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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む34 [無断転載禁止]©2ch.net (686レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む34 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/
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13: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:39:13.55 ID:Bct9UQQT >>12 つづき 数学セミナー201511月号P37 時枝記事より 「もうちょっと面白いのは,独立性に関する反省だと思う. 確率の中心的対象は,独立な確率変数の無限族 X1,X2,X3,…である. いったい無限を扱うには, (1)無限を直接扱う, (2)有限の極限として間接に扱う, 二つの方針が可能である. 確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ. (独立とは限らない状況におけるコルモゴロフの拡張定理なども有限性を介する.) しかし,素朴に,無限族を直接扱えないのか? 扱えるとすると私たちの戦略は頓挫してしまう. n番目の箱にXnのランダムな値を入れられて,ある箱の中身を当てようとしたって, その箱のX と他のX1,X2,X3,・・・がまるまる無限族として独立なら, 当てられっこないではないか−−他の箱から情報は一切もらえないのだから. 勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,無意識に(1)に根ざしていた,といえる. ふしぎな戦略は,確率変数の無限族の独立性の微妙さをものがたる, といってもよい.」 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/13
14: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:39:48.50 ID:Bct9UQQT >>13 まず、数学セミナー201611月号の記事で、引用していなかった部分を、以下に引用する(^^; ”ばかばかしい,当てられる筈があるものか,と感じられるだろう. 何か条件が抜け落ちているのではないか,と疑う読者もあろう.問題を読み直していただきたい. 条件はほんとうに上記のとおり.無限個の実数が与えられ,一個を除いてそれらを見た上で,除いた一個を当てよ,というのだ. ところがところが--本記事の目的は,確率99%で勝てそうな戦略を供することにある. この問題はPeter Winkler氏との茶のみ話がてら耳にした.氏は原型をルーマニアあたりから仕入れたらしい.” この部分を掘り下げておくと 1.時枝氏は、この記事を、数学の定理の紹介とはしていないことに気付く 2.”Peter Winkler氏との茶のみ話がてら耳にした.氏は原型をルーマニアあたりから仕入れたらしい.”と 3.まあ、お気楽な、おとぎ話とまでは言ってないとしても、その類いの話として紹介しているのだった ついでに”コルモゴロフの拡張定理”について、時枝記事は>>6に引用の通りだが 1.”確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ.(独立とは限らない状況におけるコルモゴロフの拡張定理なども有限性を介する.)”と そして、”しかし,素朴に,無限族を直接扱えないのか? 扱えるとすると私たちの戦略は頓挫してしまう.”とも 記事の結論として、”勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,無意識に(1)に根ざしていた,といえる. ふしぎな戦略は,確率変数の無限族の独立性の微妙さをものがたる, といってもよい”と締めくくっているのだった 2.言いたいことは、”コルモゴロフの拡張定理”を使えば、この時枝解法が成り立つという主張にはなってないってこと 3.そして、”コルモゴロフの拡張定理”を使ってブラウン運動を記述できるなら、ブラウン運動こそ、”他から情報は一切もらえない”を実現しているように思えるのだが? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/14
15: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:42:02.18 ID:Bct9UQQT >>14 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/12 さて、時枝記事についての過去スレの議論をまとめておこう 私スレ主は、時枝解法は成り立たないと思っている。その理由は次の通り 1.時枝自身が「n番目の箱にXnのランダムな値を入れられて,ある箱の中身を当てようとしたって,・・・当てられっこないではないか−−他の箱から情報は一切もらえないのだから.」と つまり、時枝自身が認めているような、”ランダムな値”が可能なら、時枝解法の反例成立 2.さて数学から離れて、自然界には”乱数”というものがある。 例えば右のサイト 「乱数列」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B1%E6%95%B0%E5%88%97 そういうものから、ランダムな値を発生させることが可能だと 3.数学界でも、ブラウン運動の数理がある。>>xxの引用とか、過去スレ http://www.math.u-ryukyu.ac.jp/~sugiura/2010/sde10.pdf 数理解析学特別講義?確率微分方程式 杉浦誠 琉球大 2010 で、「コルモゴロフの拡張定理→ブラウン運動という流れ」が説かれている。強調したいことは、>>6の「コルモゴロフの拡張定理を使って、完全にランダムな」状況を構成したと http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/15
