[過去ログ] アメリカ情勢総合スレ part17 (1001レス)
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692: 2013/11/09(土)14:21 ID:00OxWF3e(1/2) AAS
ティーパーティー運動の衰退
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
2013年11月7日

調査研究本部主任研究員 飯山雅史

 2010年の米中間選挙で突然の旋風を巻き起こし、アメリカ政界に異様な保守主義の嵐を巻き起こしたティーパーティー(茶会)運動に衰退の兆しが露わになってきた。

 連邦政府を一時閉鎖に追い込み、アメリカをデフォルト寸前にまで追い込んだ過激な保守主義の高まりに、国民が強い嫌悪感を抱き始めた結果であろう。
旋風に乗って同年選挙に大勝した共和党も、このまま来年の中間選挙に突入すれば茶会運動との無理心中が必至なだけに、同運動に距離を置く保守本流の穏健派から強い懸念が広がり始めている。

過激な保守系候補が敗北したオフ・イヤー選挙

 日本では意外と知られていないが、アメリカでは11月の第一月曜日の次の火曜日は、毎年「選挙日」だ。市会議員や市長、州知事や大統領まで、その年に改選になる公職の選挙は、すべてこの日にまとめて実施される。
4年に一度は大統領の改選年なので大統領選挙として大きく報道され、2年に一度行われる連邦上下両院議員選挙も中間選挙と言われて注目を集めるが、それ以外の年(オフ・イヤー選挙と呼ばれる)にも、この日には必ず何らかの選挙がある。
大統領選挙翌年のオフ・イヤーで注目されるのは、バージニアとニュージャージーの州知事、ニューヨーク市の市長選挙などだ。

 今年は、そのどの選挙でも、茶会系などの過激な保守系候補が敗北した。
首都ワシントンの隣で人口も多く影響力の強いバージニア州では、4年前の州知事選挙で共和党が圧勝したが、今年は茶会の支持を受ける過激な右派候補、ケン・クッチネリ氏が民主党候補にあえなく敗北。
同氏は人工妊娠中絶に反対するなどして宗教保守層にラブコールを送り、
ランド・ポール上院議員や連邦政府を機能停止に追い込んだ立役者の1人テッド・クルーズ上院議員などを動員したが、茶会系政治家の華々しい応援団は旋風を巻き起こすどころか、逆風を生み出したようだ。
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