[過去ログ] 産経抄ファンクラブ第251集  (1002レス)
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(5): 2019/03/18(月)08:34 ID:ovybIrE50(3/3) AAS
 横山秀夫さんの6年ぶりの新作『ノースライト』(新潮社)が話題になっている。警察小説で知られる著者が今度は建築家を主人公にした。
題名は、北からの柔らかな光だ。それを取り込み設計した「Y邸」から、施主一家が忽然(こつぜん)と消える。
 ▼小欄が駆け出しで赴任した群馬県で、横山さんは上毛新聞記者で県警サブキャップだった。昼間は記者クラブで冗談を
言い遊んでいるように見え、翌日の紙面で特ダネを抜かれ、ひどい目にあった。
 ▼本紙文化部記者のインタビューに、「人間は人間を見誤る。見えなかったものがどこかの段階で見えてくる、それが人生なんだ−」と、
謎を追うミステリー作品を書く思いを語っているのは興味深い。
 ▼氏の代表作『半落ち』(講談社)では、「妻を殺しました」と自首しながら、出頭まで2日間の行動を語ろうとしない男について、
警察や検察、裁判官など立場の違う角度から事件が語られ、見えなかった「真相」が見えてく。

 ▼「見誤らない」よう取材などを尽くすことは新聞社にいるわが身を含め現実の世界で心すべきことだ。だが見誤ってほしくない人たちに
気がかりな例が絶えない。名古屋家裁の判事が「反天皇制」をうたう団体の集会に参加するなどしていたという。裁判所側も
把握していないなどと、ひとごとでは済まされない。
 ▼卒業式シーズン、教育の場でも相変わらずおかしな教員らがいる。先日あった東京高裁の判決では、国歌斉唱時の不起立による
停職処分を不当と訴えた元教諭に対し、「強制反対 日の丸 君が代」と印刷された服を着るなど、あえて学校の秩序や規律を
乱す行為をしていたなどとし訴えを退けた。生徒らの門出を祝う式は教員の独善、偏向を押しつける機会ではない。
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