16: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:43:30.80 ID:Bct9UQQT >>15 つづき http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/15-17 4.ところで、>>6の”いったい無限を扱うには,(1)無限を直接扱う,(2)有限の極限として間接に扱う,二つの方針が可能である.”という話から、数学的帰納法の話が過去スレで盛んになった 数学的帰納法の話は、まだ決着しておらず、進行中だ 5.過去スレで、Tさんは、”独立性の定義から「互いに情報を得られない箱は常に有限個の組」でしかなく”過去スレ>>242という予想を立てて、時枝解法は成り立つと主張した 対して、私スレ主は、過去スレ>>290に示すように、Tさんの予想が成り立たないことについて、証明らしいことを書いた。これのフォローは過去スレ>>291>>293に書いた (証明の骨子は、”時枝の定義:「確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義される」”から、”互いに情報を得られない”=”互いに独立”=”独立”、と3つの用語が同義であるとして、矛盾を導くもの) 6.残念ながら、過去スレ>>290の証明に突っ込みが無いけど(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/16
17: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:44:11.80 ID:Bct9UQQT >>16 つづき 7.さて、私は、時枝解法を過去スレ>>163で、「時枝パラドックス」名付けた パラドックスの意味は、過去スレ>>228 パラドックスとは https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 での狭義「論理的な矛盾」としたい 9.ここら辺りから、過去スレ>>173 数学と無限 無限のパラドックス 2007年 渕野昌(中部大学) http://fuchino.ddo.jp/chubu/method-math-WS06-hoko-inf.pdfから P17”帰納法を含まない数学は矛盾しない (フォン・ノイマン,小野勝次etc.).不完全性定理(K. ゲーデル1931) 帰納法を含む数学が矛盾しないことは証明できない(ことが証明できる).ほとんどの数学理論は矛盾しないことが,上のゲーデルの定理の仮定している立場を弱めると証明できる(K. ゲンツェン,竹内外史etc. )” という話になって、数学的帰納法の話に発展した。 10.まあ、”数学的帰納法に反例がある”と皆が真顔でいうから、こっちらも脳波がくるってしまった。みなさん、人がわるいから、乗せられてしまった(^^; 数学的帰納法は、よく調べると、過去スレ>>330 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E7%9A%84%E5%B8%B0%E7%B4%8D%E6%B3%95 数学的帰納法 にあるように、「ペアノ算術などの形式な体系では、数学的帰納法を証明に用いてよいことが公理として仮定されるのが普通である。 つまり、形式的には、自然数の性質から数学的帰納法の正しさが証明できるのではなく、逆に自然数の本質的な性質を与える推論規則として数学的帰納法が仮定される、ということになる。」と 勉強になりました。m(_ _)m http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/17
18: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:46:23.70 ID:Bct9UQQT sage http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/18
19: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:46:36.76 ID:Bct9UQQT >>17 つづき 11.以上、時枝パラドックス(論理的な矛盾)について述べてきたが、では、解法のどの部分に問題があるのか? 思うに、過去スレより ”現代確率論からすれば、測度論(完全加法族)をベースとして、確率が基礎づけられなければならない ところが、時枝のの無限の実数列のしっぽの同値類から商集合をつくって、代表元から決定番号を決め、確率を論じるところで 時枝がで、カミングアウトしているように、「R^N/〜 の代表系を選んだ箇所で選択公理を使っている.その結果R^N →R^N/〜 の切断は非可測になる.」と まあ、「非可測になってますよ」というベースで、果たして正確に確率が計算できるのかどうか? そういう目で見ると、”この仮定が正しい確率は99/100”>>4のところが、直観に頼ってしまって、実は数学的な証明がなされていないことに気付く いま私が考えているのは、時枝パラドックスで、一番あやしい部分がここじゃないかと(^^;” 12.あと、無限数列のしっぽによる同値類分類も、従来の数学では見ない斬新な(皮肉に言えば奇妙奇天烈な)同値類分類 無限数列のしっぽによる同値類分類の数学的意味(例えばそれで何が言えるのか?)