「名誉教授」のスレ2 (482レス)
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393: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 12:40:42.14 ID:y/tQADnI >>381 やっぱ、おっちゃんかよ(>>315) お元気そうでなよりです (^^ (引用開始) >箱入り無数目の「確率1-ε」を >「εが任意の正数なら、ε=0でも成立だろう」 任意の正の実数εに対して或る正の整数nが存在して 1/n<ε だから、 確率列を使ってその正の整数nのときについて 箱入り無数目と同様に考えた後、ε→0 とすると n→+∞ だから、ε→0 と極限を取れば、そう結論付けられる (引用終り) まあ、そういう解釈は可能ですね 下記 ”通常の実数に正の無限大 +∞ と負の無限大 −∞ の2つを加えた” 拡大実数を考えれば良い 高校の範囲では許されないが 大学数学では許される アホなおサルは 高校レベルの頭ですねw ;p) (参考) ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%A4%A7%E5%AE%9F%E6%95%B0 拡大実数 通常の実数に正の無限大 +∞ と負の無限大 −∞ の2つを加えた体系を言う http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/393
394: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 12:42:16.86 ID:y/tQADnI >>393 タイポ訂正 お元気そうでなよりです (^^ ↓ お元気そうでなによりです (^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/394
395: 132人目の素数さん [sage] 2025/01/05(日) 12:53:36.09 ID:lZWbJm9q まぁ、おっちゃんからは決して正しい数学が出力されることはないだろう ということは分かる。本当に脳みそ腐ってるレベル。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/395
396: 132人目の素数さん [sage] 2025/01/05(日) 13:09:32.19 ID:lZWbJm9q まず、解析一般に関して「εが任意の正数で成立するなら、ε=0でも成立する」 と思っている可能性がある。この誤りを明確に指摘したのは19世紀アーベル。 逆に言えば、アーベル以前はこのような誤りが見られたということで おっちゃんが同じ誤りをするのも、まぁありえる話だが、現代人として通用しないし 大学なら落第レベル。 箱入り無数目について言うと、εは箱を何列に分けるかによって定まる函数で 記事の中では有限列に分ける方法とその正当性しか示されていないのだから 勝手にその延長でn→∞、ε→0とできると想定するのはやはりアウト。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/396
397: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 14:45:19.63 ID:y/tQADnI >>391 >With Paul Garabedian, Schiffer worked on the Bieberbach conjecture with a proof in 1955 of the special case n=4. ここ the Bieberbach conjecture Jacob Korevaar>>333(下記) で ”for an essay on Louis de Branges de Bourcia's proof of the Bieberbach conjecture.[2]”とありましたね ド・ブランジュ先生は、何年か前のNスペのリーマン予想の番組で出ていましたね (参考)>>333より https://en.wikipedia.org/wiki/Jacob_Korevaar Jacob Korevaar He won the 1987 Lester R. Ford Award, and the 1989 Chauvenet Prize, for an essay on Louis de Branges de Bourcia's proof of the Bieberbach conjecture.[2] https://en.wikipedia.org/wiki/De_Branges%27s_theorem De Branges's theorem (Redirected from Bieberbach conjecture) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 複素解析では、ド・ブランジュの定理(de Branges's theorem)、あるいはビーベルバッハの予想(Bieberbach conjecture)と呼ばれる定理は、単位開円板から複素平面への単射的な写像を与えるための、正則函数の必要条件を与える定理である。これはルートヴィヒ・ビーベルバッハ( Ludwig Bieberbach (1916)) により予想され、最終的にはルイ・ド・ブランジュ(Louis de Branges (1985))により証明された。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5 ルイ・ド・ブランジュ(ルイス・デ・ブランジェス・デ・ボルシア、Louis de Branges de Bourcia、1932年8月21日 - )は、アメリカ合衆国の数学者[1]。 ビーベルバッハ予想の証明(1984年)後は、リーマン予想(GRH)を含む数学のいくつかの重要な仮説の証明に取り組み、2009年までに4度、リーマン予想の証明を発表したことでも知られる。 https://en.wikipedia.org/wiki/Louis_de_Branges_de_Bourcia Louis de Branges de Bourcia (born August 21, 1932) is a French-American mathematician. He was the Edward C. Elliott Distinguished Professor of Mathematics at Purdue University in West Lafayette, Indiana, retiring in 2023. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/397
