[過去ログ] 金融資産1000万円以上3000万未満の人達の日常40 (1002レス)
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316: 2023/10/07(土)21:04 ID:qbeOQQy70(7/20) AAS
ここまでの6レスで個人投資家による少数の個別銘柄を対象にしたトレードの優位性なさを説明させていただきましたが
では、S&P500などのインデックス型ETFやアクティブ型投資信託のような分散投資なら投資家の将来はどうなっていくのでしょうか?
317: 2023/10/07(土)21:04 ID:qbeOQQy70(8/20) AAS
個人投資家@個別株の1割 >>> アクティブファンドの1割 >>> インデックスETF  >>>  アクティブファンドの9割  >>> 大多数の個人投資家@個別株
318: 2023/10/07(土)21:04 ID:qbeOQQy70(9/20) AAS
苦労して企業評価という個別銘柄の分析を行ってアクティブ運用を行っても、アクティブ運用がパッシブ運用に勝つ確率は4分の1である。
「プロもインデックス(のパフォーマンス)には勝てない」とよく言われるように、4分の3の運用者はパッシブ運用に勝てないのである。

その結果、やり直しの効く若い個人投資家が一発勝負で将来性のある個別株をギャンブルで買うのはともかく、
ファンドや年金などの長期の株式運用では、アクティブ運用はいらないという話になる。

まったく夢もロマンもない無味乾燥の世界だが、筆者はある株式ファンドの幹部に
「夢やロマンで運用していては、カネがいくらあっても足りないよ!」と、戒められたことがある。
これがファンドの株式運用の実態である。
319
(1): 2023/10/07(土)21:05 ID:qbeOQQy70(10/20) AAS
ではインデックスETFよりも成績の良い上位10%の個人やアクティブ投信というのはどういう投資行動を行えばよいのか

大切なのは、運と適応ですよ。
変化に適応できるものだけが生き残ることは歴史を見ても明白です。

ダーウィンは、生物が生き残るために必要なのは運と適応だと言いました。

たとえば、棚から落ちてくるぼた餅を手に入れようと思ったら、どうすればいいか。
どんなに調べても、いつ、どこに落ちてくるかはわからない。だとしたら対策することはできませんね。
つまり落ちてくるタイミングでたまたま棚の近くにいた人が、ぼた餅を手にすることができるんです。

人間は、いつぼた餅が落ちてくるかを予測できないのです。
ただし確率論で考えたら、人生のうち何回かは落ちてくるときに居合わせます。
運がいい人だけが居合わせられるのではなく、単に確率の問題です。
320: 2023/10/07(土)21:05 ID:qbeOQQy70(11/20) AAS
「株に投資している個人投資家で実際に儲かっている人は1割程度、とよくいわれます。
どれぐらいの人が儲かるかはその時の相場状況によっても変わりますが、『個人投資家は株式投資で損している』というのが如実に示されているのが、信用評価損益率というデータです」(足立氏)

この信用評価損益率とは、株を信用取引で買った投資家の全体としての損益率がどうなっているかを毎週示したもの。
信用取引を利用して株を買うのは多くの場合、個人投資家であるため、個人投資家の損益事情を反映した数字ともいわれる。
その推移を示したのが下のグラフだ。
画像リンク[jpg]:i.imgur.com

株式投資で実際に儲けている人は“たった1割”
これはほぼ運の影響で儲かっているだけ
321: 2023/10/07(土)21:05 ID:qbeOQQy70(12/20) AAS
個人投資家@個別株の1割 >>> アクティブファンドの1割 >>> インデックスETF  >>>  アクティブファンドの9割  >>> 大多数の個人投資家@個別株

勝ち組の1割のトレーダーのマネをしたり、成績の良いアクティブ投信をフォローしても儲かるとは限らない

この考え方は【生存者バイアス】と呼ばれ、実際の成功事例だけに注目し、「その方法と同じことをすればいい」と考えるのは、
「同じ方法を試みて失敗した事例を考慮できていないのではないか」という考えです。

「生存バイアス」は失敗事例を無視している事象であることを知る

生存バイアスは、成功事例だけで固められた調査を参考にしています。
投資の世界に限らず、失敗した人は表に出てこないことが多いものです。
失敗した情報を入手することは難しく、おのずと成功例ばかりが表に出ることになるため、結果として私たちは生存バイアスから逃れることは難しくなるのです。
生存バイアスは、失敗事例がほとんど含まれない傾向にあることを意識しておきましょう。
省7
322: 2023/10/07(土)21:05 ID:qbeOQQy70(13/20) AAS
後知恵バイアス(後見バイアス)

