[過去ログ] 朝日新聞は従軍慰安婦報道の謝罪を (983レス)
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585: 2008/06/13(金)08:29 ID:FSaL7Bpb0(1/4) AAS
>>557
NHK番組改変訴訟 市民団体側の敗訴が確定…最高裁判決
戦時下の性暴力に関するNHK番組の取材に協力した市民団体が「事前説明と異なる番組内容に改変された」として、NHK
と制作会社2社に1000万円の賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は12日、「取材
対象者の番組内容への期待や信頼は原則として法的保護の対象にならない」との初判断を示した。その上でNHK側に200万
円の支払いを命じた2審・東京高裁判決(07年1月)を破棄し、請求を棄却した。団体側の逆転敗訴が確定した。
原告の「戦争と女性への暴力」日本ネットワークは00年12月、いわゆる従軍慰安婦問題をテーマに「女性国際戦犯法廷」を
共催。NHKは01年1月、教育テレビの「ETV2001」で同法廷を取り上げ放送した。団体側は「ありのまま伝えると言わ
れたのに、一部がカットされるなど、番組への期待・信頼を裏切られた」と主張していた。
小法廷は「憲法が定める表現の自由の保障の下、番組の編集は放送事業者の自律的判断に委ねられる」と指摘。取材対象者の「期待・
省9
586: 2008/06/13(金)08:33 ID:FSaL7Bpb0(2/4) AAS
<NHK番組改変訴訟>「政治圧力」判断せず
「政治家の圧力・介入を正面から取り上げない不当判決だ」。NHK番組改変訴訟の最高裁判決で逆転敗訴したことを受け、
市民団体「戦争と女性への暴力」日本ネットワークのメンバーらが12日、東京都内で記者会見を開き判決を批判した。
市民団体側は「安倍晋三前首相(当時は官房副長官)ら自民党政治家が番組放送前にNHK幹部と面会し、意見を述べたことが
番組改変につながった」と主張してきたが、最高裁は「政治圧力」について判断しなかった。西野瑠美子共同代表は「司法の公平、
公正性に大変失望した。一部政治家の意向に沿うようにゆがめて放送していいのか」と話した。
飯田正剛弁護団長も「判決は具体的な事実を離れて一般論に終始している。NHKを勝たせようという結論が先にあったのでは
ないか」と不満を述べた。
一方、安倍晋三前首相は「最高裁判決は政治的圧力を加えたことを明確に否定した東京高裁判決を踏襲しており、(政治家の介入
があったとする)朝日新聞の報道が捏造(ねつぞう)であったことを再度確認できた」とコメントを出した。
省5
587: 2008/06/13(金)08:33 ID:FSaL7Bpb0(3/4) AAS
▽砂川浩慶・立教大准教授(メディア論)の話 取材協力者が抱く期待や信頼が法的保護に該当するケースを限定的にとらえたのは、
番組編集や報道の自由を保障する観点からみて妥当だと思う。しかし、内部告発者や取材協力者がメディアへの情報提供について委縮
(いしゅく)効果を招かないかの心配は残った。
また、高裁判決のように、政治家の意向をくんだNHK幹部による編集作業への異例の関与が番組改変につながったかどうかは大きな
論点だった。判決は全体に一般論に終始し、事実上の門前払いの印象で、個別判断を避けたのは残念だ。
◇改変巡り応酬 NHKと朝日
番組を巡っては、朝日新聞が05年1月、「当時官房副長官だった安倍晋三氏らがNHK幹部を呼んで『偏った内容だ』と指摘し、番組
内容が変わった」と報道した。制作にかかわったNHK職員も「政治介入が恒常化している」と述べた。
NHKや安倍氏らは全面否定し、朝日とNHKは互いに抗議や訂正要求、質問状送付などを繰り返した。朝日は同9月、報道について「不確実
な情報が含まれていたが、訂正する必要はない」との最終見解を公表した。
省3
588: 2008/06/13(金)08:35 ID:FSaL7Bpb0(4/4) AAS
NHK番組改変訴訟 取材現場は「当然の判決」
取材を受けた側が番組に抱く期待権が、「原則として法的保護の対象とならない」との初判断が示されたNHK番組改変訴訟
の最高裁判決。テレビ番組やドキュメンタリーを制作する現場のスタッフからは「当然の結果」「編集の自由が守られた」との
声が聞かれた。
NHKのプロデューサーの1人は「そもそも報道内容がすべて取材先の期待通りになるかというと、そうではない。取材対象と
報道する側にはけじめが必要」と強調。ただ、その前提として「取材先に真摯(しんし)に接して信頼関係を構築しておく必要が
ある。取材の意図をきちんと説明し理解を求める努力が大切だ」と付け加えた。
また中国・山西省に残留した旧日本軍兵士を描いた「蟻の兵隊」「延安の娘」などの作品で知られるドキュメンタリー監督の
池谷薫さん(49)は「判決は当然だ。(期待権が)もし認められれば、取材する側は萎縮(いしゅく)し表現の自粛にもつながる。
さらに拡大解釈されて公的権力に結びつけば、政治家の取材などは難しくなる恐れもあった」と最高裁の判断を支持した。
省9
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