が、分からないので、 過去スレ の”数学考究2 確認小テスト解説(10-8) 落合理 大阪大学 20151008” http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/kaitou_short_exam151008.pdf なども読んだ 「係数が無限個0 でないものもゆるす形式的べき級数K[[X]] を考えると, V = K[[X]] もK ベクトル空間であるが, 次元は非可算無限である.」という いやはや、難しい。”次元は非可算無限”? なんとなく分かったような分からないような 13.従って、いま思っているのは、無限数列のしっぽによる同値類分類という奇妙奇天烈な手法と、「非可測になってますよ」というベースで決定番号の確率を計算するという数学的に未証明な部分との隙間に、トリックがあるのかなと 以上過去スレからの”時枝パラドックス(論理的な矛盾)”の現状まとめでした http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/19
20: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:48:00.45 ID:Bct9UQQT 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/77-79 >そもそも「箱入り無数目」の記事に対して間違ってるという人が >記事の問題の設定から矛盾を導く証明を示す義務があると >思ってます 1.一つは、それは双対だな(下記)。世間的でいう、お互いさま 2.批判・批評は表現の自由だ。というか、数学から批判・批評の精神が無くなったらまずいだろうよ・・(^^ 3.また、正しいことが、世間に理解されるのに時間が掛かることがある。しかし、正しければ、時間は掛かっても、徐々に理解が浸透する場合が多い。今回の時枝記事ガセもそうなるだろうし、現実にそうなっている 4.時枝正という”えらーい”権威のある先生が、数学セミナーという主に大学1〜3年向けの雑誌に記事を書いた。結構怪しい内容でね。書いている本人が半信半疑のような書き方なんだ〜(^^ こっちは、それに食いついたんだ〜(^^ 5.みんなが権威に負けて、記事を盲信しているときに、一人それを批判してこそ値打ちがあるというもの。記事を盲信しているが多ければ多いほど、こっちとしては面白いんだ(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E5%AF%BE (抜粋) 双対とは、互いに対になっている2つの対象の間の関係である。2つの対象がある意味で互いに「裏返し」の関係にあるというようなニュアンスがある。 目次 1 数学における双対概念 1.3 論理の双対 1.6 圏の双対 下記単なるTV番組だが・・、正解者が少ない問題で正解するところに値打ちがある(^^; https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE3%E5%89%B2%E3%81%97%E3%81%8B%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8_%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%83%E3%82%80%E3%81%97%E3%81%A1%E3%82%85%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%82%AB!%E5%84%AA%E8%B6%8A%E9%A4%A8 日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館 概要 2015年1月9日23:15 - 翌0:15に放送された単発番組『日本人の3割しか知らないこと ワリサン』が好評だったことから、レギュラー化された[1]。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/20
21: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:48:42.27 ID:Bct9UQQT 過去スレより再録 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/239 239 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2017/04/26(水) 09:42:54.35 ID:HKIfusLx 前ふりで、確率論、下記をどうぞ http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/index-j.html 原隆(数理物理学)のホームページ 九州大学 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/lectures-nagoya.html 前任校にて原の担当していた学部・大学院の講義について紹介します.2004 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/03/agora03.pdf 確率論で見る自然現象 数学アゴラ 高校生向け 講義ノートの改訂版 原隆2003 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/grad_pr02.html 確率論 I,確率論概論 I 学部4年・大学院向け,2002年度春学期 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/pr-grad-all.pdf 確率論 I,確率論概論 I 講義のレジュメをまとめたもの (2002.10.08) http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/omni02.html 確率論(オムニバス)の一部 2003 http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/omnibus030120.pdf 確率論(オムニバス)原の担当分の講義ノート,暫定版 (2003/1/20)(2002 年秋学期,名大三年生向け) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/21
