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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net (716レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/
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103: 132人目の素数さん [sage] 2016/11/05(土) 10:28:27.90 ID:O+MERBc0 しかしこんな馬鹿でもスレ主よりよっぽどマシ。 おっちゃんは単なる馬鹿。悪意は感じない。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/103
104: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:34:54.61 ID:DzICE8Th なんかageで書くやつがいる ID:BAF7Cd2p おまえだ おまえ、プロ固定だろう?(^^; このスレに、プロ固定は不要だよ! 次回から、sageで書くように! http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/104
105: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:35:32.60 ID:DzICE8Th >>87 おっちゃん、また難しいことを考えたね(^^; しかし、ID:oIF6CyORさんは、メンターさんだと思うが、こんな板に書かれた読みにくい証明をよく読むね。感心するよ メンターさんの努力に深謝!m(__)m おれは、スルーだな(^^; >eπが無理数であるか有理数であるかは未解決問題。 これだね https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A%E6%95%B0 超越数 (抜粋) 超越数かどうかが未解決の例 eπ・・・ などの円周率 π や自然対数の底 e の大抵の和、積、べき乗は、有理数であるのか無理数であるのか超越的であるのか否かは証明されていない[注 4]。 (引用終り) http://www.math.tsukuba.ac.jp/~wkbysh/indexj.html 若林 誠一郎 筑波大学名誉教授 http://www.math.tsukuba.ac.jp/~wkbysh/e_transc.pdf e も π も超越数 (2008年度数学特別講義 I) 若林誠一郎 筑波大 pdf http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/105
106: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:37:27.37 ID:DzICE8Th ところで >>63 Tさん、難しく考えすぎ というか、決定番号を守ろうという意識が強すぎるだろう >そのような、世の中に既に存在する文字列の「連接」の定義において、 >a*b=b*a は一般的には成り立たないのだよ。 >しかし、君の定義では常に a*b=b*a になってしまうので、 >連接の定義としては不完全なんだよ。 >>62で示した、2つ添え字ijを使う頻出テクを使えば簡単だろ。可算集合は、可付番集合ともいう(下記) a*bという数列に、頭から(1,1),(1,2),・・・・(1,n),・・・、(2,1),(2,2),・・・・(2,n),・・・ と連番を付ける。これ可付番集合で可算集合だ 同様に、数列b*aにも、頭から(1,1),(1,2),・・・・(1,n),・・・、(2,1),(2,2),・・・・(2,n),・・・ と連番を付ける。 a*b≠b*a だろ? それは、>>64で、”そのような連接が可能であることは俺も分かっている”と認めているのかな・・・? 次にそれを示そう https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E7%AE%97%E9%9B%86%E5%90%88 (抜粋) 可算集合(かさんしゅうごう、countable set 又は denumerable set)もしくは可付番集合とは、おおまかには、自然数全体と同じ程度多くの元を持つ集合のことである。各々の元に 1, 2, 3, … と番号を付けることのできる、すなわち元を全て数え上げることのできる無限集合と表現してもよい。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/106
107: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:38:24.54 ID:DzICE8Th >>64 >>単に世間にあるモノイドの文字の連接が、可算無限数列においても可能だということを示しただけ >そのような連接が可能であることは俺も分かっている。 >しかし、君のやり方では不完全であり、かつ間違っており、 えーと、>>51-54だったね. 2つ添え字ijを使う頻出テクを使って書き直すよ >>51の修正 5.