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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む30 [無断転載禁止]©2ch.net (653レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む30 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/
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268: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 13:23:46.95 ID:rio6lBme いや、たまにこうして短いカキコを挟まないと、「埋め立てですか」なんて規制がかかる ばかげた規制だと思うがね〜(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/268
269: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 13:52:08.90 ID:rio6lBme >>266 関連 http://eetimes.jp/ee/articles/1704/07/news015.html 2017年04月07日 14時00分 更新 機械学習に特化した「TPU」: GoogleのAI用チップ、Intelの性能を上回ると報告 Googleが2016年に発表した、機械学習の演算に特化したアクセラレータチップ「TPU(Tensor Processing Unit)」が、IntelのCPUやNVIDIAのGPUの性能を上回ったという。Googleが報告した。 [Rick Merritt,EE Times]【翻訳:青山麻由子、編集:EE Times Japan】 Googleによると、同社の人工知能(AI)向けアクセラレータチップ「Tensor Processing Unit(以下、TPU)」が、機械学習のテストでIntelのサーバ向けプロセッサ「Xeon」とNVIDIA製のGPUを1桁以上も上回る結果を出したという。 17ページにわたる論文( https://drive.google.com/file/d/0Bx4hafXDDq2EMzRNcy1vSUxtcEk/view )は、TPUとベンチマークについて深く掘り下げる内容になっている。具体的には、TPUが、上記のIntelおよびNVIDIAのチップに比べて15倍の処理速度を実現し、1ワット当たりの処理性能は30倍となっていることが示されている。 GoogleがTPUを発表したのは2016年5月のことだ。TPUは、自社のデータセンター向けサーバ上の幅広いアプリケーションにおける推論プロセスを加速するために開発されたという。 Googleは現在、2017年6月に開催されるコンピュータアーキテクチャ関連のカンファレンスで発表予定の論文の中で、TPUの詳細を初めて明らかにしている。 論文では、TPUの他、Googleが取り組むさまざまなニューラルネットワークの開発について述べられている。また、機械学習についてエンジニアが学ぶべきことはたくさんあると示唆している。 著名なハードウェアエンジニアで、TPUの開発に関わった70人以上のエンジニアから成るチームを率いたNorman P. Jouppi氏は、「われわれは優秀なエンジニアを必要としている。そのため、彼らに、私たちの仕事の質がいかに高いかを知ってもらいたかった。さらに、クラウド分野の顧客に、当社の能力を知っていただきたいと思っている」と述べている。 米カリフォルニア大学バークレー校の元教授で、ベテランのプロセッサアーキテクトでもあるDavid Patterson氏も、TPU開発プロジェクトに貢献した1人だ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/269
270: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 13:54:43.60 ID:rio6lBme >>269 いや、実は、17ページにわたる論文なるもの(原文)を見てみたいと思ったんだ〜 で、たまにこうして短いカキコを挟まないと、「埋め立てですか」なんて規制がかかるし(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/270
271: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 14:00:05.42 ID:rio6lBme >>263 >「テンソル」さまなんてのが、庶民の日常会話に出てくるのかね? >天才小学生が、「TensorFlow」を使って、「テンソル」さまをプログラミングという時代になるかも・・(^^; >「テンソル」も難しく考えれば、難しいが >易しく考えれば、易しいんだ・・(^^; C++さんなどは、分かっていると思うが こういう「テンソル」を日常業務で使う立場からすると テンソルの数学が十分分かってからプログラミングに取り組むより プログラミングに取り組む中で、テンソルの数学にも慣れて、理解を深める・・ そういう態度が正しいと思う まあ、Z変換も同じだろう ラプラス変換が分かっていたら、ラプラス変換とのアナロジーを頭に置いて考えていけば、修得は早いと思うよ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/271