22: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:49:25.00 ID:Bct9UQQT >>21 つづき 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/240 (抜粋要約) 2017/04/26 で困るのは、確率論の常識がないってこと 時枝問題(「箱入り無数目」数学セミナー2015.11月号) http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/2-6 ・箱がたくさん,可算無限個ある ・そこに、私がまったく自由に実数を入れる ・もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け. 勝つ戦略はあるでしょうか? ・時枝記事の結論:勝つ戦略はある ・閉じた箱を100列に並べ、無限数列のしっぽで同値類分類する方法で。100列でなく、もっと増やせる ところで、”まったく自由”だから、>>239で引用した確率論のランダム現象の数理と真っ向対立する ランダム現象の数理を利用して、私が実数を入れたとする。当然、どの箱の数もランダムで、どう並べ替えようとランダムだろう もし私が入れる実数を見ていないとか、あるいは、箱にはなんの目印もなく並べ替えたら外見からは違いが分からない・・ まあ、並べ替えたら、なにがなんだか、入れた私にも分からない・・。当てられるはずがない・・ とまあ、”まったく自由に”だから、>>239で引用した確率論のランダム現象の数理と真っ向対立するんだ そういう、確率論の常識がないってこと そこらの事情を端的に言ったのが、”確率論の専門家”さん ところが、High level people たち、確率論の常識がないから、彼の言っていることが真に理解できてないんだろう。そのときは、平伏していたのにね・・ で、考えてみると、この記事のネタは、「無限数列のしっぽで同値類分類する方法」ってところが、笑いの肝(キモ)なんだろうね 大学数学科1年とか2年で、無限をおそわって代数の商集合(同値類分類)が、ちょっと分かってきたあたりの人に受ける でも、大学数学科3年とか4年で、確率論の常識が分かると、もう面白くもなんともない 当時チョウチンをつけていた大学数学科1年とか2年たち、進級してレベルアップしていったんだろう (High level people たちは)大学数学科など、良質な情報に触れる機会もないから、いつまでもそのままだ・・ それが分からない人たちは、どうぞ、スレ28 へ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/22
23: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:51:29.16 ID:Bct9UQQT 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495369406/562 2017/05/26 さて、 1.過去1年半ほど、このスレで「時枝記事はガセか、正しいか」で議論してきた。いまさら、堂々巡りのような気がする今日この頃 2.で、2017/01/02(月)に、High level people たち、スレ28を立てた http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1483314290/ だ 3.だから、棲み分けしませんか? ”記事は正しい”と思う人は、どうぞスレ28へ。そして、中断されている”記事は正しい”の議論を数学的に完成させてください (完全な証明までは求めません。が、証明のあらすじでも可。但し、分散されたレスをつなぎ合わせないと分からない状態ではなく、連続したまとめスレを作ってもらえればありがたい。だれが見ても分かり易いというのが理想だ。) 4.こちらのスレ32などでは、「時枝記事が成り立たないことを前提として、時枝記事がなぜ成り立たないか? なぜ、成り立つように見えるか」を議論したい。 確率論については、例えば、>>12に示した原隆先生”確率論 I,確率論概論 I 講義のレジュメ”PDFの最初の方を参照して貰えば良い(これに限らないが出典明示で可) http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/pr-grad-all.pdf 例えばP25より 抜粋 「2.4.1 無限直積空間の構成(少しadvanced) 2.1.1 節で有限個の確率空間の直積を定義した.ここでは無限個の確率空間の直積が必要にな る.つまり,確率空間の無限列(Ωi,Fi, Pi) (i = 1, 2, 3, . . .)の直積(Ω,F, P) を作りたい.しか し,2N は非加算無限(!)であるため,有限個の時のようには構成できない.そこで,以下の ように可測集合を限定して作っていく. 定義2.4.2 (無限個の確率空間の直積) 確率空間の無限列(Ωi,Fi, Pi) (i = 1, 2, 3, . . .)の直積 (Ω,F, P) は以下のように構成する. ・・ ようやく,大数の強法則の正確な意味を理解できるようになった.つまり,大数の強法則では, 上のようにして構成した確率空間で考える.その結果,この確率は1 である(つまり,SN/N がμ に概収束する),と主張している」 辺りが、一つの議論の手がかりかと思う (もっとも、こちらは、確率論の専門家ではないので、あまり深い議論はついて行けないと思うが・・(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/23