ところで、2つ添え字ijを使う頻出テクを使えば、下記にできる Z'={z_1,1=3, z_1,2=1, z_1,3=4, z_1,4=1, z_1,5=5, z_1,6=9, z_1,7=2, z_1,8=6, z_1,9=5, z_1,10=3, z_1,11=5, z_1,12=9,・・・ z_2,1=2, z_2,2=7, z_2,3=1, z_2,4=8, z_2,5=2, z_2,6=8, z_2,7=1, z_2,8=8, z_2,9=2, z_2,10=8, z_2,11=4, z_2,12=6,・・・} 6.Z'→X'∪Y'とみて二つの集合に分ける X'={z_1,1=3, z_1,2=1, z_1,3=4, z_1,4=1, z_1,5=5, z_1,6=9, z_1,7=2, z_1,8=6, z_1,9=5, z_1,10=3, z_1,11=5, z_1,12=9,・・・・・・} Y'={z_2,1=2, z_2,2=7, z_2,3=1, z_2,4=8, z_2,5=2, z_2,6=8, z_2,7=1, z_2,8=8, z_2,9=2, z_2,10=8, z_2,11=4, z_2,12=6,・・・} 7.番号をつけ直して X'={x'_1=3, x'_2=1, x'_3=4, x'_4=1, x'_5=5, x'_6=9, x'_7=2, x'_8=6, x'_9=5, x'_10=3, x'_11=5, x'_12=9,・・・} Y'={y'_1=2, y'_2=7, y'_3=1, y'_4=8, y'_5=2, y'_6=8, y'_7=1, y'_8=8, y'_9=2, y'_10=8, y'_11=4, y'_12=6,・・・} これで、上記5項〜7項は可能だ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/107
108: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:39:51.89 ID:DzICE8Th >>107 つづき そこで、整列可能定理を仮定し、整列集合を考える(下記) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B4%E5%88%97%E9%9B%86%E5%90%88 整列集合 (抜粋) 数学において、整列順序付けられた集合または整列集合(せいれつしゅうごう、英: well-ordered set)とは、整列順序を備えた集合のことをいう。 集合に整列順序が与えられれば、そこでは集合の全ての元に対する命題の超限帰納法を用いた証明を考えることができる。 (選択公理に同値な)整列可能定理は、任意の集合が整列順序付け可能であることを主張するものである。整列可能定理はまたツォルンの補題とも同値である。 (引用終り) 整列可能定理を使って、集合Z'を整列集合とする。 簡単に、>>62 で示したように、(1,1)<(1,2)<・・・・<(1,n)<・・・< (2,1)<(2,2)<・・・・<(2,n)<・・・ 蛇足だが、i<jのとき、(n,i)<(n,j) で、(i,n)<(j,n) とすれば、上記の整列になる (1,1)<(1,2)<・・・・<(1,n)<・・・< (2,1)<(2,2)<・・・・<(2,n)<・・・ を、上記の5項に適用して Z_1,1 <Z_1,2 <・・・・<Z_1,n <・・・< Z_2,1 <Z_2,2 <・・・・<Z_2,n <・・・ これも蛇足だが Z_1,1 <Z_1,2 <・・・・<Z_1,n <・・・ ↓ X_1 <X_2 <・・・・<X_n <・・・ かつ Z_2,1 <Z_2,2 <・・・・<Z_2,n <・・・ ↓ Y_1 <Y_2 <・・・・<Y_n <・・・ と書き直せばいいんでないの? 要は、整列可能定理を使って、整列集合を考える。これも大学数学では頻出テク http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/108
109: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:41:56.07 ID:DzICE8Th つづき 戻る >>55 >これはもっとダメ。奇数列と偶数列を利用する場合、 >(a*b)*c と a*(b*c) が全く違う番号づけになってしまい、 >Z' という集合で考えてもイコールにならず、結果として >(a*b)*c = a*(b*c) が全く成り立たなくなるので、 ここ、3つ添え字ijkを使う頻出テクでoKだろ また、奇数列と偶数列→ mod 3を使えばどう? これも、頻出テクでしょ 数列の順序は、上記のように添え字を使って、整列集合にすれば良いだろう まとめると 要は、二つの数列可算無限数列 A=(a1,a2,・・・an・・・) B=(b1,b2,・・・bn・・・) があって、2つ添え字ijを使って (1,1)<(1,2)<・・・・<(1,n)<・・・ (2,1)<(2,2)<・・・・<(2,n)<・・・ で、AとBの数たちに添え字をつけて、整列集合にする そして、A∪B={a1,a2,・・・an・・・,b1,b2,・・・bn・・・}をつくる そこから第三の数列 C=(a1,a2,・・・an・・・、b1,b2,・・・bn・・・) ができる 整列可能定理を使って、整列集合を考えれば、前記の通り、これは可能で、番号づけとその外し方は統一的にできるよ (a*b)*cなら、3つ添え字ijkを使う http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/109