272: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 14:00:32.99 ID:rio6lBme で、たまにこうして短いカキコを挟まないと、「埋め立てですか」なんて規制がかかる(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/272
273: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 14:59:06.32 ID:rio6lBme >>152 補足 >十分条件の方は少し難しい…というか前提知識が必要なので次のキーワードをあげておきます: 拡張された Euclid の互除法 ” https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AE%E4%BA%92%E9%99%A4%E6%B3%95 ユークリッドの互除法 (抜粋) 拡張された互除法[編集] 整数 m, n の最大公約数 (英: Greatest Common Divisor) を gcd(m,n) と表すときに、(拡張された)ユークリッドの互除法を用いて、mx + ny = gcd(m, n) の解となる整数 x, y の組を見つけることができる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/273
274: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 15:09:42.60 ID:rio6lBme >>156 補足 >(1) gcd(a,m) = 1 よりax+my = 1 (x, y ∈ Z) と書ける >命題5.6 の証明をみると,ax + my = 1 (x, y ∈ Z) のとき,x がa の法m に関する逆元になっているので,ユークリッドの互除法を用いてx, y を求めれば効率よく計算できる. これ見てから、ユークリッドの互除法→ax+my = 1 を思い出した・・(^^; で、これ整数だけでなく、整式とか、整数類似でも成り立つ http://mathtrain.jp/euclid ユークリッドの互除法の証明と不定方程式 高校数学の美しい物語 最終更新:2016/07/13 (抜粋) ユークリッドの互除法は最大公約数を求める問題よりも,一次不定方程式 ax+by=1ax+by=1 に関する問題で活躍します。 一次不定方程式への応用 一次不定方程式 ax+by=dax+by=d の解を求める問題を考えます。 ただし,左辺がgcd(a, b)の倍数なのでこの不定方程式が解を持つためには d がgcd(a, b)の倍数であることが必要です。 実はこれが十分条件にもなっています。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/274
275: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 15:14:14.25 ID:rio6lBme >>273 ユークリッドの互除法 図解、wikipediaにも図があるが、下記の解説が分かり易い http://math-arithmetic.blogspot.jp/2011/01/blog-post_30.html 算数学 “算数+数学=算数学”・・・本サイトでは中学受験算数を中心に,算数のちょっとした疑問や発展的な知識を『数学的に』やさしく紹介しています. 2011/01/05 ユークリッド互除法を図で考える ユークリッド互除法はこちらで解説している方法で式にあてはめてさえいけば機械的に求めることができます.しかし,計算の意味を理解せずに利用するのはあまり好ましいことではありません. このページではユークリッド互除法の計算の意味を図を描きながら考えてみることにします. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/275
