■長野式鍼灸治療法 2処置目の2■ (823レス)
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240
(1): 2011/11/19(土)22:13 ID:FvjKFN6v(1) AAS
脈がきちんとできなければ 数や遅でも処置がちがいますし細や洪でも身体の
状態 処置をえらべないし ましてや滑や弱脈 胃の気なんかの処置なんか
つかえないでしょうね 患者さんは楽になりません
ほんとうに 患者さんのことをかんがえるなら脈は確実に必須です。
努力が必要です。 皆さん長野式で本当の鍼灸治療をめざしてみませんか。
241: にゃがの 2011/11/20(日)09:27 ID:Hy3utWBa(1) AAS
>>240
そうですね〜。私はキーコスタイルから入りましたが、最初は圧痛に
振り回されていました。それで、脈もきちんと診るようになりました。

キーコスタイルも従来の長野式も学ぶ上での利点と欠点はあると感じるの
で、私は両方とも学んだのが役に立ちました。
242
(1): 咳 痰 [jヴ9ヴぃ] 2011/11/20(日)13:19 ID:C+Jf04C+(1) AAS
治療についてですが
患者 76歳 男 主訴 咳 痰が何年も前よりひどい 随伴 左坐骨神経痛
糖尿(インシュリン)ペースメーカー 薬 何種類も

所見 脈 洪緊数 やや滑 腹症 腹直筋緊張 腹部全部圧痛 火穴 両腎
   両肝 両脾 両肺 両天ゆう 
さてどのように処置を絞りましょうか。
243: にゃがの 2011/11/21(月)09:21 ID:aPplR+nH(1/2) AAS
>>242
何が原因かさておいて交感神経の過緊張があるのは間違いないと思います。

まずは、
?お血(左中封・左尺沢)
処置効果を阻害するお血を改善

?扁桃処置(曲池〜手三里の硬化部分)
扁桃の反応である、両側天ゆうの圧痛を緩める。自律神経への影響も大きい反応

?復溜、陰谷、兪府、尺沢、経渠(副腎処置とともに復溜+尺沢で全火穴陽性に対する処置)
主訴の咳に対しては通常は太谿ですが、然谷の圧痛があるときは、まずは火穴の圧痛を優先します。

とりあえず上記で15分ほど様子をみる。それぞれの経穴で微量雀啄。扁桃へは灸。
省6
244: にゃがの 2011/11/21(月)09:36 ID:aPplR+nH(2/2) AAS
ご存じだとは思いますが、交感神経過緊張状態は肝の変調を伴いやすい
長野式的には肝の変調の見極めは難しく、肝実に肝虚が隠れていることも
あります。肝の指標となる反応、右C3や右膏肓、左天枢、行間を注意深く
観察しながら選穴していきます。

そのほか重要となりそうなのが、糖尿に対する右関門とT10〜T11付近の華陀穴
でしょう。
245: 2011/11/21(月)12:04 ID:A2naU5Cq(1) AAS
242の症例についての補足というか気になった点

咳と痰は長期に及び、心臓疾患からの原因も考えられると思います。
まずは脈状の洪緊数に主眼を置き、関元に脈状が変わるまで雀啄補鍼かな・・・と
その後、他の身体の変化を診て判断するというのは、いかがでしょうか?
242様は、もう熟練の方だと思いますので、その後の変化を知りたいものです。
246
(1): 長野式修行中 [じぃtzxyzて] 2011/11/22(火)19:09 ID:49yu+RNd(1/2) AAS
245様同様 洪脈 ペースメーカー 咳 痰が長いより
私も心臓疾患→肺うっ血→気管支炎→咳痰と考え洪脈からのアプローチを
優先 また交感神経より 外ネーブル 天ユウ圧痛より天ユウ 大椎
ちなみに 痰があり滑があるので腎経は使わないほうが良いと思います。
また交感神経過緊張(長患い 薬)→血糖値をあげます。 

所見だけでなく人間まるごとで長野式治療バックグラウンド

わたしも242さんの変化を知りたいです。
247: にゃがの 2011/11/22(火)19:42 ID:sT33at9h(1/2) AAS
>>246
そうですね。洪脈となると現状一番必要な処置は心臓となりますね。
もっと勉強しないとです。反省…
痰、滑脈で腎経を避ける理由ってなんでしょうか?
248: 長野式修行中 [じぃtzxyzて] 2011/11/22(火)20:13 ID:49yu+RNd(2/2) AAS
三十年の軌跡 P289です。
私もまだまだなので・・・
245様はかなりの熟練者であると思われます。
249: にゃがの 2011/11/22(火)22:57 ID:sT33at9h(2/2) AAS
ありがとうございます!確認しました。「脾虚肺実型」で腎実には腎は補さないってところですね。