398: 132人目の素数さん [] 2025/01/05(日) 15:02:04.34 ID:KOblwLnD >>386 >DR生が、DR論文の課題を与えられたが、その課題の意味が取れなかった >そこで、ある数学者に 課題の意味を教えて貰おうと 訪ねていったら >その場で、解答まで教えてくれたそうな >そのDR生は、それでDR論文を書いたとさ そういうDRは、数学で結果を残せないから、数学者になれない http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/398
399: 132人目の素数さん [] 2025/01/05(日) 15:04:05.46 ID:KOblwLnD >>387 >数学者の分類というのあって >ソルバーとか、予想を提出する人、反例を考える人 >みたいなこと・・ でも、検索して出た結果をコピペする人、は無いでしょ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/399
400: 132人目の素数さん [] 2025/01/05(日) 15:10:49.69 ID:KOblwLnD >>392 > お経の文言 お経を唱えるだけで悟りを得ることはない 数学書をコピペするだけで理解することはない あなたがいい例 残念ながらね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/400
401: 132人目の素数さん [sage] 2025/01/05(日) 16:41:44.28 ID:IcET1/i5 >>395 >>396 >箱入り無数目について言うと、εは箱を何列に分けるかによって定まる函数で >記事の中では有限列に分ける方法とその正当性しか示されていないのだから >勝手にその延長でn→∞、ε→0とできると想定するのはやはりアウト。 記事の拡張や一般化などを考えられない人であることは分かった 確率測度の列は ε-N の応用 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/401
402: 132人目の素数さん [sage] 2025/01/05(日) 17:04:34.56 ID:IcET1/i5 >>396 >まず、解析一般に関して「εが任意の正数で成立するなら、ε=0でも成立する」 >と思っている可能性がある。 任意の正の実数εでは有界で ε=0 では発散する関数という反例があるが http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/402
403: 132人目の素数さん [] 2025/01/05(日) 19:15:14.42 ID:KOblwLnD 任意のε>0についてNε>1となる自然数Nが存在する だからといってε=0についてNε>1となる自然数Nが存在する、とはいえない http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/403
404: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 19:28:12.93 ID:y/tQADnI >>398 >>その場で、解答まで教えてくれたそうな >>そのDR生は、それでDR論文を書いたとさ > そういうDRは、数学で結果を残せないから、数学者になれない ・人間万事塞翁が馬、禍福は糾える縄の如し >>338 ・確かに、そういう見方は否定しないが、下記 糸川英夫先生は 入試突破作戦で、「早く人生の最前線に立て」みたいなことを言っていて なるほどと思った ・あなたのいう、DRで自分で苦労した方が 実力がつくみたいなことね が、一方で 糸川英夫先は、レベルの低いところで 苦労しすぎても意味がない いずれ、最前線に立てば、必然 苦労するのだから、レベルの低いところで 苦労しすぎても意味がない(例えば、高校数学のチャートを答えを見ずに延々考えるみたく) ”チャートを答え”を、さっさと見ろ派が 糸川英夫先生 ・実際、下記 Paul Garabedianは、コンピュータの黎明期に、”computational fluid dynamics and plasma physics”を研究対象にして その分野の大家になったという Paul Garabedianが、だれにも相談せず 延々 Lars Ahlfors から与えられた課題を自力で考えたらどうなったか? もっと立派な数学者になったとか、あるいは”computational fluid dynamics and plasma physics”ではなく、別の分野の数学者になったか はたまた 大失敗で 不遇になったかもよ あなたのようなねww ;p) ・少なくとも、Paul Garabedian氏は、その道の大家・達人に相談するという、人生で大事な教訓をDR生の解題で学んだのだ。それだけは、言える。人生で大事なことを (参考) アマゾン 糸川英夫の入試突破作戦 (文春文庫 1983/12/1 書評 Inoo Tanaka / 田中猪夫 5つ星のうち5.0 教育は人が行うものであって、校名や校舎や設備が行うのではない! 2023年12月3日 糸川さんがテレビ番組に出演していたころ、子どもの学校のことで悩んでいるお母さんへアドバイスを行うことが度々あった。その反響が大きかったため、受験勉強に特化し、週刊文春に21回にわたって連載された入試突破方法をまとめた本だ。糸川さんの発想は、受験勉強にとどまらず、試験を通じ生涯にわたる自己啓発のきっかけを与えるものになっているためか、この著作は社会人にも大いに役立ったようである。たとえば、特定の大学や学校にあこがれる人がいるが、入学し、卒業し、社会人になってはじめて、大した学校じゃないと思ったときに人ははじめて一人前になるという。学校からの乳離れだ。自分の出た学校や学科はくだらないことばかり教えてくれたが、その学校に入るために入試準備自体は無駄にはならない。むしろ生きていくためのノウハウを獲得するのは受験勉強の間であって、入学後に学んだことは忘れ去ってしまうことがほとんどだという。 教育は人が行うものであって、校名や校舎や設備が行うのではない。志望校は自分を指導してくれる、もっとも尊敬に値する教師がいるかどうかで決めるべきだろうとしている。糸川さんの父親が担任の先生で南山小学校を選んだように、あるいは谷一郎先生(糸川さんの師)のように、教師の存在が一生を決めるという糸川さんの体験からの考えだろう。英語、数学、国語、理科、社会と具体的に科目別の対策もあるので、現代の受験勉強にも参考になるのではないだろうか つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/404