110: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:45:21.89 ID:DzICE8Th つづき ところで、数列を頭で分類するのが、コーシー列 >>42にならって π= x = 3.14159265358979… e/10 = y = 0.2718281828459… ここで、数列 2718281828459…をπ= xの後ろに連結すると z = 3.14159265358979…2718281828459… としてみよう 数列を頭で分類するコーシー列なら、x = z つまり、zはコーシー列として、πに収束する これは証明できる proof: 1.πに収束する数列を考える π= 3.14159265358979… =a1. a2a3a4a5・・・an・・・ a1=3, a2=1,a3=4,a4=1,a5=5・・・・・ (an=πの少数第n-1位の数)・・・ 2.ここで、e/10 = 0.2718281828459…、e/100 = 0.02718281828459…,・・・,e/10^n=0.0・・・2718281828459…(少数第n位から2718281828459…となる) を考える 3.πに収束する次の数列を考える π'1=a1+e/10=3. 2718281828459… π'2=a1. a2+e/100=3.1 2718281828459… ・ ・ π'n=a1. a2a3a4a5・・・an+e/10^n=3.14159265358979・・・an +e/10^n=3.14159265358979・・・an 2718281828459… ここで、n→∞の極限を取ると lim(n→∞) π'n=a1. a2a3a4a5・・・an +e/10^n=3.14159265358979… 2718281828459… 4.ここで、後半のe/10^nの部分は、e/10^n→0に収束する。そして、前半の3.14159265358979・・・an・・・の部分はπに収束する 従って、π'n=a1. a2a3a4a5・・・an+e/10^nは、πに収束する (QED) そして、繰り返すが、π'nの数列については、上記のようにπ'1=3. 2718281828459…、π'2=3.1 2718281828459…、・・・、π'n=3.14159265358979・・・an 2718281828459…だったから n→∞で、lim(n→∞) π'n=3.14159265358979… 2718281828459… と書ける http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/110
111: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:47:21.35 ID:DzICE8Th つづき これを、「尻尾が頭を振り回す」という格言から考えてみよう 「尻尾が頭を振り回す」。ちょっと古い引用だが、昔からこういう表現はある。「本末転倒」とも。時枝記事に同じ 可算無限数列をしっぽで同値類分類するなどと、まさに「尻尾が頭を振り回す」の図だろう http://tofuka01.blog.f (ngのため強制改行) c2.com/blog-entry-209.html 尻尾が頭を振り回すようなことがあってはならない - 弁護士深草徹の徒然日記 2014-12-22 (抜粋) 去る11月25日、「土井たか子さんお別れの会」において、河野洋平氏は、弔詞の中で、次のように述べた。 「細川護煕さんと2人で最後に政治改革、選挙制度を右にするか、左にするか、決めようという会談の最中、議長公邸にあなたは呼ばれた。直接的な言葉ではなかったけれども、「ここで変なことをしてはいけない。この問題はできるだけ慎重にやらなくてはいけませんよ」と言われた。あなたが小選挙区に対して非常な警戒心を持たれていた。 しかし、社会全体の動きはさまざまな議論をすべて飲み込んで、最終段階になだれ込んだ。私はその流れの中で小選挙区制を選択してしまった。今日の日本の政治、劣化が指摘される、あるいは信用ができるかできないかという議論まである。 そうした一つの原因が小選挙区制にあるかもしれない。そう思った時に、私は議長公邸における土井さんのあの顔つき、あの言葉を忘れることができません。」 1994年1月、当時、下野した自民党の総裁だった河野氏は、細川護煕首相とのトップ会談で衆院の小選挙区比例代表並立制の導入に断を下した。そのとき衆議院議長だった土井氏を議長公邸に訪ねた際に、慎重な検討を求められたにもかかわらず強行してしまったことについて、悔恨の思いを表明したのである。 今回の衆院選において、自民党は、小選挙区において、得票率は48.10%、対有権者比の得票率(絶対得票率)はわずか25.32%に過ぎないのに、小選挙区総議席295のうち、223、比率にして75.59%も獲得している。 小選挙区制は、このように民意とかけ離れた議席を多数党に与えてしまうのであり、不公正極まりないものといわねばならない。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/111
112: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:48:07.76 ID:DzICE8Th つづき 鵺(ぬえ)やキマイラなど。頭とシッポが異なる怪獣。古代からそういうものが考えられてきた シッポで分類するなら、両者ともヘビだ 頭で分類するなら、鵺(ぬえ)はサル、キマイラはライオンだ。頭で分類する方が普通だろう?(^^; https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B5%BA 鵺(ぬえ)は、日本で伝承される妖怪あるいは物の怪である。 (抜粋) 『平家物語』などに登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビ。文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれることもある。また、『源平盛衰記』では背が虎で足がタヌキ、尾はキツネになっており、さらに頭がネコで胴はニワトリと書かれた資料もある[1]。 (引用終り) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A9 キマイラ は、ギリシア神話に登場する怪物である。 (抜粋) テューポーンとエキドナの娘。ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/112