276: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 15:29:01.87 ID:rio6lBme >>249 https://www.amazon.co.jp/dp/4320111087 相転移と臨界現象の数理 (共立叢書 現代数学の潮流) 単行本 2015/6/9 田崎 晴明 (著), 原 隆 (著), 岡本 和夫 (編集), 桂 利行 (編集), 楠岡 成雄 (編集), 坪井 俊 (編集) (引用終り) で、原 隆先生、同姓同名 (上記の本は、次の九州大学の方) http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K002493/ 九州大学-研究者情報 [原 隆 (教授) 数理学研究院 数学部門] 学部担当 理学部 数学科 数学 活動概要 研究面:統計力学のモデルの示す臨界現象と,場の量子論の基礎となる連続極限の問題を,数学的に厳密に解明することに取り組んでいる.両者は密接に関連しており(数学的にほぼ等価),無限自由度の系の持つ非常に興味深い性質を反映している. 数学の立場からは,これらの現象は確率論における未知の極限定理の反映とみなせる.現在,主にくりこみ群の手法を利用して,解析を行っている.また,統計力学の基礎付けについての研究も行っている. (引用終り) https://www.cck.dendai.ac.jp/math/~t-hara/index.html 原 隆 のホームページへようこそ!!!!! 所属: 東京電機大学 未来科学部 数学系列 助教 (A) 専攻分野: 整数論, 数論幾何学 (特に非可換岩澤理論) http://cr.math.sci.osaka-u.ac.jp/~t-hara/ 原 隆 のホームページへようこそ!!!!! 所属: 大阪大学 大学院理学研究科 2014年4月1日より 東京電機大学 に移籍致します。 (引用終り) こちらの原 隆先生は、阪大からいま東京電機大ですね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/276
277: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 15:51:17.99 ID:rio6lBme >>246 補足 >ホワイトノイズは無限次元空間上の超関数論 >によって数学的に定式化されるが,そのための自然な枠組みの一つはホワイトノイズ解析ま >たは飛田解析[107,121]であり,尾畑[138]によってホワイトノイズ関数上の作用素論として >も確立した 関連 http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/quest/research/post-2.php 無限次元現象の解明を目指して 信州大学 理学部 乙部 厳己 (抜粋) 現在の研究テーマ:無限次元空間上の発散定理 現在までの歴史上、数学のみならず諸科学まで含めて最も大きな影響を及ぼした定理は何かといえば、おそらく間違いなく微積分の基本定理だといえると思います。微積分の基本定理とは(1 次元のときに)微分と積分がお互いに逆の演算であることを主張するものです。 これは領域の内部全体での関数の値の和が、その原始関数の境界での値の差に等しいことを主張し、関数の形を適切に与えることで領域の内部における情報を外周部だけで理解できることを示しています。 この事実は多次元でも一般に成り立っていることを示したのがガウスによる発散定理です。このような関係は解析学の最も基礎をなすものであり、たとえば関数概念そのものを拡張するにはいくつかの方法が知られています(総称して超関数と呼びます)が、いずれにせよ根底にはこの事実があるといってよいと思います。 もちろんそれだけではなく、ベクトル解析など多くの応用の基礎となると同時に現代幾何学の基礎の一つといってもよいと思います。例えるならば、うまく関数を設置してから家の周りを一周すれば、知りたかった家の中の状況がわかるということを述べているわけです。 ところが、無限次元空間においては状況が全く異なります。 しかし1970 年代の末頃から、確率論のある種の研究の中でこれら両者はついに融合点を見いだし、測度論に基づいた無限次元空間上の完全な微積分の理論が完成します。この理論は通常、この方向への最初の突破口を開いた数学者の名前をとってマリアヴァン解析と呼ばれています。 ところが、・・・球に相当するような滑らかな領域ではすでに発散定理は定式化できていましたが、長方形のような形 に相当する角のある領域についても発散定理をマリアヴァン解析の枠組みで完全に定式化することを目指しています。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/277
278: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 16:24:02.59 ID:rio6lBme >>277 関連 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/sugaku/42/2/_contents/-char/ja/ 数学 . 42 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sugaku1947/42/2/42_2_97/_pdf 渡辺信三 確率解析とその応用 1990 (抜粋) 1.Wiener空間と確率解析 確率解析の中心はなんといつても伊藤清先生による確率微分方程式の理論であろう. N. Wienerは1923年にBrown運動を数学的にモデル化してWiener空間を確立したが,伊藤の理論はこのWienerの理論を出発点として展開され,それは確率過程の見本関数に関する微積分学ということができる. 