405: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 19:28:47.33 ID:y/tQADnI つづき en.wikipedia.org/wiki/Paul_Garabedian Paul Garabedian Paul Roesel Garabedian (August 2, 1927 – May 13, 2010) was a mathematician and numerical analyst.[1] Garabedian was the Director-Division of Computational Fluid Dynamics at the Courant Institute of Mathematical Sciences, New York University.[2] He is known for his contributions to the fields of computational fluid dynamics and plasma physics, which ranged from elegant existence proofs for potential theory and conformal mappings[3] to the design and optimization of stellarators.[4] Garabedian was elected a member of the National Academy of Sciences in 1975.[5] Education and career Born in Cincinnati, Ohio, Garabedian received a bachelor's degree from Brown University in 1946 and a master's degree from the Harvard University in 1947, both in mathematics. He received his Ph.D., also from Harvard University, in 1948 under the direction of Lars Ahlfors.[6] In 1949 Garabedian joined the faculty at the University of California as an Assistant Professor and became Associate Professor in 1952. In 1956, he moved to Stanford University as a Professor of mathematics. In 1959 he moved to the Institute of Mathematical Sciences [later renamed the Courant Institute] at New York University. In 1978 he was appointed the Director-Division of Computational Fluid Dynamics at the Courant Institute of Mathematical Sciences, New York University. In a long and fruitful academic career, Garabedian supervised 27 Ph.D. theses. The first was in 1953 (Edward McLeod) and the last came in 1997 (Connie Chen). (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/405
406: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 19:31:16.13 ID:y/tQADnI >>404 タイポ訂正 ・少なくとも、Paul Garabedian氏は、その道の大家・達人に相談するという、人生で大事な教訓をDR生の解題で学んだのだ。それだけは、言える。人生で大事なことを ↓ ・少なくとも、Paul Garabedian氏は、その道の大家・達人に相談するという、人生で大事な教訓をDR生の課題で学んだのだ。それだけは、言える。人生で大事なことを http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/406
407: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 19:37:03.05 ID:y/tQADnI >>399 (引用開始) >数学者の分類というのあって >ソルバーとか、予想を提出する人、反例を考える人 >みたいなこと・・ でも、検索して出た結果をコピペする人、は無いでしょ (引用終り) ふっふ、ほっほ 検索して、二つ重要な文献が見つかった その二つを組み合わせれば、求めている解(証明)が得られるとしよう そういうことって、あるんじゃないの? ああ、アホにはわからんわなw ;p) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/407
408: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 19:42:23.96 ID:y/tQADnI >>401 おれは、おっちゃんに賛成だよ あほサルは、相手にするな アホが感染する ”箱入り無数目について言うと”>>396 なんて、完全に論点ずらしだ! あほサルは、論点ずらし大杉 あたまが、ザルだ 数学に むいていない頭だよね w ;p) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/408
409: 132人目の素数さん [] 2025/01/05(日) 20:49:31.42 ID:KOblwLnD >>407 >検索して、二つ重要な文献が見つかった >その二つを組み合わせれば、求めている解(証明)が得られるとしよう >そういうことって、あるんじゃないの? そんなの検索する前にすでに論文書かれてるよ 数学者なめたらあかん http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/409