113: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:49:32.76 ID:DzICE8Th つづき 要するに、頭で数列を分類するコーシー列ならなんら問題ない (∵シッポの2718281828459… は、+e/10^nで、n→∞ で0に収束するから、いわゆる「枝葉末節」の問題として無視できる) ところが、シッポから決定番号を求めるとなると、「本末転倒」「尻尾が頭を振り回す」の図となる。これを数学として扱うには十分なる注意が必要だということ (コーシー列のように簡単にはいかないよと) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/113
114: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:50:35.42 ID:DzICE8Th つづき さて (現代数学の系譜11 ガロア理論を読む18)>>2 再録 1.時枝問題(「箱入り無数目」数学セミナー2015.11月号の記事)の最初の設定はこうだった。 「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる. どんな実数を入れるかはまったく自由,例えばn番目の箱にe^πを入れてもよいし,すべての箱にπを入れてもよい. もちろんでたらめだって構わない.そして箱をみな閉じる. 今度はあなたの番である.片端から箱を開けてゆき中の実数を覗いてよいが,一つの箱は開けずに閉じたまま残さねばならぬとしよう. どの箱を閉じたまま残すかはあなたが決めうる. 勝負のルールはこうだ. もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け. 勝つ戦略はあるでしょうか?」 2.続けて時枝はいう 私たちのやろうとすることはQのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかた(の冒頭)に似ている. 但しもっときびしい同値関係を使う. 実数列の集合 R^Nを考える. s = (s1,s2,s3 ,・・・),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・ )∈R^Nは,ある番号から先のしっぽが一致する∃n0:n >= n0 → sn= s'n とき同値s 〜 s'と定義しよう(いわばコーシーのべったり版). 念のため推移律をチェックすると,sとs'が1962番目から先一致し,s'とs"が2015番目から先一致するなら,sとs"は2015番目から先一致する. 〜は R^N を類別するが,各類から代表を選び,代表系を袋に蓄えておく. 幾何的には商射影 R^N→ R^N/〜の切断を選んだことになる. 任意の実数列S に対し,袋をごそごそさぐってそいつと同値な(同じファイパーの)代表r= r(s)をちょうど一つ取り出せる訳だ. sとrとがそこから先ずっと一致する番号をsの決定番号と呼び,d = d(s)と記す. つまりsd,sd+1,sd+2,・・・を知ればsの類の代表r は決められる. 更に,何らかの事情によりdが知らされていなくても,あるD>=d についてsD+1, sD+2,sD+3,・・・ が知らされたとするならば,それだけの情報で既に r = r(s)は取り出せ, したがってd= d(s)も決まり, 結局sd(実はsd,sd+1,・・・,sD ごっそり)が決められることに注意しよう. (補足) sD+1, sD+2,sD+3,・・・:ここでD+1などは下付添え字 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/114
115: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:51:25.66 ID:DzICE8Th 3.つづき 問題に戻り,閉じた箱を100列に並べる. 箱の中身は私たちに知らされていないが, とにかく第l列の箱たち,第2列の箱たち第100 列の箱たちは100本の実数列S^1,S^2,・・・,S^lOOを成す(肩に乗せたのは指数ではなく添字). これらの列はおのおの決定番号をもつ. さて, 1〜100 のいずれかをランダムに選ぶ. 例えばkが選ばれたとせよ. s^kの決定番号が他の列の決定番号どれよりも大きい確率は1/100に過ぎない. 第1列〜第(k-1) 列,第(k+1)列〜第100列の箱を全部開ける. 第k列の箱たちはまだ閉じたままにしておく. 開けた箱に入った実数を見て,代表の袋をさぐり, S^1〜S^(k-l),S^(k+l)〜SlOOの決定番号のうちの最大値Dを書き下す. いよいよ第k列 の(D+1) 番目から先の箱だけを開ける:S^k(D+l), S^k(D+2),S^k(D+3),・・・.いま D >= d(S^k) を仮定しよう.この仮定が正しい確率は99/100,そして仮定が正しいばあい,上の注意によってS^k(d)が決められるのであった. おさらいすると,仮定のもと, s^k(D+1),s^k(D+2),s^k(D+3),・・・を見て代表r=r(s~k) が取り出せるので 列r のD番目の実数r(D)を見て, 「第k列のD番目の箱に入った実数はS^k(D)=r(D)と賭ければ,めでたく確率99/100で勝てる. 確率1-ε で勝てることも明らかであろう. (補足) S^k(D+l), S^k(D+2),S^k(D+3),・・・:ここで^kは上付き添え字、(D+l)などは下付添え字 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/115