微分学ではまず関数を局所的に直線で近似し接線を考えるが,ランダムな関数では平均値のまわりのゆらぎは無限小ではGauss確率変数であり,したがってその接線的役割を果たすのがWiener過程である. 2.Malliavin解析 上でも見たように無限次元空間の積分論は確率過程論と結びついて発展してきた.ところで無限次元空間での微分学は古典的には, Euler, Lagrange, Hamilton-Jacobi等の変分学であった. 変分学で取りあつかう汎関数は通常滑らかな関数の上で定義されており,Wiener汎関数に関連していえば,その骨格となるべきH上の関数が変分学の対象となる.そしてこのH上の関数の変分学とWiener汎関数積分とはパラメーター・に関する極限状態においてつながってくる.これは大きな偏差(1arge deviation)の理論における基本原理である. 約10年程前P. Malliavin は微分(=変分)の意味をWiener測度に関連させて修正した意味で考えれば,この種のWiener汎関数は十分微分可能であり,多くの場合C..級であるという事実を見出した.それは確率微分方程式の研究に新しい方法を提供するもので,それによってWiener汎関数積分の種々の問題における応用の可能性は飛躍的に増大した. Malliavinはこの微分の概念をWiener空間上のOrnstein-Uhlenbeck過程に関する確率解析を用いて定義したが,その後重川,楠岡一Stroock,杉田,等の研究で丁度有限次元の場合のSobolevの意味の弱微分(weak derivative),あるいはSchwartzの超関数微分に対応する概念と同等であることがわかつてきた. またMalliavin解析の基礎はWiener空間上の部分積分にあるが,一方Schwartzによる超関数の概念は部分積分による関数概念の拡張であった。このようにMalliavinの解析をWiener空間上の超関数論とみるのは自然であり,以下ではこの立場より理論の構成を試みる. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/278
279: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 16:40:59.23 ID:rio6lBme >>278 補足 >この種のWiener汎関数は十分微分可能であり,多くの場合C..級であるという事実を見出した. >Sobolevの意味の弱微分(weak derivative),あるいはSchwartzの超関数微分に対応する概念と同等であることがわかつてきた. ここ、文字化けだが、PDFでは C^∞級なんです だから、Schwartzの超関数ってことか ”Sobolevの意味の弱微分(weak derivative)”は、最近は寡聞にして、あまり聞かない Schwartzの超関数で間に合っているということか http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/279
280: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 17:17:40.50 ID:rio6lBme まいったね ”非可換確率論−奇妙な確率論の研究−”村木尚文先生 を投稿しようとしたら、埋め立てですかときた(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/280
281: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 17:17:59.01 ID:rio6lBme >>278 関連 ”非可換確率論−奇妙な確率論の研究−”村木尚文先生、結構面白いし分かり易いパネルだね https://www.iwate-pu.ac.jp/research/25-16.pdf 非可換確率論−奇妙な確率論の研究− 平成25年度 研究成果発表会 パネル展示 村木尚文 総合政策学部 https://www.iwate-pu.ac.jp/research/ 岩手県立大 研究関連情報 http://souran.iwate-pu.ac.jp/html/100000175_ja.html 村木 尚文 MURAKI Naofumi https://www.iwate-pu.ac.jp/research/kenkyuseika-gakubu.html 研究関連情報 > 学部等研究(平成25〜27年度研究成果発表会)研究成果発表会 パネル展示 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/281
282: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 17:19:10.38 ID:rio6lBme ああ、1回短い駄文を入れると良いんだ・・(^^; つまらんルールつくりやがって・・(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/282