「ね、そうなるって言ったでしょ?」
予測するのが不可能だったことに対して「ああすれば良かった」と後悔することがあります。
後知恵バイアスと言います。

もともと選択肢に入っていなかったり、あたかも「自分が判断できた」と感じてしまいます。
後出しジャンケンのような思考です。

私が言った通りになった
そうなるって思ったよ

上記のようなことを言う人は、このバイアスに気づいていません。
省3
323: 2023/10/07(土)21:06 ID:qbeOQQy70(14/20) AAS
信念バイアス

信念バイアスは「結論が妥当であれば、その議論や過程までも正しい」と誤認する思考のクセです。

つまり「議論や過程」を評価することができません。
私たちの社会は「過程」の評価も大切です。

このバイアスが怖いのは「結果が良くなければ、過程も否定される」ことにあります。
「負けたのは日頃の練習不足だからだ」といった具合にです。

相手は「あんまり練習してなかったけど、ラッキーで勝ってしまった」と思っている場合もあるのです。
(もちろんスポーツの世界は、練習が大事だという前提として)
省1
324: 2023/10/07(土)21:06 ID:qbeOQQy70(15/20) AAS
2010年、2022年のイグノーベル賞を受賞した研究を相場に当てはめてみることによって
インデックス投信の長期投資が運に左右されることもなく最強だと証明されました

最も才能のある人ではなく最もラッキーな人が成功することを数学的に証明したイグノーベル賞研究を紹介 - YouTube
動画リンク[YouTube]

なぜ銘柄はくじ引きで決めるべきなのか?
動画リンク[YouTube]
325: 2023/10/07(土)21:06 ID:qbeOQQy70(16/20) AAS
まとめを一言で言うと、「金持ちは、金を持ってい るという理由だけでますます金持ちになる」というのが結論でございます。
少し言いかえますと、金持ち であり続けるためには、個々人の才能や努力の結果とい う要素は実は薄いということ。
もうちょっと言いかえると、民主主義的な近代性が薄い というお話です。
なぜ、こんなことが言えるのかという理論的背景ですが、これがすごく有名な方程式なのですけれども、r>gが歴史的に成り立っているというものでございます。
このrとgは何かというと、rが資本収益率です。

人間の能力は正規分布(IQ=知能、労働時間=努力)

金儲け = 資本力 x 運
資本力 = 親ガチャ(IQ遺伝、英才教育、遺産)= 運

∴ 金儲け=運^2 (指数関数)によって資産配分はべき分布に変わる
省1
326: 2023/10/07(土)21:06 ID:qbeOQQy70(17/20) AAS
経済学者のトマ・ピケティは「資本収益率(r)>経済成長率(g)」という不等式で格差の構造を解き明かしましたが、
ほとんどの人にとって、最大の資本は「金融資本」ではなく「人的資本」
すなわち労働市場から富を獲得する力です。

G=年収500万円の労働はg=2%だとすると2.5億円の人的資本と同じ
1億円の金融資産で資本収益率r=5%  = 年収500万=R

資産1億円もない大多数にとっては
金融資本収益率:r=5% > 人的資本収益率:g=2% であっても
金融資本収益額:R=500万円未満 < 人的資本収益額:G=500万円 になってしまう

つまり資産1億円ないやつは専業などせずに働きながら5%のインデックス投信買っておけってこと
専業になって銘柄研究やデイトレすれば10%稼げるなどという戯言はイグノーベル賞による分析で否定された
省4
327: 2023/10/07(土)21:07 ID:qbeOQQy70(18/20) AAS
画像リンク[png]:cdn-ak.f.st-hatena.com
クワドラントとは?金持ち父さんから学ぶ「ESBI」お金の法則
外部リンク:salaryman-mlm.biz

画像リンク[jpg]:i.imgur.com
Employee(労働者)
日本国内において、就業者に占める雇用者・労働者の割合は87%に上ります。

後ほど説明するB(ビジネスオーナー)に雇用されて、時間や労働力を切り売りすることで収入を得ているのがE(労働者)です。

Investor(投資家)
株・債券・不動産などに投資して利益を得ています。ビジネスの仕組みを考えるのがB(ビジネスオーナー)ですが、I(投資家)は仕組みすら考えません。
I(投資家)は自身の時間を使うことなく、他人のビジネスを利用し、お金を自分のために働かせて収入を得る人です。
省2
328: 2023/10/07(土)21:07 ID:qbeOQQy70(19/20) AAS
運に恵まれない多くの投資家にさらにダメ押しで絶望の奈落へ

考えなければならないのは、何故米国株は40年上がり続けてきたのかということである。
「米国株は40年上がり続けたからこれからも上がる」と主張するためには、40年上がり続けた理由をまず発見し、それが今後も存在し続けることを証明しなければならない。