このケースの場合だと、交感神経緊張が高いのは間違いないところでしょうが
その交感神経緊張がどこからきているかが問題となるのでしょうね。

ちなみに松本先生の著書vol1のP113の記載で、交感神経の診断の順序において然谷の
圧痛を第一とし、そのあとで数脈が残るかどうか、数脈であるならさらに7項目チェック
という感じでした。最後にSCMの緊張チェックという大きく3段階のチェックみたい
250
(1): 2011/11/23(水)03:10 ID:WS5Giief(1) AAS
始めての投稿です。圧痛の診方について苦慮しています。
例えばオ血反応があった場合すなわち左大巨の圧痛に対して
左中封周辺を爪で圧して左大巨の圧痛消失する点を探すのですが
なかなか見つけられません。
あまり左大巨を押しているとそのマッサージ効果で
圧痛が消失してしまうことも考えられます。
そんな調子でひとりのちりょうに2時間から5時間かかっており
治療終了後には疲労だけが残り、主訴は改善できないままです。
局所的な鍼や灸で今までやって来ましたが無力を感じて講義を受けました。
まだ長野式を始めて6年半ですが
省3
251
(1): [cぃcp:jkl:] 2011/11/23(水)04:32 ID:Yx+qHwvP(1/3) AAS
250さん 圧痛を探しての治療もよろしいかと思いますが
脈も勉強されると 胃の気がなければ胃の気処置でも腹部オ血はとれますし
また扁桃の反応があれば 腎経にじっくり雀啄してるうちに取れたりもします。
初めは圧痛だけでなく指先がこの辺と思ったところにじっくり雀啄したり
尺沢も使ってじっくり丁寧に雀啄してみてはどうでしょうか。
また治療は1時間以内のほうが患者さんも疲れず望ましいと思います。
252
(1): 2011/11/23(水)07:22 ID:X4DcsxcA(1) AAS
245です。250様、私も確か6年間近く、本とビデオ、〇日本の長野式の記事で独学していました。
圧痛点でツボを取るやり方もしていましたが、時間が掛かること、患者さんの負担
後、手が届かない^^;などの理由でキーコスタイルは選びませんでした。
凡人の私は、ツボ一穴で圧痛など取れる器でもなく、251様の言われるように脈、腹診など
主訴と照らし合わせて、経絡の虚実をイメージし、胃の気処置だけでも
全身の緊張が取れることもあります。左天枢のオ血は左会陽など、骨盤部の循環を良くることでも
取れます。私も長〜らく分からないながらも脈を診続けました。脈の変化を指に覚えさせていくことで
きっと見えてくると思います。
253
(2): 長野式2年生 [cぃcp:jkl:] 2011/11/23(水)07:37 ID:Yx+qHwvP(2/3) AAS
にゃがのさん はじめまして249よんでて7項目チェツクとかSCMとかで
すごいなと感じ ただものならぬ雰囲気を感じましたので教えてください
逆症の脈や矛盾脈がよくわからないのですが・・・
処置のしかたがわからないんです
254
(1): 2011/11/23(水)12:57 ID:hHUNPLvf(1/2) AAS
>>
255: 254 2011/11/23(水)13:15 ID:hHUNPLvf(2/2) AAS
ボタン押してしまいましたm(__)m

さて>>250>>252
なかなか成長しないのは自分だけと思っていたのですが勇気ある投稿有難うございます

自分も局所治療から転換で長野式に取り組んで7年になるところですが
時間がかかることと鍼の数がべらぼうなことで苦悩しています
>>251様は脈診をということですが
数遅・浮沈・胃の気ぐらいは何とかわかりますが他はさっぱりです
時間は1時間くらいにまとめないとたしかに患者さんが疲れてしまいますよね

ところで新患の初回に「すごく軽くなった」と好評の経験が多々がありますが
これは初めてのところでの鍼のために治療中に緊張していて
省2
256: なさけない [ご;kp@:m] 2011/11/23(水)22:29 ID:Yx+qHwvP(3/3) AAS
自分が患者なら・・・長野式を本当に理解した先生のところで
きちっと治療してもらえるほうがいい
257: にゃがの 2011/11/24(木)09:05 ID:6kie1SaC(1/7) AAS
>>253
私もまだまだですよ…

私が書き込んだ内容も松本先生の著書からの引用なので、他人のふんどし
で相撲取ってる感じですが、お役にたてば幸いです。
もう少し詳しく書きます。

<自律神経について>kiko Matsumoto's clinical strategiees vol1 P106より抜粋
長野先生によると、これらの自律神経システムは非常に複雑である。
というのは、甲状腺、下垂体、エストロゲンとプロゲステロンのアン
バランスなどの内分泌の問題が自律神経に関わってくるからである。
これらの診断は、ホルモンの問題を伴う自律神経失調症となるだろう
省13
258: にゃがの 2011/11/24(木)09:22 ID:6kie1SaC(2/7) AAS
AA省
259
(1): にゃがの 2011/11/24(木)09:33 ID:6kie1SaC(3/7) AAS
この3つステップも実際は、数脈に対してこんなに処置を使うことは
ないです。
長野式で難しいのは処置数をいかに減らすかということだと思います
が、それには、処置の優先順位を患者に合わせて考えることであり、
それには脈診の精度を上げることとなるのでしょう。

>>253の言われている矛盾脈ですが、逆証にしろ仮面にしろ優先すべきは
腹証となりますので、脈が良くわからないときは腹証において重要な所見
に対する処置から始めるべきかと思います。長野式においては基本処置と
なるのは扁桃、お血、胃の気ですから。それらの処置から始めるべきでしょう。
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