410: 132人目の素数さん [] 2025/01/05(日) 20:50:56.15 ID:KOblwLnD >>408 >おれは、おっちゃんに賛成だよ じゃ、相手しない 学ばない素人を相手しても時間の無駄だから http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/410
411: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 21:02:43.71 ID:y/tQADnI >>409 > そんなの検索する前にすでに論文書かれてるよ > 数学者なめたらあかん ふっふ、ほっほ 下記の小沢登高語録、コメント付き論文リストを読んでみなよ いまどきの数学の研究は、一人研究室に籠もって”沈思黙考”ではないと分るだろう ああ、君はオチコボレさんだったなwww ;p) (参考) www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~narutaka/lists.html 小沢 登高 コメント付き論文リスト ・[3] (With E.G. Effros and Z.-J. Ruan) On injectivity and nuclearity for operator spaces. Duke Math. J., 110 (2001) 489--521. doi:10.1215/S0012-7094-01-11032-6 上記の研究集会の最中に、KirchbergのC*環に関する定理が、証明をちょろっと変更するだけで、作用素空間に拡張できることに気付いた。これはEffrosとRuanが行っていた研究の穴を埋めるのにぴったりだった。99年6月に九州であったの日米セミナーのときEffrosに話したところ、その結果を引用してもいいかと聞かれた(と思った)ので、もちろんと答えた。後になって私の名前入りの共著論文が送られてきてびっくり。 ・[4] (With P.-W. Ng) A characterization of completely 1-complemented subspaces of non-commutative L1-spaces. Pacific J. Math., 205 (2002), 171--195. doi:10.2140/pjm.2002.205.171 IHP滞在中にEffrosの弟子のNgと知り合う。彼の出した問題の一つが解けたので、共同研究を始めることとなった。その後さらに別の問題が解けたので、それも載せることになった。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/411
412: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/01/05(日) 21:03:16.43 ID:y/tQADnI つづき ・[5] Almost completely isometric embeddings between preduals of von Neumann algebras. J. Funct. Anal., 186 (2001), 329--341. doi:10.1006/jfan.2001.3796 dvi これもNgが出した問題。99年10月にやった。あっちを叩けばこっちが出っ張るという状況の中、3週間ぐらい集中した。それまでの証明はすべて気合一発でやっていたが、これは方針を立ててひとつずつ証明していった。Kirchbergと無関係なネタもこれが初めて。 ・[7] Amenable actions and exactness for discrete groups. C. R. Acad. Sci. Paris Ser. I Math., 330 (2000), 691--695. doi:10.1016/S0764-4442(00)00248-2 math.OA/0002185 Paris第六大学に滞在していたとき、Guentner-Kaminkerのプレプリントを読んでいて、彼らの重要な見落としに気が付いた。この論文のおかげで、作用素空間の外でも名前が売れた。数学においても、競争という側面を無視するわけにはいかない。 ・[8] (With M. Junge and Z.-J. Ruan) On OL$_\infty$ structures of nuclear C*-algebras. Math. Ann., 325 (2003), 449--483. doi:10.1007/s00208-002-0384-7 math.OA/0206061 IHPにいた頃にRuanと話し合った。RuanがUIUCに帰って同僚のJungeに話したら、結果を改良してくれた。 ・[9] (With A. Kishimoto and S. Sakai) Homogeneity of the pure state space of a separable C*-algebra . Canad. Math. Bull., 46 (2003), 365--372. doi:10.4153/CMB-2003-038-3 math.OA/0110152 01年春MSRIに滞在していたとき、岸本・境の核型C*環の既約表現についての論文を見る。論文で使われている核型の仮定が必要であることを示すため、同室だった泉先生と反例探しをするが、捕まえられそうでいて捕まえられなかった。9月に京都であった研究集会の講演で境氏から証明の鍵が「従順性」であることを知らされる。林氏の勧めに従い、この「従順性」が核型を導くかどうかを確認したところ、意に反して実際には、それが任意のC*環に対して成り立つことに気が付いた。 ・[10] An application of expanders to B(\ell_2)\otimes B(\ell_2). J. Funct. Anal., 198 (2003), 499--510. doi:10.1016/S0022-1236(02)00107-6 math.OA/0110151 01年8月末にTAMUから東京に戻って数日後、Pisierから某氏がQWEP予想を解いたと主張していることを知らされる。さっそくプレプリントをダウンロードして読んでみたら、実際にはさらに強い(疑わしい)主張が述べてあった。反例を探すこと一ヵ月でようやく見つかった。反例の構成法をいじったところ、思いがけず別の問題が解けたので、論文にした。数学というものは、勢いさえあれば何らかの結果にぶつかるものだと思った。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1730952790/412
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