当たり前だろう。これが出来ていない時点でその人の投資は破綻しているのだが、誰もそれに気づいていない。

では米国株が40年上がり続けた理由は何か。
そもそも何故10年や20年ではなく40年と言い続けているのか気になっている人も多いだろう。
それは40年前に何かがあったからに他ならない。
それは厳密には1981年のことであり、1981年はアメリカで金融緩和が長期的に開始された年である。
金融緩和というのは、要するに金利を下げるということである。
そこでアメリカの長期金利のチャートを見てみると、1981年を頂点にそこから40年下がり続けている。
省9
329: 2023/10/07(土)21:07 ID:qbeOQQy70(20/20) AAS
運のよい勝ち組になれなかった個人投資家がすがりつく最後の砦がインデックス投資であるが
何もせずに放置しているだけで毎年5%資産が増えていった幸せな時代は終わりを迎えようとしている
外部リンク[webp]:www.fidelity.co.jp
外部リンク[webp]:www.fidelity.co.jp
外部リンク[webp]:www.fidelity.co.jp

資産の少ない貧乏人は何年働いてもFIREなど夢のまた夢であり
3000万円程度の種銭の少ない専業も無職を続けることができなくなり
意思決定権のない労働者に戻って75歳まで蟻のように働く一生で終わるかもしれない

画像リンク[png]:cdn-ak.f.st-hatena.com
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
330: 2023/10/07(土)22:51 ID:SNXH2Zd+0(1) AAS
インデックスも駄目なら結局投資しないで預金しとけと言いたいのかな?
331: 2023/10/07(土)23:20 ID:ikdlXG3A0(1) AAS
俺も米国が再び金融緩和できる日がいつになるか気になっている
長年の米国株高が続いた原動力は金融緩和にあったと思うから

今の長期債利回りが示すように5%近い金利が長期的に続くとなると、手放しで株があがり続けると信じていいか一考しないといけないかも知れない
332
(1): 2023/10/07(土)23:36 ID:4vy8EqxQ0(1) AAS
この基地外どこからきたねん
ID:qbeOQQy70
333: 2023/10/08(日)00:01 ID:qeedUQlw0(1) AAS
1970年代のS&P500のチャート
画像リンク[png]:i.imgur.com
1970年:90ドル   ドル360円
1980年:106ドル  ドル250円
10年間で18%の上昇(年率1.6%)



円建てSP500
1970年:32400円
1980年:26500円
10年間で18%の下落(年率-1.6%)
省10
334
(1): 2023/10/08(日)00:34 ID:mZxaYEYY0(1/13) AAS
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
上のS&P500÷ゴールドのグラフを見ると、世界恐慌と同じような下落は
「ニクソンショックが起こった1970年代」と、「ITバブル崩壊とリーマンショックの2つの不況を経験した2000年代」でも起こっていたようです。

普通のS&P500のグラフ(対ドル)なら1970年代も2000年代も株価は9割も下落していないのですが、
これは恐らく通貨安の影響でS&P500の下落幅が小さく見えていたのでしょう。
価値の変わらないゴールド(1オンス)の価格で割ることで通貨安の影響を取り除いてあげると、1970年代も2000年代も、1929年の世界恐慌のような下落を経験していたことがわかります。

(※ちなみに1929年のドルはゴールドと交換比率が一定だったため、S&P500もS&P500÷ゴールドも同じく9割下落しています)

画像リンク[jpg]:i.imgur.com
このグラフを見ていると、長期投資でいつゴールドに投資したら良いか、いつ株をメインに投資したら良いかが見えてきます。
S&P500÷ゴールドのグラフは右肩上がりなら、株への投資が有利な時代。
省2
335: 2023/10/08(日)00:47 ID:mZxaYEYY0(2/13) AAS
2022年のアメリカの物価高騰はインフレ第1波に過ぎない

ここではそろそろ第2波について考え始めても良い頃だろう。他人より早く先を読むことが投資家の仕事だからである。

投資家にとって、そして消費者にとって政府が価格統制を考え始めたことは危険である。
それは物が自由に手に入らなくなることを意味する。そしてブラックマーケットでものが高価に取引される日が確実に近づいている。
そうした状況で強いのは、当然ながら現物資産を持っている人である。
貴金属やジュエリーなどの現物資産が買い占められる時代がこれからの10年ということになる。

本来は株価が下落すればコモディティ価格も下落する。
安全通貨と言われているゴールドも例外ではない。
例えばリーマンショックが起きた2008年における金価格は株価暴落に引っ張られて30%の下落を経験している。
金融引き締めは株価にも実体経済にも影響を与えるが、反応が早いのは株価の方である。
省25
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