24: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:52:22.95 ID:Bct9UQQT sage http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/24
25: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:52:31.37 ID:Bct9UQQT >>23 過去スレより再掲(無駄な議論の繰り返しを避けるために) http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1492606081/101 101 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2017/04/23(日) 07:53:46.56 ID:cvHfhso/ [5/35] (抜粋) まあ、時枝問題については、High level people たちは、”確率論の専門家”が来たとき、平伏していたんだよね(下記 2016/07/04) それを忘れて、”確率論の専門家”が居なくなったら、また「時枝記事正しい」とか言い出したんだ・・(^^ 過去スレ 20 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/541-565 (抜粋) 541 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2016/07/04(月) 00:04:35.65 ID:hgUPmIoq [1/10] >>538 > 可算族に対しては(1)も(2)も同値となる ありがとう、勉強させてもらった このスレにはそこまで理解している人間はいなかった 貴方がもっと早く現れていれば無駄な議論を重ねずに済んだのだが 542 名前:132人目の素数さん[] 投稿日:2016/07/04(月) 00:06:31.30 ID:1JE/S25W [1/3] 時枝氏の主な主張は次の2つだろうだろう 1. 確率論を測度論をベースに展開する必要が無い 2. 無限族の独立性の定義は微妙 しかし1に関していうと時枝氏の解法は,現在の測度論から導かれる解釈のほうが自然. (当てられっこないという直感どおり,実際当てられないという結論が導かれる) 2に関して言うとそもそも時枝氏の勘違い. 時枝氏の考える独立の定義と,現代の確率論の定義は可算族に対しては同値である つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/25
26: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:53:19.46 ID:Bct9UQQT >>25 つづき http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/541-565 544 返信:132人目の素数さん 2016/07/04(月) 00:19:16.71 ID:EwZDjjf/ >>542 >2に関して言うとそもそも時枝氏の勘違い. >時枝氏の考える独立の定義と,現代の確率論の定義は可算族に対しては同値である ここに関しては「任意の有限部分族が独立のとき、独立」という定義そのものが有限の極限として扱うって立場だろうってことだと思う だから同値なのは当たり前 そうじゃなくて"有限個のときみたいに無限個を全部眺めて独立性を判断する"ような扱いをすれば直観に根ざした結論が得られるだろう …と思ったけど(1)と(2)の二つの方針が可能であるって言ってるから読み違えてる気がしてきた 545 名前:132人目の素数さん 2016/07/04(月) 00:42:34.67 ID:hgUPmIoq [3/10] >>542 時枝氏の考察の不備はともかく、パラドックスの出来は秀逸だと思ったが。 貴方みたいに確率論に詳しいと全く面白くないのだろうか笑 564 名前:132人目の素数さん[] 投稿日:2016/07/04(月) 22:05:22.22 ID:1JE/S25W [3/3] >>563 ごめん,少し誤解があった 時枝氏の方法は「確率は計算できない」が今の確率論の答えだと思う. 確率0というのは,可測となるような選び方をしたら,それがどのような選び方でも確率は0になるだろうってこと 残す番号を決める写像Nが可測で,また開けた箱から実数を決める写像Yが可測ならば P(X_N=x)=0が導かれるだろう 565 名前:132人目の素数さん 2016/07/04(月) 22:43:48.47 ID:hgUPmIoq >>564 レスありがとう ここから先、話が数学的ではなく恐縮なんだけど、 率直にどんな感想をもつか貴方のコメントがもらえたらと思う (以下略) (引用終り) 103 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2017/04/23(日) High level people たち、数学的でない話をしているんだ・・(^^ だったら、スレ 28でやってくれよ。 28 (High level people が時枝問題を論じるスレ) (引用終り) まあ、要するに、話は全く逆で、数学的には一度決着している それを、非数学的な話で蒸し返しているのが、High level people たちなんです(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/26
