[過去ログ] 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む35 [無断転載禁止]©2ch.net (667レス)
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(7): 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む 2017/06/26(月)22:54 ID:fEMhvHu0(11/23) AAS
>>230 つづき

A5.さらに、代表番号の確率を考えるために、重み付き確率を考えよう
 1)まず、時枝>>12にならって、代表の数列r、問題の数列s = (s1,s2,s3 ,・・・),決定番号dとし, dから先のしっぽは一致とする
  r = (r1,r2,r3 ,・・・,rd,rd+1,rd+2,rd+3 ,・・・)。で、数列sを書き直すと
  s = (s1,s2,s3 ,・・・,rd,rd+1,rd+2,rd+3 ,・・・)。差を取ると、しっぽが消える
  Δ(s,r)= s-r= (s1-r1,s2-r2,s3-r3 ,・・・,sd-1 - rd-1) ( = (s1-r1,s2-r2,s3-r3 ,・・・,sd-1 - rd-1,0,0,0,0,・・・) が正確だろうが、しっぽは無視できる)
 2)だから、s1-r1=b1,s2-r2=b2,s3-r3=b3 ,・・・,sd-1 - rd-1=bd-1 と書き直すと
  Δ(s,r)= (b1,b2,b3 ,・・・,bd-1)となる。ここで、定義から、bd-1 not=0であることにご注意(0とすると、決定番号dが変わる)
 3)ここで、まずはミニモデルとして、箱に0〜9の10通りの数を入れるとする。
  上記より、Δ(s,r)で、bd-1のみ1〜9の10−1通り、他のb1〜bd-2の箱は10通り。
省10
233
(6): 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む 2017/06/26(月)23:01 ID:fEMhvHu0(13/23) AAS
>>231 つづき

 7)ここで、最初に述べた、重み付き確率を考える。上記A3の重川先生のサイコロの記法に習って書くと
  Ω={1(1),2(9),3(90),・・i(10^(i-2)*(10-1)),・・,L(10^(L-2)*(10-2))}、ここで、3(90)などは”d=3なら90通り”の意味で、3の札が90枚とでも思ってもらえば良い。この場合、Ωの場合の数は、10^(L-2)*(10-1)だ
 8)A5に書いたように、ルーレットで、ポケットが10^(L-2)*(10-1)の物を考える。m=10^(L-2)*(10-1)とすると
  確率は、d=1なら1/m, d=2なら9/m、d=3なら90/m、・・、d=iなら10^(i-2)*(10-1)/m、・・、d=LならL(10^(L-2)*(10-2)/m。
 9)ここで、L→∞ を考える。つまり、大きさ無限大のルーレットを考えても良いし、ポケットと球をどんどん小さくしても良い。
  ともかくも、例えば1 <= d <= 0.9L(前半9割) の 範囲の数を取る確率は、→0に収束する。
 10)確率空間については、上記A3の場合に同じだ。
 11)そして、再度強調しておくが、上記1)〜4)までは、Δ(s,r)= s-rとして、数列の差を取ったので、しっぽが消える。だから、数列の長さLが、有限か無限かには関係なく、成り立つ
 12)(まとめ)
省9
236
(1): 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む 2017/06/26(月)23:08 ID:fEMhvHu0(16/23) AAS
>>204-205
どうも。スレ主です。
ええ、同意ですよ (=「決定番号が自然数である確率は当然1です」)
なお、>>229-233をご参照下さい。(長文ご容赦)
240: 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む 2017/06/26(月)23:14 ID:fEMhvHu0(20/23) AAS
>>211-213
どうも。スレ主です。
>>229-233をご参照下さい。(長文ご容赦)
241
(1): 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む 2017/06/26(月)23:19 ID:fEMhvHu0(21/23) AAS
>>217-218
どうも。スレ主です。
>>229-233をご参照下さい。(長文ご容赦)

>箱の列の数を増やしても「決定番号の集合をKとして、集合Kの濃度」は有限

意味が分かりません。100列なら決定番号は100個、n列なら決定番号はn個です
それ以上に、なにかありますか??
箱の列の数が有限なら、1つの列に一つの決定番号が決まるという意味で、決定番号は当然有限です

一方、>>219ID:PWssPK8Jさんが書かれているように、「決定番号の値域が自然数全体」だと
ここは、ポイントですね

つまり、>>231-233より、A5 5)〜9)に示しましたように、これを要約すると
省4
248
(1): 2017/06/27(火)06:34 ID:rhfpr7tM(1/3) AAS
>>231 >>233
長々と書いてるけど要は
「決定番号の確率分布が書き表せられない」
といいたいのかな?

そんなこと、今頃気づいたの?
288
(7): 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む 2017/06/30(金)21:18 ID:INb7Gqhx(15/26) AAS
>>287 つづき

そこで
問1:
P(K)=0, P(Ω)=1となるΩの定義を式で書いてください。
(2chに書きたくないなら別のところでも構いません。きちんと式で書いてください。)
※ここでK⊂2^Ω, K={k∈N | 1≦k<∞}である。
すなわちΩは自然数全体を含むことに注意せよ。
問2:
Kが加法族Fの元でP(K)=0ならば、Kの補集合K~もまたFの元でありP(K~)=1である。
このことに注意して、確率が1となる事象K~を明記してください。
省22
296: 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む 2017/06/30(金)21:57 ID:INb7Gqhx(23/26) AAS
>>288 訂正

Ωについて:>>231にならって、決定番号dは、1 <= d < ∞、代表の数列rによる同値類の集合をT, Tの元r, としよう。
 ↓
Ωについて:>>231にならって、決定番号dは、1 <= d < ∞、代表の数列rによる同値類の集合をT, Tの元s, としよう。
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