283: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 20:25:39.10 ID:rio6lBme >>281 関連 立ち読みは、最初だけだが、ちらみさせているだけのことはある(^^; http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo200804.html 岩波科学 2008.4月号 特集 予測不能な時代の〈測り方〉 ――確率・リスク・ゆらぎ https://www.iwanami.co.jp/kagaku/takahashi0804.pdf 現代確率論の常識 高橋陽一郎 (京都大学数理解析研究所)2008 (立ち読みできます!) (抜粋) 20 世紀初頭にA. Einstein が「Brown 氏の観察 した現象と同じものであるかはわからないが」と 述べた気体分子レベルの拡散運動を直接見ること は困難であろうが,その後J. Perrin が30 秒間隔 で観測したような生物に由来する拡散現象(らし きもの)については,最近,個々の粒子の運動が 実時間で「見える」ようになり始めていることを 知る機会があった.実験技術の進歩に驚くばかり である.しかし,それを「見る」ためには確率論 的な常識を踏まえる必要がある.逆に,新たな実 験的な成果を見ることができれば,数学の対象が 広がる可能性がある.さらに期待を込めていえば, これまで天文学や物理学とともに発展してきた数 学に,新たな枠組がもたらされる端緒となるかも しれない.これが本稿で最先端研究の動向ではな く,現代確率論の常識の紹介を試みようなどと思 い立った動機である. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/283
284: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 20:52:02.39 ID:rio6lBme >>137 共役変換 http://www.tuhep.phys.tohoku.ac.jp/~watamura/ 綿村 哲 (わたむら さとし) 東北大学 大学院 理学研究科 量子基礎物理学講座 http://www.tuhep.phys.tohoku.ac.jp/~watamura/kougi/ 対称性と物理 他 (場の量子論 解析力学) 講義資料 http://www.tuhep.phys.tohoku.ac.jp/~watamura/kougi/GP2012_2.pdf <群の構造> (抜粋) 2.2 剰余類と共役類 2.2.2 共役元と共役類 conjugacy class 共役変換 共役変換は群同型写像を与える. 共役類 群 G のすべての元による a の共役変換によって得られる集合,つまり共役な元 の集合を a を含む共役類と呼ぶ. 共役類の性質 1. 単位元は,必ず単独で類である. 2. 可換群は,それぞれの元が単独で共役類になる. 3. 群の元を,それぞれの類に分解することができる.これを類別と呼ぶ. 4. 類別は共役という同値関係6 ∃g : a = gbg?1 ならば a ? b (2.23) を入れ分類したことに相当する.このようにして,群の構造を大雑把に理解するこ とができる. 5. 共役類に類別してできた類の集合を G/ ? と書く. 2.4.4 対称群の共役類 対称群の共役の性質と共役類 1. 巡回の長さは共役変換で変わらない. 2. 対称群の共役類は巡回で分解したときの長さの組み合わせで指定される.つまり Sn の共役類は n の分割 (partition) で決まる. ただし,n の分割とは,正整数 λi の組 [λ1, ・ ・ ・ , λk] で 琶 λi = n となるもの. 3. 分割の中の数字は上記のように conjugation で変換できるので,同じ分割の置換は同 じ共役類に属することが分かる.またこのことから,置換群 Sn の共役類の数 p(n) は,n の分割数に等しい. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/284
285: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 21:05:37.92 ID:rio6lBme >>284 関連 下記、茨城大 山上滋先生 「群論入門これだけ」は、結構初期のスレで紹介した記憶がある わずか、P44だから、初心者は読んで損はないだろう それで、”群=対称性”みたいなことを書いたら、噛みついてきたやつがいたね 数学科だったと思うが、群論初心者だったんだろうね(^^; 今頃は、”群=対称性”が身にしみて分かったろうね(^^; http://sss.sci.ibaraki.ac.jp/teaching/group/gr2008.pdf 群論入門これだけ 山上滋 2008 年 11 月 16 日 (抜粋) おまたせしました、「これだけ」シリーズの群論入門編です。 群論の初歩を半年かけて学びます。「群」の授業は、代数の一部というとらえ方が支配 的ですが、幾何学・解析学さらには応用数学全般にまで及ぶ汎用的な形が本来のあるべき 姿です。もちろん、内容のある話をするためにはそれなりの予備知識を必要とし、また初 歩の内容としては、有限の対象を中心にせざる得ないという事情もありますが、できるだ け代数固有の話題に入り込まないようなものをここでは意図してみました。 