116: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 10:54:46.47 ID:DzICE8Th つづき ところで、そもそも 時枝問題は、「箱がたくさん,可算無限個ある」から出発している つまり、デデキント無限(下記)を前提として、可算無限個の箱を、可算無限個の100列を形成することができるとしている だから、途中の「R^N」を自分勝手に都合よく引用して、数列が有限の長さと主張することはおかしいだろうよ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%87%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%88%E7%84%A1%E9%99%90 デデキント無限 (抜粋) デデキント無限集合であるとは、A と同数(equinumerous)であるようなA の真部分集合B が存在することである。それはつまり、A とA の真部分集合B の間に全単射が存在するということである。 (引用終り) >>51に引用したように、ヒルベルトの無限ホテルのパラドックスは、デデキント無限集合であって、その真部分集合が全体と同じ濃度(全単射が存在する)だと それが、カントールの集合論の結論でもある 可算無限個の箱を、1列にならべることは可能だ。列の長さは、可算無限 そこから、可算無限個の100列を形成することができる。これデデキント無限の結論であり、カントールの集合論の結論でもある それを使うのが、時枝記事の解法のキモだ そこを忘れて、自己都合で、決定番号が有限でなければおかしいとか 決定番号の都合から、キマイラ数列が存在しないとか 勝手な主張をしないでほしい 決定番号が有限になるようにとか、キマイラ数列は排除するようにとか、時枝記事の解法の手直しをするのは、そちら(時枝記事の解法の成立を主張する側)の仕事だ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/116
117: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 11:02:25.03 ID:DzICE8Th つづき 繰り返すが、 1.出発点は、「箱が可算無限個ある」だ 2.そして、「閉じた箱を100列に並べる」だ。箱が可算無限個だったから、各100列も可算無限個。 3.だから、各100列の可算無限個の数列に対する同値類もまた、可算無限個からなる数列の同値類であるべき。 4.単純に、考えれば、キマイラ数列(上記の例 lim(n→∞) π'n=3.14159265358979… 2718281828459… )が紛れ込む 5.それを数学的に排除するなら、可算無限個の数列の同値類をどう定義するのか? もともとは、”まったく自由”とかいって、制約なしだっただろ? 6.単純な扱いでは、「本末転倒」で「尻尾が頭を振り回す」の図となるよ くどいが>>51-54で 構成した z = 3.14159265358979…2718281828459… は、”可算無限個”の数からなる数列と考えられる つまり、数列のキマイラだ。頭がπでしっぽがeの数列 頭で分類するコーシー列ならなんら問題ない。πに収束する だが、時枝記事の解法で、しっぽでの分類とか、ましてや決定番号などという怪しいことをするから、「尻尾が頭を振り回す」ということになる 困るのは、尻尾に振り回される時枝記事の解法を支持する側だろ? ともかく、z = 3.14159265358979…2718281828459… は、可算無限個の数からなる数列だということを、2つ添え字ijを使う>>62>>65で示したわけだ だが、世間一般のコーシー列で考えるなら、おれたちなんら困らんよ(^^; 時枝記事の解法が成り立たない理由は、主に下記2つ 1)決定番号の確率分布は平均値も標準偏差も存在しない奇妙なものだから、100列で99/10は導けないこと(大数の法則も、中心極限定理も不成立だよ) 2)しっぽでの分類と決定番号を考えると、単純に考えて、z = 3.14159265358979…2718281828459… のようなキマイラ数列の扱いに困ることになる (可算無限個という単純な規定だけでは不十分で、キマイラ数列を排除する規定を加えないといけないよ) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/117
118: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 11:12:18.71 ID:DzICE8Th >>110 補足 このproof:の書き方はよくない 院試なら減点だろう πに収束する数列という結論を、証明の最初に述べている 「πに収束する」は、最後の結論だから 「πに収束する」を先に述べるなら、もっと「結論の予告」ということが明確になるように書くべき ここは、バカ板できちんと書くのが面倒だから、分かり易さを優先して、厳密な証明スタイルをあえて崩している 良い子はまねしないように・・ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/118
119: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 11:16:31.88 ID:DzICE8Th >>105 若林誠一郎先生関連 ところで、これが落ちていた 若林先生の下記は、従来からのC∞-distributionの枠組みで、cut-offシンボルをもつ擬微分作用素を用いて,解析函数-佐藤超函数の枠組みと同様のことができるという 繰り返すが、超局所解析は、C∞-distributionの枠組みでも可能だと いま、こっちが世界の主流かも・・・ http://www.math.tsukuba.ac.jp/~wkbysh/cma.pdf 佐藤超函数の空間における古典的超局所解析について (数理解析研究所講究録, 1336, 2003年, pp58-72) 若林誠一郎 筑波大 pdf (抜粋) 