百田尚樹の日本国憲法と新版・日本国紀 (123レス)
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63: 2022/03/13(日)06:59 ID:bOBp+y16(1/9) AAS
総友
進歩しているという証明もない」とは古くから言い尽くされた唯物史観攻撃の常套句である。
そのうえで、マルクスは近代を資本主義を「揚棄(aufheben)※」したことに留意されたい。しかも、それは現在もまた進行過程中(階級闘争)でもある。
したがって、「進歩してい」ないというのであればそれは、むしろ現在の資本主義自体の末期的停滞を自白したものであるといえる。
反論あれば、根拠を添えて品位よくどうぞ。もっとも、その能力なきがゆえの所業であろうが。
ブルボン王朝に忠誠を尽くして滅んでいった王党派と、労働組合への忠誠を誓い続ける労働弁護士の姿は重なります。どちらも美しい。
64: 2022/03/13(日)07:00 ID:bOBp+y16(2/9) AAS
証法的発展とは「すでに経過した諸段階をくりかえしているかのように見えるが、しかし、以前とは違ったように、いっそう高い基礎のうえにそれを繰り返す発展(『否定の否定』)、直線的に行われるのではなしに、いわばらせん状に行われる発展、ー飛躍、急変、革命による発展、ー『漸次性の中断』、量の質への転化、ーその他の物体に、または当該の現象の範囲内に、あるいは当該の社会の内部に働いているいろいろな力や傾向の矛盾と衝突によって与えられる発展への内面的衝動、―おのおのの現象のすべての側面の相互依存性と、もっとも緊密な、切り離すことのできない連関」であるとした。(『カール・マルクス』22頁)。それを理解できず、あたかも「しがみついている」かの如き皮相的な評価は、いかにも観念論者らしい形而上学的な想像であるといえる。
65: 2022/03/13(日)07:02 ID:bOBp+y16(3/9) AAS
3千年以上の時間を費やしても、実現しないのに
理想社会への途上だというのは、もはや妄執や宗教信者の信心でしかない。
科学的と言いながら、全く非科学的な話だ。
問題はそれだけじゃない。
己の信じる宗教を他人に強いるなということだ。
下部構造が上部構造に影響をお呼びし、上部構造内の変化が下部構造に
影響を与えるなどと言ってみても、包括的に世界を説明できる哲学だと
言い張っているに過ぎない。
歴史の発展が螺旋階段のように練り上げられていく
といっても、3千年かかっても、未だ実現までの到達度は全く不明。
省3
66: 2022/03/13(日)07:04 ID:bOBp+y16(4/9) AAS
そもそもマルクスは「時間の経過」により理想社会が到来するなどの観念論的ご託宣とは無縁。しかも、彼が登場したのは19世紀半ばのことだ。またマルクスの特長は、徹底的に近代を吸収することにより、近代を乗り越えようとしたこと。それが彼がもっとも影響受けたヘーゲルの「揚棄」という考え方である。それを知る者であれば、そのような基本的な誤謬に陥ることはあるまいよ。
67: 2022/03/13(日)07:04 ID:bOBp+y16(5/9) AAS
マルクスにあっては「理想社会が到来するなどの観念論的ご託宣とは無縁」
「理想社会が到来する」などというのは、それこその観念論の発想であって、
唯物論に立脚するマルクスは決して「理想社会などという発想はしない」
と言いたいのであろうが、マルクスの流れを汲む者たちは資本主義の向こうに
「平等で自由な社会」があると考え、昌道してきたのではないか。
69: 2022/03/13(日)09:33 ID:bOBp+y16(6/9) AAS
近代を超克しようとの試みは多々あるが、マルクスの思考の特長は、ヘーゲルのこの揚棄という考え方に象徴される。それが彼の資本主義を評価しつつ、それを根底から批判する姿勢にもなったといわれる。すなわち、資本主義の作り出した高い生産力は、それ自身内部的な矛盾を産みだし、やがて統御不能になったその力によって没落を余儀なくされるというものだ※。『資本論』第1巻など、その精華ではあるまいか。宇野なども、そのことを評価したものであろう。※そこには当然、一切の歴史的状態は人間社会の発展の道程における一段階に過ぎない。ある条件が合理的であるのはそれを発生せしめた諸条件に対してであって、ひとたびその条件を失うならば、新しい存在によってとって変わらねばならぬ。すなわち、あらゆる存在は生成と消滅、合理と不合理の交替の運動の中にある、とする。
71: 2022/03/13(日)09:54 ID:bOBp+y16(7/9) AAS
>>70
その文章中に書いてあるでしょ。その文章に対する批判がコレ
あなたはいつもレトリックで誤魔化す。
理想の社会を巡るイデオロギー論争において「いつ実現できるのですか。
人類は3千年に渡って価値観を共有できなかったのですよ」と問うても
「マルクスが出現したのは近代になってからだから3千年というのはピンヴォケだ」といって話題を逸らしたり、「そもそも理想社会など唱えていない。そうではなく
唯物史観とは絶えず・・・のことである」と唯物史観それ自体の学問的説明に逃げ
たりする。この点については、ヘーゲルの弁証法を継承したというのは間違いだ、
との指摘も「マルクス研究者から」あるのに、あなた独自の解釈を開陳していたり
する。
省3
72(1): 2022/03/13(日)10:03 ID:bOBp+y16(8/9) AAS
先生は、御自分と違う立場は全員を敵と見なしてしまうから
新自由主義(市場原理至上主義)の中の差異などは取るに足らないのでしょう。
以前、先生は「先生を批判する人達」を「ノンポリと見た」と書いていたが、
私もまさしくそのノンポリである。だから、先生が国民民主党や連合の会長に対する
批判を超えた憎しみを書き連ねても「何をそんなに怒っているのだろう」とくらい
にしか思えない。「お仲間内の小さな差異でしょう」とくらいにしか思えない。
それと同じような感覚かもしれない。
理論や思想が勝ち過ぎて、人を見ていない・現実を見ていないというのは、
人は結局のところ、感情で動くものではないか、との思いがあるからである。
プーチンにしても、岸田総理にしても、バイデンにしても(3人を並べるなとの
省5
73: 2022/03/13(日)10:06 ID:bOBp+y16(9/9) AAS
>>72に対する反論がコレ
根本的な誤解は、私は政治屋ではないということだ。そして、いかなる組織からの拘束
も好まない。そうした制約なき社会的存在の在り方が、私の自由なる発言の物的領域を
保証する。なによりも、君には私自身が唯物論者であることへの不理解がありそうだ。
そうであれば「人は結局のところ、感情で動くものではないか」の如く、観念論者に
より言い尽くされた常套句を今さら持ちだすこともあるまいと思われるのである。
以下を申し添えたい。すなわち、私たちがどのように思い、また解釈を深めても矛盾は
私たちの意識とは関係なく、客観的に社会機構の中に存在するということだ。その客観的な矛盾こそ、
私たちの中の矛盾や混乱の根源である。かくして、御所論の「感情」の如き意識が存在を決定する
のではなく、われわれ人間の社会的存在が意識を決定するのである。換言すれば、私たちがそこに
省3
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