最近は、そういった心がけの日本語の本もいくつか目に付くようにはなってきました が、群に限定したものとなると、まだまだ不足しているという印象です。教える側の意識 の問題もあるのでしょう。(教科書として使われない本は出版され難い。) http://sss.sci.ibaraki.ac.jp/teaching/teaching.html 授業記録 ここには現在および過去の茨城大学理学部における授業 (の一部)についての記録が収められています。 <URLリンクは省略する> 微積分 関数解析 常微分方程式 カタラン数学 集合と実数 集合入門 行列代数 群論入門 実数入門 ルべーグ積分 フーリエ解析 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/285
286: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 21:19:29.18 ID:rio6lBme >>228 ガロア理論関連 「置換群に翻弄された方程式の可解性―ガロア理論再考 上野孝司 2016」面白いよ。わずかP6だからすぐ読める。初心者は一読の価値あり!(^^; http://hooktail.sub.jp/ 「物理のかぎしっぽ」 http://hooktail.sub.jp/contributions/galois16529.pdf 置換群に翻弄された方程式の可解性―ガロア理論再考 上野孝司 2016 年6月7日 (抜粋) 筆者は別稿『響きあうガロアとガウス―正 17 角形の作図問題』で、ガロアの理論とガウスの考えた f 項周期 (拡大体の基底)を基に正 17 角形が作図できることを示したが、本稿ではガロア理論を再考することによって 代数方程式の可解性について概略を述べる。ガロア理論の中心的な定理――体と群の一対一対応――を概説し て、それを方程式論に適用する。そして、何百年もの間、ひとびとを悩ませてきた一? 般代数方程式の可解性の ? 帰趨が、極めて一般的で普遍的なガロアの基本定理の論理的枠組みに内包されつつも、最終的には対称群(置 換群)Sn のテ? ク? ニ? カ? ルな性質の一端(擬人化すれば性格)に翻弄されたことは驚くべき事実である。その普 ? 遍性と個別性の大きな格差を見破ったガロアの慧眼に敬意を表しつつその舞台裏を明らかにする。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/286
287: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/04/27(木) 21:34:59.95 ID:rio6lBme 昔、服部 昭先生の「現代代数学 (近代数学講座)」を読んだが、”むず”かった。歯が立たなかったな〜(^^; ただ、「代数拡大は単項拡大になる」みたいな定理があって、それだけ覚えている ”圏とホモロジー”か・・、あったかも・・、あったような気がする・・ 読んでて楽しかったが、難しすぎて、置き場が無くなったので整理してしまった。他のガロア本を読んだので(^^; (いまなら、もう少し読めるかも・・) https://www.amazon.co.jp/dp/4254116519 現代代数学 (近代数学講座) 単行本 ? 2004/4 服部 昭 (著) 内容(「BOOK」データベースより) 本書は代数学の基礎的部分についての概説である。読者としては数学専攻の3、4年次またはこれに準ずるものを想定している。従ってここでは代数学の最も合理的な体系づけとか、著者の代数学に対する感じ方の表明とかが目標ではなく、基礎的素材の取り扱いと代数学的考察の具体例を示すことが主眼になる。 内容(「MARC」データベースより) 「近代数学講座」シリーズの第1巻では、代数学の基礎的部分について概説し、基礎的素材の取り扱いと代数学的考察の具体例を示す。群、環、加群、圏とホモロジー、可換体、ガロア理論などで構成。1968年刊の再刊。 単行本: 226ページ 出版社: 朝倉書店; 復刊版 (2004/04) トップカスタマーレビュー 5つ星のうち 3.0内容は星4つだが初心者向きでないので総合評価は星3つ 投稿者 カスタマー 投稿日 2004/5/13 形式: 単行本 この本が書かれてから40年近くが経過しているが、多くの事項が網羅された代数学の本としての内容は古びていない:例をあげると、位相群や代数極限を解説した後にガロワ・コホモロジーの初歩まで言及されている。しかし、全体の記述は極めて"terse"であり(初学者の)通読には向かない。 また、現在の観点からすると可換代数や非可換代数、体の超越拡大等の更なる解説が望まれるし、代数体の初等的な議論が欲しいところである。 著者による改訂はもう物故されている由で望むべくも無いが、この本の精神を生かしつつもう少し初学者向きに編集し、かつ上記の話題を補う試みが為される事を切望する。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/287
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