高校数学の質問スレ(医者・東大卒専用) Part438 (372レス)
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(1): 08/23(金)18:49 ID:xQPSXxbD(1) AAS
150:卵の名無しさん:2024/08/23(金) 06:33:17.51 ID:0RpmxFnA
尿瓶ジジイが本当に臨床統計を理解しているか確認する問題

原著論文の抄録を示す.
背景・目的:腰痛には心理的要因が影響していることが知られているが,心理行動学的介入が腰痛患者のQOLに効果があるかは不明である.本研究では,腰痛患者に対する認知行動療法が,患者の健康関連QOLに与える効果を検討する.
方 法:参加した50施設の整形外科外来に慢性腰痛で受診中の患者のうち,同意を得られた880名(平均年齢 ± 標準偏差 = 72.4 ± 4.5歳,男女比 = 1:1.2)を本研究の対象とした.ランダム割付けを行い,通常治療+認知行動療法を行う介入群と通常治療のみの比較対照群に分類した.ベースラインと12か月時点の健康関連QOLをSF 36 Health Survey日本語版〈SF-36〉の下位項目「活力」で測定し,スコアの変化量の2群間の差をt検定で解析した.Intention to Treat解析を用いた.
結 果:12か月の追跡率は70%であった.ベースラインのSF-36「活力」に2群で統計学的有意差はみられなかった.12か月後の「活力」の変化量は比較対象群と比べて介入群で統計学的有意な改善を認めた(P値 < 0.001).
結 論:慢性腰痛症に対する認知行動療法は健康関連QOLを改善させる.
 本研究結果を臨床応用するうえで最も確認したい論文中の情報はどれか.1つ選べ.

(a)P値(絶対値)
(b)各群の追跡率
省4
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