[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む25 [無断転載禁止]©2ch.net (716レス)
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114
(29): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/05(土)10:50 ID:DzICE8Th(11/47) AAS
つづき

さて
(現代数学の系譜11 ガロア理論を読む18)>>2 再録 
1.時枝問題(「箱入り無数目」数学セミナー2015.11月号の記事)の最初の設定はこうだった。
「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる.
どんな実数を入れるかはまったく自由,例えばn番目の箱にe^πを入れてもよいし,すべての箱にπを入れてもよい.
もちろんでたらめだって構わない.そして箱をみな閉じる.
今度はあなたの番である.片端から箱を開けてゆき中の実数を覗いてよいが,一つの箱は開けずに閉じたまま残さねばならぬとしよう.
どの箱を閉じたまま残すかはあなたが決めうる.
勝負のルールはこうだ. もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け.
省17
135
(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/05(土)19:36 ID:DzICE8Th(26/47) AAS
>>131-133
はい、そういう主張があることは認めます
どうぞ、論文にまとめてPDFにして投稿をお願いします
このスレでは、ここまでで良いでしょ

1.>>131 について:時枝記事では、>>114の2にあるように、事前に、可算無限個の数列のある番号から先のしっぽが一致する場合の同値類を類別します。
  そして、事前の同値類と類別と、100列の数列を比較します。
  問題は、キマイラ数列をどう区別し排除するのか? 時枝記事では、不純数列は排除します。不純数列は入らないようにしますというのですね。どうやって?
  いま、ある数列Aがあるとする。Aは可算無限個の数列だ。しっぽの同値類分類をするという。Aが、キマイラ数列でなく、通常の数列だとどうやって見分けるのか?

2.>>132 について:「Nと2×Nは濃度としては同じですが集合として異なります」は是として、では>>115の3にあるように、”閉じた箱を100列に並べる”という。これはN→100×Nでしょ?
  では、ビデオの逆回しのように、100×N→Nも可能では? N→100×Nと100×N→Nと両方可能だとします。この文脈で、ぞうぞ”濃度としては同じですが集合として異なります”を数学にしてください
省1
149
(5): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/05(土)20:58 ID:DzICE8Th(39/47) AAS
>>143

R^NのNの定義と決定番号の集合をどう考えるか?
その定義と、無限定な時枝記事の「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる.」>>114
「問題に戻り,閉じた箱を100列に並べる.」>>115
との整合性が求められる

これは、>>135に書いたように、N→100×Nと100×N→Nと両方可能だろうと
この文脈でR^NのNの定義と決定番号の集合をどう考えるか?

当然、Nは>>106引用の可算無限集合
外部リンク:ja.wikipedia.org
(抜粋)
省13
156
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/05(土)21:41 ID:DzICE8Th(43/47) AAS
>>149-153

まあ、ここら時枝記事の>>114-116
けっこうはちゃめちゃなことをやっている

可算無限個の箱を、仮に1列にならべる
 ↓
可算無限個の箱を、仮に100列にならべかえる
 ↓
可算無限個の数列を、しっぽで同値類分類
  ・
  ・
省3
178
(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/06(日)10:04 ID:ivLdkhn2(9/43) AAS
>>167

>"3.14159265358979… 37"の最後の"3","7"の添え字はNでは表せない。

lim(n→∞) π''''n=a1. a2a3a4a5・・・an +e/10^n=3.14159265358979… 37
で、lim(n→∞)として、極限を考えただけだよ

"添え字はNでは表せない"→その数列は扱わない?
だったら、そう定義したら?

それなら、最初の時枝記事(>>114-115)に戻りなさいよ
箱が可算無限個ある→1列に並べる→100列に並べる だった
省3
228
(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/06(日)13:20 ID:ivLdkhn2(33/43) AAS
>>216
その批判こそ、時枝の>>114-115
に当てはまる

>>114-115で位相は定義されていないよ
そして、無限数列のしっぽで同値類分類をするという
そこから、決定番号を導くところで破綻していると思うよ
230
(1): 2016/11/06(日)13:22 ID:6UoZYVsS(6/7) AAS
>>228
時枝は>>114-115でlimなんて持ち出していないから当然位相なんて考える必要ない
しかしスレ主は反例構成においてlimを使ってるのでそのlimは何かと聞いている
265
(3): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/12(土)07:11 ID:CRbt3jrT(3/14) AAS
>>264 つづき

さて、
1)数列とくれば収束という条件反射が、みなさんにも形成されているだろう いわゆるコーシー列
外部リンク:ja.wikipedia.org 数列
外部リンク:ja.wikipedia.org コーシー列

2)>>200>>233で示したのは、コーシー列との比較で、時枝のしっぽによる無限数列の同値類を考えてみたのだった

3)数列のしっぽによる同値類。数列のしっぽとは、極限すれば最後の数。有限数列なら、最後の数Anが異なれば、つまりAn≠A'nなら、同じ同値類に属さない

4)これを、時枝記事で見ると、>>114「箱が可算無限個ある」から、これは先のレベル合わせでいう、可算無限(アレフゼロ) 。無限大記号∞。ここはしっかり押さえておこう。定義だから
省2
292
(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/13(日)23:40 ID:V7Qq+5Yj(1/3) AAS
>>277-291

