[過去ログ] 法哲学/法思想/倫理/日本の思想/世界の思想 (109レス)
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86: 2017/11/21(火)09:10 ID:CbdkB0ZK(1/3) AAS
社会契約で法律は守られると言っても契約に何故従うのか
自分の意に添わない契約には従わない
そうなったら社会契約は成立せず法律は規範として成立しない
人々は法律を守らない、約束を守るは個々の約束からは出てこない
自然的な摂理だから法は守られるの自然法思想は現にそう考えずに
法律を破る人がいる時点で説明になっていない

ベンサムやオースティンがカリスマなのは一応そのことに説明つけたように見えたから
法律を守るのは社会全体の効率性を増やすからだよ、社会全体では得するからだよ
主権者がこれを守った方が社会にとっては得だから従えと強制するからだよ
天下りな自然法ではなくちゃんと人間の立場から法が規範として何故成立したか
省13
87: 2017/11/21(火)09:16 ID:CbdkB0ZK(2/3) AAS
約束は作為の契機でも約束は守らねばならないは作為の契機では説明できない伝統であり慣習であり自然である
約束は何故守らねばならないか
それは約束自体からは出てこない、約束を守れば自分の得にならない、破れば得になりうる状況で、約束は守らねばならないは功利性等からは基礎づけられない
約束は破られる、それでも約束は守る、それで相手がどう応じるかこちらには決められない。それでもやり約束の履行を広げていく、そういう積み重ねがあってはじめて成り立つ
自分の意に反する契約であっても結ばれたなら従う、それが成り立たないなら社会契約は成立しない
その意味で法が万人に成立する近代社会は異常で伝統的な社会の武力なり宗教的権威の届く範囲で法が成り立つが正常
町奉行は町人や浪人を、武士はそれぞれの大名を、寺社は寺社奉行が管轄する伝統的権力が正常
将軍は大名は臣従させられても大名の家来は将軍の家臣ではない
ケルゼンという法実証主義者は民主主義を最善とする
相対的な選択の可能性こそが選択肢を増し豊かな未来を可能にすると
省27
88: 2017/11/21(火)09:21 ID:CbdkB0ZK(3/3) AAS
それはシュミットの決断でもケルゼンの選択肢の多さでもない
シュミットは論外としてもケルゼンも少数意見が議会で展示閲覧されるからとそれ自体は少数意見の尊重でも少数意見の尊重の契機でもないから間違い
それは多数意見であっても一枚岩ではなく更に少数意見を取り込んだり一分多数意見を切り捨てでも取引したり
多数意見と少数意見の分断対立を超えて相互に働きかけ枠を超えられるから
少なくともその可能性があるから、議会制民主主義は取引と汚職ができるから
完全な競争万能弱肉強食のレッセフェールでも完全な分配の平等でも反競争でもない議会制民主主義と資本主義はその中間で取引ができる
表の公開討論では綺麗事を並べながらできること出来ないことを整理して取引できる
一回だけならともかく延々繰り返される立法過程の中で取引の過程は無限にある
金持ちと貧乏人のどちらの立場で分裂せずにどちらにとっても得になりうる形で妥協できる
金持ち優遇のレッセフェールの筈の自民党が土建国家と福祉国家で高度成長と所得分配をやり野党の政策をパクリ汚職した金を野党に回し貧乏人も儲けさせる
省9
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