27: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:54:43.23 ID:Bct9UQQT >>26 つづき 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/145 全く立場が逆ですよ。 素人さん:(文系)High level people =(文系)High level people : 時枝記事ガセ(スレ主) 追伸 繰り返しますが、どうぞ、スレ28で証明を完成させてください。きちんと、確率変数の定義から初めてね・・(^^ 証明を完成を待って、スレ28で、証明のギャップ探しと指摘をさせて頂きますので、よろしくね・・(^^ http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/162 大学レベルの確率論の初歩を学んだ人には分かるように書いて行くつもりだ(^^ もっとも、私自身は、本当の専門レベルにはとても到達しない初歩の初歩だけどね(^^ まあ、私がHigh level people との議論に参加する場合は、下記2つだけだ 1.スレ28ないしこのスレでも良いが、君たち自信が納得できる時枝解法成立の数学的証明がそれなりに完成したとき(完全でなくともあらすじでも可) 2.時枝解法不成立が理解できて、その上で「なぜ成立するように見えるのか?」の議論になったとき それ以外では、時枝解法を論じるための大学レベルの確率論の初歩を学んだとは言えないだろう 議論が無駄 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/27
28: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:56:10.44 ID:Bct9UQQT >>27 つづき http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/274 古いがスレ17より、下記再録(『箱入り無数目』のスレ全体の最初の書き込みだ) http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/math/1448673805/ 314 名前:132人目の素数さん[sage] 投稿日:2015/12/20(日) 11:37:12.83 ID:d5oIGObW [1/10] 数学セミナー2015年11月号の記事『箱入り無数目』より要略 --------- [問題] 可算無限個の閉じた箱がある。1つの箱には1つの実数が入っている。 貴方は1つの箱を選び、それ以外の全ての箱を開いて中の数字を見ることができる。 貴方は選んだ箱の中の数字を当てることができるか? 答えは『(選択公理を用いて)できる』。 しかし直観的には不可能だ。各々の箱の数字は独立なのだから、 ある1つの箱について他の箱から意味のある情報が得られる訳がない。 この戦略は選択公理を用い、非可測集合を経由する。それがイケナイと片付けるのは面白くない。 筆者には確率変数の無限族の独立性の微妙さを物語っているように思える。 --------- (引用終り) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/28
29: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:56:48.22 ID:Bct9UQQT >>28 つづき これは、High level people の一人、当時私が”TA”さんと呼び、その後自称”T”となり、いま名無しにして正体を隠す その人が書いたもの まあ、要約すると、下記 1.時枝先生は「箱の中の数字当ては、『(選択公理を用いて)できる』」と 2.「直観的には不可能だ。各々の箱の数字は独立なのだから、ある1つの箱について他の箱から意味のある情報が得られる訳がない。」(これが、普通の可測集合による現代確率論の結論) 3.「この戦略は選択公理を用い、非可測集合を経由する。それがイケナイと片付けるのは面白くない」「確率変数の無限族の独立性の微妙さを物語っているように思える。」 と で、これは、このままでは数学ではない。随想文学だろう だから、おとぎ話か、与太記事だと 2016/07/03(日) に、確率論の専門家さんがやってきて、時枝の勘違いだと、結論を下した で、数学的に正しいというなら、非可測集合を経由する確率論を作るか、あるいは、どこか外国にでもそのような確率論があれば、引用して スレ28で、時枝解法成立の証明をすれば良い(^^ それが出来ないものだから、他人を攻撃してばかり。それ、文系ならディベートだが、数学では無意味。他人を論難しても自分の証明の代用にはならないぜ(^^ おわり http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/29
30: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:57:49.06 ID:Bct9UQQT sage http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/30