解析函数-佐藤超函数の枠組みにおける偏微分方程式の研究においては,代数解析的な取り扱いが主流であって,従来からのC∞-distributionの枠組みにおける方法を適用することは難しいと考えられていた. C∞-distributionの枠組みにおける最も重要な手法は(微積分学の基本定理の一つの表現である)部分積分であり,これにより得られる種々のエネルギー評価(アプリオリ評価)を用いて,偏微分方程式の研究がなされてきた. その後,超局所解析的取り扱いにより,偏微分方程式論が大に発展した.C∞-distributionの枠組みにおける超局所解析においては, cut-off函数及びそれをシンボルとする擬微分作用素を用いることができ,これによって問題を容易に超局所化できる. シンボル・カリキュラス(本質的には部分積分)を適用して,超局所的考察(標準形への帰着等)によりエネルギー評価等を導き,またパラメトリックスを構成することにより,偏微分方程式を研究することが可能になった. ここで述べたような超局所解析を古典的超局所解析と呼ぶことにする. 解析函数-佐藤超函数の枠組みでの偏微分方程式の研究に古典的超局所解析的手法を用いるために, cut-offシンボルをもつ擬微分作用素を用いて, [4]において古典的超局所解析の基礎を与えた. すなわち,我々は[4]において, H ?ormander [1]の第IX章及びTreves [3]の第V章の結果を結び付けて,その上に古典的超局所解析を確立した。 (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/119
120: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 11:30:42.41 ID:DzICE8Th >>119 関連 佐藤先生が出てこないので、はてなと思っていたんだ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%B1%80%E6%89%80%E8%A7%A3%E6%9E%90 超局所解析 数学の解析学の分野における超局所解析(ちょうきょくしょかいせき、英: microlocal analysis)とは、変数係数の線型および非線型偏微分方程式の研究に関するフーリエ変換に基づく、1950年代以後に発展した技術を伴う解析のことを言う。 超函数や、擬微分作用素、波面集合(英語版)、フーリエ積分作用素、振動積分作用素、パラ微分作用素の研究などが含まれる。 「超局所」(microlocal)という語は、空間内の位置についての局所化のみならず、ある与えられた点の余接空間方向についての局所化を意味する。このことは、次元が 1 よりも大きい多様体に対して、重要な意味を持つ。 外部リンク lecture notes by Richard Melrose newer lecture notes by Richard Melrose https://en.wikipedia.org/wiki/Microlocal_analysis Microlocal analysis From Wikipedia, the free encyclopedia In mathematical analysis, microlocal analysis comprises techniques developed from the 1950s onwards based on Fourier transforms related to the study of variable-coefficients-linear and nonlinear partial differential equations. This includes generalized functions, pseudo-differential operators, wave front sets, Fourier integral operators, oscillatory integral operators, and pa radifferential operators. The term microlocal implies localisation not only with respect to location in the space, but also with respect to cotangent space directions at a given point. This gains in importance on manifolds of dimension greater than one. External links lecture notes by Richard Melrose newer lecture notes by Richard Melrose http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/120
121: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2016/11/05(土) 11:32:10.96 ID:DzICE8Th >>120 補足 pa radifferential operators. で ”pa ra”がngワードらしい スペース入れたら通った http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/121
122: 132人目の素数さん [] 2016/11/05(土) 12:00:40.87 ID:SdW1mrX6 な?救い様が無いだろ? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1477804000/122
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