腐ったような臭いが漂う。
そこに現れた一人の男、名もなき労働者だった。彼は無言でその汚物に手を伸ばし、やるせない表情を浮かべながら袋を拾い上げる。手袋越しにも感じられるぬめり、その冷たさ。男は心の中で思った。「ウンコまみれの人生とは、このことか。」
毎日がつまらない。面白くない。そう思いながらも、彼は一歩一歩進んでいく。ゴミの山に足を取られながら、何も考えずに仕事をこなす。希望などない。未来もない。目の前の汚物を処理する、それだけが彼の日常だ。
ふと、遠くで笑い声が聞こえた。子どもたちが遊んでいる。彼は一瞬、立ち止まり、彼らの姿を眺めた。だが、すぐに顔をしかめた。「面白くない、つまらない」と心の中で呟く。楽しげな世界は、彼には遠すぎた。
省3
184: 09/07(土)14:44 ID:RjeIQH1q(4/7) AAS
【タイトル:輝く未来】
空はどんよりと曇り、冷たい風が街を通り抜ける。人々の顔はどこか疲れ果てていて、誰もが忙しそうに歩いている。その中に、ただ一人、私はいた。私の心には、かつて抱いていた夢も希望も、今はもう何も残っていない。
かつて私は大きな夢を持っていた。作家になること。自分の言葉で人々の心を動かし、世界を変えるような作品を書きたいと、純粋に信じていた。しかし現実は、私に冷たく、そして残酷だった。何度も出版社に原稿を送ったが、返ってくるのはいつも「残念ながら」と書かれた拒絶の手紙だけ。情熱は徐々に薄れ、いつしか私は夢を追うことすらやめていた。
今、私は小さな会社で働いている。毎朝同じ時間に目覚め、同じ電車に乗り、同じデスクに座り、誰も興味を持たない書類を処理する。無機質な日々が続く。周囲の人々もまた私に何の関心もない。私もまた、彼らに関心を持たなくなっていた。
家に帰ると、暗く冷えた部屋が私を待っている。窓の外には変わらない街の景色が広がっているが、何を見ても何も感じない。ただただ、時間が過ぎ去っていくのを待つだけだ。机の上には、かつて使っていたタイプライターが置かれている。あの頃は、この機械が私をどこか違う世界へと連れて行ってくれると信じていた。しかし今、そのキーを叩く手すら動かない。
ある夜、私は久しぶりにタイプライターの前に座った。手が震え、心臓が重苦しく鼓動している。何かを書きたかった。もう一度、何かを創り出したいと思った。しかし、頭の中には何も浮かばなかった。空白のページが私をじっと見つめ、まるで嘲笑っているかのようだった。
省3
185: 09/07(土)14:48 ID:RjeIQH1q(5/7) AAS
ある日、町の人々の間で噂が立った。「あの公園に行くと、誰もが驚くようなことが起こる」と。公園には、いわくつきのベンチと謎めいた木があり、その場所に行けば何か特別な体験ができるというのだ。興奮した住人たちは、好奇心に駆られて公園に向かった。
その日の午後、多くの人々が公園に集まり、期待に胸を膨らませながらベンチに座ったり、木を観察したりしていた。みんなの顔には期待感が漂っていた。誰もが、「ここで何が起こるのか?」とわくわくしながら時間を過ごしていた。
しかし、時が経つにつれて、誰もが気づくようになった。公園には何も起こらない。ただ、ただのベンチと木がそこにあるだけだった。人々は次第に興奮が冷め、無言でその場に座り続けるようになった。ベンチの座り心地や木の葉の揺れについて、誰も話さなくなり、ただ黙々と時間が過ぎていった。
そして数日後、最初の興奮はすっかり消え去り、誰もが公園の存在自体を忘れ始めた。公園に来る理由もなく、ただ日常が淡々と続いていくばかりだった。公園はただの無駄な場所となり、誰もそのことを気にかけることはなかった。
最後には、期待していた体験もなく、ただ無意味な時間が過ぎるだけで、誰もがその場所を不快に思いながら去っていった。結局、公園の神秘的な噂はただの幻想であり、誰もその場に残された不愉快な記憶だけが残った。
186: 09/07(土)14:48 ID:RjeIQH1q(6/7) AAS
ある日、町の人々の間で噂が立った。「あの公園に行くと、誰もが驚くようなことが起こる」と。公園には、いわくつきのベンチと謎めいた木があり、その場所に行けば何か特別な体験ができるというのだ。興奮した住人たちは、好奇心に駆られて公園に向かった。
その日の午後、多くの人々が公園に集まり、期待に胸を膨らませながらベンチに座ったり、木を観察したりしていた。みんなの顔には期待感が漂っていた。誰もが、「ここで何が起こるのか?」とわくわくしながら時間を過ごしていた。
しかし、時が経つにつれて、誰もが気づくようになった。公園には何も起こらない。ただ、ただのベンチと木がそこにあるだけだった。人々は次第に興奮が冷め、無言でその場に座り続けるようになった。ベンチの座り心地や木の葉の揺れについて、誰も話さなくなり、ただ黙々と時間が過ぎていった。
そして数日後、最初の興奮はすっかり消え去り、誰もが公園の存在自体を忘れ始めた。公園に来る理由もなく、ただ日常が淡々と続いていくばかりだった。公園はただの無駄な場所となり、誰もそのことを気にかけることはなかった。
最後には、期待していた体験もなく、ただ無意味な時間が過ぎるだけで、誰もがその場所を不快に思いながら去っていった。結局、公園の神秘的な噂はただの幻想であり、誰もその場に残された不愉快な記憶だけが残った。
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