>>266のつづき
1)時枝記事で見ると、>>114「箱が可算無限個ある」から、これは先のレベル合わせでいう、可算無限(アレフゼロ) 。無限大記号∞。ここはしっかり押さえておこう。定義だから(重要なので再録)

2)可算無限個の箱を1列に並べる。そして、先頭の箱から順に自然数を1から順に入れていく。これを集合Vとする。数列としては、1,2,3,・・・,n,・・・。この数列は、∈R^N

3)このとき、先頭の箱から順に連番を書くとする。1から順に。箱の番号は、1,2,3,・・・,n,・・・となる
 (なお、奇数番の箱は赤、偶数番の箱を青に塗ることにしよう。)

4)選択公理を仮定する(可算選択公理でも可)。
  奇数番の赤箱のみを取り出す。その集合をV1としよう。残った、偶数番の青箱の集合をV2としよう。
省7
316
(6): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/19(土)11:02 ID:0Q0Vh9CE(6/46) AAS
>>315つづき

さて、本論1
<時枝記事では、R^ Nは未定義。だから、R^ Nをどう解釈が問題となる>
1.時枝記事では、R^ Nは未定義:>>114に引用の通り。
2.だから、”可算無限個の箱”から類推解釈するしかない。
  が、上記の通り、”R^ N は無限次元!→無限次元だから、次元は当然デデキント無限!”と考えるべし
3.実際、>>115のように時枝記事でも”問題に戻り,閉じた箱を100列に並べる”としているが、100列を、>>114の実数列の集合 R^Nと比較しているのだから、正にデデキント無限→ヒルベルトの無限ホテルのロジックを使っている!!
  つまり、客室が無限にあるホテルで、部屋番をn→(1+100*n,2+100*n,・・・,99+100*n,1+100*n) | n=1,2,3,・・・   とできる
  それぞれ、可算無限だ
346
(1): 2016/11/19(土)17:50 ID:ADamYXwO(2/2) AAS
>>339
>>114では
>実数列の集合 R^Nを考える.
と明記されている。>>316
>1.時枝記事では、R^ Nは未定義:>>114に引用の通り。
>2.だから、”可算無限個の箱”から類推解釈するしかない。
と書き解釈することがスレ主の思い込みである。
352: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/19(土)19:55 ID:0Q0Vh9CE(34/46) AAS
>>345-346
どうも。スレ主です。
おっちゃん、レスありがとう
そうやって、おっちゃんが、時枝記事擁護側にいることが、ありがたい(^^;

>時枝記事を読むにあたり、文脈上 R^N は定義されている。
>何も問題はない。

いや、定義の話は、>>114で、「実数列の集合 R^Nを考える」としか書いていないよ
だから、「実数列の集合 R^N」をどう考えるか? 「何も問題はない」ように解釈する必要があるってこと
それを>>316で書いた

いいかい、「実数列の集合 R^N」は非常に明確だ。但し、”数列のしっぽによる同値類の決定番号”が絡んでこなければ
省6
353
(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/19(土)20:23 ID:0Q0Vh9CE(35/46) AAS
>>316 訂正
<時枝記事では、R^ Nは未定義。だから、R^ Nをどう解釈が問題となる>
 ↓
<時枝記事では、R^ Nは未定義。だから、R^ Nをどう解釈するかが問題となる>

>>347
カントールの集合論を否定したいのか?
「有限主義」?

>> そして、明らかに∈R^ N
>明らかにとごまかさずに数列の順番を変えないで自然数と1対1に対応させてみなさい

数列の順番を変えないで?
省16
376
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/20(日)07:24 ID:G8Unjt5A(1/25) AAS
>>375
>解答者は数当てを成功させようとしているのだからわざわざスレ主の提示する方法を選ぶ必要はない

そうだね。だが、それは、>>115の(100列並べ)段階でだね。>>115の段階では解答者が並べるから、並べ方は選択できる
しかし、>>114の同値類を調べるときは、きちんと全数列を調べ上げないといけない
例えば、1列目と2列目の数列で、属する同値類に差がでると、まずい
というか、>>114の同値類を調べるとき、自然に、集合 R^Nのあらゆる数列が類別されるのが理想だな

つづく
377
(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/20(日)07:25 ID:G8Unjt5A(2/25) AAS
>>376 つづき
そこで、>>370に戻って、集合 R^Nのあらゆる数列の類別を考えるのだから、次の数列も可だろう
1)A1,A2,・・・・,An-4,Ae',Ae | Ae'は最後から一つ前の箱,Aeは最後の箱、n-4は先頭と最後の4つ分を引いた数
2)この数列の長さはnだ
3)当然n→∞の極限を取れる
4)箱に0〜9の一桁の数を入れるミニモデルを考える
5)この場合、Aeには0〜9の10通りの数が入る。だから、同値類は10通り。Aeをいま固定しよう
6)Ae'に、8と9を入れた数列を考える
7)A1,A2,・・・・,An-4,8,Ae と A1,A2,・・・・,An-4,9,Ae とだ
8)この二つの数列の比較で、決定番号は>>114の定義より、n番目で一致するからnになる
省2
399
(6): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/20(日)19:42 ID:G8Unjt5A(20/25) AAS
>>398
どうも。スレ主です。

>つまり有限数列を項とする列の極限を考えていると?