31: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 18:57:55.13 ID:Bct9UQQT >>30 つづき http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/279-280 279 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2017/05/29(月) 17:19:52.45 ID:IKiw8fcW [22/58] 多分、なんか人違いしていると思うけど・・(^^ >>判別する方法(実行方法)が与えられていない >そもそも「実行可能性」については言及してないので 全文引用しておくよ(^^ https://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1483075581/6 6 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2016/12/30(金) 14:29:01.59 ID:zFouRTR2 [6/23] 前スレより 651 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2016/12/03(土) 18:40:32.23 ID:6Rgz8i9T [39/39] 時枝記事の問題点>>114-115 を、まとめておく 1.そもそも、可算無限の数列のしっぽなんて、「同値から推移律確認! はいおわり」 それですむ話じゃないだろう 2.コーシー列はヒルベルト空間内だが、時枝記事のR^Nはヒルベルト空間外。ヒルベルト空間外の数列は扱いが難しい。ま、そこらがトリックのネタだろう 3.”しっぽが一致する”を実際の数列について、判別する方法(実行方法)が与えられていない(絵に描いた餅だ。数列の最初から見て行っては終わらない) 4.決定番号があやしい。特に、決定番号の確率分布がすそが重い(超ヘビー)確率分布になるから、99/100が言えない(∵大数の法則も中心極限定理も不成立だから) 5.さらに、確率分布の変数として、決定番号を見たときに、定義域は[1, ∞)となる。だから、∞まで考える必要がある。この点からも、99/100は簡単に言えない 6.0〜9の数を箱に入れる極簡単なミニモデルでも、可算無限数列のしっぽは、現代数学では扱えない (このミニモデルでは、実数の無限小数展開と平行して論じられるので、便利なのだが) まして、任意の実数が箱に入る場合(つまり1つの箱に連続無限大の自由度があるモデル)においておや (引用終り) これ、「私は、時枝記事が成り立たないことを前提として 時枝記事がなぜ成り立たないか? なぜ、成り立つように見えるか」 という視点から見ていることを忘れないで下さいね(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/31
32: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [sage] 2017/06/04(日) 19:16:35.76 ID:Bct9UQQT 過去スレより http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1495860664/366 2017/05/30 (抜粋) >>330 >数学科で習うようなペダンティックな理論は無駄でしょう >>337 >ええ、あなたは工学屋らしく解析学やってればいいんじゃないですか? >>351 >仕事の役に立たないからやめときな >ガロア理論知っても代数方程式は解けない (まとめレス) 1.あなたは、数学科卒業生で、中学高校の数学教師の資格だが、教師だったことはありませんと 2.で、いま仕事についているのか、はたまた、その仕事では数学が生かせていないのか不明だが、まあ、少なくとも仕事の経験はあるんでしょうね 3.”仕事の経験はある”前提で話をすると、”仕事に役立つ数学”だけを勉強するということは、非常に困難だと分かるでしょ? 未来予測的中が必要だから・ 4.数学など、一つ上のレベルを勉強しておくことが、有利に働く場合は多い。例えば、高校数学で微積をやってもそれだけ使える人は少ない。大学レベルの勉強をすると、高校レベルが易しく見えるだろう 5.また、現実の社会で起きる課題は、試験問題とは違って、問題を数学の俎上に乗せることからやらないと行けない場合が多い (試験問題みたいに、綺麗な式が与えられていたり分かっている場合はまれ) 6.時代が変われば、要求される数学の質や量が異なる。例えば、エクセルが普及して、高等関数は使い易くなった。が、数学の知識がないと式が組めないだろう 7.さらには手作りの数学が必要になる場合もある。例として、有限要素法だとか。また、大規模マトリックスの効率的計算アルゴリズムの設計とかね 8.企業では、短期間に自分の直面する問題の知識を仕込まないと行けない場合が結構ある(一夜漬けともいう*))。数学でも同じだ。数学のレベルを高めておくと、「短期間に」という部分が可能になる *)試験で言えば、カンニング的な、問題文を読んでから教科書の該当箇所を見て答えを書く。教科書の該当箇所を正確に見つけて、正確に当てはめをする必要があるね まあ、そうことで、目先の役に立つ勉強も大事だが、理系にとって、数学は上記のように、仕事が密接に数学と関係しているので、数学を勉強しておくメリットはあるんだよね(^^ まあ、自分の趣味と実益とを兼ねてね(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1496568298/32
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