[過去ログ] 【エロゲ特任教授】東浩紀スレッド126【ゼロアカ帝国皇帝】 (653レス)
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(2): 2008/06/23(月)14:45 ID:8gL6OYVy0(2/3) AAS
本書はその分析を戦後日本精神史に適用した著作である。彼によれば戦後史は、一九四五年から七〇年辺りまで
の「理想の時代」、そこから九五年辺りまでの「虚構の時代」、そして現在の「不可能性の時代」の三つに大きく
分かれる。乱暴に要約すれば、人々が理想を理想として生きた時代、虚構しか信じられなくなった時代、なにも
かもが信じられなくなった時代の三区分である。この分類には直観的に強い説得力がある。だれもが六〇年代と
八〇年代と現在ではなにか社会の前提が違うと感じている。その違和感の構造を明らかにした点で、本書は今後
の日本論で欠かせない参照点になるだろう。

とはいえ注意すべき点もある。本書の歴史観は、じつに前述した大澤思想の命題とあまりにもきれいに繋(つな)
がっている。理想から虚構へ、そして「不可能性」へという整理は、人間が抱える逆説がそれぞれの時代でどの
ように処理されているか、という唯一の関心から導き出されているように見える。

したがって、本書が提出する歴史観は美しいが、逆に素朴な疑問を抱く箇所(かしょ)がないわけではない。とく
省5
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(1): 2008/06/23(月)14:51 ID:8gL6OYVy0(3/3) AAS
>>24-25は昨日22日の日本経済新聞の書評by東浩紀。

書き忘れ。
31: 2008/06/23(月)22:11 ID:04rGRAbT0(1) AAS
>>23
HAKAGIX持ってないんだが、
「どうか、幸せな記憶を。」
という題目の討議は面白そうだな。

>>24-26
乙です。
残念ながら書評自体はさほどのものでもないw
新書だし、この書評にまとめられてる以上の内容があるようにも思えないw
図書館行ったついでに読んでみる。
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