Yes! 有限数列を項とする列の極限を考えるのは数学の基本だろ?

>その列が極限を持つにはコーシー列でないといかんのだが、いつそのことを示したんだ?

1)コーシー列でない数列を考えていることは、時枝記事自身に記載があるよ。
  >>114" 私たちのやろうとすることはQのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかた(の冒頭)に似ている.但しもっときびしい同値関係を使う."
  だから、コーシー列そのものでないことは明白
  前提が、コーシー列そのものでないが、極限を考えることは可能だよ。そもそも、極限はコーシー列限定ではない
2)”その列が極限を持つにはコーシー列でないといかんのだが”というのは、収束を言っているのか? そもそも、”極限を持つ”の定義は? ”コーシー列”の定義は? あなたの理解を示してくれ
省18
400: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/20(日)19:43 ID:G8Unjt5A(21/25) AAS
>>399

 だから、上記引用から分かることは、>>114の可算無限個に入った数の列は、そもそも”(2)有限の極限として間接に扱う”という方針に従うべき。それが、記事の趣旨だろ?
 >>377は、”(2)有限の極限として間接に扱う”の方針に従ったものだよ
405
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/20(日)21:30 ID:G8Unjt5A(25/25) AAS
>>404
いみわかんねー(^^;

1)反論1:あなたの>>398は、「極限」と「数列の収束」を取り違えていたの???
2)反論2:時枝記事では、通常の意味の数列の収束は求められていない。というか、むしろ収束しない数列を積極的に扱うところに記事の価値があると思うよ
 (例えば >>114 ”どんな実数を入れるかはまったく自由”,"もちろんでたらめだって構わない"だ。だから、「数列の収束」は求められていない)
3)反論3:その証拠に、引用した時枝記事>>114-115>>173では、”収束”という用語は一切使われていない!
4)反論4:なお、収束しない数列でも極限を考えることは可能だよ。>>403に引用した(下記)
  「数列の極限:実数の数列が収束する(converge)あるいは有限の極限を持つ若しくは極限が有限確定であるとは、番号が進むにつれてその数列の項がある1つの値に限りなく近づいていくことをいう。このとき確定する値をその数列の極限値という。
  収束しない数列は発散する(diverge)といい、それらはさらに極限を持つものと持たないものに分かれる。
  発散する数列のうち極限を持つものには、正の無限大に発散するものと負の無限大に発散するものがあり、極限が確定しないものは振動する(oscillate)という。」ってことだよ
省1
466
(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/26(土)08:44 ID:Py08+Ohv(9/40) AAS
>>465 つづき

横に書けば
(命題A)→(命題B)

ところで
・(命題A)宝くじが当たって1億円 →(命題B)大金持ちになって、東京都内のマンションか一戸建てを持てる

という命題を考えてみよう
まず、命題Aが問題となる。”東京都内のマンションか一戸建て”で、1億円以下の物件があれば、命題全体としては真だ。
が、”宝くじが当たって1億円”が、多くの人には不成立。だから、例えば、私の場合に限れば、不成立。そもそも、宝くじを買わないし(^^;

さて、時枝に戻って、(命題A)の「完全代表系を一組用意すれば」を問題にしてみよう
時枝記事 >>114 で”念のため推移律をチェックすると,sとs'が1962番目から先一致し,s'とs"が2015番目から先一致するなら,sとs"は2015番目から先一致する.
省6
480
(7): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/11/26(土)17:26 ID:Py08+Ohv(17/40) AAS
>>473-475
おっちゃん、どうも。スレ主です。
なんだ、バスの運転のアルバイトしていると思ったぜ(^^;

ところで、有限だったら、話は簡単だ
そして、代数では有限の場合も多い

無限数列のしっぽでの同値類分類:数列のしっぽが一致すれば同値=つまりは、数列の最後の数が一致するかどうか
有限数列であれば、なんの問題もない。だが、可算無限個の箱に入った数列ではどうか?

先頭から数を調べて行っては、終わらない ∵終わらないのが可算無限
では、可算無限個のしっぽの箱とは? 一つの例が、>>370に示したように、最後の箱を固定して、A1,A2,・・・・,An,Ae (ここでAeは最後の箱で、箱を増やすとき数列の途中に挿入するとする)

こうすれば、数列のしっぽが決まるので、話は簡単だ
省10
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